心乱れると・・

朝から和歌山へ。
早めに会場に着いたので、
カフェという名の野外喫茶(笑)で
珈琲タイム。

暑い・・そしてブーンという音。
もしや、蚊もいるのではないか!?
そんなことを思っていると、
えらく心がざわついてきました。

そんな心持ちでは、動きも雑になるのか、
バッグの中のタオルを取ろうと思うと・・・

ああああ、珈琲を白系のマリンジャケットの
袖口にバシャリとこぼしてしまいました!!
茶色のシミがべったり、ひえー。

すぐに洗面所に向かい、ジャケットを脱いで
朝から洗濯。汗は噴き出る。濡れたジャケットに
袖を通す、気持ち悪い!と、朝からばたつくハメに。

どんな環境にもなじめるわけではなく、
衆生のみゆえ、心整う環境に身を置くことも
大事だなあ、と思います!

蓮の花

蓮の花がもうまもなく見頃です。
仏教においては蓮の花は、
とても大切な意味を持っています。
多くの仏像は蓮の花を台座にし、
天女は蓮の花を手にしています。

「汚れたこの世(濁世)においても、法(教え)の花(さとり)を開かせる」。
蓮は、泥の中にありながら、決してその泥の色には染まらず、
優美な花を咲かせます。
汚れた泥の中に、根を張り、茎を伸ばし成長しますが、
花だけは濁りなく美しいのです。

学生の頃に学んだ仏教学。
最近また、仏教に触れる機会が
増えてきました。
人生の折り返しを経た今、
あのころとは違う気付きがあるように思います。

さしすせそわか

先日の研修で、小林正観さんのことが
話題になりました。
「社長が正観さんに似ている!」とか、
「ありがとう」のパワーについて、とか。

偶然、その日、正観さんの資料をお持ちになっていた、
受講生の方が、「さしすせそわか」の法則について、
7分プレゼンをしてくださいました。
資料まで全員にコピーして下さったので、
そちらから一部引用させていただきます!

さ・・・さわやかであること。
お金や勝ち負けにこだわらず、さわやかに生きる人を
神様は応援する

し・・・幸せを口にすること
私は幸せ、と言える人は謙虚な人。
私ほど幸せな人はいない、と言い続ける人は
幸せになる

す・・・素直であること
「だって」や「でも」で切り返さず、
「なるほど」、「そうね」、と受け入れる生き方

せ・・・誠実であること
示された善意や好意を「ありがとう」と受け入れ、
それに応える人間関係

そ・・・掃除をすること
神様はきれいな場所が好きらしい。居場所がないと
すぐに出ていってしまう

わ・・・笑うこと
笑いとは肯定である。否定したところに
笑は生まれない。笑いによってどんどん
人間は浄化される

か・・・感謝すること
「ありがとう」の言葉が味方をつくり、
人生を楽しくする

ハイジの法則

データ整理をしていたら、
世界一のエスティシャン、
今野華都子さんの講演録が出てきました。

運命を好転させる習慣、
「ハイジの法則」。

■肯定的なハイ……「ハ」

肯定は、自分と周りのすべての可能性を広げていきます。

■いつもにこにこ……「イ」

一時的な営業スマイルではなく、
普段の生活の中で、どんな顔をしているのかです。

■自分から……「ジ」
 
待っているのではなく、
自分から働きかけることが大切です。

「ハイジの法則」というのは
なんとも覚えやすい語呂合わせ、
そして今からやれることですね!

上善は水のごとし

このタイトルに書いたのは、
老子が残した言葉です。

『最上の善なるあり方は、水のようなもの。
水は、あらゆる物に恵みを与えながら、
争うことがなく、誰もがみな、いやだと思う
低いところに落ち着く。だから道に近いのだ』。

水は、大地に恵みを与え作物を育てたり、
人々の喉を潤したりと、さまざまなものを
私たちに与えてくれます。

さらに川を流れる水に目を移すと、
しなやかに方向を変えながら、
岩を避けるようにして流れていきます。

また、水は四角い器に入れると四角になり、
円い器に入れると円くまるように、
柔軟なものの代表でもあります。
しかし、水をノズルで噴射して、
金属を切断することだってできます。

