ヴァルネラビリティ

大阪の朝は、さきほど大雨がザーっと降ってやみました。
天気が安定しない1日になりそうですね。

ヴァルネラビリティという言葉を初めて聞いたのは、
数年前のATD基調講演。
ブレネー・ブラウン博士は、
ヒューストン大学大学院教授であり、
ベストセラー、”本当の勇気は「弱さ」を認めること”の著者です。
久しぶりにこの本を読み返してみました。

「傷つくのは怖いし、批判されたら腹も立つ。
本当の自分なんてさらけ出せない」。
こんな気持ち、少なからずあると思います。

特に、この変化激しき時代においては、
自分自身の「弱さ」や「傷つきやすさ」と
対峙しなければならない場面に遭遇することが、
結構あります。。

でもそんな自分のことなど見たくないから、
何とかして避けようとする。
すぐに忘れようとしてみたり、他者を攻撃することで、
自分を守ろうとしたり。
周りの意見に賛同し、反対意見を決して言わないの
好かれるため、愛されるため、受け入れられるため、
自分の本来の姿や意見を決して表に出さない。

しかし、弱さに背を向け続けていると、
自分の人生で起こる素晴らしいことにも無感動になり、
感情を味わうこともなくなってしまいかねない。

誰からもよく思われたい八方ちゃんではなく、
恐れを手放し、ヴァルネラビリティを発揮する。
本来の自分をちゃんと表現すること、ですね!

直観力

名古屋で迎えた朝です!
今朝、閃いたことを整理しているうちに、
そろそろ出発時間がやってきました。

『直感とは瞬時に導き出されるもの。
その背景には、過去の経験や知識、
無意識に考えていること、
もっと遡ると、DNAの中に記憶として残っているもの。
これらの膨大なデータベースの中から、
瞬時に導き出された答え』。

~直感は7割正しい(羽生善治氏)~

羽生氏は何より直感力を重視。
公式戦で直感的に閃いた一手の7割は、
正しい選択だったと言う。
データや前例に頼ろうとする戦法では、
肝心な閃きが失われていくのだと。

直感は意味のある答え。
直感の精度は、経験の影響が
大きいように思います。
経験が重なれば重なるほど、
直感は研ぎ澄まされていきます。

ハッと閃いたことにフタをし、
論理を優先して決めたことって、
結構あとから失敗したなあ、と
思うことがあります。
自分の直感が研ぎ澄まされるように、
心を整えることも大事ですね!

心身相関

名古屋の朝は、青空が広がっています。
朝から、ナレッジワークにいそしみながらも、
来年の旅行はどこにしようかなあ、と妄想。

プラハ、クロアチア、ウィーン、ロシア、
南アメリカ、ヒマラヤ近くのアーナンダホテルで
アーユルヴェーダ三昧もいいなあ。
と、夢はふくらむ。

さて、先ごろ読んだ、作家の夏木静子氏の本。
氏を突然襲った腰痛。
その後、3年近くも、めまいがするほどの痛みと戦うも、
原因がわからない。
1日の大半を寝て過ごさねばならないということで、
日常生活にも大きな支障が出ていました。

知人の紹介で心療内科の診察を受け、
告げられたのは「典型的な心身症」。
痛みの症状は、心が原因で起きたのだといいます。
心が痛みを作るというのはピンときませんでしたが、
原因を読むと、誰にでも起こりうるのだと思いました。

夏木氏の意識は常に仕事に前向きで、
絶えず自分を鼓舞して新しい作品に挑戦してきた。
いわばひたすら頑張って走り続けることで充足し、
自らを支えてきた。
しかし、潜在意識はもはや疲れ切って休息を求めていた。
意識と潜在意識がかい離したあげく、
潜在意識が幻のような病気をつくりだして、
そこに逃げ込んだ「疾病逃避」が起きた。

