リーダーシップ

リーダーシップ白熱教室のロナルド・ハイフェツ教授の言葉。

リーダーシップの実践に必要なのは、
人々に対して愛情を注ぐという行動の中に何とかして留まる能力で、
ある意味自分の成果を喜ぶ事である。
どこかの場所で行った善い事を祝う事である。
あるいは一人の子供の瞳に明かりを灯した事。
誰かが立ち直れるように手を貸した事。
小さな善を行えた事を嬉しく思う事である。
君たちがこれから地域社会において、
家族の中において、自分の住む町、村、国において、
人間性と正面から向き合い、最も困難な挑戦に立ち向かう際、
どうか数では表せない善を行うことを喜びに思ってくれる事を祈る。
君たちに力あれ

雰囲気

『会社は一瞬で悪くなるのではありません。
ゆっくりと時間をかけてダメになっていく。
その過程でよくみられるのが、本来重視すべき
顧客や競争相手への反応が鈍くなり、
身内の方ばかりをみた「いい人」が
増えてしまう現象です。

たとえば、顧客からクレームが来ても、
「気にしなくていい」と上司が部下を
慰めてしまう。
こうした雰囲気が蔓延すると、
現場がダレていき、重要な情報が
経営層にフィードバックされない組織が
できてしまいます』。

(一橋大学大学院 教授 沼上幹氏)

いよいよスタート!

いよいよ明後日8/29から、ATD21@Homeがスタートします。
去年に引き続きオンラインで参加予定。
ライブ参加は真夜中ですが、今回もレコーディングありで、
嬉しいことです。

多様な働き方を前提としたリーダーシップや、
変化へ適応するリーダーシップなど、多様化するリーダーシップ開発を
学びたい。

さらには、VUCA時代のストーリーテリングや、
VR(仮想現実)を活用したイマーシブ・ラーニングなど、
トレンドを学びながら、L&Dの役割を改めて考えてみたいです。

多様な働き方を前提とした、ということでは、
リモートワーク時代のお悩みとして、以下あたりの意見が
挙がることが多いです。解決の糸口になるようなセッションに
参加できればいいな、と期待を込めて!

・タイムリーに情報が伝わらない
・業務進捗が把握しづらい
・雑談がなくなり互いの状況や背景がわからず、ミスや手戻りが起きている
・業務標準化ができていないので、平準化できず不公平感がある
・コミュニケーションツールを導入しても、うまく活用できない
・メールやチャットの指導で、リモハラと捉えられた
・情報が間違ったニュアンスで伝わってしまう
・仕事の目的が不明確なことや指示の仕方がまずいと、業務への納得度が下がる
・マイクロマネジメントになりモチベーションが下がっている
・成果をどう評価するのかが難しい
・オンラインでのコミュニケーションが難しい
・メールやチャットだけでは、相手の感情がわからない
・新たな事業やプロジェクトを生み出すのは顔を合わせて議論しないと難しい
・オンライン1 ON 1が上司の指導(説教)の場になっていると言われた







あせりは禁物!

またまた東京に向かう新幹線です。
今日は1車両に二人。

先日、近澤レースのマスクを購入しましたが、
これはなんとも心地良いつけ心地!
あまりつけている感がないのも嬉しいことです。

さて、あせり禁物を実感した、今日の出来事。
オンラインミーティングスタート7分前に飛び込んできたメール。
えええ!?何者かが私のクレジットカードで、
高額の買い物をしようとしているらしく、現在差し止めているのだと。
買い物しようとしている品を確認するため、画面に、
IDとパスを入れるようにとのこと。
うわー、ミーティングが始まる前までになんとかアクションしないと!と
焦る気持ちが、このメールを疑いの目で見ることから遠ざける。
調べてもらったら、詐欺メール。ドメインを見ればすぐわかるのに・・。
あの時、早々に入力しなくて本当に良かったと一安心。

しかし、焦ったときは、思考がフリーズしますね。
そんな時こそ深呼吸!








心のスキャニング

1日の振り返りをする”反省日記”。
ただ書くのではなく、その日1日の自分を、
心の中でスキャニングしていく。
きっとどこかで、不調和を感じる瞬間があったはず。
それが今の自分の課題になっていることが多しなので、
自分の不調和に鋭敏になることが、大事なのだといいます。

たとえば「愛想の悪いタクシードライバーにムカッときて、
自分も乱暴に行先を告げたまま、ぶすっとしてたな」とか、
「〇〇さんにキツイ感じで言ってしまったけど、
イライラしている時は要注意だな」とか。
そして、その不調和に対してごめんなさい、と和解をすること。
それだけでも自分の心がスーッと整うのだと、田坂広志氏は
著書で述べています。

伸びる人は、よい意味で不器用。
要領の良い人は、適当にかいつまんでやってみて、
やった気になっているが、要注意だと。
真正面から取り組み、徹底的にやってみる。
不器用とは、実は天が与えた才能なのですね。






エフェクチュエーション

東京から名古屋に向かう車中です。
1車両一人・・・。安心ではあるが、大丈夫かと心配になる。

さて、先日開催いただいたATDのオンライン同窓会。
一人ひとりの近況報告や興味領域を共有しました!

初めて聞いた言葉「Effectuation(エフェクチュエーション)」。
27人の創業者へのインタビューから、その成功に関わる行動パターンを
導き出して理論化した、起業家的な問題解決アプローチ。

通常、何か物事を進めていくとき、はじめにゴールを設定し、
そのゴールを達成する手段を検討していくというアプローチが一般的。
例えば、事業計画等を作成する際にまずは売上の達成目標を定めて、
その実現方法を検討していくというようなやり方。
しかし、ある程度、未来が予測できる場合においては有効だが、
開発者のサラスバシー教授曰く、「不確実で未来が予測できない」場合において
は通用しないと。

とするならば、どうするのか?