もっとも柔軟な水に、
大きな力が潜んでいる。
そんな水の性質を、
人間の理想のありようにたとえた老子。
短い言葉の中に、深いメッセージが込められていますね。

未来は言葉でつくられる

”未来は言葉でつくられる”は、
とても面白い本でした。
そして、『”未来を創る力”を持った言葉
(=ビジョナリーワード)』を考えることで、
未来は確実にわたしたちの手の中にある。
そんな風にさえ、思えました。

・「ポケットに入るラジオをつくれ。」(井深大・盛田昭夫)
・「女のからだを自由にする」(ココ・シャネル)
・「すべてのデスクと、すべての家庭にコンピューターを」
 (ビル・ゲイツ)
・「ATMのように手軽にクルマが使える世の中に。」
 (ロビン・チェイス)

機能するビジョナリーワードの条件は、

1.解像度
2.目的地までの距離
3.風景の魅力

確かに、未来を創った言葉には、
これらの要素が備わっています。

「美しい言葉」ではなく「新しい意味を持った言葉」、
曖昧な言葉ではなく「目的地」が明確な言葉、
「見えるもの」ではなく「見たいもの」。

言葉がこれらの要素を満たせば、
人々を巻き込み、未来を変えるリーダーになることも、
決して夢ではありません。

ああ、”はじめに言葉ありき”、ですね。
その言葉を聞いただけで、胸が熱くなり、
それにコミットしたくなるような言葉。

「一人ひとりが人生に花束を。宝石のように輝きを」。
私のビジョナリーワードですが、
いや、もう少し考える余地ありかなあ、と思いました!

心に描くもの

すばらしい人生をおくるために
「心に描いたとおりになる」
ものごとの結果は、
心に何を描くかによって決まります。

心が呼ばないものが
自分に近づいてくることはないのであり、
現在の自分の周囲に起こっているすべての現象は、
自分の心の反映でしかありません。

ですから、私たちは、怒り、恨み、
嫉妬心、猜疑心など否定的で暗いものを
心に描くのではなく、常に夢をもち、
明るく、きれいなものを
心に描かなければなりません。
そうすることにより実際の人生も、
すばらしいものになるのです。

~ 「京セラフィロソフィー」~

心に描いたとおりになるというのは、
本当にそうですね。
心のチカラはすごい!と、驚くことがあります。
うまくいかないかも、と思うと本当にそのような
結果になることがあります。
ネガティブな感情や想いは、
なるべく手放すに限りますね!

心柱

先日、法隆寺の近くを通りました。

世界最古の木造建築であり、
聖徳太子が建立されたこの寺院の五重塔は、
先端までの高さが32.5m。
この塔には一本の太い心柱が、
土台から塔の先端に突き出ている相輪まで
貫かれています。

この「心柱」は、一番上の相輪を支えているに
過ぎないそうですが、実は見事に
衝撃を吸収しています。
だからこそ、木造建築でありながら、
これまでの地震でも、
倒壊しなかったのではないか、とも
言われています。
スカイツリーも、この構造を取り入れています。
心柱と鉄骨が別々に揺れることで、
地震の揺れを吸収する。

生き方に通ずるものがあるなあ、と思いました。
「軸はぶらさずに、ゆるめる」。
また、木の性質をよく見抜いて建てられて
いるのも特徴的です。

力のかかるところや軸心部には、
「節」のあるものを使用したり、
「そり」を逆向きに合わせて活用する等、
ひとつひとつには特徴や個性があっても、
全体として統一がとれています。
組織づくりに通ずるものがありますね。

自然の中で

徳島県大歩危・祖谷にある、
自然菜食と田舎暮らしの
古民家宿 「空音遊(くうねるあそぶ)」。

のんびりと流れる時間
宿でつながるご縁
懐かしさを感じるお料理
縁側で眺める雲

先日教えてもらい、HPを見ましたが、
なんだか田舎に帰ったような
懐かしい感覚がよみがえってきました。

先月、実家の父が80歳になった折、
私と弟を交え、家族4人で話をしました。
これからのこと、終い支度のこと。

実家は築150年のまさに古民家。
自然満載、ほっこり一息つける縁側もある。
ここから、田舎の良さやお茶の魅力を
発信していきたい。
くうねるあそぶのように。

また一つ、人生100年時代の楽しみが
できました!