幻の症状は最初は軽度であったかもしれないが、
気持ちが強くそれにこだわったため、症状はみるみる
肥大化し、重症患者になったといいます。

氏曰く、『人間の本音は潜在意識の方に
多く偏在しているのではないか。その声は聞こえにくい。
意識の抱く、「かくあるべき」とか「かくありたい」という
威勢の良い理想や願望に反して「かくある」という認めたくない
現実を告げているからだ。

しかし、時には人は立ち止まって、潜在意識の声に
耳を傾けなければいけないのかもしれない。
意識と潜在意識の両方を合わせて「心」と呼ぶとすれば、
心と体がいかに密接につながっているか、「心身相関」に
初めて目を開かせる思いがした』。

馬車馬系にはドキリとする言葉です。
ひたすら頑張って走り続けることで自分を鼓舞するだけではなく、
立ち止まってゆっくりすることも大事ですね。
ということで、旅行もまた大事!

闇と向き合う

東京の朝は大雨です。
雨が降る前にカフェに駆け込めたので、
雨に濡れ、美しい木々を愛でつつ朝活中です!

さて、昨日の続き。シャスタ旅の振返りです。
シャスタでは「闇」に焦点があたることが多かった。
洞窟の中での瞑想、スウェットロッジの闇。
自分の中の闇。

私は今まで、光のあたる場所でのみ生きようとしていた感じ。
自分の中にも闇があるのに、そこに眼を向けようとしなかったことも多々あり。
バランスを整えてくれる場所シャスタ。
だからこそ、今は闇に向き合わざるを得ないのかも、です。

「闇に降り立ち、光を生きる」。
PEP講座でも言われるこのスタンスが
現実味を帯びてきた感じです。

そんなことを思いながら、今朝出逢った言葉。
「本気になって真剣に志を立てよう。強い志があれば、
事は半ば達せられたといってもよい(松下幸之助)」。

自分はどこまで、生きることや経営することに真剣だったのか?
美しく生きることが大事。苦労なんてまっぴらごめんだわ、
というスタンスを貫いていたような自分ですが、
闇が教えてくれたことは、そうじゃないのかも。
そんなことを徒然に妄想する朝です!

バランスを整えてくれる場所

9日間のお休みをいただき、今日からお仕事です。
今週も出張の日々、ということで、
始発で東京に向かっています!

お休み中に滞在したシャスタは、自然いっぱいの場所。
何もないからこそ、”すべてが明らかになる場所”だとも言われます。
空間の中にあるものとつながることで、治癒力も高まるのだと。

シャスタ山は統合の山であり、バランスを取ってくれる場所。
陰と陽、光と影、男性性と女性性。静と動、など、
対極にあるものを統合してくれる。

走り続けている人はここに来たとたんにスイッチが切れ、
眠り続ける人や、ふだん感情を押し殺している人は、感情が高ぶる。
などなど、自分のバランスを整えてくれるのだそうです。

私はよく食べ、よく眠り、よく動く日々でした。
毎日8時間は眠り、PCは一度も開かず、
のんびりとした時の流れに身を任せる。
1日1か所だけを訪れるので、スケジュールは、ないも同然!
普段とは真逆の日々でしたが、細胞が喜んでいるのを実感できました。

今日からはまた、馬車馬系の日々が始まりますが、
ジープ島に行って以来、「ハイブリッドで行こう!」が合言葉。
シフトアップしてまいりまーす。

ライオンズゲート

大阪の朝はすでに酷暑。
街中を歩いていても風がない!
日傘を差す習慣がないので、10分歩くだけで、
顔がヒリヒリしてきました。

さて、昨日のブログを読んで下さり、
8月8日はライオンズゲートが開く日でもあるよ、との
情報をいただきました!

