教育研修のデジタル化

教育研修のデジタル化について、
ラーニングインパクト社の川口氏と、
ネットラーニング社の安藤氏に、
講演をいただきました。

デジタルトランスフォーメーション(DX)による変革は、
人材育成の分野でも加速しています。
従来の知識付与型から、反転学習化、研修効果の見える化、
学習の個別化など、特にこの1年、そのスピードが、
飛躍的に向上している感があります。

研修前のアセスメントからはじまり、
事前学習→リアルの研修→リフレクションに効果的なML(マイクロラーニング)、
→SNSを活用した交流の場、と、一体的、一元的に設計することで、
総合的なプラットホームを構築できます。

また、このプロセスの中で得られるデータを分析評価し、
活用することで、学習効果を飛躍的に高めてくれます。
何よりもデータは、自分に足りないものに気づかせてくれ、
自律的に学ぶきっかけにもなります。

2年前のATDで初めてMLの話を聞き、
昨年はデジタルトランスフォーメーションという言葉を知ったことから、
ラーニングテクノロジーへのジャーニーが始まりました。

次回は、来年1月頃、関西で講演をいただく予定です。
一人でも多くの方に聴いていただきたい講演です!

学ぶ姿勢

『学ぶというのは、どれだけ素直になれるかということだ』。
ここのところ、学ぶ機会が多い中、
ハッと気づかせていただけた言葉でした。

「これは使える、これは知っている」などと取捨選択し、
効率よく学ぼうとするのではなく、
まずは自分の中に取り入れてみること。

そしてやってみて、いま一つであれば、
やめるという選択肢もありです。
それをやらないうちから、あれこれ知っている、
できているつもりになるのは、
いかがなものか、とはまさに。

学ぶ側の姿勢、とても大切だなあ、と思います。
その場へ向き合う姿勢は、
伝える側にも影響を与えます。
お互いが創り上げていくものなのだと、
改めて思う日々です。

メンター

自分の心が揺れたり、迷いが生じている時、
それをFBやブログから察して、連絡をくれるメンター。
彼女と会うのは年に数回ですが、もう30年のご縁をいただいています。

貪瞋痴の海におぼれそうになっている時に、
ちょっど待った~、と言いにくいことも
静かに、しかしズバリと指摘してくれるので、
ハッと立ち止まり、内省するきっかけをくれます。

なかなかに言いづらいことを、
言って下さる存在というのは本当にありがたい。
厳しいように見えて、こちらの心の動きをしっかりと
見てくれているのだなあ、と思います。

原点を忘れ驕り出すと、真実を見誤り、
自分で自分の首を絞める結果を招いてしまいます。
そのような状態から救ってくれるの不動明王のような人。
背後に燃え盛る迦楼羅炎で、煩悩を焼き尽くしてくれる、
厳しさの中に愛情を感じる人。

今宵、彼女からのメッセージを久しぶりにいただきました。
ありがたいことです!

足元注意!

今朝は博多からスタートです!
こちらはまだ梅雨入りしていないのか、
今日も傘いらずのようです。

昨日は朝カフェを終えて、研修会場に行く道中、
花壇につまづいて、激しく転倒しました。
膝を擦りむいた程度でしたが、あああ、白のスカートが泥まみれ(泣)・・。
幸いなことに、出張用のスーツを持っていたので、
更衣室をお借りし、登壇までには無事、
一式着替えることができました。

いやあ、歩く時は歩くことに集中しないと、ですね。
スカートにゴミのようなものがついていたので、
それを払おうと意識をそこに向けたとたん、
花壇につまづく→転倒、という図式でした。

小難で済んで良かったですが、足元注意!します。

すべては縁による

今朝の大阪は、さわやかな空が広がっています!
始発で向かい、いつものカフェで一息中。

ここのところ、新たな試みのご依頼をいくつもいただいています。
この感じは、10数年前に味わった感覚!
何かが変わってきていることを実感します。

手放そうと決めたこと、深めたいこと。
しかしそれはすべて「縁」によって起こっているのですね。
種はあっても縁がないと実らない。
自分ひとりで成したことなど何もない。
なのに、そのことをついつい忘れてしまう、貪瞋痴の心。
愚かでもあり、愛すべき存在でもある自分。

