バイブル本

渡辺和子氏の「置かれた場所で咲きなさい」は、
バイブル本の一つですが、
今朝もつい手を止め、本の世界に浸る。
何度も繰り返し読んだページ。
以下、本より一部引用します。

『初めての土地、思いがけない役職、
未経験の事柄の連続、それは私が当初考えていた修道生活とは、
あまりにもかけはなれていて、私はいつの間にか
“くれない族”になっていました。

「あいさつしてくれない」。
こんなに苦労しているのに「ねぎらってくれない」。
自信を喪失し、修道院を出ようかとまで思いつめた私に、
一人の宣教師が一つの短い英語の詩を渡してくれました。
その詩の冒頭の一行、それが「置かれたところで咲きなさい」、
という言葉だったのです。

岡山という土地に置かれ、
学長という風当たりの強い立場に置かれ、
四苦八苦している私を見るに見かねて、くださったのでしょう。

私は変わりました。
そうだ。置かれた場に不平不満を持ち、
他人の出方で幸せになったり不幸せになったりしては、
私は環境の奴隷でしかない。
人間と生まれたからには、どんなところに置かれても、
そこで環境の主人となり自分の花を咲かせよう、
と決心することができました。

それは「私が変わる」ことによってのみ可能でした。
いただいた詩は、「置かれたところで咲きなさい」の
後に続けて、こう書かれていました。
「咲くということは、仕方ないと諦めることではありません。
それは自分が笑顔で幸せに生き、
周囲の人々も幸せにすることによって、
神が、あなたをここにお植えになったのは
間違いでなかったと、証明することなのです」

結婚しても、就職しても、子育てをしても、
「こんなはずじゃなかった」と思うことが、次から次に出てきます。
そんな時にも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです。
どうしても咲けない時もあります。
雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、
そんな時には無理に咲かなくてもいい。
その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。
次に咲く花がより大きく、美しいものとなるために』。

「無理に咲かなくとも、根を下へ下へと降ろして、根を張る」。
この言葉が特に響きます!

脳力を引き出す時間術

朝活を終え外に出たら快晴!
キリッと寒い朝ですが、雲一つない空が広がっています。

さて、週刊東洋経済2/27号のテーマは「脱・ストレス」。
コロナ禍で、働き方の変化やさまざまな制約が、
ストレスフルな社会を生み出しているということで、
脳・睡眠・運動・食事をテーマに、心身の整え方について、
特集されています。

面白かったのは、精神科医の樺山紫苑氏による、
「脳力を引き出す時間術」。
備忘録かたがた、一部引用いたします。

■朝の時間術
・不動明王起床術・・朝日の入る部屋で起床直後に5分目を開ける
・5分間のリズム運動または15分~30分の早足散歩
・よくかんで(1口20回以上)朝食をとる
・情報番組は脳が散らかるのでNG

■昼の時間術
・表に出て日光を浴びる
・歯ごたえのある食べ物をゆっくりカム
・集中力がもっとも低下する午後2時~4時は「場所替え」「休憩」「会議」で気分リセット
・仮眠は20~30分が最適。5分間も有効
・休憩中のスマホゲームは脳が興奮してしまい逆効果

■夜の時間術
・夕方に運動して脳をリセット
・仕事を終えたら仕事のことは考えない
・寝る前の2時間はリラックスタイムに充当
・暗記系の勉強は寝る前15分がおすすめ
・寝る前は1日の楽しい出来事を思い出す

■時間創出術
・2分で終わる仕事はすぐに終わらせる
・日々の決断は30秒で即断即決
・その場で次のアポイントを決める
・音声で学ぶ耳学を活用

特に、夜の時間術は今一つだったことに気づく。
2時間前からのリラックスタイムと暗記系15分、
やってみます!

