9月最終日

いよいよ9月も最終日。
娘はようやく今日、初登校の日を迎え、
夫は3年間お世話になったパーソナルトレーナーの方の最終日、
私はと言えば。名古屋で手羽先を食べるか、
味噌煮込みうどんか、味噌カツか!?と迷いつつ、
結局、新幹線に飛び乗りました。
それぞれの9月が終わろうとしています。
会社も無事、半期を終えることができました。
ようやくここにきて、いろんなことが整ってきた感あり、です。

下期は「頭の中に空いたスペースをつくる」ことを大事にしたいです。
『頭の中に空いたスペースがないと、集中できない。
対局場に向かうために移動するとき、基本的になにも考えずに
窓の外の風景を見たり、将棋に関係ない本を読む』。

羽生善治氏の言葉です。

何も考えない時間か~。
そういえば、先日、グランピングに行った時、
ボーっと日の出を見たり。ぶらぶら散歩するのは極楽タイム
普段は、ずいぶんと生き急いでいる感じがします

2日目。ノープランで行った賤ケ岳で、
ぼーっと眼下の景色を見ていたら、地元ガイドの方にお声かけいただき、
渡岸寺の国宝の十一面観音立像とのご縁をいただけました。
この観音様はあまりに美しすぎて、しばし動けませんでした。
計画的且つ効率的に進めようとすることも時には必要ですが、
そればかりではなあ・と思います。

頭の中の空いたスペース!ですね。

人生の豊かさを生み出す5S

昨日のセミナーでは、5Sの話が参加者の方から
いくつか出てきました。5S,九州といえば、
思い出すのは、工業デザイナー、水戸岡鋭治氏の言葉です。

『私自身はデザインというものを、
「整理整頓」の作業をすることだと考えているんです。

一般的な枠ではなかなか思い切ったことはできませんが、
どうしてここはこんなにすっきりしたんだろうと感じる時、
そこには必ず整理整頓をした人がいる。

それが設計者であったり、デザイナーであったり、
政治家であったりと立場の違いはありますが、
デザインの力によって空間は変化していく。
さらに、そこにいる人たちの意識までが変わっていきます。
だから私たちは現場に行くと、赤・黄・青の三つの紙を用意し、
これはダメという部分には赤、注意には黄、
OKには青を貼っていくんです。
そうやって皆さんに一目で分かるようにし、
色のバランスや形の統一、使い勝手などを調整していく。

要は整理・整頓・清掃・清潔・躾という5S、
日本の会社を立て直す時に用いられてきた五つを、
デザインの中に持ち込んで実践していくんです。

私がJR九州の仕事に携わった30年前には、
日豊本線にせよ鹿児島本線にせよ、
夜乗るとビールの空き缶が床をゴロゴロ転がったり、
つまみが散乱したりしていて、酔っ払いがいっぱいいたんです。
だから子供たちや女性もなおさら嫌がっていたんですね。
その混乱した状態を整理すると、
そういう振る舞いができなくなってくる。
躾けられていくといいますか。

やっぱり環境によって人は育つもので、
そこでマナーやモラルを身につけたり、
ホスピタリティが生まれるところまでいくのでしょう。

デザイナーや設計者はそういった心地よい環境をつくることで
豊かな時間と場所を提供し、それによって
人の行いが変わる可能性を追求しているのだと思うんです』。

水戸岡デザインの観光列車は九州を飛び出し、全国各地に誕生しましたが、
長崎新幹線の車両が楽しみです!

「せっかく」と「つい」

博多にやってきました!
せっかく博多に来たのだからと、
つい夜遅くにラーメンともつ鍋を食す。
これが今までのパターンでした!
が、昨夜は自分を制することができました(笑)。
「せっかく」と「つい」というパターン。
ついついやってしまいがちです。

せっかくこんなにご馳走が並んでいるのだから、
つい、あれもこれもと食べ過ぎる。

せっかくこのお店に来たのだからと、
つい、買い込んでしまう。

せっかくここまで来たのだから、あれもこれもと
つい、予定を詰め込みすぎてしまう。

「せっかく」という思いが、「つい」という行動を生み、
その結果、「あれもこれも」という結果を招く。
いやあ、欲深い!

