半年の節目

今年も半年が過ぎましたが、無事にこの日を迎えられたことに
感謝です。コロナまでは毎年6月30日は、
伊勢の神宮に夜間参拝へ。
数百人が集まり、ただひたすらに”ありがとうございます”
を唱える5分間。スーッと何かとつながれる気がします。
今年3年ぶりに再開されたようですが、
あいにく予定がふさがっていたので、伊勢方面に向かって、
手を合わせ感謝を伝えました。
今日は社内の全体ミーティングでしたが、
わたしたちのパーパスである、
”目の前の『人』と『組織』を幸せに”について、
仲間と対話しました。

「目の前の」は、お客様はもちろんのこと、
仲間、家族、そして自分自身も幸せであるかどうかということ。
ついつい外に意識が向きがちですが、まず自分はどうなのか?
自分の状態に心を寄せることも大切です。

「人と組織を」というくだりについても、意見交換あり。
目の前の方の幸せが、組織の幸せに繋がるのだなあと。

「幸せ」の定義は、一人ひとり違うのですが、
自分らしさや強み、得意なことを活かしつつ、
自分の可能性を信じることができたら、
内側からエネルギーが立ち上がって来るように思います。

とにもかくにも、半年無事に終えられたことに
感謝ばかりです!

働き方イノベーション

快晴の朝です。
なんと関東甲信・東海・九州南部は、昨日梅雨明けしたという。
史上最速の梅雨明け、水不足が心配でもあります。

さて、政府は「骨太方針2022」に”選択的週休3日制の促進”を
盛り込みました。多様な働き方へのニーズが高まっているとはいえ、
現実的にはどのような選択肢があるのか?
現状検討されている週休3日には主に3つのパターンあり。

まず1日の所定労働時間はそのままに休日を1日増やすというもの。
これだと総労働時間が減るので給与も減らす。

次に休みを増やす代わりに出勤日の就労時間を延ばすもの。
所定労働時間は増減しないので給与は減額しない。

そして3つ目が1日の所定労働時間はそのままに休日を増やし、
給与も据え置くパターン。

給与が減る1つ目のパターンは勘弁と考える人も多いですが、
3つめであれば、働き方のドラスティックな改善が必要。

ZOZOでは、2のパターンを導入したが、準備期間は半年。
情報共有にメールやチャット活用を推奨。
ただし、休日中は確認も返信も不要と定める。

業務の無駄を洗い出しも必須。
仕事のタコツボ化をなくすため、マニュアルで業務を標準化。
早めの報連相実施。結果、仕事のやり直しも減った。
週休3日を選んだ社員の残業時間が全体で63%減少。
確かに、1日10時間も働けば、これ以上残業するのは難しそう。
課題は、コミュニケーションと体への負担。

働き方イノベーション。
一足飛びにはいきませんが、チャレンジしないと何も始まらない。

気づき満載の週末

すでに梅雨明け?と思うほどに暑い日々。
ランニングは、夜でも熱中症になりそうです・。

さて、土日は学び三昧。
まずは英語。
TOEICの点数に、奈落へ突き落とされたものの一転、
毎日積み重ねるメニューがはっきりし、俄然やる気アップ!
9月の受験時には100点アップを目指したいと欲が出る・。

仏道=あわい道では、自力と他力のハイブリッドでありたいものだと
改めて思う。自力で「●●を目指す!」と努力することも大事だが、
一定準備したら手放し、その場に委ねることも大事。
でないと、法力が入り込む余地もなし。
さらには、この結果は自分が頑張ったからだと、
傲慢道まっしぐら間違いなし(笑)。

組織開発の学びでは、自分がいかに機械論的で、
操作主義的な思考にやられているのかを痛感・・。
新しい組織のあり方を模索していますが、前に進む阻害要因は「恐れ」。

しかしながら、今の自分たちを言祝ぎながら、
全体性に向かっていきたいです!
あ、全体性(ホールネス)とは、自分のありのままを持ち込むこと。
他人にどうみられているのか、どう受け取られるのかを気にして、
身につけている「仮面」を脱ぎ捨て、ありのままの自分(as a whole)として
存在できる場があるとき、人は仮面の裏に隠されていた、
「活力」「創造性」そして「情熱」をあらわにするのだと。

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因果倶時

今日は夏至。
1年で日照時間が最も長い日ですね。
とはいえ、大阪は雨が降ってますが・・。

いつものスタバでの朝活もひと息つきました!
オーディブルで般若心経の解説を聴き、
あわい道の音声データを聴く。
今、自分の心が求めているのは仏道か?