答えを急がない

5ヵ月ぶりに千葉県へやってきました。
昨夜の新幹線も東京駅もガラガラ・・。
道中、「その女、ジルバ」を観てきましたが、
このドラマ、本当に面白い!
不確実な中な時代の中で、一歩踏み出す勇気や、
何があってもあきらめない!とパワーをいただけます。

わたしたちは、一瞬先は闇、刻一刻と状況が変わっている中で、
正解がない不確実な時代を生きていますが、その中で、
「自分の心柱を握り、動じないこと」が大事だなあ、と思います。

前に進む強靭さと、変化を受け入れる寛容さ。
そしてすぐに答えが出ない事態を受け入れる、
ネガティブ・ケイパビリティが大事だなあ、と。

合理性を追求するあまりに、大切なものを見落とすことのないように、
毎日を丁寧に生きたいです!

教養について

ここのところは、動画視聴やClubhouseを聴くことが多いですが、
今朝は本棚からこの本を手に取りました!
「人生を面白くする本物の教養」。
敬愛する出口治朗氏の本です。

「教養とは人からの評価を高めたり、
箔をつけたりするためのものではなく、
自分の人生をより彩り豊かにするためのものだ」。
教養を身につけるには、ある程度の知識が必要だが、
知識はあくまでも道具であり、手段にすぎないこと。
知っているだけでは十分ではなく、自分の頭で考えることで、
より腑に落ちる感覚が生まれるのだと。

考えるときに「タテ」と「ヨコ」で考える。
タテとは時間軸、歴史軸、
ヨコとは空間軸、世界軸。
二つの視点を交え考えることで、物事の本質を、
よりはっきりととらえることもできるのだなあ、と。

歴史といえば、始まりました!
NHK 大河ドラマ「青天を衝け」。
冒頭の「こんばんは、徳川家康です」には、
笑ってしまいましたが、あの話は実に深い・・。
混沌とした今の時代だからこそ、
渋沢栄一翁を取り上げるというのも、意味があるのだと思います。
これまた楽しみです!

本の書評

極寒の朝です!いやあ、寒い、寒すぎる・・。

元NETFLIX最高人事責任者のパティ・マッコード著
『NETFLIXの最強人事戦略』読了。
テック系人材が働きたい企業ナンバーワンにも
輝いたNETFLIX。その躍進ぶりは言わずもがなです。

環境変化が激しいVUCA時代に、
どうすれば持続的成長を実現できる組織を作れるのか?
そんなヒントも見え隠れする本でしたが、
著者がそこに深くかかわっていただけに説得力ある内容です。

「NETFLIXで私たちが開発した新しい人材管理手法をこれから紹介するが、
まずは今日の人材管理の大前提に異議を唱えたい。
すなわち、従業員の忠誠心を高め、会社につなぎ留め、
キャリアを伸ばし、やる気と満足度を上げるための制度を導入することが、
人材管理の仕事だとする考えである。そのすべてがまちがっている」。

いきなり強烈パンチ!

「ほとんどの企業が部署の目標、チームの目標、個人の目標を設定し、
人事考課で業績を目標と照らし合わせて評価を行っている。
このしくみや流れ自体は、実に論理的で合理的だ。
ただ、今の時代にはまったくそぐわなくなっている。
XをしたらYの報酬が得られると従業員に伝えるのは、
物事が不変だという前提にたっている。
しかしビジネスに不変のものなどない」。

確かに・・。

「ビジネスリーダーの役割は、すばらしい仕事を期限内にやり遂げる、
優れたチームをつくることである。それだけだ」。
「自由と責任」「徹底的に正直であれ」が企業文化。
お互いが納得するまで正直な議論を交わした後は、
合意した内容を必ず行動に移すこと、
それに成果が伴わないときは解雇を余儀なくされる。

必ず行動に移し成果を出す。
自由裁量であることの裏には、そこはかとない厳しさがある。
目を開かされる1冊でした!

