高原社会の到来?

先日のclubhouseは「Purpose」について対話を深めました。
先進国が物質的、経済的な豊かさを手にした今、
わたしたちは成長を前提とした社会のあり方を、
見直す時期がやってきているかもしれない。

これから先、どこに向かうのか。
何が大切なのか。
私たちが生きる意味は?
個人のPurpose、組織のPurpose、
多様な切り口で、話が展開されました!

・存在の意義としてのPurposeなのか目の前のPurposeか?
・内なるPurposeか、外なるPurposeか。
・それは自分で明確にすることなのか、向こうからやってくるものなのか。

対話の中で「高原社会の到来」という言葉が印象的でした。
そういえば、先日オーディブルで聴いた山口周氏の
「ビジネスの未来」でも、この言葉が出てきました!

「ビジネスは、その歴史的使命をすでに終えているのではないか?」。
この本は、こんな問いからスタートします。

『ビジネスの使命が経済とテクノロジーの力によって、物質的貧困を社会からなくす、
ということであれば、ビジネスは歴史的使命を終えつつあると言える。
経済停滞について、「衰退」「停滞」というような、
ネガティブな言葉で語られているが、これはなんら悲しむべき状況ではない。
衰退ではなく、成長を終えたのであり、私たちの社会は、明るく開けた『高原社会』へと、
軟着陸しつつあるのだ。
このことをお互いに祝祭しつつ、真に豊かで生きるに値する社会に変えていくこと。
それがこの時代に生きる私たちの役割なのではないか』。

この視座で見た時に、自分の人生のPurpose、企業のPurposeは
また違った意味付けができるのかもしれません。

しかし!コロナによって吹っ飛んでいく売上を横目に見ながら、
一喜一憂する自分がいるのも確か(笑)。

好奇心

2018年にノーベル医学生理学賞を受けた本庶佑氏曰く、
「時代を変える研究には6つのCが必要だ」。

好奇心・・curiousity
勇気・・・courage
挑戦・・・challenge
確信・・・confidence
集中・・・concentration
連続・・・continuation

私の原動力は好奇心!
この言葉がとても響いたのでした。

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良き問いを立てる

今月から始まりました!行動科学研究所主催、
「リーダーシップ・ラボ」。
18人の仲間との、半年間の学びの旅が楽しみです。
「ラボ」という言葉に惹かれます。
実験教室のようなイメージ!
それぞれの気づきをもとに現場で実践する、
そしてまた振返り、支援し合う。

組織のありかたやリーダーシップに正解はない。
だからこそ、こういう場が必要なのだと思います。

印象的だったのは、「良き問いを立てる」ということ。
問いそのものがなければ成長もない・・。

「コロナを通じて今、真に問われていることは何か?」
「これからの組織のありかたって?」
「私たちBPSの存在目的は?どんな社会や未来を実現したいの?」

こんな問いが立ち上ってきました。
それを一人で抱え込むのではなく、仲間と一緒に考える、対話する。
対話にはエネルギーが必要ですが、大切な場です。
明日、早速社内メンバーと話す予定です!

すぐに答えは出ないかもしれないけれど、
しかし問い続けていきたいと思います。

魂をゆさぶられた言葉

週末のclubhouseお題は「魂をゆさぶられた言葉」。

このお題にしたのは、先日のクローズアップ現代で
詩人茨木のり子氏が取り上げられていたことがきっかけです。
何をよりどころにしたらよいのか不透明なコロナ禍で、
氏の詩集が再び注目を集めているとのこと。

「そんなに情報集めてどうするの
そんなに急いで何をするの
頭はからっぽのまま」

ぎくり!まさに自分のことを言われているようだ・・。

さて、その番組の中でこんなくだりがありました。
「本当に心に響く言葉ってどのくらいありますか。
その人がその言葉にかけた歳月・時間。
そういうものが見えない力になって表れる気がします」。

言葉には、その人の生き様や背景が如実に表れる。
言葉を紡ぐものとしての重みを改めて感じました・・。

ということで、魂をゆさぶられた言葉をそれぞれが語りました。
エックハルト、坂東玉三郎、師匠やメンターの言葉は、
その後の生き方に少なからず影響しています。

「良くなろうと努力して良くはならない。
そうではなく、すでにあなたの中にある良きものを見つけることだ。
その良きものが溢れ出ようとするのを開放しよう」
「幸せの基準をもたないといけない」
「講師の仕事は空気振動業だ」
「いいと思ったら終わりだよ」
「不器用な方がいい。試行錯誤し、ふと気づくと自分の道ができている」
「周りは皆おまえのことを信じている。でも唯一信じていないのはおまえ自身だ。
 おまえを信じている私たちをどうしてくれるんだ!?」

脱パターン

ようやくひと段落。
またまたApplewatchに支配されている感はあるものの、
日々習慣にしたいことが見える化されるので、
一つずつ消し込んでいかないと1日が終わらない。

英語、ストレッチ、ランニング、ストレッチボール、
水素を吸う、ワンポイント10分片付け、ミーニングノートなどなど、
なんと11もある!
まったくもって慌ただしいことこの上なし。
しかし達成感もこの上なし!

