脳科学のこと

今朝は東京からスタートです!
毎年、ATDに登壇されているブリット・アンドレアッタ氏の
「学習の脳科学における重要な最新情報」は面白かったです。
何百という脳科学の論文を読んで研究した中で、
導き出された知見を紹介下さいます。、

印象に残ったこと

・仕事をしているときに、休憩も取らずに詰め込むのは良くない。
 小休憩を入れることで、脳はその間に整理整頓している
・いままで読んだことないことなどに触れると
 居心地が悪いが、それは脳にとっては新たな刺激になり、とてもいいことだ。
・私達の体は20万年、学習することが当たり前という中で進化している。
・お互い、ストーリーを紡ぎながら話すことで記憶に残る、
・他の人がやっていることを見ると、自分の脳の同じ部分が活性化される。
・新しい行動を40−50繰り返せば習慣化できる。
 60回同じ行動を繰り返せば神経が太くなる、

あ、そろそろ行ってきます!
 。

今ここ(moment)

今朝も名古屋からスタートです!
さて、本日もATDの振り返りを書き連ねてみます。

今年のATDからは、デジタル・トランスフォーメーションの流れの中で、
「自分らしくより良く生きていくには?」を
考えさせるメッセージを受け取りました。

基調講演のオプラ・ウィンフリーさんは、
圧倒的な存在感でした。
「自分の人生を使って、他の人の人生のために何ができるのか」。
オプラさん自身がそれを体現しているからこそ、
説得力があり心に響きました。

また、自分自身がより良い人生を生きていくためには、
目的や意味付けが大事。
それは、外側からの期待や要請ではなく、
自分の内側から湧き上がってくる直感や
自分の心の声を大事にすること。

自己認識を高め、今ここ、に湧き上がってくる
自分の直感に従って、行動を起こしていくことが大切。
直観をおろそかにし行動したことは、
うまくいかなかったことが少なからずあった、
というようなお話も印象的でした。

「今ここ」を大事に、ですね。
では、行ってきます!

ATDご報告 1

久しぶりのブログです。
先日ワシントンD.Cで開催された
ATDから戻ってきました!
今年も世界から13,500人が参加され、
300以上のセッションが開催されました。
朝の8時~17時半まで、学び三昧の時間です。

毎年お世話になっているヒューマンバリューのツアーでは、
毎日、18時~21時半まで情報交換会がありますが、
これが申し分なく素晴らしい。
一人ひとりが参加したセッション情報や知見を
惜しげもなくシェア下さいます。

これを4日間続けることで、今年のトレンドや、
ATDが伝えたいであろうメッセージが浮かび上がってくる気がします。
自分ひとりで参加していては、決して得られない発見がたくさんあります。。

VR(バーチャルリアリティ)の可能性にもワクワクしましたが、
特に印象に残ったことは、「フィードバック」。
いくつかのセッションで取り上げられていました。

背景には、ディスラプティブ(破壊的)な環境変化の中、
時間をかけて正しい答えを導き出すという従来のアプローチは通用しなくなっています。
こんな時代には、アジャイルで小さな一歩を踏み出し、失敗もし、振り返り、修正を重ねながら、
少しずつ価値を高めていくことが大切ですが、これを後押しするのがフィードバック、だといいます。
確かに、自分のやり方に固執していては、取り残されることにもなりかねません。

相手をへこませるのではなく、お互いの成長につながるような
フィードバックが機能する風土づくりについて、
これからも探究を深めていきたいです。

また、フィードバックされて落ち込むのではなく、
これをギフトとして捉えるためには、「自分は自分でいいんだ」、と、
ちゃんと自分のことを受け入れられているかが、とても大事です。
ここもまた大きなテーマですね。

他にも、心理的安全、ヴァルネラビリティ、モメント、ハビット、
レジリエンス、エモーションと気になる言葉がいくつもありましたが、
順次整理していきたいと思います。

今日は名古屋からスタートですが、酷暑になりそうですね。
皆さんもお気をつけください!

いよいよATD

横浜から戻ってきました。
明日からATDに参加すべくアメリカに向けて出発します。
これから準備にかかります!

