ワーケーション

午後から滋賀県でお仕事なので、
遠くに琵琶湖を眺めながらの朝活が、一段落しました。
滋賀県いいですねえ。比叡山、琵琶湖が美しい。
ワーケーション気分で仕事ができるなあ、と思います。

最近、周りにもワーケーション経験者が、ちらほらと出てきました。
今週はチームメンバーの一人も、海辺で絶賛実施中。

3月の1on1ミーティングは、ワーケーションでやろう!と妄想中。
ゴルフ場か、海か、山か。はたまた毎日違う場所に移動するか!?
ワーケーションと生産性向上との関係性も検証したいところ。
いやあ、楽しみだ!

DIMEの記事によると、カヌチャリゾートでの
ワーケーションの実証実験で以下の効果が実現できた。

・経験することで、仕事とプライベートの切り分けが促進される
・情動的な組織コミットメント(所属意識)を向上させる
・実施中に仕事のパフォーマンスが参加前と比べて20%程度上がるだけでなく、
 終了後も5日間は効果が持続する
・心身のストレス反応の低減(参加前と比べて37%程度)と持続に効果がある
・活動量(運動量)の増加に効果がある(歩数が参加前と比べて2倍程度増加)

どれだけの人が参加したのか。記事から母数はわかりませんが、
NTTデータ経営研究所、JTB、JALが連携し、
エビデンス獲得と効果的な施策の策定・普及を目的に、
これからも科学的研究を行うのだそうです。

ダニエル・ピンク氏すごい!

久しぶりにダニエル・ピンク氏の、
『ハイコンセプト 「新しいこと」を考え出す人の時代』(大前研一訳)
を読み返しました。この本もバイブルの一つ。
14年前の本ですが、古さを感じません。

これからの時代をリードするのは、
何かを創造できる人や他人と共感できる人、
パターン認識に優れた人、そして物事に意義を見出せる人だ。

これまでの経済や社会は、「情報化の時代」の
ロジカルで直線的で、まるでコンピューターのような
能力を基盤に築かれたものだった。
だが、これからは、創意や共感、そして総括的展望を
持つことによって、社会や経済が築かれる時代、
すなわち「コンセプトの時代」がやってくる。
その新しい時代を動かしていく力は、
これまでとは違った新しい思考やアプローチであり、
そこで重要になるのが「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」である。

「ハイ・コンセプト」とは、パターンやチャンスを見出す能力、
芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、
人を納得させる話のできる能力、
一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を
生み出す能力、などだ。

「ハイ・タッチ」とは、他人と共感する能力、
人間関係の機微を感じ取る能力、自らに喜びを見出し、
また、他の人々が喜びを見つける手助けをする能力、
そしてごく日常的な出来事についても、
その目的や意義を追求する能力などだ。
かつては軽視され、取るに足らないものだとみなされた能力、
つまり創作力や共感、喜び、意義といった「右脳的」な特質が、
これからの世の中で大きく飛躍できるか、もがき苦しむことになるかを
決める重要な要素になってくる。

ダニエル・ピンク恐るべし。
いよいよこんな時代が到来したことを感じます!

年代ごとの「捨てる」

出どころ不明ですが、キャリア関連の本に掲載されていたはず。

『20代は自分の力をつける時期なので、
とにかく現場を経験することが大切である。
好き嫌いに関係なく、何事にも貪欲にトライしてみる。
先入観や既成概念を捨て、将来、
それが仕事の役に立とうが立つまいが、
自分の可能性を狭めずに仕事や興味の範囲を
広げることが逆に将来につながっていく』。

『30代は20代で経験したことや自分の希望、
実力などを鑑みて、得意分野、得意技を
絞り込んでいくことが重要である』。

『40代はそれまでに培った強みを実戦で生かし、
いよいよ成果を出していく時期である。
会社も顧客も、この年代に期待するのは
素質や伸びしろではなく、きっちりと結果を出せる能力である。
40代がビジネスパーソンにとって、最も大変な時期といえるが、
私欲を捨てて仕事に邁進すべきである』。

