カフェは仕事がはかどる!

夕方東京入りし、1社訪問ののち、
19時半からずーっとこのカフェにおります。
夕食はサラダプレートを、おやつはスコーンを、
飲み物はコーヒーとロイヤルミルクティを。
あああ、仕事がはかどるはかどる。

店内の席は、9割がたいっぱいです。
仕事をする人、勉強をする人。
前の男性は「税法」について学び中。
一生懸命ノートに書きながら
覚えていらっしゃる様子。

周りを見渡しても、ぼーっとしている人は
まずいない。ほぼ全員が仕事&学びモードと
いうのにも、びっくり。勤勉だ!

居心地の良いカフェは、
仕事がはかどり、ついついオーバーワークに
なってしまいます。
あ、あと30分で閉店!
ラストスパート。あと一息頑張ります!

当たり前ではないこと

今朝起きたら、右足の土踏まずが痛い。
なんでだろう?と思いながらも、
スタスタ歩いていたら、だんだん痛みが増してきて、
夕方にはプックリと腫れてきました。
ケンケンしないと歩けないほどに・・。

元気に歩けて当たり前。
元気に目覚められて当たり前。
元気に食欲モリモリで当たり前。

当たり前と思っていたことは、
当たり前でないことに、
改めて気づかされたのでした。

『あなたが行きたいところに行くには、足が必要です。
進むためには足がいるのです。
足が痛いということは、前進するのを恐れていたり、
あるいは、未来を恐れているのかもしれません。
あなたの足の痛みは、あなたに決意するようにと
サインを送ってきているのです。
不安を持つ必要はまったくありません』。

「からだの声を聞きなさい」には、上記のようなメッセージが!
ふむ、これもまた然りです。
とはいえ、まずは明日病院に行って、
しっかりと診てもらうことにします!

効率と非効率

今朝も普通電車に揺られて目的地まで。
快速だったら30分で行けるところが、
普通電車だと1時間10分かかります。

「7分、快速の通過待ちをします」とか、
「時間調整で4分停まります」とか。
ゆったりモードで電車は動いていきます。
本を読んだり、ブログを書いたり、
CITTA手帳を書いたりと、私にとっては
朝の極上時間です!

改めて考えると、「効率」や「生産性」というのは、
「目的」によって変わってきますし、
一人ひとりの「主観」や「バリュー」と、
関わってくるようです。

30分で行ける、とか2倍かかった、とか、
目に見える数値だけではなく、
人はその行動になんらかの「意義」や「意味」を
見出しているので、一見ムダに見えることでも、
実は当の本人は楽しかったり、それによって、
結果、生産性が上がることもあるのだなあ、と
改めて気づいたのでした。

職場でも、「チームのメンバーと話している時間なんてない。
仕事!仕事!」ということでは、一体感や連帯感が落ちたり、
情報も共有されずに、結果、二度手間やミスにつながることもあります。
「効率化」のもと、大事なことまでやめてしまわないことですね。

しかし、そのためには、
周りと雑談含めてコミュニケーションが取れるように、
仕事の効率化を図ることも大事。
と、矛盾しているようですが、
その狭間で、どうバランスをとっていくか、に
面白さがあるように思います!

どんどん変わる

電車の中で、バッサバッサと折りたたみながら、
新聞を読む人がほとんどいなくなっていることに、
今朝、改めて気づきました。
紙の新聞を読んでいる人は、
なんとこの車両でたった一人、です。

我が家では、電子版と紙版、両方購読しています。
アナログな夫は紙。私は出張も多いので電子版が便利。
しかし、あのバッサバッサ感が好きなこと、
読み終えた!という達成感があることから、
テーブル上に置いてあると、ついついカバンに入れて
出かけます。
が、もはや電車の中では、読みづらい雰囲気。
新聞を取り巻く環境一つとっても、変化していますね。

さて、先日お会いした経営者の方は、
間接部門にRPAを取り入れ、業務の一部をデジタルレイバーに
委ねたことで、びっくりするほと効率化できた、
とおっしゃっていました。

もちろん、すべての仕事がロボット化するわけではありません。
今はまだ、「一定のルールが確立されている定型業務」や、
「大量のデータ処理」など、適している分野は限られています。

ロボットに奪われるというよりは、共生していくこと。
人は創出した余力を、きめ細やかな顧客対応や、
付加価値を生み出す仕事へと時間を費やすことができますし、
周りとのコミュニケーションをとり、協働する余裕も生まれます。

RPAは、「人が創造的な業務に取り組む土壌を作ってくれる」、
とも言えますね。
人事や経理、調達や営業事務といった分野にも
変革が起き始めています。
私たちの仕事は、大きな転換点を迎えていることを、
実感する今日この頃です。

書いたことは実現する

今までに、「紙に書いたことが実現した」という
実感を味わうことが、何度もありました。

最たるものは家!理想の間取りを書き、
数年すっかりそのことも忘れていましたが、
書類を整理していた時に、メモが出てきました。

なんと、そこには、今住んでいる家の間取りと、
寸分違わぬイラストが描かれていたのでした、
コワい!潜在意識にインプットされたのでしょうか。

脳は私たちが思っている以上に怠惰で、
「楽をしよう、楽をしよう」と思ってしまう生き物なのだそうです。
刺激も与えず、のんびりとした日々を送っていては、
これ幸いとばかりに脳は楽をしてしまいます。

もちろん脳の機能自体は絶えず活動し続けているので、
脳がアイドリング状態になっていることも大事。
だからこそリラックスや休息も取れるのです。
しかし、脳がアイドリング状態では、勉強や仕事で
成果を出すことはできないとのこと。
そこで脳をやる気その気にさせる方法が「書くこと」。

