消滅可能性自治体


ここのところ大きく新聞でも取り上げられており、
至るところで耳にすると言っても良い「人口減少問題」。

今にはじまったことではないですが、4月24日に「人口戦略会議」が、
全国市区町村のうち4割超にあたる744自治体が「消滅する可能性がある」との
報告書を発表したことで、拍車がかかっています。
我が故郷、京都府相楽郡和束町もその一つ・・。

子どもを産む中心世代である20〜39歳の女性人口が
2050年に半減し、人口減少に歯止めがかからないと指摘。
国や自治体の対策が急務だと言われています。

自分に置き換えて考えた時に、
わたしに何ができるだろう?

子育てしながらも働きやすい職場づくりを考えること
地域の保育サポーターになることか?

発想が貧弱で自分ごととして考えてないことに気づかされる・・。
まず自分ができることを考えていきたいです。

なにそれ?

東京へ向かう新幹線車中です。
4月最後の出張ですが、のぞみはいつも混んでいるが、
ひかりは、ずいぶんすいていて嬉しい!

さて、新入社員研修振返り会で出た「マルハラ」。
なにそれ?思わず聞き返しましたが、
チャットなどのSNS文面に句点を使用することで、
威圧感を与えさせてしまうことを表す造語だと!
マルハラスメントの略称。

調べてみると、ヤフーニュースにも取り上げられています。
2/2の記事から一部以下引用します。

『連続性を有するコミュニケーションを前提とした媒体に育ってきていると、
句点が入ることは、バスッとその連続性みたいなものが断たれて、
関係が切られたような感じがしたり、これは何か厳しいことをしっかり言われているみたいな、そういう感覚にとらわれるんだと思う」(明星大学大学院・藤井靖教授)。

理解できない領域です・・。


アルハラ
オカハラ
ヌーハラ
エンハラ
ジタハラ
テクハラ
パタハラ

まったくもって意味不明ですが、
他にもハラスメントの種類満載。
やりにくい世の中になりました。

ポリフォニー

今日は月に一度の仲間が集まる全体会。
それぞれの怒涛の日々を振り返りつつ、対話も深めたいです。

「人間は関係性のただ中に生れ落ち、関係性とともに生きている。
関係性こそが、人間の精神を揺り動かす」。

昨年のオープンダイアログの勉強会で印象に残った言葉です。

「目の前の対話のプロセスに、ひたすら没頭すること。
他者と自分は決定的に違うし、自分と同一化することはタブー。
ポリフォニー(多声性)を大事にすること」。

対話の目的は、「対話そのものを推し進めること」だと言います。
どんな未来が出現するのか楽しみです!

聞思修

いよいよ今週末からゴールデンウィーク。
会社は4月27日~5月6日まで、10日間のお休みをいただきます。
週末には、娘が1か月ぶりに帰ってくるのも待ち遠しい!

早いもので今年も3分の1が過ぎようとしています。
年明けから、仕事もプライベートも変化が次々と。
新たなチャレンジ、学び、終焉、出会い、別れ。
喜び、悲しみ、驚愕!!
人生はかくも刺激に満ちています。

さて、先週印象に残った言葉、「聞思修」。
まず「聞」とは、「人の話をよく聞く」こと。
自分の思い込みや固定観念にとらわれず、
素直な心で聞くこと。これがなかなかに簡単なようで難しい。

つぎに「思」。聞いたことを自分なりに考える。
自分の中で問いを立て、それってこういうことだろうか?こうしてみたら?と
考え腑に落ち、納得すること。

「修」とは実践。そうすることで、聞いた知識が知恵になる。
聞いただけで、わかった気になってはいけないなあ・・。

光っている人

駅構内のカフェで朝活中。
次々とお客様がやってくる中でも
満面の笑顔で楽しくってたまらない、
という雰囲気で対応くださいます。
存在そのものが光ってる!
思わず目を奪われます。

『人が声を掛けてくれるのは、
その人が持っている
何かがある気がするんですよ。
いま若いスタッフを見ていても、
何かをやる人間というのは光ってますよね。
そして一つひとつの姿勢や動作から、
常に何かを人に表現している。

だから人に認めてもらおうと
頑張るのではなく、
まず自分自身が光ること。
そうやって普段からベストを
尽くしていることによって、
周りが自然とその人に
注目してくる気がするんです』

(NOBUオーナーシェフ 松久信幸氏)

8割が感じる不安やストレス

始発で大阪へ。
カフェオープンと同時に朝活スペースを確保するも、
みるみるうちに満席に!
これだけ早朝から活動している人がいることに少々驚く・・。

さて、先般日経ビジネスに掲載されていましたが、
労働者の8割が、仕事の上で強い不安やストレスを感じているという。

厚生労働省の2022年労働安全衛生調査によると、
個人が感じるストレス要因は、仕事の量や質、そして、
仕事の失敗や責任発生、対人関係が上位を占める。

確かに業務の複雑化・高度化はプレッシャーでありストレスだ・・。
さらには、労働力不足で一人あたりの業務量は増える。
休職や、やめる人が増えると、その分の業務負荷は、残されたメンバーにのしかかり、
さらに忙しくなり、といった負の連鎖にもなりかねない。

多くの要因が、不調の引き金になっていることを思うと、
他人事とは思えませんが、経営者もまた同じ。
とはいえストレス解消時に暴走し、身を滅ぼした事例も
少なからずあり。誌には滝行にトライアスロン、仏道に易に、
という事例が取り上げられていましたが、
困難に押しつぶされないメンタルケアも必要ですね。


新入社員へのメッセージ

今日も大阪城の近くでお仕事です。
高層ビルから見下ろすと、大阪城公園の桜は、
葉桜になりつつあります。

さて、毎年この時期、伊集院静氏による新入社員への
メッセージがサントリーの広告として掲載されるのが
楽しみでした。
残念ながら昨年お亡くなりになったので、もう読めないのは
さみしい限り。

2016年4月1日の日経新聞に掲載されたメッセージが、
一番印象に残っています。朝から泣けました・・。

『新社会人おめでとう。
今日、君はどんな職場で、この日を迎えただろうか。
どんな職場、仕事であれ、そこが君の出発点だ。
仕事とは何だろう?働くとは何だと思う?