『50代以降は仕事を次世代に引き継いでいく時期。
個人の手柄を捨てて、それらを部下に渡そう。
この年代になると、部下がどれだけあなたを支持してくれるか、
どれだけのリーダーシップを発揮できるかが
あなたの評価につながる。
部下に仕事を少しずつ引き継ぎ、
プライベートライフの比重を上げていく時期でもある』。

20代は、「既成概念」を、30代は「得意分野以外のこと」を、
40代は「私欲」を、50代以降は「個人の手柄」を、捨てていく。
最近「捨てる」に敏感です!

これは意外!

日頃、出版や手帳でお世話になっている、
日本能率協会マネジメントセンターさんの
「イマドキ若手社員の仕事に対する意識調査」。
育成担当者の声は予想通りでしたが、
新人さんの声は意外!でした。

一部、引用します。

コロナ禍での入社について、2020年入社の新入社員258名のうち、
75.5%が「メリットがあった」と回答しています。

「周りに人がおらず集中できた」
「時間をかけて仕事が覚えられた」
「リモート推進のメリット、デメリットを先入観なく認識できる」

などが挙がっています。

従来の主流であった「短期集中型の教育」や
「配属後すぐに現場で多忙な日々を送る」などとは
異なる状況によって、新入社員がゆっくり成長する時間を得られたともいえます。

一方、新入社員の指導・育成担当者(808名)は、
「現場配属時期へ影響があった」
「配属後に新人が職場になじめるか不安である」
「緊急事態宣言期間中、新人・若手に指導がしにくかった」の回答結果が
いずれも60%以上。

また、「成長につながる仕事であっても、残業をしないことを
優先して業務を減らしている(59.1%)」と回答。
新人の成長は気になるが、残業時間の削減を優先し、
限られた時間の中でのマネジメントや成長支援を指導者側も迫られています。
うーん、これもまた悩ましい・・。

来年4月入社の新入社員ラーニング設計にも、
これまで以上に段階的・継続的なフォローアップを重視したものが
必要になってきますね。
これまた新たな問いをいただけました。

判断を保留しない

今朝も冷える朝です、気温は7度!

さて、朝活を終えて、断捨離提唱者、
やましたひでこさんのコラムを読みました。
「判断を保留しない」。
モノだけではなく、仕事や人生に通ずることありです。
ということで、備忘録を兼ねて、一部以下抜粋します。

『私たちは誰しも「保留」するのが得意です。
モノで言えば、以前は必要だったけど今はもう必要ではないモノ、
もう自分との関係は終わってしまったモノがある。
でも今すぐいらないと判断するのは面倒だから
、保留にして取りあえず「片付け」と称して収納してしまうわけ。

 さらに、「もう必要ではない」と判断しても、
処分するかどうか決断するのをまた保留してしまう。
さらに、「もう処分しよう」と決めたとしても、
実際に行動を起こすのをまた保留してしまう。
こうして保留のモノたちがいっぱいたまっているのが私たちの人生なんです』。

わかりますー。
これをやり続けることで、思考停止に陥りそうです。
見ないふり、感じないふりをしていることで、感性鈍化。
未完了感が高まり、もやもやが溜まっていく。
で、いつも心がざわざわしていて、目の前のことに集中できない。

断捨離をまず始めるのは、「小さく」だそうです。
オススメは冷蔵庫とシューズコーナーだそうです。
春頃から断捨離を進めていますが、
まだまだやり続けることで、思考がクリアになりそうです!

