先日のclubhouseは「Purpose」について対話を深めました。
先進国が物質的、経済的な豊かさを手にした今、
わたしたちは成長を前提とした社会のあり方を、
見直す時期がやってきているかもしれない。
これから先、どこに向かうのか。
何が大切なのか。
私たちが生きる意味は?
個人のPurpose、組織のPurpose、
多様な切り口で、話が展開されました!
・存在の意義としてのPurposeなのか目の前のPurposeか?
・内なるPurposeか、外なるPurposeか。
・それは自分で明確にすることなのか、向こうからやってくるものなのか。
対話の中で「高原社会の到来」という言葉が印象的でした。
そういえば、先日オーディブルで聴いた山口周氏の
「ビジネスの未来」でも、この言葉が出てきました!
「ビジネスは、その歴史的使命をすでに終えているのではないか?」。
この本は、こんな問いからスタートします。
『ビジネスの使命が経済とテクノロジーの力によって、物質的貧困を社会からなくす、
ということであれば、ビジネスは歴史的使命を終えつつあると言える。
経済停滞について、「衰退」「停滞」というような、
ネガティブな言葉で語られているが、これはなんら悲しむべき状況ではない。
衰退ではなく、成長を終えたのであり、私たちの社会は、明るく開けた『高原社会』へと、
軟着陸しつつあるのだ。
このことをお互いに祝祭しつつ、真に豊かで生きるに値する社会に変えていくこと。
それがこの時代に生きる私たちの役割なのではないか』。
この視座で見た時に、自分の人生のPurpose、企業のPurposeは
また違った意味付けができるのかもしれません。
しかし!コロナによって吹っ飛んでいく売上を横目に見ながら、
一喜一憂する自分がいるのも確か(笑)。