2020年11月26日

これは意外!

日頃、出版や手帳でお世話になっている、
日本能率協会マネジメントセンターさんの
「イマドキ若手社員の仕事に対する意識調査」。
育成担当者の声は予想通りでしたが、
新人さんの声は意外!でした。

一部、引用します。

コロナ禍での入社について、2020年入社の新入社員258名のうち、
75.5%が「メリットがあった」と回答しています。

「周りに人がおらず集中できた」
「時間をかけて仕事が覚えられた」
「リモート推進のメリット、デメリットを先入観なく認識できる」

などが挙がっています。

従来の主流であった「短期集中型の教育」や
「配属後すぐに現場で多忙な日々を送る」などとは
異なる状況によって、新入社員がゆっくり成長する時間を得られたともいえます。

一方、新入社員の指導・育成担当者(808名)は、
「現場配属時期へ影響があった」
「配属後に新人が職場になじめるか不安である」
「緊急事態宣言期間中、新人・若手に指導がしにくかった」の回答結果が
いずれも60%以上。

また、「成長につながる仕事であっても、残業をしないことを
優先して業務を減らしている(59.1%)」と回答。
新人の成長は気になるが、残業時間の削減を優先し、
限られた時間の中でのマネジメントや成長支援を指導者側も迫られています。
うーん、これもまた悩ましい・・。

来年4月入社の新入社員ラーニング設計にも、
これまで以上に段階的・継続的なフォローアップを重視したものが
必要になってきますね。
これまた新たな問いをいただけました。

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