毎年この時期に参加して、早6回目。
今年もどんな発見があるのか、
楽しみとドキドキとが交錯していますが、
「今ここ」を存分に堪能したいです。

デジタルトランスフォーメーションの流れの中で、
変えていくこと、より一層大事することが、
見えてくればいいな、と思っています。

何よりもあの場に立ち、濃密な日々を過ごすことが、
前に向かう原動力になるので、今年もたくさんのパワーをいただきたいです。

昨年のATDでは、チェアマンから、
以下のようなメッセージが、発信されました。

『AI をはじめとしたテクノロジーの進化が、
ナレッジ・ワーカーを含むあらゆる職業に影響を与える。
何百万という仕事が自動化され、人間の仕事がロボットに
取って代わられることに対して、私たちはみな恐れを感じている。
そこで私たちに求められるのは、自分たちの仕事やスキルを再定義することだ。。
その中でタレント開発に関わる私たちは、AI の時代における
新しいタレント開発を生み出していくことが必要だ』。

こうした”リ・スキル”をどのように支援していけば良いのか。
・わたしたち自身がデジタル・トランスフォーメーションについて学び、
 タレント開発のありかたを今一度考えていくこと
・個々を中心に据えた学習環境を整えていくこと
・個別にカスタマイズされた学習を、即時に継続的に提供できること。

しかし、67%のCEOがAIやマシーンラーニングなどへの
投資は決めているが、従業員のリ・スキルに対する投資を
決めているのはわずか3%に過ぎない。というデータも紹介されていました。

私たちの仕事そのものが、デジタル・トランスフォーメーションの
大きなうねりの中にあるのは事実ですが、
それを恐れているだけでは、明るい未来は期待できません。
変化の波にしなやかに乗りながらも、
自分の強みやらしさを活かせることができればいいですね!

これはすごい!

昨夜から横浜に来ています。
いやあ、この街は本当にいいですねえ。
みなとみらいあたりの夜景は抜群、
海と緑も美しい!
ということで、明日まで滞在です。

さて、最近の高校生はiPad Proでノートを取り、
写真を加工し、絵を描くという。
ムスメに勧められて、まずは兼用にと1台購入しましたが、
なんと便利なのだ!!と感激。

名刺大の小さなスマホで見ていたkindleは読みやすいし、
即立ち上がる機能性も抜群。
何よりもappleペンシルの書きやすさに感動です。
ノートに手書きしているとまったく遜色ありません。
週末試しに借りてみましたが、もう手放せないです。

明後日から、ATDに出発しますが、
これは必須とばかりに借りることにしまいた。
スケジュール一覧も、各セッションのスライドも
見やすくて、写真やスライドをノートに挿入するのも簡単です。
情報を一元化できるのも嬉しい限り、学ぶ意欲がさらに高まります。

しかし、これは文具メーカーにとっては
脅威でもありますね・・。

お仕事スタート

11日間、たっぷりとお休みをいただき、
今日からお仕事スタートです。

今朝は3時に起きて、ナレッジワークに取り組むうちに、
ようやく感覚が戻ってきました。
なんせ、10日間PC断食の日々ゆえ、
キータッチものろのろと、でした。

今しがたは、久しぶりに経験する満員電車で、
朝からパワーを吸い取られそうになりましたが、
スタバで一息ついて、復活!

今年のGWは、お寺をめぐる日々でした。
身延山、京都、奈良と、思いつくままぶらぶらと。
FBで繋がっている実家の母からは、
「なぜそんなにお寺ばかり行くの?出家でもするつもり?」
という突っ込みが(笑)。

いやあ、あの場に身を置き、先人の息に触れることで、
心身ともに整っていくのを実感するのです。
良い気が満ちていて、そこにいるだけで
パワーをいただける場所。
それが神社だったり、お寺だったり、ということです。

スタバで一息も自分を整える場。
1日の中にどれだけパワースポットや自分が整う方法を
取り入れるかで、パフォーマンスもずいぶんと変わってきますね。
ということで、今日もごきげんで過ごしてまいります。

笑医力

GWまであと2日とは、思わず笑みがこぼれます!