人間は誰でも身体の中に、
火をおこす石のかけらを持っている。
働くとは、その石を打ち続けることだ。
仕事とは、その火をかたちにすることだ。
その火は、人々に希望を与え、こころをゆたかにするんだ。

今、私たちの社会はさまざまな問題であふれている。
今までのやり方では解決しないものだらけだ。
だから新しい人よ、ユニークでまぶしい、
燃える君の炎が欲しい。

新しい発想、力は、挑戦する中にしか生まれない。
挑め、失敗してもあきらめるな。さらに挑め。
困難に立ち向かう人間の中には真理がある。
自分のためだけに生きるな。仕事は誰かのやめにやるものだ。
それが人間の品性だ。仕事の品格だ。

しかし本物の仕事は、辛いぞ、苦しいぞ、きびしいぞ。
それでも元気に明るく、笑って走るのが新しい人だ。
少し疲れたら、夕暮れ、こころを抱いてくれる一杯をやろう。
新しい人よ、君に乾杯』。

自分を整える

始発で大阪に向かう朝です。
5時でもすでに明るいので、嬉しい!
年明けに判明した変形性股関節症は、筋トレとストレッチを継続しつつ、
イタイ時には注射のお世話になりながら、
3月末からの登壇の日々を無事に終えることができそうです。
年を重ねるにつれ、これからも、不調や違和感が出る箇所も
増えるだろうけれども、うまく付き合っていきたいものです。

心身ともに自分を整えること、大事だなあ、と思います。
ベストな状態で仕事に臨むことに加えて、
誰しも、日々大小関わらず判断や決断が求められますが、
自分が曇っていたり、不調だったりもやっとしていては、
意思決定の質にも影響します。

学ぶこと、パーソナルトレーニングに整体、
早寝早起き、朝活。神社巡りに旅行、読書。
自分のエネルギーが上がることを
日々の中にちりばめながら自分を整える!

エフェクチュエーション

今しがた、京都に戻ってきましたが寒いです!
今日は台風並みの大嵐でしたが、桜が散っていない事を願いたい。

さて、先般伺ったエフェクチュエーションのこと。
今日ふと思い浮かんできたので、調べてみる。
「グロービス大学院MBA用語集」から一部引用します。

エフェクチュエーションとは、成功を収めた起業家に見られる、
従来とは異なる思考プロセスや行動のパターンを体系化した意思決定理論。
提唱したのは、バージニア大学ビジネススクールのサラスバシー教授。
未来は予測不能であるという前提のもと、結果を創り出していくことに
重きを置くアプローチ。

エフェクチュエーション5つの行動原則のネーミングが面白い。

① 「手中の鳥」の原則
既に手元にある資源や能力、知識、人脈等を明確化し、それらを使って
何ができるかを考える。目的を達成するために新しいアイデアを考えたり
新たに能力を開発したりするのではなく、既存の手段から何ができるのかを考えることによってチャンスを切り拓く。

② 「許容可能な損失」の原則  
期待されるリターンを想定して投資するコーゼーション型とは異なり、
いくらまでなら損失を出せるのかを決めてコミットする。
はじめから大きなリターンを求めて投資するのではなく、損失を想定して
スモールスタートで事業を開始することで、
失敗から学びながら次の機会を探ることが可能となる

③ 「クレイジーキルト」の原則
クレイジーキルトとは、形や色などの違う布をパズルのように
組み合わせて作り上げる一枚の布のこと。
従来のように精緻な競合分析を行って競合に勝つことを目指すのではなく、
競合も含めた多様なステークホルダー(従業員・取引先・顧客・政府など)と交渉しながらパートナーとして関係性を築き、パートナーの持つ資源を活用して価値を生み出す。

④ 「レモネード」の原則
「レモンを掴まされたら、レモネードを作れ」という諺のように、
困難をチャンスと捉えて成功を導く(禍を転じて福となす)ことを意味する。

⑤ 「飛行中のパイロット」の原則
未来は技術の発展や経済動向などの外部要因が決めるものと考え、
未来を予測してチャンスを待つことに労力を使うのではなく、
未来は自ら創り出すものと捉え、自身がコントロールできることに 集中して行動すること

18年ぶりの復活!


東京経由で千葉に向かう道中です。
車窓から見えるのはスカイツリー。
これぞ平成のビッグプロジェクト!

先週土曜日、18年ぶりに復活した番組、
「プロジェクトX 挑戦者たち」の第1回目は、
このスカイツリー完成までのドラマが取り上げられました。
前代未聞の難設計に難工事。
果敢にチャレンジする姿勢に、心が揺さぶられます。

初代は、2000年4月から2005年12月に放映されましたが、
毎回とても楽しみでした。
この時期は、公私共に目まぐるしく変化した頃。
中島みゆきの地上の星と、田口トモロヲ氏の語り、
昭和という時代に成し遂げた数々の偉業に、惚れ込みました。

平成は失われた時代と言われるけれども、視点を変えてみると、
無数の挑戦によって生み出されたものも、多々あります。
何が取り上げられるのか、これからも目が離せません!


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