体内時計

さきほど高松に入りました。
うどん県に来たからには、うどんを、と
思いましたが、残念ながらホテル近くの
お店はすでに閉まっていました、残念!

さて、今宵の経済同友会例会では、
「体内時計」について、
京都府立医科大学大学院の八木田先生が
お話下さいました。

地球の自転周期に近い周期を生体内に作り出し、
朝や夜が来るのを予測する、生物装置の体内時計。
これは全身の細胞に存在し、リズムを調節してくれます。

しかし、不規則な生活が体内時計をかく乱し、
サーカディアンリズム(概日リズム)障害を
引き起こし、様々な疾病のリスクを高めます。
とはいえ、グローバルな現代社会は24時間社会。
不規則な状況をゼロにはできないけれども、
体内時計を整えるためには、
3つの方法が効果的!ということです。

1.午前中の光を浴びて、昼間は体を動かすこと。
2.規則正しい食事。食事は体内時計の調節薬。
  特に朝食をしかり取ることで、昼間の交感神経を活性化。
3.就寝前のPCやスマホ、テレビを控えることで、
  これらの青い光が、眠りを妨げることを防ぐ。

ついつい寝る前にスマホでニュースチェックや
SNSを見てしまいますが、まずはこの習慣とおさらば、です!

パフォーマンス・マネジメント革新

昨日は”パフォーマンス・マネジメント革新フォーラム”に
参加しました。
ATDでお馴染みの方や、懐かしい方との再会などなど、
心躍る1日でした。

冒頭、日本でのパフォーマンス・マネジメント革新(PMI)の
歩みについての話がありました。

このフォーラムも3回目とのことで、
2016年は、人事評価の新たな潮流を探求し、
2017年はグロース・マインド・セットを生み出す
人事のありかたと実践を探求。
2018年の今回は、日本企業も舵を切り始めた
パフォーマンス・マネジメント革新について、
脳科学的な方面からのお話や、革新に挑戦している
3社の取組み事例が紹介されました。

PMIの背景には、脳科学の進歩や、
VUCA World、Disruptive Worldという
言葉に代表されるように、
時代や環境が激変する中で、
「人中心の新しいマネジメント」が
注目されはじめている。

従来のパフォーマンス・マネジメントの課題は、
従業員やマネジャーのエンゲージメントを低下させたり、
ビジネスの実態にそぐわない。

カンパニー・センタードから、
ピープルセンタードへと、
フィロソフィの転換が起きている中、
日々の仕事を通じて、成果と成長の
効果的なサイクルを回せる
マインドセットをはぐくむことが大切。

業績評価を廃止するということではなく、
成長を認めて報いる企業風土を築く
必要が出てきた、ということなのだと
理解しました。

振り返りながら、まだまだ背景すら、
十分理解できていない自分に気づくのですが、
少しずつ書きながら咀嚼し、理解を深めていきたいと
思います!

触発される日々

東京から名古屋に向かう車中です。
ここのところ、シンポジウムや
フォーラムに参加する日々ですが、
インプット→スループット→アウトプットすることで、
自分の中で熟成されたことが
立ち上ってくる感じです。

先週土曜日に参加した、
「京で輝く!女性活躍推進シンポジウム
~自分らしく働きたい,すべての人へ~」では、
ライフネット生命創業者、出口治明氏の講演拝聴。
還暦を迎えたのちにライフネット生命を立ち上げ、
70歳になって、APU(立命館アジア太平洋大学)の学長へ。
このしなやかさがすごい。

当たり前を疑うことから、
世の中は良くなっていく。
たとえば、「若者が高齢者を支える社会」などと、
一見当たり前のように語られていることを
鵜呑みにせず、数字・ファクト・ロジックをベースに、
自分の頭で考えることが大事。

生物学的に見ても、高齢者を若者が支えるというような
生き物はいない。
例えば定年制を廃止し、生きがいを感じることで、
健康寿命をのばし、一生現役!
「All Supporting All」の精神で、
みんなで支えあって行こう。

長時間労働では成果は出ない。
人間の集中力の限界は、2時間。
トータルでも2時間×3コマ、4コマが限界だ。
制限を設けることで、人間は考え、工夫を始める。
また、早く帰って「メシ・フロ・ネル」ではなく、
「人・本・旅」へ。

多様な場、人、機会とかかわることで、
新たな発想も生まれてくるのですね!

新たなスタート

今日は新月。
みずがめ座の新月、そしてこの時期は、
大きく変化する時期だそうです。

そういえば、ここ2週間ほどペンが
進まなかったことも、
今朝はサクサクと進みましたし、
なぜだか気持ちも、いつも以上にすっきり!
なんなんだろう、この感じは?と
思っていたら、今朝のメルマガにも、
こんな一説がありました。

『年明けから、なんとなく体調不良だった方、
気持ちが悶々としていた方は、
今日あたりから、流れが切り替わってくるはずです。
切り替わる流れに乗るために、
モノ、空間、時間、体、人間関係、仕事など、
まずは、整えてください。

そしてもうひとつ。

今回の新月は、未来に向けて、
大きく創造する時期です。
「どうせ無理」
「今の私には・・・」
とブレーキをかけるのではなく、
本当に望んでいる未来に向けて、
一歩を踏み出していきましょう。

心を解放し、想いのままに、
自由に自分を表現していきましょう。
もはや、遠慮や我慢は、何の意味も持ちません』。
(鈴木真奈美氏のメルマガより一部抜粋)。

なんだかとっても楽しみなことになりそうです!

6割メドで!

