深層対話

週明けの朝は早い!ようやく仕事もひと段落ついたものの、
テクノロジーの課題は積み残す・・。

さて、週末は、clubhouseの「深層対話力で切り取る!日々の徒然」roomでの
対話や、3時間のZOOMでの談合(対話)にと、質濃い時間でした。

深層対話について、田坂広志氏の「仕事の技法」から、ポイントを整理して
おきます。

「仕事の技法」の「根幹的技法」とは何か?それは対話の技法。
なぜなら、どの分野のどの職種のどの仕事であっても、その仕事の根幹は、
商談、交渉、発表、説明、会議、会合、報告、連絡、相談など、すべて、
顧客や業者、上司や部下を始めとする「人間」を相手とした「対話」
だからである。

ここで言う「対話」とは、相手から「メッセージを受け取り」、
相手に「メッセージを伝える」すべての行為のこと。

対話の中でも深層対話の技法を身につけるためには、
日々のすべての「仕事」における言葉以外のメッセージの交換を振り返り、
細やかに、そして深く「反省」することだ。

反省とは、「経験したことを、冷静に、理性的に、省みること」であり、
感情的な側面の強い「懺悔」や「後悔」などとは異なり、
「経験」から「智恵」を掴むための極めて合理的・科学的な方法である。

反省を習慣として身につけることができたならば、深層対話力を高めて
いくことができる。

この時間がとても重要!















FOID

昨夜はATDのケーパビリティ講座第2回。
その後、日本橋まで往復4キロウォーキング。
1本脇道に入るとクラシックな雰囲気が漂っていて、歴史を感じます。
脳と体をフルに使い、昨夜もよく眠ることができました!

さて、講座のテーマはトレーニングデリバリー。
講師のジェイソン・ダーキー氏の軽快なテンポで笑いあふれる
インストラクションで、あっという間に過ぎた2時間。

チャットへの返答スピードが半端なく早い!
ZOOMのブレークアウトも「こんな入り方があるのか?」という
やり方も体感できました。さらには、誰が指名されるかわからないという
ドキハラデモタイム!

講座の中ではATDトレンドのフレームワークをいくつも紹介いただきましたが、
早速、今日のセミナーで使ってみたいなと思うのは、FOID。
ケーススタディや体験学習のあとの振り返りに効果的だなあ、と。


F(Fact)・・事実は何なのか?
演習中、誰がどこで何をしたのか?どんな発言をしたのか?

O(Opinion)・・あなたの見解は?
このワークショップで一番気に入ったパートは?やりがいがあった箇所は?


I(Importance)・・何が重要?それはなぜ?
最も役に立ったことは?


D(Do)・・実践したいことは?
現場でやってみたいことを一つ挙げるとしたら?















6つの悪弊

昨夜は隅田川界隈までウォーキング。
おおお、娘が1歳の時、初めて立ったマンションが!
懐かしい想いが立ち上ってきました。
今宵は日本橋あたりまで足を延ばそうか、と楽しみです。

さて、今朝の致知メルマガ。リーダーの人間力やあり方についてですが、
いかんいかん、耳が痛い話です・・。備忘録として、一部引用します!


リーダーに求められる人間力というのは、古くて新しいテーマ。
江戸時代から、人の上に立つ人のあり方を『論語』や『大学』などの
「四書五経」を教科書として学んできた。

ところが、それほど長く学んでいながら、我々の人間力はなかなか進歩しない。
我々は人の上に立ったとき、ついつい『論語』や『大学』が教示している
「あるべき振る舞い」を行わず、得てして「あるべからざる行動」をとって
しまう。

1.人に勝ちたがる
人の上に立つ人、社長やリーダーは経験と実績のある実力者である。
いわば勝利の歴史を経てきた人たちだ。それゆえ負けることを極端に嫌う。
この気持ちは困難を乗り越えるレバレージ(梃子)となる反面、オレがオレが
という自己中心的人間に自分を追い込みやすい