「○○になる」と書いたとき、人間は実際にそれを
達成しているところを想像しています。
それは「自分がなりたい姿になった瞬間」を
脳の中で想像しているにすぎないのですが、
その達成した気分を「いま、ここで」
前倒しでかみしめているのです。

まだその願望が達成されていないにもかかわらず、
報酬物質であるドーパミンが放出されて、
人間は快楽を得ることができます。
その快楽をさらに得ようとして、
夢や目標を実現するための行動が強化されていく。

それが継続されていくと、ついには本当に、
その夢や願望が叶ってしまうのだと。

ATDに行く理由

ATDでの学びを整理しながら、
そもそもなぜ毎年行くのか、を
改めて考えてみました。

私にとってのATDは、
「脱、現状満足」の場です。
もうこれでいいとか、
こんなものでなんとかなるか、
と思ったら終わり、
現状満足の先には成長も変革もありません。

自分にとってのモチベーションの源は
「チャレンジ」であり「成長」。
ATDに来ると、知的好奇心を刺激されるだけではなく、
まだまだだなあ、と内省しきりだったり、
あ、こんなことを取り入れてみよう!という
閃きをいただけたりという発見多しです。
この刺激こそが、自分を前に向かわせて
くれる原動力になります。

相当自分のことを都合よく解釈する(笑)
傾向のある自分を、真摯な気持ちにさせてくれるこの場。
今回は75周年でしたが、100周年までは
行きたいなあ、と思います。

あと25年!
頭も体も元気でいられるように、
鍛えてまいります。

シャスタのこと

今日は、ATDに行く前に訪れたシャスタのことを
書いてみます。

『 呼ばれた人しか訪れることができない 』
と言われる、聖地シャスタ。

シャスタ山は、
シャスタ(男性エネルギー)と
シャスターナ(女性エネルギー)、
男性と女性のエネルギー磁場が、
2つの山頂に重なっていて、
陰陽のエネルギーが調和している
珍しい聖山だと、宿のオーナーが
教えてくださいました。

人間も同じ。
私たちの内側には男性性と女性性、両面が存在します。
シャスタ山は陰陽のエネルギーが調和し、
訪れた人の男性性(陽)と女性性(陰)の統合が自然と促進され、
内側でのバランスが取れていくのだといいます。

バランスが整うことで、本来の自分に戻り、
エゴではない、魂からの願いがわかるようになるともいいます。
シャスタに行くと、「魂の本来の声が聞こえ、
人生の使命に気づかされる」と言われているのも、
こんな事情があるからかもしれません。

「ありのままの自分を信じたい」
「もっと自分を愛したい」
「自分が思うがごとくシンプルに生きたい」

そう思っていても、ついつい自分の気持ちよりも
周りの気持ちを優先させてしまったり、
評価や周りの価値観に縛られてしまう。
シャスタに行くと、そんなことから、
解放されるような気がします!

変化に備える

「これからの20年で人類は、かつてない変化を迎えることになるだろう」と、
オバマ氏も話していたように、第4次産業革命とも言われる今、
私達はこの破壊的な変化に向けて、どう対処する必要があるのか?
そんなことを考えさせられた、ATDでもありました。

ATDチェアマンからも、以下のようなメッセージが、
発信されました。

『AI をはじめとしたテクノロジーの進化が、
ナレッジ・ワーカーを含むあらゆる職業に影響を与える。
何百万という仕事が自動化され、人間の仕事がロボットに
取って代わられることに対して、私たちはみな恐れを感じている。
そこで私たちに求められるのは、自分たちの仕事やスキルを再定義することだ。。
その中でタレント開発に関わる私たちは、AI の時代における
新しいタレント開発を生み出していくことが必要だ』。

こうした”リ・スキル”をどのように支援していけば良いのか。

・わたしたち自身がデジタル・トランスフォーメーションについて学び、
 タレント開発のありかたを今一度考えていくこと
・個々を中心に据えた学習環境を整えていくこと
・個別にカスタマイズされた学習を、即時に継続的に提供できること。

しかし、67%のCEOがAIやマシーンラーニングなどへの
投資は決めているが、従業員のリ・スキルに対する投資を
決めているのはわずか3%に過ぎない。というデータも紹介されていました。

私たちの仕事そのものが、デジタル・トランスフォーメーションの
大きなうねりの中にあるのは事実ですが、
それを恐れているだけでは、明るい未来は期待できません。
変化の波にしなやかに乗りながらも、
自分の強みやらしさを活かせることができれば、
いいなあ、と思います。

パーパスを明らかにする

ATDセッションの中で、「パーパス(目的)」について、
ずいぶんと取り上げられていました。
ブリット・アンドレアッタ氏のセッションでは、
パーパスに関する、こんなデータの紹介がありました。

・71%のミレニアルが仕事を選ぶ要因に、目的意識を挙げている
・94%の人が自分の能力を、世の中をよりよくするために生かしたいと思っている
・89%の人が自分の興味あることを通じて、社会変革に貢献したいと思っている

しかし、50%の人が「仕事に意義を感じられない」、
という現実も横たわっています。

パーパスは、脳神経の保護に効果を発揮し、
目的意識を持つことで、以下のような効果も出ています。

・痴呆症に対するリスクが半分になる。
・脳卒中のリスクが72%が減った。
・加齢がスピードダウンした。
・10代の人たちの、欝の確率が下がった。

『自分が何のためにこの世に生まれ、
どんな貢献をしたいのか』。
『企業は何のためにこの世に存在しているのか』。

そんな本質的な問いを
投げかけられているような時間でした。
今回のATDではヒューマニティ(人間性)を
考える機会が多くあったように思います。