礼儀正しさ

『Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』読了。
今年のATD21@Homeでも、リーダーシップのキーワードとして、
CIVILITYが 取り上げられているようです。
ATDは、まだほとんど視聴できていないのですが・・。

無礼な人がもたらす5つのコスト

・同僚の健康を害する
・会社に損害を与える
・まわりの思考能力を下げる
・まわりの認知能力を下げる
・まわりを攻撃的にする

職場内の誰かから無礼な態度を取られていることで、及ぼす悪影響。
48%の人が、仕事にかける労力を意図的に減らしている
38%の人が、仕事の質を意図的に下げている
80%の人が、無礼な態度を気に病んでしまい、そのせいで
仕事に使うべき時間を奪われている
66%の人が、自分の業績は低下していると答えている

無礼さは個人・組織のパフォーマンスを著しく押し下げること
間違いなし・・。

礼節ある人になるための5つの心得

・与える人になる
・成果を共有する
・褒め上手な人になる
・フィードバック上手になる
・意義を共有する

注意すべきは、意図せずに相手を傷つけていること。
知らず知らずのうちに、というのがまずい。
だからこそ、フィードバックし合える職場であることも大事ですね。

居心地の悪い場所に身をおく

先週のclubhouse@深層対話は「自分がぐっと成長できたことを実感したのは、
どんな時?」というお題でした。

・人からフィードバックをもらって改善→変容したとき
・新たなことにチャレンジした時
・人からのチャンスは時に高いハードルもあるが逃げずに乗り越えた時
・刺激ある人との出会いに触発された時
・目の前のことを懸命且つ地道にやり続け、ふと立ち止まった時に成長に気づく

などなど、興味深い意見がたくさん出ましたが、印象的だったのは、
「居心地の悪い場所に身を置いた時」。

ついつい年を重ねると、コンフォートゾーンに安住してしまいますが、
敢えて自分が恥をかく場に身を置く。それは「茶道の場」だと!
これまで半世紀、足を踏み入れたこともなかっただけに、
恥のかきっぱなし。使い走りとは言わないまでも、
若い時のような心もちで、冷や汗かきながらの時間。

「稽古とは一より習い十を知り 十よりかえる もとのその一(利休道歌)」。
初めて一を習う時と十から元の位置に戻って、再び一を習う時とでは、
習う人の心はまったく変わっているもの。 
初めての一は、枝葉のことやノウハウを覚えることで精いっぱい。
その後、十まで稽古を重ねて、一に戻ると1つの動作の本当の理屈や
本質が解る。これを繰り返すことである時、「そうだったのか!!」と
真意を理解できるときがくることを期待しつつ、この場で精進し続ける。
こんな深い言葉も紹介いただきました。

ある人にとっては「ゴルフの競技大会の場」。
友人とのゴルフは楽しいけれども、先日参加した競技の場では、
手袋の左右を逆にはめるほど緊張Max。
想像しただけで萎えてしまいそうですが、こういう居心地の悪い場を
経験することは、自分が謙虚になり成長するきっかけになりそうです!

ワーケーション

「働く場所は自分で選ぶ」。
地方移住やノマドスタイルなどが、コロナをきっかけに
随分進んだ気がします。その選択肢の一つ、ワーケーション。

一説には2035年までに世界中で10億人規模にまで拡大すると言われている
ものの、「仕事と休暇の線引きがあいまい」「マネジメントしづらい」「ルール
づくりが難しい」といった理由で、導入に踏み出せない企業が大半です。
まだ黎明期といった印象です。

個人的には、何度かワーケーションを行いましたが、効果絶大!
特にクリエイティビティを発揮するような仕事には、ほんっと向いています。
今回は、新たな取組みのキックオフを兼ねてのワーケーションですが、
多様なメンバーが集まり話をするだけでも、刺激されることが多々あり、
まさに究極のオープンイノベーションの場です。

仕事に疲れたら自然を愛でながら散歩。
窓を開けたら虫の鳴く声に癒される。
ここはゴルフ場に併設されたロッジなので、
早朝ハーフののち仕事に取り掛かろうか。

一過性の流行ではなく、10年先を見据え、ワーケーションが世の中に
広がっていくことを願います!