さて、「因果倶時」という言葉があります。
「原因と結果は必ず一致する」という意味。
現在の「果」を知らんと欲すれば、
(現在の自分がどういう位置に
あるかを知りたいと思うならば)、
過去の原因に目を向けてみなさい。

原因を積み重ねてきた結果として今日があり、
原因と結果は見事に一致している。
さらに、未来の「果」を知らんと欲すれば
(将来自分はどうなるだろうかと
知りたいのであれば)、今日一日積んでいる
原因を見れば分かる。
自身が毎日、未来の結果の原因を
積んでいるということです。

現在の自分が、過去の自分の
延長線上にしかあり得ないように、
今日の自分の積み重ねの先にしか、
将来の自分の姿はない。

今日の一日、そしてこの一瞬が
将来につながるのだと知ったとき、
将来を見据えて、意味ある毎日を
過ごしていきたいものです!

D&Iと女性の昇進意欲

いよいよ6月下旬に入りました。
今年も半分が過ぎようとしているとは、なんと早い!!
ここ数年積み残してきたことを前半で形にしたいと思いきや、
まだ道半ばです。

さて、日経xwomanが実施した働く女性2482人アンケート調査によると、
「職場のダイバーシティ&インクルージョンが女性の昇進意欲と
関係している」という興味深い結果が取り上げられていました。

ダイバーシティが進んでいる企業で働く女性たちは、
4割近くが管理職の挑戦に前向き。
一方、「多様性ゼロ組織」で働く女性たちは、25%弱。

男性優位の職場では、『難しい仕事を女性にさせるのは無理、かわいそう』
といったアンコンシャス・バイアスが存在することも多く、
成長の糧となる質の高い仕事から遠ざけてしまっていることも影響しているようです。

経験を積む機会を作ること、重要な会議に同席させること、
経営のエッセンスを伝えることなど、経営層が主導的に関わって、
育成することも大事です。

空気を読みすぎない

朝活カフェ前に足湯。
大阪市内にあるホッと一息スペースですね。

さて、ずいぶん日常が戻って来たとはいえ、
まだまだ予断を許さぬ一面もあります。
そのような中で、公私ともに迷うこともありですが、
世間の空気に影響され過ぎると、
軸がぶれてしまうようにも思います。

山本七平の名著「空気の研究」より。
ここで言う空気とは、一定の状況下で生じている
精神的な空気・雰囲気。
空気は、絶対的権威としてあちこちに影響し、
甚大な力を行使する。

日本人は論理的思考や科学的データではなく
「空気」に重きを置き、意思決定をしているとの主張。
「あの『空気』ではこうせざるを得なかった」、
「あの会議の『空気』では、とても反対意見は言い出せなかった」、
という表現から伝わるように、ある特定の状況下での「空気」のせいで、
望ましい言動ができなかったりすることは、確かに存在する。

いったん「空気」が発生してしまうと、
論理的・相対的に考えることが困難となり、
最終的に「空気」に沿った結論が
導かれてしまうことも多々あるという。

しかし、空気に流され、結果として望ましくない決定をした場合でも、
責任は取らねばならない。となると、影響されすぎてもいけませんね!

若手の成長をもたらす<リフレクション>

若手の成長スピードに差が生じる要因として【リフレクション(内省)の充実度】がありますが、リフレクションは各自の内面で行われるためブラックボックス化しており、質を高めるよう働きかけることは容易ではありません。

~目次~

自分らしい成長を促進するリフレクション

D.A Kolbの経験学習サイクル

リフレクションの機会を設定する

1.自分らしい成長を促進するリフレクション

進歩とは、反省の厳しさに正比例する   本田宗一郎

ある調査によれば、組織内での職位が上がれば上がるほど内省にかける時間が長くなるとのことです。

トップが内省を重視していることは、本田氏の言葉からもわかります。

上記の名言において本田氏は、「反省」という言葉を用いていますが、意味するところは「リフレクション(内省)」であると考えます。

そして、リフレクション(内省)とは自分の体験をふりかえり、そこから気づきや学びを得ていく「学び方」です。

リフレクションは、知識学習とは異なり、起こった事象の捉え方や取り組み方、人との関わり方や価値観についての気づきや学びを促し、自分らしく成長していくことを可能にしてくれます。

しかし、現場ではどうでしょう?

目の前の仕事への対応に終始し、リフレクションの機会を得ないことが多いのではないでしょうか。

◆リフレクションは、成長を促進する重要な機会

業務を振り返る際、「●●ができた」「○○はできなかった」だけでなく、「あることに対して工夫したことは何か」「うまくいったことにより、何を学び、どのようなことに気づいたのか?」を考察することにより、自分の思考の癖=パターンに気づくことができます。

また、うまくいかなかった場合は、要因分析だけでなく、「何をどのように変えればできるのか?」を考察することが重要です。

2.D.A Kolbの経験学習サイクル

社会人学習におけるリフレクションの重要性を訴える研究者は多いのですが、ここでは、D.A Kolb(コルブ)の経験学習サイクルを元にリフレクションについて考えます。

◆D.A Kolbの経験学習サイクル
経験から学んだことを【独自のノウハウ(知見)】とするためには、概念化(一般化)が重要です。概念化された経験は、繰り返し活用できるスキルになるからです。

コルブの経験学習サイクルは、具体的な経験を観察・内省し、概念化した上で再試行(もう一度やってみる)ことを繰り返すことを推奨しています。

・コルブ(D.A Kolb)の経験学習サイクル

◆経験から学ぶプロセスを考える

成長機会を作る「具体的経験」とは?