「手段」から始める。手段を用いて何ができるかを考えながら結果(目的)を
デザインしていく。もともと予測不可能なもの(未来)は、いくら予測しても
わからない。ならば自分から影響を与えて周囲を変えていき、可能な限り、
不確実な未来をコントロールしていけばよい、と考えるスタンス。

VUCA時代ならではのモデルだなあ、と思いますが、
ネットで調べた程度しか把握していないので、備忘録として書き留めました!




ポリフォニー

朝、ホテルを出た途端、ゲリラ豪雨にやられる・・。
いやあ、油断禁物です。
3か月ぶりの東京ですが、人出はそこそこ多いです。

さて、先週のclubhouseで初めて耳にした「ポリフォニー」。
「多声性」とも言われます。
人からのメッセージは多声性に満ちている。
光と影。怒りと悲しみと願い。損と得。どこに目を向けるのか。
フォーカスするところによって、受け止め方がずいぶん変わりそうです。

オープンダイアログでの多声性とは、
他者との考えの違いを音楽のように同居させること。
視野が広がりそうですし、一人ひとりが自分の意見を尊重されることで、
自己重要感も高まりますね。同居させるというのは、いい表現。
その時に大事なことは、「誰もこの場にいないように扱わない」
ということ。誰かが一方的に話すということのないように、
複数の声が重なりあって、音楽が紡ぎ出されるかのような場。
一方的に話さぬように注意!と、自戒を込めて。

2030年の未来

読み応えのある本でした!
「2030年 すべてが加速する世界に備えよ」。
小売・広告・交通・教育・医療、他。
分野ごとの未来予測。いや、確信に満ちた提言。

1990年からの10年と、2010年からの10年では、
後者の変化の方が大きく感じられるはず。
なぜならば、「変化が加速しているから」。
では2020年から2030年までの10年ではどれほどの「加速」が起きるのか?

進化するテクノロジー同士が融合する「コンバージェンス」により、
テクノロジーは加速度的に進歩していく。
「コンバージェンス」は破壊的なイノベーションをもたらし、
社会を変えていく。たとえば、スマートフォン。
電話、メール、カメラ、地図、電話、辞書、ヘルスケアなど、
多くの機能が標準装備となり、多くのものが必要なくなった。
破壊的なイノベーションは市場そのものを破壊する影響力を持ち、
今後も、大きな影響を及ぼす。

キーワードは「加速」「変化」「適応」。
加速する世界の変化に適応すること。

コンバージェンスの時代は、常に学び続け、
情報をアップグレードしないと、ですね。

脳が育つ!

『仕事ができる人の脳とできない人の脳は、
明らかに違います。
できる人の脳は、樹木が茂るように、枝ぶりよく育っています。
それは、得意なことを伸ばし、不得意なことに挑戦し、
困難を乗り越えることによって、脳が成長したからです。
使い方次第で、脳は死ぬまで成長し続けます。

自分は仕事ができない、何をやってもだめだ、と
諦めてはいけません。今からでも間に合います。
生活習慣や仕事のやり方を少し変えれば、脳は変わります。
筋肉と同じように、自分で鍛えることができるのです』。

枝ぶりよく育っているとはいい言葉!

脳を育てる手軽な脳トレ。まずはこれ↓をやってみたい。

・アイデアが浮かばなくなったら、ひたすら歩いてみよう。
デスク作業で酷使した脳を休め、連動系脳番地に
新たな刺激を加えることで、再び脳が活性化する

・目を左右に動かすと、見たい範囲、理解できる範囲が広がり、
注意力と理解力が鍛えられる

・5本指ソックスをはき、足の指をしっかり広げると疲れが取れる。
左右のバランスを感じ、10本の指全部に気を配れるようになり、
連動系脳番地が刺激される

・若いころに好きだった音楽を定期的に聴いてみる
忘れかけていた出来事が次々によみがえる。
記憶が呼び起こされ、若いころに使っていた脳番地が活性化する

あわい(間)を生きる


昨日の対話会で、「いつから仕事?」と訊かれて、
「今日から!」と答えたものの、仕事のような休みのような。
仕事・休みという概念が数年前からなくなった、という
話を聴いて、なるほど、と納得。あわい(間)に生きる。
「あわいに立つ」。いいなあ、と思います。

とかくこの世界には、白黒はっきりつけられない、
曖昧な「あわい(間)」が、いくつも存在します。
仕事と休み、善と悪、損と得、はっきり区別することを良しとする感あり
ですが、はっきりしない場面にこそ味わい深さがあり、人間らしさが
垣間見えますね。

能楽師の安田登氏の著書、「あわいの力」には、このように綴られています。
能の世界での「あわい」とは、この世とあの世をつなぐ境界、前と後ろをつなぐ
媒介なのだそう。幽玄の世界を観せる能楽は、媒介者であるワキが、異界の存在であるシテと出会い、現実世界と異界をつなぐ「あわい」の存在として、シテの
思いを晴らすまでが描かれている。

現実世界と異界を繋ぐ「あわい」。
生と死の間をつなぐ「あわい」。
こう書くと、そもそもわたしたちはあわいに生きているのだと思います。
自然の中に身を置き、あわいの感覚を呼び覚ましたい。
そんなことを願うのでした!

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