上司から頼まれた仕事を
細部にまで手を抜かず
完璧に仕上げたつもりだったのに
「これ、趣旨からずれてるよ。
やり直して」と差し戻された!
という声を耳にしました。

文字のフォントやレイアウトに凝ってみたり
作図機能を駆使してグラフを描いたり
細部にたっぷりと時間をかけて
「これで完璧だ!」と張り切って
提出したのに、上司の意図とは
違うと指摘されて、やり直しになる・・。

時はすでに締め切り直前で
やり直そうにも十分な時間すらない。
上司からしてみれば
「そんなに時間をかけずにもっと早く見せてほしかった」
と思っているかもしれません。

では、どのくらいの完成度で
上司に見せるのがいいのかというと、
体感値としては、「六割」くらいの完成度
のタイミングでしょうか。

大体のラフ案ができた時点で
全体の構成や切り口、強調する
ポイントなどが間違っていないかを
すり合わせるイメージです。

「このような形で進めたいと
思いますが、いかがですか?
意向と違っていませんか?」
六割くらいなら比較的早めに仕上がります。
上司のアドバイスを受けて
軌道修正しながら
残り四割の完成を目指す。

「ここだけは外してはいけない」
というポイントや、
「ここを間違えると元も子もない」
というポイントが仕事にはあります。
そのポイントさえずれていなければ
あとは肉づけすればよいのです。

ナレッジワーク系の仕事は、
ついつい時間をかけすぎてしまい、
完璧を目指そうとすると
時間がいくらあっても足りません。
凝りすぎて納期に遅れてしまったということでは、
本末転倒です。

質とスピードの程良いバランスも、
大事なポイントですね!

感動

「感動することをやめた人は、
生きていないのと同じことである」。

アインシュタインの言葉です。
人は日々、創造、発見、新たな出会いなどの中から、
「感動する」ということを味わっています。

たとえば知識を身につける、今まで知らなかったことを
知ることができた!と感動する。
その知識を使ってみることで、さらなる感動が生まれる。
「使ってみる=行動する」。原動力は「意欲」です。

未来のことなど何一つ決まっていない。
だからこそ、常に新鮮な見方、考え方をすることで、
意欲がわいてくるのでしょうね。
世の中は不確実なことばかり。
脳科学者の茂木健一郎氏によると、
その不確実性を楽しむことで、
脳はどんどん活性化されていくのだそうです。

新しいものに出会うか、出会わないかは、
自分次第。出会うことで感動が生まれ、
脳が刺激され、創造性が生まれる。

その感動を言葉に表現することで、
感動の回路は、これまたどんどん
強化されていくようです。

仕事もプライベートも、新たなチャレンジの連続です。
しかし、その不確実性を楽しんでいくことで、
人生は豊かなものになると信じています。

運マネジメント

運マネジメントの5条件。

1.自分は運が良いと思い続ける
2.運気を分けてくれる人と付き合う
3.メンター(師)を3人持つ
4.直言、苦言、諫言居士を3人持つ
5.学びと努力を継続する
          (新将命氏)

自分は運が良いと思い続けることですね。
運が悪いと思えば言動も暗くなりますが、
運が良いと思い続けることで、
言動も前向き、肯定的に変わる。

それにしても、やはり学びと努力の
継続は大事だなあ、と思います!

自分の原点

人にはそれぞれ使命がある。
人にはそれぞれ想いがある。

自分の会社を通じて
世の中に何を提供したいのか?
自分の原点にある「想い」って
何なのか?

今日の対話の中で、
そんなことを考える機会をいただきました。

まず、お腹の底から湧き上がってきた想いは、
「自分のように悔しい思いをする女性を
なくしたい!」という想い。
そう、女性の輝く未来を応援したいから
この会社をつくった、ということ。

自分が女性ということで受けた、
理不尽な差別を受けなくても済むように。
自分の足で立てるように。

一歩踏み出す自信と、勇気とエネルギーが沸き上がる。
研修やセミナーやコンサルティングを通じて、
そんな支援がしたい!という想いがあったのだと
改めて思い返したのでした。

妊娠8か月の時に言われた言葉。

「藤井さん、言うたら悪いけど、
そんなトドみたいな姿になったら終わりやな」。

キーッ!!

「女に何がわかる?
女は、家で旦那と子供の世話してたら
ええねん、それをしゃしゃり出てからに」。

クーッ!

悔し涙に暮れたこともありました。

しかし、こんなことを言ってくださった方も
ありました。

「藤井さんが組織をつくり、人を育てることの苦労や
会社を経営していくことの 大変さを、
身を以て体感したら、あなたの言葉は
今以上の説得力を持つと思いますよ」。

自分の過去に勇気をもらった
今宵のダイアログでした。

人が見ていないところでこそ!

コピー機の用紙がなくなったら
次に使う人のために
紙をセットしておく。

フードコートで食事を終えて
その場を去るとき
汚れたテーブルを
ナプキンでサッと拭いておく。

誰が見ているわけでもなく
次に使う人からお礼を
言われるわけでもありませんが、
人のことを考えて振る舞える人は素敵です。

「人が見ていないところ」でこそ、
人に対する心遣いが大事だなあと思います。

残念なケースもあります。
新幹線でも、 自分が降りるときに
シートまわりをきれいにして
降りる人もいれば、
空き缶や雑誌を座席のポケットに
突っ込んだまま、
途中駅にもかかわらず
そのままにして
降りてしまう人もいます。

次に乗ってくる人が、
気持ちよくシートを利用できるだろうか。
このように相手の気持ちを
想像することは大事です。

お互い気持ち良い時間を
過ごしたいものです!