静寂と活気

4連休あけは名古屋からスタートです!
今朝は一気呵成にスタートしましたが、
いよいよ半沢直樹がTVerでも一挙公開されたので、
観たい誘惑にかられつつ。

連休中はパソコン断食し、仕事の資料は開かずに、
自然に癒され、美しいものを愛で、
美味しいものをいただき、会いたい方に会う。
仕事から完全に離れることで、
クリエイティビティが刺激されたことも多々あり、です。

目の前の仕事に追われていると、
こういう時間を取ることは難しいものですが、
「空っぽにする時間」をもっと取っていきたいなあ、
と思います。

『行動の最中には静寂を、そして休息においては、
活気を学ばなくてはならない(ガンジー)』。

美と豊かさ

昨日は自然に囲まれた環境の中で、
動画撮影の機会をいただきました!
手入れされた緑と自然の中に身を置くと、
豊かさが内面から満ち溢れてくるな、と思います。
ハードな行程ではありましたが、
昨夜はぐっすりと熟睡できました。

敬愛する日本画家、千住博氏の言葉。
「美とは本来、五感のすべてを通して感じるもの。
しかし今、人間にとっての美が、
視覚に偏りすぎていることに危険を感じる。

パソコンの中には、視覚情報はあっても、
においや手触りはない。
五感を使って美を感じる感性が
薄らぐということは、
生きる感性が薄らぐこと。
これは生命の尊さに、
鈍感になるという意味でも恐ろしい。

今日のこの時間は一度しかない。
そう思って与えられた時間を慈しむことは、
人生の豊かさにつながる。
そして、豊かさとは、美的感覚にも通じるもの。
豊かさとは生きる理想であり、
また、美でもあったのではないか」。

最近オンラインを多用していますが、
オンラインならではの効用も多々あります。
しかし一方においては、においや手触りを実感できる場に、
意図して身を置くことも大事だと思います!

自信

先日の対話の中で、「自信」について
話す機会がありました。

『自信とは、自分を裏切らないこと。
決めたこと、自分や周りとの約束をやり遂げるという、
小さな達成感の積み重ねが、自信につながる』。

自分を信じる、と書いて『自信』。
決めたことを行動に移していけば、
自分への信用が積み重なり、
結果として自信につながるとは、まさに!
です。

とはいえ、「決めたことはやり遂げねばならない!」と、
目的を見失ったこだわりを貫くことは本末転倒ですし、
撤退する、やめる、という決断もまた大事ではありますね。
「あり方」について、昨日も気づき満載の時間でした。

単行本「失敗を未然に防ぐ 仕事のミスゼロ100の法則 」藤井 美保代著

業務の煩雑化や人員削減、働き方改革などの影響で、多くの仕事を早く、的確にこなすことが求められています。忙しいと、どうしてもミスが起こるもの。でも、ほんの些細なミスが、取り返しのつかない大損失につながることがあります。
本書では、ミスを事前に防ぐために必要な100の法則を紹介。「~すれば、…なる」という形でわかりやすく解説していきます。
事務職だけでなく、営業、企画、・開発、経営者、フリーランスなど、すべてのビジネスパーソンに役立つ1冊です。

著者:藤井 美保代
出版社:日本能率協会マネジメントセンター 価格:1,650円
発売日:令和2年6月19日
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心を整える

日常生活で生まれるストレスや心配事など、
気づかないうちに私たちの心のグラスは、
いっぱいの状態になってしまっていることがあります。
こういった状態だと、美味しい食事も楽しい会話も美しい景色も、
心の底から味わうことができない・・。

心の洗濯には、いくつかの方法があるけれども、
まずは「1日1度は静かに座って身と呼吸と心をととのえる」。
そしてもう一つは、「ひとつのものに集中する」こと、大事だなあと思います。

ごはんを食べながら本を読んだりスマホを触っていては、
本当の美味しさは感じられない。
たまには姿勢を正して、会話もせず、ゆっくりよく噛んで、
食材をしっかりと味わってみる。
ひとつひとつの動作に集中していくこと。
そういう習慣を身につけていけば、、
本当の”ものの価値”がわかるのかもしれません。

今朝は、庭にマットを敷いて30分座ってみました。
風はすっかり秋の気配。
いい時間をいただけました!

