静かなる衰退

10月だというのに、全国的に暑い1日ですね。
東京も30度ちかくまで気温が上がりました!
今日は、これからお仕事です。

『会社は一瞬で悪くなるのではありません。
ゆっくりと時間をかけてダメになっていく。
その過程でよくみられるのが、本来重視すべき
顧客や競争相手への反応が鈍くなり、
身内の方ばかりをみた「いい人」が
増えてしまう現象です。

たとえば、顧客からクレームが来ても、
「気にしなくていい」と上司が部下を
慰めてしまう。
こうした雰囲気が蔓延すると、
現場がダレていき、重要な情報が
経営層にフィードバックされない組織が
できてしまいます』。

(一橋大学大学院 教授 沼上幹氏)

キューピーでは、工場で働くアルバイト従業員に、
製造過程で危険な菌が混入した時の様子を
顕微鏡で見せるそうです。
そのことによって自分の仕事の責任と
リスクを理解し、懸念事項があれば、
すぐに報告する。現場に緊張感が
保たれるといいます。

しかし一方においては、「随喜(ずいき)」の精神で、
人が喜んでいるときに同じ気持ちになって、
心の底から喜ぶことも大事ですね。

これが徳を積むこともなるし、雰囲気も良くなります。
なんでもバランスですね!

愚かな自分

今朝はこだまで移動。
3時間乗っていると、
ずいぶんと仕事もはかどりました!

さて、昨夜の「中道塾」も深い時間でした。
全30講の28講目。
説法って、何十回訊いてもわかったようでわからない。
でも、あるときふと、垂直的に「あ!これが!!?」と
思うことがある。

昨夜は、隣の人にそういうことが起きていて、
「おおおー」「ふふーん」「ウォー」など(笑)、
やたら感嘆句を耳にしました。

「愚かな自分に気づく」というくだりで、。
「どんな時に自分は愚かだと思う?」という問いを立てられ、
「え!?誰が愚か?私?まさか!?」
ということからして、愚かな自分・・。

渦中にいると、自分の愚かさには気づかない。
しかし、愚かな自分に気づくと、自ずと頭が下がる・・。
頭を下げるのではなく、「頭が下がる」のだといいます。

愚かとは、何も知らないことであり、無明だということ。
まずは自分の愚かさを自覚すること。
そのためには、愚かだと気づいていく知恵に出逢うこと。

知恵を学ぶとは、
説法を聴くこと。八正道を実践すること。
一生学びですね!