2.自分の欠点や過ちを聞くことを恥じ、嫌がる
耳に痛いことを言われることを嫌うのも、人の上に立つ人が陥りやすい隘路だ。

3.口達者
巧言令色鮮し仁といわれるように、饒舌であることは人間力にプラスとは
ならない。社長やリーダーは聡明才弁より「聴き達者」であるべきだ。

4.聡明をてらう
いわゆる秀才型の社長や自称インテリの悪弊である。
聡明で弁が立つことは悪いことではない。だが、学問的な知識はスキルである。
スキルだけでは、人は喜んでついてこない。

5.わざと威厳を繕う
大方の社長やリーダーは、社員や部下から偉い人と認められたいと思っている。
そのため、つい意識して威厳を保とうとする。
しかし、威厳とは周囲の人が「威厳あり」と感じるものであり、
自ら繕うものではない。

6.我がまま勝手で我意を押し通す
公正であるべき判断や評価を恣意的に壟断することも、社長やリーダーが
犯しがちな過ちである。いわゆる情実人事というものだ。













防衛体力!

今週は東京滞在です。
通勤ラッシュのはずのこの時間帯もガラガラ。
東京駅も火が消えたような静けさです。

毎夕、仕事ののち、皇居あたりを歩いてみようと
トレーニングウエアをもってきました。
ああ、しかし、シューズを忘れたことに気づく・・。
ヒールでないだけ良しとしよう!

より早く!より効率的に!と走り回っていた昨年までは、
歩くことなどあり得ませんでしたが、ずいぶんと日々の過ごし方が
変わってきました。少しでもリラックスをと送っていただいたCDを
聴きながら、何も考えずにぼーっとする時間も極上タイムです。

先日読んだ「感染症にも負けない防衛体力のつくりかた」。
防衛体力(さまざまなストレスから心身を守るのに必要な能力・免疫力)を
つけるには、「腸能力」「呼吸力」「血管力」「代謝力」。
この4つの力を底上げすることこそが、必要だと。

・空腹時間をつくり腸を休ませること
・よく噛むほどに胃腸の負担は少なくなる。そのためには健康な歯であること
・深い呼吸を意識すること。つねに深呼吸を意識
・血流をよくすれば体も心も若くなる
・寝る前はのんびり過ごしてリラックス

食事、運動、メンタルケアに、生活リズム。
当たり前のことを当たり前のようにやることですが、
そのためには地球のリズムに合わせて生活することが
大事ですね。朝は早く目覚め、夜は早く寝る!












巻き込み力

近畿地方は観測史上最も早い時期の梅雨入りです。
気候変動の影響か、これほどに早いと却って心配になりますね。

さて、書評に紹介されていた「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」。
面白い結果が書かれていました。

25社9000人の5%社員を選定し、4年にわたってAI分析で調査。
さらにそれが再現性の高いルールになるかを検証するため、別の29社に
強力を仰ぎ、実証実験も実施、すごい!

5%社員の特徴としては、完璧を目指さない、
完成度が20%で意見を求める。といった点が上げられており、
さらに興味深いのは、5%社員はEQが高く、業務遂行能力よりも、
巻き込み力が高いということ。
周囲を巻き込み、チーム戦で挑み、シナジーを発揮しようとしていること。
その際には、自分の優位性を誇示したり、高圧的に指示することもしない。
逆に自分から弱みをさらけ出し、相手が自分の懐に入ってきやすいようにして、
心理的距離を縮めていく。
打ち合わせでは話しやすい雰囲気をつくり、中身の濃い話し合いをする。
弱さをさらけ出すヴァルネラビリティやコミュニケーション能力が不可欠、
ですね!

あ、もう一つ、5%社員の多くは、最低2週間に一度、15分程度の内省を行い
行動改善につなげている。

今は積読本があふれている(笑)ので、少し落ち着いたら読んでみたい、と
思います!




脳の負担を軽くする!

今朝の東京は雨模様です。
2.5キロの朝散歩がてら、セミナー会場近くのカフェに到着。
お茶を飲む・メールに返信する・つくる・観る。
2時間半の極上タイムです。

朝活の仕上げはブログを書くこと。
インプットしたことを整理し、自分の中をスループットし、
アウトプットする大事な時間!