自分の時間

天使の羽のような雲が美しい朝です。
昨夜は最終便で松山へ、8ヶ月ぶり!の飛行機です。
これまで伊丹空港までは効率最優先の移動だったのが、
路線バスに揺られてブラブラ(笑)。
道中の景色も楽しめました。
こういう時間も豊かだなあ、と思います。

時間のつかいかたといえば、私のバイブル、
”エッセンシャル思考”。

『向上心は、ときに耐えざる
プレッシャーとなってあなたを襲う。
あれもこれも試したい、いいことは、
全部自分の生活に取り入れたい。
だが、そんなやり方では進歩できない。
何事も中途半端に終わるのがオチだ。
この苦境を抜け出すための鍵は、
人生を本質的要素だけに絞り込むこと。
本書は自分にとっての本質的要素を
見つけ出す手がかりとなることだろう』。

”どれも大事”、”全部できる”という過信を払拭し、
本当に大切なことに時間を投下したいものです。
最近とみに確保したいなあ、と思うのが、
「考える時間」です!

かつてビル・ゲイツはMS社が成長拡大の真っただ中にあったときも、
年に2回、1週間程度仕事を離れ、
ひとりきりで大量の本や記事を読み、最新の技術について学び、
これからのことに思いを馳せた。
1週間引きこもることが難しければ、3日間でもいいなあ。
フフ山梨あたりのマインドフルネス講座に申し込み、
日常から離れて、こういう時間を取りたいものです。

さらには、瞑想、睡眠、ゆったりと過ぎる時間。
タスクに振り回されるのではなく、
自分だけでいられる時間を大事にしたいですね。

一生精進

お料理タイムはNHKオンデマンドを観ながら、が最近の楽しみです。
今朝は朝食の準備をしつつ、プロフェッショナル仕事の流儀
志村ふくみ氏特集を。

染織家で紬織の人間国宝、志村ふくみ氏。
「一色一生」の如く気持ちで、植物染料からいかに美しい色を出すかに
真剣に取り組み、そのために一生を費やされています、御年95歳!
88歳の時には、後世に技術を伝承するため、染織の学校を創設されました。
まだまだ見果てぬ夢がある。草木からどんな色が紡ぎ出されるのか。
ワクワクの日々だとおっしゃいます。

以前に読んだ氏の著にあった、
人生の本質を突いた言葉も心に刺さります。

『自分の色というものは、
たった一つしかないのかもしれません。
それを求めてもらいたいと思います。

一つしかない色だけど、喜びや悲しみなど様々な感情、
刺激によって輝いていく。
その色に出逢うための人生じゃないですか。

それと同じように、
人の人生も織物のようなものだと思うんです。
経(たて)糸はもうすでに敷かれていて
変えることはできません。

人間で言えば先天性のもので、
生まれた所も生きる定めも、
全部自分ではどうすることもできない。
ただ、その経糸の中に陰陽があるんです。
何事でもそうですが、織にも、
浮かぶものと沈むものがあるわけです。
要するに綾ですが、これがなかったら織物はできない。
上がってくるのと下がってくるのが
一本おきになっているのが織物の組織です。

そこへ緯(よこ)糸がシュッと入ると、
経糸の一本一本を潜り抜けて、トン、と織れる。

私たちの人生もこのとおりだと思うんです。
いろんな人と接する、事件が起きる、何かを感じる。
でも最後は必ず、トン、とやって一日が終わり、朝が来る。
そしてまた夜が来て、トン、とやって次の日が来る。
これをいいかげんにトン、トン、と織っていたら、
当然いいかげんな織物ができる。
だから一つひとつ真心を込めて織らなくちゃいけない。
きょうの一織り一織りは
次の色にかかっているんです』。

いいかげんにトントンするのではなく、
一色一生のごとく気持ちで、
丁寧に日々を紡いでいきたいですね。
一生精進です。

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