あれから1年

今日、登壇させていただく先様は、去年の今頃、
感染拡大に伴うセミナー中止を、ぎりぎりまぬかれた先様。
こののち、感染拡大により数か月、各社セミナーが中断しました。
あれから1年、なんと早い!
ということで、この1年を振返りたくなりました。

■この1年の変化
【仕事編】
・ブレンディッドラーニング構築(オンラインやハイブリッド研修・オンデマンド教材)
・自社主催のセミナー開催(新入社員・座談会・オンライン短時間セミナー)
・事務所の移転とスリム化 書類や備品の廃棄 リモートワーク環境の実現
・ムダな経費をつかうことをやめた
・効率よく移動することをやめ、バスに乗る・下道を通る・こだまに乗る機会が増えた
・拡大よりは、私たちの存在意義(目的)をベースに経営していくことへの覚悟が定まった。
・脱馬車馬系!
・渡り鳥チームへの変容スタート

【プライベート編】
・出張や会食、海外カンファレンスがなくなったことで、家族との時間を過ごせた
・衣食住を整えることで家での暮らしが快適なものになった。部屋の有効活用!
・会食が減った分、ずいぶんと体重が減った。3月の人間ドックでの数値改善が楽しみ!
・野菜スープを作って野菜を十分に摂ることで代謝が上がった
・ゴルフ(自然の中でパワーチャージ)
・朝3時半や4時起きをやめて5時起きに変更
・なんとなくモノを買うという習慣をやめた

とにかく動かす!

雨模様の朝です。
早朝からどどどーっと仕事を進め、
夕食の仕込みもばっちり終えることができました。

「朝の脳はぼんやりしている。
だからキーワードは手、口、足を動かせ」。
こう語るのは、脳神経外科医の築山節氏。

確かにいきなり仕事に取り組むよりも、
ちょっとした部屋の片づけからスタートした方が、
仕事もはかどります。

整理整頓をテキパキこなせば、
その作業興奮で脳が活性化するそうです。
人間の脳って、小さな任務でも完了させることで、
達成感というご褒美が与えられ、脳のエンジンギアも上がります。

大好きな本、”のうだま”にも同じようなことが書いてあったなあ。
「やる気が起きるまで待っているより、
とにかく先に身体を動かすことでやる気を迎えに行く!」。

行動を顧みる

毎日あわただしく過ぎていくと、
ついつい行動が雑になります!
先週から今週にかけては特に要注意。

「行動を見れば人は分かる」。
「行動を変えれば、人は変わる」。

小宮一慶氏の本より。

・朝は大きな声で挨拶しているか。
・椅子を収めて立っているか。
・相手によって態度を変えていないか。
・エラそうに座っていないか。
・借りたものを返しているか。
・自動改札でICカードを
 たたきつけるように通り抜けていないか。
・威圧感を感じさせていないか。
・素直にあやまれるか。
・人の話を最後まで聞かずにさえぎってないか。
・小さな行動を大切にしているか。

ドキリとする点がいくつもありました。

10.10.10の法則

今朝の致知メルマガに掲載されていたこの法則。
10数年前に何かの本で読んで、心に深く残っています。
メルマガから一部引用させていただきます。
ブランドに胡坐をかくことなく、このような心持ちで、
一瞬一瞬の対応を大事にされていることに、ハッとさせられました。

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帝国ホテルのサービスの教訓としている算式がありましてね。
それが「100-1=0」というものです。
ホテルでは、ドアボーイがお客様をお迎えして、
それぞれの持ち場が連携しておもてなしして、
最後にまたドアボーイがお送りするわけですけれども、
そのうちのどこか一つでもミスがあれば、
他でどんなに素晴らしいサービスをしてもすべて台無しになってしまいます。
ですからたった一つのことでも気を抜いてはいけない。

一つマイナスがあれば答えは99ではない、0だというのが「100-1=0」なんです。
同じことを「10・10・10(テン・テン・テン)の法則」というふうにも言っています。

信用、すなわちブランドを構築するには十年かかる。
しかし、そのブランドを失うのはたった十秒なのです。
そして失った信用、ブランドを盛り返すにはまた十年かかるということです。
長い時間をかけてつくり上げたブランドも、たった十秒で崩れます。
ですから、一瞬一瞬のお客様との出会いを本当に大事にしなければいけないのです。
お客様にご満足いただけると、「さすが帝国ホテル」と褒めていただけるのですが、
たった一つ間違えると、「帝国ホテルともあろうものが」という評価になります。
中間の「まあまあ」という評価がないのが当社の宿命なのです。
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