今日は新たなスタイルでのセミナーなので、
以前の勉強会で聴いた、「話し手は、聴き手の脳の負担を
軽くすることが大事」ということを、ことさら意識したい。

最初に力が入れば入るほどクドくなってしまい、聴き手の心を
遠ざけてしまいます。「軽やかで自然な導入、しかし気づいたら
ハマっている」。

うまく話そう!興味を持っていただこう!と、気負えば気負うほど、
言葉に言葉を重ね、聴き手の脳の負担が重くなり、心が離れてしまう。
かしこまった話をすればするほど、これまた脳の負担が重くなり、
私には関係ない話だ、と、聴き手を「当事者」ではなく、
「お客様」にしてしまう。

また、話の中に取り上げる事例は、「私にもできそう」と、
思えるサイズ感のものを、選ぶことも大切。
たいそうな事例を話せば話すほど、脳の負担が重くなってしまい、
私には無理、別世界だ、と思われてしまう。

身近なこと、私もそれならできそう!と
思う話材を取り上げながら、ですね。







オートファジー

「空腹こそ最強のクスリ」読了。
中田敦彦YouTube大学で、278万回という驚異的な再生回数に惹かれ、
本も読んでみました!

オートファジーと は、体や細胞がストレスを受けても生き残れるように
体内に組み込まれたシステム。飢餓状態になったときこそ働きが活発化し、
ものを食べないことでしか誘発できないという。
この機能と睡眠をうまく組み合わせ、 16時間食べないことで、
細胞内の老廃物が除去され、修復されるのだそうです。

オートファジーによってミトコンドリアも活性化され、
若々しくいられる上に、生活習慣防や認知症予防、
肌や筋肉の老化防止の効果もあるって、いいことづくしですねえ。
まさに空腹こそが最強のクスリ!

空腹時間中にどうしてもお腹がすいたら、
素焼きナッツやヨーグルト、チーズは食べても良し。
筋トレ、ウォーキングと組み合わせるとなお良い。

16時間の空腹時間を作るということは、
19時に夕食→12時に昼食ということ。
必要な栄養はしっかり摂った上で、16時間空ける。

それほど苦行ではなさそうだ。



威風堂々!


昨夜松本市にやってきました。
国宝松本城は、ライトアップされているらしい。
ということで、夜、荷物をガラガラと引きながら
散歩かたがた松本城へ。
す、素晴らしい!!なんと威風堂々とした姿。

五重六階の大天守を中心に、連結複合式と呼ばれる、
独特の校正をもった天守群。

松本は、3ガク都(山岳・学問・音楽)。
山岳といえば北アルプス、学問といえば、旧明智学校校舎、
音楽といえば、国際的な音楽祭。

次に伺うのは4連休半ば。
観光を兼ねてゆっくり訪問したいものです!









オンライン座談会のご案内

5/17(月)に第4回オンライン座談会を開催します!
昨年6月から定期的に開催していますが、今回は「行動分析学に基づく部下育成」がテーマです。


「行動分析学」とは、人がなぜそのように行動するのかについて、
法則を見つけ探求する心理学の一つの分野です。
この座談会では、行動分析学をベースに、
「環境」や「上司の行動」を変容するという方法から考えます。

ミスや抜けが多い、言ったとおりの行動が出来ないなど、
上司が望むアウトプットが出来ない部下に対して、性格ややる気といった
抽象的なことではなく、具体的にどのようなアプローチをすれば、
部下の行動変容につながるかを、考えていきます。
前半は山田容子講師のプチ講義を、後半は座談会を予定しております。

どなたでもご参加いただけますので、気軽にお誘いあわせの上、
info@j-bps.comまでお申し込み下さい。

■こんな方にオススメです!
・同じミスを繰り返す部下への指導方法を学びたい
・部下のモチベーションを上げたい
・自主的に動く社員を育てたい
・意図が正しく伝わらない部下へのかかわり方を知りたい



詳細は以下をご覧ください!

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