さて、今日の社内勉強会。
仕事の仕方や提供価値をゼロベースで考える機会になりました。

『たぶん人間って、昨日と今日と
同じ仕事の仕方をするんだと思うんです。

いままでうまくいっていたからと考えて、
いつの間にかパターンをつくる。
そのうちに何も考えなくなってしまうんです。

既成概念を捨て、少し立ち止まって、
本質は何かを考えるということ。

人間は、考える時と考えない時とであれば、
考えた時のほうが絶対にいい仕事をすると思うんです』。

脱パターンが大事。
しかし、日々のルーチンも大事。
このバランスがいいなあ、と思います!

想定外は想定内!

先日来、いろんなことが勃発。
「駐車場に停めていた車のカギが開かない!」
「夫がうっかりお金を落とす!」
「鍵が壊れる!」
「急遽スケジュール変更が!」
と、バタバタの日々でしたが、
「想定外は想定内」という言葉を
しかと受け止め、備えておかねば、と思った次第です。

車はバッテリーダウンが原因だったのですが、
その前触れはいくつも起きていました・・。
室内灯がつかなくなった。
ドライブレコーダーが動かなくなった
鍵の電池交換を求める表示がパネルに出る。
そろそろ電池交換しないとな、と思うだけで、
アクションしていませんでした。
早めのメンテナンスが大事!
いやあ、遠いところに行ってる時でなくてよかったです。

「意識しているのは“想定外を想定内にする”こと。
コップを大きくすることで、全てを想定内に収める」。
(柔道家大野将平氏)。

コップを大きくする。
研修開始時間2時間前に会場近くのカフェに到着する。
これは、独立以来ずっと続けていることですが、
2時間前だと、何が起きてもほほなんとかなるものです。
ということで今日も始発で!

経営の美意識

すぐに答えが出ない問いを立てる1週間でした。
このもやもやした感じもまた悪くない。

「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」を読み返す。
この本では「経営における美意識」という言葉を、
良い悪いを判断するための認識基準として使っています。
美意識とは経営における「真善美」を判断するための認識モード。

・ワクワクさせるような「ビジョンの美意識」
・自分たちの行動を律するような「行動規範の美意識」
・合理的で効果的な「経営戦略の美意識」
・顧客を魅了するコミュニケーションやプロダクト等の「表現の美意識」

経営にサイエンスを持ち込む以上、その判断基準は数値に
ならざるを得ないけれど、それだけでは限界がある。
アートとサイエンスのバランス。論理と直感、
理性と感性のバランスが大事。

美は必ずしも目的なはっきりしていない場合でも
「美しい」と感じられる。そして美しいと感じるとき、
それはなにがしかの合理的な目的に適っている。

わかったようなわからないようなですが、
もやもやの一助になりそう。
週末ゆっくり読んでみます。

水に流す

「水に字を書く人、砂に字を書く人、
そして岩に字を刻む人」。
3種類の人がいる。

水に字を書く人は、イライラすること、
腹立たしいことが起きたとしても、
”水に字を書く”が如くに、
書いた瞬間に流していく。
尾を引かない、ということですね。

砂に字を書くと、しばらく残ってはいるけど、
時間とともに流れていきます。

岩に字を刻む人は、怒りが長く尾を引き、
いつまでもずっとそのことにこだわり続ける人。

水に字を書く人、いいなあと思います。
すべての出来事は、縁によってそこに現れるけれども
水に字を書いても、流れて形にならないように、
悪口や不快になる言葉をきいても、心に長く留めることなく、
いつも温和な気持ちでいられたとしたら、
自分にとっても周りにとっても素敵なことですね!

エフォートレス思考

わたしのバイブル「エッセンシャル思考」の著者、
グレッグ・マキューン氏の新著「エフォートレス思考」。
年末に購入したきり、kindleで積読になっていましたが、
昨日の1On1で話題に上り、そうだそうだと思い出し、
早速読みました!

エフォートレスな精神とは、肉体的にも精神的にも
疲れがなく、エネルギーに満ちた状態。
精神が研ぎ澄まされ、隅々まで注意が行きわたる。
いまここを味わい、大事なタスクに集中することが可能になる。

この対極にあるのが、最高の成果を上げるために必死で頑張り、
限界まで自分を追い込む。
しかし、努力が実を結ぶとは限らない。
それどころか頑張ほどに疲弊してしまう。

いちばん重要なことを、いちばん簡単なやり方でやる。
そうすれば、余裕で思い通りの成果が出せる。
そんなことが1章には書かれています。

エフォートレスな状態を創るために大事なこと。
たくさんありましたが、印象に残ったことを書き出してみます!

・いやなことを我慢するより、楽しくできるやり方を探す
 仕事も遊びも楽しくやる!
・習慣は「何を」やるか、儀式は「どのように」やるか
 退屈なタスクにちょっとした遊びを加えるだけで、タスクそのものが
 楽しみに変わる。そうすれば私たちはもっと自然にエフォートレスに
 生きられる
・頭の中の不用品(ネガティブな感情)を手放す
・休みで脳をリセットする
・深い眠りを確保する
・今この瞬間にフォーカスする
・ゴールを明確にイメージする
・はじめの一歩を身軽に踏み出す
・手順を限界まで減らす
・よい失敗を積み重ねる
・やることの上限を決める
・読書はこの世でもっともレバレッジの高い活動
・チェックリストなど勝手に回る仕組みをつくる

いやあ、読みごたえあり。
まだ半分位しか読んでいませんが、
「楽しむ」「勝手に回る仕組みづくり」「はじめの一歩を身軽に踏み出す」は、
やれている感あり。
しかし、そもそもの馬車馬気質を手放さないことには、
エフォートレスな状態は難しいかも・・。

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