解釈力

眼の前に起こった出来事に対して、
自分はどのような解釈をするのか?
この「解釈力」が人生を決めるといっても
過言ではありません。

逆境やトラブルのとき、
ついつい天を恨んだり、周りのせいに
したくなります。

しかし、解釈が濁るときは感情に流されていて、
他人に責任転嫁しようとし、
小さなエゴが動いているときです。
人生に対する問題に”正対”し、
「すべては自分に原因がある」と思い定められたとき、
その覚悟を持てたとき、大いなるものの力を感じ、
人間は触れ伏すのだと。

直接的には自分に原因がないことでも、
”自分の心が引き寄せた”、とらえることがきるとは、
とても大切な人生の糧となる。

すべての出来事を自分で引き受ける。
しかし、逃げてしまったり、
責任を転嫁しては、
人間としての成長はない。

「やっぱり自分の心の姿勢に原因があった」と
思い定められたとき、コトは動き出すのだな、と思います!

サードステージ

夕方の風は、すっかり秋の気配。
随分と日が暮れるのも早くなりました。
さあ!これから東京移動です。

さて、先週のclubhouseは、
「サードステージを語り合う」。
これまた、深みのある時間をいただけました。

・還暦の誕生日は、これまでとはまったく違う感覚で迎えた気がする
 大人のフリをしている60歳ではなく、本当の意味での大人になる
・生命の本質は流れ。年を重ねても、繋がり生み出し続ける存在でいたい
・年齢を重ねるからこそ見えてくることがあるはず。自分に何が見えるのか、
 どう感じるのかが楽しみ
・いろんな年代の人と付き合いたい
・人の脳の最高潮期は56歳。物忘れは老化ではなく進化の証
 物事の優先順位が見えてくる時期なのだから、自分にとって大切なことに
 時間をかけていきたい
・19歳の時に60歳の師匠を見て「人生って楽しいんだ」と思ったことが原点
 イキイキサードステージを楽しんでいる人は、上から目線でなく若く見せよ
 うと無理しているわけでもなく自然体
・ホコリが積もったような年の取り方(!!)はしたくない
・ひと昔前の還暦と今とでは、捉え方が違うと思う。平均寿命も延び、
 今の還暦は通過点に過ぎないのではないか?
・素敵なロールモデルが身近にいて下さるのがありがたい

あっという間にサードステージがやってくる。
だからこそ今から考えたり、折に触れて、対話することを大事にしたいですね、





無敵の人

今週も、あっという間に過ぎました!
125日連続で達成したアクティビティリングも、
2回目のワクチン接種で安静にしたことから、中断。
しかし、おかげさまで過剰な収集心に歯止めがかかりました(笑)。

さて、北川八郎氏の「無敵の経営」。
無敵の人とは、以下です。

・人の胸の中に灯をともせる人
・いつも前向きでポジティブに生きられる人
・笑顔が美しいお金を運んでくることを知っている人
・周りに幸せをもたらすことができる人
・自分の失敗も他人の失敗も許せる人
・大好きをいっぱい持っている人
・人の和を大切にする人
・いつも明るい未来を語る人
・力(パワー)よりも心の方が強いことを知っている人
・人々を救う意識を育て、それを企業に生かせる人

自信とは?

『自信とは、自分を裏切らないこと。
普段から決めたことは必ずやり遂げるという、
小さな達成感の積み重ねが、
自信につながる』。

自分を信じる、と書いて『自信』。
決めたことを行動に移していけば、
自分への信用が積み重なり、
結果として自信につながるとは、まさに!
です。

とはいえ、「決めたことはやり遂げねばならない!」と、
目的を見失ったこだわりを貫くことではありません。
手段にこだわりすぎては、本末転倒。
撤退する、やめる、という決断も大事だと思います。
撤退のタイミングを逃してしまい、自分を追い込むことになっては
ツライ。今日の対話会では、そんなことを思ったりもしたのでした。