先日の日経新聞に掲載されていた
サントリーホールディングス社長の
新浪剛史氏の記事は、心に迫りました。
華麗な経歴をお持ちですが、
経営の真髄は「かっこ悪い経験」が
培ったといいます。
ビジネススクールで正解のない答えを
考え抜くことで、ビジネスの面白さを実感。
帰国後、会社に新たな事業提案をし、
社長に就任。
しかし、現実のマネジメントはうまくいかない。
何を言っても従業員は動いてくれず、
プライドはずたずたに。
自分をさらけ出すことで、
少しずつ信頼が芽生えてくる。
時に斬られて痛みを感じながらでないと、
本当の経営は学べない。
現実社会ではかっこ良さだけでは、
どうにもならない。
ほんと、経営は綺麗ごとじゃないなあ、と
思います。上っ面で体裁を整えようとしても、
自分の薄っぺらさが、却って透けて見えます。
自分のことが嫌いになったことも、
何度もありますが、泥臭い人間だし、
思い描いた通りにはいかないか・・。
と思いながら、今に至っています。
ずっと経営には自信がないとか、
私は経営者には向いていない、とか、
経営者になりたかったわけじゃない、とか
自分の中で、言い訳ばかりしていましたが、
自分にいただいたお役目なのだから、
全力を尽くして行こう!
カッコ悪い自分も自分。
ちゃんとそんな自分を認めて逃げないで
向き合って行こう!と思える今日この頃です。