博多にやってきましたが、今朝は10度!
結構寒い朝です。

さて、先日伺ったお寺で目に留まった「躾」。

躾(しつけ)という字は、身を美しくすると書く。
儲け(もうけ)という字は、信じる者=信者、と書く。
漢字は本当によく出来ているなあ、と思います。
以下は、「躾」という字についての安岡正篤氏の言葉です。

『躾という字はまことにうまくできている。
身体を美しくする、体をきれいにする、
人間の在り方・生き方・動き方を美しくするという、これは躾だ。
美しくするということは、つまり良くするということである。
 
食事でも作法というものは、自然なもので非常に美しい。
箸やお椀の蓋の取り方でも、
作法通りすれば実に合理的である。
つまり、道徳とか躾というものは、人間の生活、人間の在り様、
人間の動き方というものをいかに自然にするか、
いかに真実にするかということである。
人間が獣でなくて人間らしく生きる道が道徳で、
それは極めて自然であって、理屈でも手投でもなんでもない。
真実、自然のことなのであります』。

今がベストか?

始発で向かい、いつものカフェで一息中です。
大阪は24度になる見込み、11月も半ば過ぎだというのに、
なんと暖かい!!

今日は3月から延期になった”働き方改革”の研修です。
しかし!この半年間で働く環境が大きく変わり、
研修内容も大きく刷新しました。

リモートを前提としたチームづくり、
アジャイル組織開発。

正解のない時代だからこそ、
こんな問いを立て続けていきたいです。

『いまがベストかと常に自分に問答を掛ける』

──早乙女哲哉
  (てんぷら「みかわ是山居」主人)

天ぷらの場合、海老一本を
揚げるのに長くて30秒。

その作業をいままでに何百万回と
繰り返してきましたが、
30秒間、鍋の中で何が
おきているかを考えなかったことは
一度としてありません。

そうやって自分に問答を掛け、
貯金の数を増やしていく。

皿洗い一つするのでも、
この皿は何手で洗えるか、
どこからどう洗っていけば
100パーセントきれいに洗えるかを
考えていくことが大切なのです。

そうやってどんな仕事をする時も、

「いまがベストか、
いまやっていることはベストなのか」

と常に問答を掛け、
自分の中で整理していく。

全ての仕事はその延長線上に連なって
くるものだという気がしてなりません。

学習する文化を自社に定着

東京の朝は快晴です。
銀杏並木も黄色に染まり、晩秋、という感じ。

さて、「自社に学習する文化を定着させる5つの秘訣」。
東洋経済オンラインに掲載されていたものを
一部引用します。

1.リーダーが率先して学習に取り組む
2.学習体験をパーソナライズ(一人ひとりに最適な学習コンテンツを提供)
3.いつでもどこでも学習できる環境づくり
4.学習をワークフローに統合する
5.学習の成果をシェアし、認め合う

2はLMS(ラーニングマネジメントシステム)、
3はオンデマンドが一役買ってくれますね。

5番が大切だな、と思います。
学習する文化というのは、一人ひとりが自己研鑽に努めるとともに、
社員同士がお互いの学習を手助けし合う文化を醸成することでもあります。
同じコミュニティの中で、質問したり、気づきをシェアしたり、
称えたりすることは、継続のモチベーションにもなります。

継続して学習し、常に成長し続けることのできる人財。
そのような人財を惹きつける、学習する文化を持つ組織。
有志の声かけのおかげで、自社でも少し動き始めた感があります!

これは助かる!

感染拡大に伴い、これまでフェイスシールドで
登壇可能だったのが、マスク着用必須、
という先様も増えてきました。
マスクで終日話すとなると、呼吸困難に陥りそうです。

ということで、急遽マスクフレーム購入。
シリコン素材の立体的なフレームをマスクの中に入れるだけで、
スペースが生まれ、快適に呼吸できるのが嬉しいことです。
外すとクッキリ顔にフレームのあとがつきますが、
話しやすさに比べたら、取るに足りないことかも!

さて、現在新幹線移動中ですが、
線路に人が立ち入ったとのことで全線ストップしてしまいました。
現在、警察と駅員さんがその人を捜索中とのこと。
今晩中に目的地まで着くことを願いつつ、です。