ここ数年、仏教を学んでいますが、
頭で学ぶというよりは、毛穴で聴いている、
いや、聴きたい!と思っています。

薫習(くんじゅう)という言葉を
教えていただきました。

いつも香を焚いていると、いつの間にか、
その部屋や自分にまで香りが染みついてしまうように、
心持ちや行いが、心の奥底(阿頼耶識)に影響を与えていくこと。
霧の中を歩いていると、知らない間に洋服が
しっとりしてしまうような感じでしょうか。

誰と一緒にいるかも、少しずつ確実に影響を受けているのだな、と
思います。

11の習慣

週明けは東京からスタートです!
シトシト雨が降っていて、梅雨さながらの朝ですが、
雨に濡れた緑がとても鮮やかです。

電車の中で、ハフィントンポストの、
「最高に幸せな人に共通する11の習慣」記事読了。

大きな出来事が、幸せや不幸を決める、
という誤解(インパクトバイアス)は一般的だが、
実際のところ、イベントに起因する幸せは、
つかの間の幸せなのだと。

長く続く幸せは、習慣によって作られ、
最高に幸せな人というのは、
幸せをキープする習慣に日々磨きをかけているのだと。
それらの習慣は以下のとおり。

1.歩みを緩めて生活の中の小さな喜びに感謝する
2.運動をする
3.他人のためにお金をつかう
4.ふさわしい人を周りに置く
5.いつもポジティブでいる
6.十分に睡眠をとる
7.表面的でない会話をする
8.他人を助ける
9.幸せになる努力をしている
10.人と人とのコミュニケーションを大事にする
11.成長したいと思い続けている

5や9はちょっと綺麗事?と思うこともありますが、
自分が心身ともにベストな状態を保つための2・6は大事にしたいです。
1も大切!

本気でやる

半年ぶりに仙台へ。

元・世界銀行副総裁の西水美恵子氏の本、
「あなたの中のリーダーへ」を読み返しました。
「本気で動けば、何だって変えられる」。

リーダーシップは、組織のトップに立つ
人だけのものではなく、全員が発揮できること。
それは、与えられた場所で、なすべきことを
自ら本気でやるということ。

改革は、一人でやれることではなく、
多くの人を本気にし、
影響を与えることで巻き込んでいく。
そのためには、自らが本気で動くこと。
目の前の人に寄り添い、心を開いて
自分の言葉で語りかける西水さんの姿こそが、
リーダーシップなのだと思います。

たとえば、部下に意思が伝わらず悩むのは、当たり前。
『人間の耳はえり好みをするし、
自分に都合良く聞き取るようにもできている。
だから、何回も繰り返す事。
壊れたレコードのように、自分自身が聞き飽きて
うんざりして諦めかける頃、やっと通じるものなのだ』。

ヴァルネラビリティ

はじめてこの言葉を耳にしたのは、
3年前のATDで、ブレネー・ブラウン博士の
講演を聞いたとき。

ヴァルネラビリティとは、
「自分の弱さやできないことを開示すること」。
「弱い部分があっても良い、と認められる心のあり様」。

こんな自分など受け入れてもらえないのではないか?
という恐れを手放し、本来の自分を解放する。
生身の自分をさらすことは、居心地が悪く、
時に苦しいこともあります。
しかし、欠点をさらす事を恐れずにいれば、
今よりもっと生きやすくなるはずです。

いつの頃か、自分の弱さや出来なさぶりを
少しずつ解放できるようになりましたが、
これはコンプレックスが、少しずつ氷解されてきたからだろうか。
または、周りからの目を意識しすぎていた自分に気づけたからか。
助けてー、と言えたら思いがけないギフトをいただけたからか。

今年のATDでもよく耳にした言葉です。
VUCAな時代にはこの力、大事だなあと思います。
あ、ブレネー博士のTED講演も面白いです!

オフの時間

アメリカから帰国早々、
ゆっくりすることもなく、
いつものペースで動き回っていたら、
週末、突発性の熱が出ました。

昨日の日曜は1日睡眠三昧で、
すっかり回復しましたが、
ストロング藤井だから、とか、
私は不死身、なんて調子で
過信してはなりませんね。

休むときは休む!
やるときはやる!のメリハリが大事だと
つくづく思います。

今週も出張三昧ですから、
週末はトドのようにゆっくりしようと
今から画策中。

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