医学博士の高柳和江氏が提唱している、
若返り効果のある「笑医力」。

笑医とは、感動や感謝から自然に生まれる
心からの笑いのこと。
心からの笑顔になると、自然と幸せな気持ちになり、
それがウイルスやがん細胞と戦う、NK細胞を活性化させ、
免疫力の向上をもたらします。

心からの笑い3か条。
1.1日5回感動し、笑顔になること
2.ほめるは笑いの特効薬。相手の本質をほめること
3.たとえ悪いことがあってもくよくよ考えず笑い飛ばすこと

「本質をほめる」という言葉が興味深いです。
「目が大きいですね」よりは、「目の輝きが素晴らしいですね」と。
「そのネクタイ、いいですね」よりは、「そのネクタイを選んだセンスが
素晴らしい」といったほめ方が良いのだとおっしゃいます。

相手の心に寄り添い、本当のことを言ってほめるから、
相手は心を開いて笑ってくれる。
それによって、相手も自分も元気になれて、
毎日楽しく幸せに生きていくことができるのだと。
筋力をつけるのと同じように、笑医力をつけたいものです!

オキシトシン

ゴールデンウイークまであと3日。
連日の現場にGWまでの駆け込み仕事にと、忙しさMaxですが、
おかげさまで元気に毎日過ごしています。

睡眠、食事、適度な運動。
自分がごきげんで元気にいることが、
仕事はもちろんのこと、周りとの関係性や、
判断・決断の質を高めることにもつながります。

さて、先日は、オキシトシン研究の第一人者である、
高橋徳先生の講演拝聴!

幸せホルモンのオキシトシンが分泌されると、
自律神経を整え、ストレスから解放され、
高血圧低下、免疫力アップと健康効果大!
そういえば2年前のATDでも、
『スタンフォードの自分を変える教室』の著者、
ケリー・マクゴニガル氏がオキシトシンについて、
話していました。

オキシトシンは日常のちょっとした工夫や習慣で作られます。

・心地良い五感への刺激
→美しい夕日や空、自然の中に身を置く、鍼など

・受動的刺激(心的刺激)
→思いやりの気持ちに触れる

・食生活+運動+社交性
→人を思いやる気持ち、
相手のお世話をするとオキシトシンが増える

ダライラマ14世の言葉にもあるように、
「自分が幸せになりたければ、
他人を思いやりなさい」の精神です。

・仲間を信頼する・応援する
→オキシトシンが分泌されるような関係になるには、
まず自分のことをオープンにして仲間と接すること

愛のホルモンオキシトシンは、
私たちを幸せな気分にしてくれるだけではなく、
健康まで与えてくれるのですね!

人間が才能を発揮するには!

始発で東京にやってきました!
残念ながら今朝は、富士山を拝むことは
できませんでしたが。週末の山梨訪問に
望みを託したいと思います(笑)。

さて、週末は、日本大学名誉教授で医学博士の
林成之先生の講演を拝聴しました。
敬愛する林先生!
80歳を超えていらっしゃるそうですが、
お茶目でパワフル!またまたファンになりました。

講演テーマは、「人の才能を育む脳科学はどこまで進化したか」。
人工知能が台頭し活躍する中で、人工知能を超える子供と人財を育てよう!という
とても興味深いお話でした。

人間の脳は、本能を基盤に、気持ちと一体で機能するとのこと。
気持ちとは、「知りたい」仲間になりたい」「伝えたい」「生きたい」。
本能とは、「自己保存」「統一」「一貫性」「自分の存在」「新しい発想」。

これらの本能と気持ちを知った上で、脳が間引きすることなく、
パフォーマンスを発揮するためには、以下10項目の言動には要注意です!

1.気持ちを込めた会話をしない
2.先生が好きになれない
3.だいたい出来た!
4.まあいいか!
5. 途中で違うことを考える!
6.否定語(無理・勝てない・大変)
7.自分の欠点・弱点が言えない!
8.興味を持たない・感動しない!
9. 素直に全力投球しない!
10.後で!

いやあ、思った以上に当てはまっていることがありました。
娘とのお風呂タイムでも、この項目について盛り上がりましたが、
一つずつだけでも減らしていきたいです。