ライオンズゲートとは、宇宙からのエネルギーが最大に降り注ぐ日。
12日頃まで効果があるようです。
そしてこの時期こそ、自分を見つめなおすチャンス!
いろいろと調べてみるとこの時期おすすめ行動は、以下あたり。

1. 今の自分を見つめる
自分と向き合い、自分自身を見つめること。
習慣になっていることや日々感じていることを振り返る。
過去や未来でなく「今の自分」にフォーカスすることが大切。

2. これからの自分に必要なことを考える
今の自分が見えてきたら、なりたい自分や目標をイメージ。
また、それを叶えるために必要な要素を考えます。
そうすることによって、自分がとるべきスタンスが明確になる。

3. 過去を振り返らない
過ぎてしまった過去にこだわっていると、
新しい1歩が踏み出せなくなってしまいがち。
ライオンズゲートの期間中は、こういった感情を
思い切って捨て全てクリアにすること。

4. 信頼できる人と過ごす
本当に信頼できる人と、多くの時間を過ごすようにする。
一緒にいて疲れる人たちと、無理に過ごす必要はない。

5. 自分メンテナンス
心身ともに浄化し、宇宙のエネルギーを存分に取り込むために、
自分自身をメンテナンス。
心身両面に栄養を与えることで、質の良いパワーを吸収しやすくなる。

いやあ、明日からシャスタ山に行くのでぴったりだー!
と納得至極。

笑顔の効果

東京の朝は早い!
6時くらいから、街も人も動き出している感じです。

FBが、過去のこの日に投稿した記事を知らせてくれますが、
本日8月8日はスマイル記念日。ハハ!ですね。

昨日、一回戦を突破した青陵高校の合言葉は「必笑」。
ゴルフの渋野選手といい、カーリング女子といい、
笑う門には福来る!

ピンチのときこそ笑ってみる。
脳は『楽しい気分』と錯覚してくれて、
気持ちも自然と向上してくるはず。

アランの言葉にもあるように、
「幸福な人は、幸福だから笑っているわけではない。
笑っているから、幸福になるのだ」。

まさに顔面顔面フィードバック効果。

くよくよと考えてばかりでは何も進展しないし、
ネガティブスパイラルの渦に巻き込まれてしまいそうです。
まずは笑顔!

見える化セミナー

長野市も酷暑の朝を迎えています。
今日は34度になる模様・・。
すでにホテルのクーラーも効きにくくなっています。

さて、本日は”見える化セミナー”です。
そもそも見える化とは、何か?
私たちは以下だと考えています。

「現場の状況・業務・問題などを常に見える状態にしておくこと。
見える化することにより、問題解決、業務改善を促し、
自律的・主体的に動く組織を作ること」。

つまり、「気づく→わかる→できる」ステップを作ることとも言えます。

見える化とは手段であり、実現したい未来は、
「チーム力向上」「生産性の高い組織づくり」「顧客満足向上」。

暑い中参加下さる方々と双方向で、実りある時間を
作っていきたいです!

真実の瞬間

いつものスタバで朝活中ですが、今日は午後から長野へ。
積み残した仕事は、サンダーバードと新幹線の中で、
と考えると、少し心の余裕が生まれます。

さて、昨日は家族でオープンキャンパスに行ってきました!
娘と夫は2日間連続で2キャンパスをまわってきました。
彼女の中では1日目のキャンパスに興味があったのですが、
2日目のキャンパスが、あまりに素晴らしかったので、
すっかり心揺さぶられた様子。
素晴らしかったのは、キャンパスの立地や建物ではなく、人。
教授・学生さん・事務方スタッフの方々の対応が、
本当に素晴らしかったのです。

すべての接点の積み重ねで、大学のイメージは決まるのだなあ、と
実感しました。まさに「真実の瞬間」。
この言葉は、1981年にスカンジナビア航空CEOに就任し、
赤字で苦しんでいた同社を立て直したヤン・カールソン氏の著書で
初めて知りました。
ちょうど時は顧客満足、という言葉が大流行りだった1990年代前半。
本も読みましたが、とても印象に残っています。

スカンジナビア航空における真実の瞬間とは、
”お客様とスタッフとの接点15秒”。
チェックイン、誘導、機内でのお迎え、バゲッジクレーム
つまり、真実の瞬間とは、これら顧客との接点15秒間で、
いかに顧客満足を高められるか。