経験学習サイクルの出発点は経験です。

しかし、すべての経験が省察に値するわけではありません。

経験から学ぶためには、まずは学ぶ意味を感じる<良質な業務経験>を選択することが必要です。
<良質な業務経験>とは、予測しなかった結果に出会うことができる経験と言われています。

ルーティン業務の中では省察の必要性を感じることができません。

従来どおりのパターンを繰り返して期待する結果を得られるのであれば、そのほうが合理的だからです。
しかし、これまでのやり方が通用しない業務を経験し、予測しなかった結果に出会うと、それまでの自分自身の行動パターンを批判的に振り返ろうと思います。

多くの研究者は、従来の能力が通じない経験のことを「ひと皮むける経験」と呼んでいます。

新入社員にとっては、すべての業務が「ひと皮むける経験」かもしれませんが、ある程度のキャリアを重ねた社員にとっては、プロジェクトや異動、日々の業務の改革、改善を経験することが該当するでしょう。

「省察」のポイント

省察の際には、メタ認知が必要です。
メタ認知とは、自身の考え方や行動を第三者的視点で客観視することですが、文字で読むほど容易ではありません。

私たちは、どうしても自身を正当化してしまい、批判的、客観的に眺めることが苦手だからです。
また、業務を行いながら省察することも容易ではありません。

そのため、研修など日常業務とは離れた環境に身を置いたり、他者から問いかけてもらったりするなど、支援を受けて省察することが有効です。

「概念化」のポイント

省察を行った内容は、今後も活用できるようにするために「持論」としてまとめます。概念化とは、他の場面や状況に応用できるある種の教訓です。

例えば、「プロジェクトリーダーとして精一杯やったのに、他のメンバーとの間に意識のギャップが生まれ、プロジェクトを成功に導くことができなかった」という経験を経て、「もっとみんなを巻き込むべきだった」というだけでは、概念化できたとは言えません。

概念化とは、例えば、「チーム作りの重要要素は、プロジェクトスタート時にプロジェクトの意義と成功イメージを全員で定義・共有した上で、リスクを予想し、役割分担、スケジュール決定することである」というようなことです。

ここまで落とし込むことにより初めて、次のプロジェクトマネジメントに活かすことができる教訓となります。

「試行」のポイント

上記のように概念化を行ったとしても、このままでは仮説でしかありません。

そのため、本格的に実行する前に検証する必要があり、それが「試行」の意味です。

ただし、この場合は、データをとって厳密に検証するのではなく、「やってみる」というレベルで構わないのです。

むしろ、緻密さを求めて実行が遅れるよりも、やってみることのほうが重要です。

3.リフレクションの機会を設定する

現場で多くの業務を体験させ、リフレクションは本人任せというのでは、若手の成長を促進することはできません。

良質なリフレクションの機会を設定するためには、研修機会や上司、先輩社員がリフレクションの重要性を理解し、若手の経験学習を支援する風土づくりが求められます。

BPSでは、研修中はもちろんのこと、研修後のフォローアップとして質の高いリフレクションを行う機会をご提供しています。個別の成長支援フィードバックも可能です。

若手社員の成長スピードと質向上のため、研修に加えてリフレクションプログラムの導入をご検討ください。

手帳に使われない!

ようやく梅雨入りかと思う朝です。
朝活カフェで一息タイム。

さて、4月からフランクリンプランナーを使い始めました。
20年近く前にも数年使っていましたが、リフィルが面倒、
分厚すぎる、がっつり管理される感あり、で途中で挫折・・。
しかし、教えていただいたノートタイプはかさばらない、使いやすい!
今のところごきげんで使っています。

スケジュールを書く前に、まずは自分と向きあうお題多し。
・価値観の明確化
・役割を特定し定義する
・わたしのミッションを明らかにする

いやあ、これを書くことで自己理解が深まります。

長期目標ができると、月間、習慣の計画を立てるのですが、
大事なことは「石を置く」こと。
優先順位の高い事項ばかりで埋めてしまうと、
未来を創るための投資時間が確保できません。
週で取り組む石を決めたら、それをスケジュールに組み込んでいく。

仕事とプライベートの時間をバランスよく取れるのも気に入っています。
しかしスケジュールを詰め過ぎると手帳に使われそうなので、
手帳を使いこなすことを大事にしたいなあ、と!

手帳難民とも、いよいよおさらばか?

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