談論風発

談論風発とは、

盛んに議論や討論をすること。

 

今日は、ふんだんに談論風発できた

1日でした。

 

自分ひとりで考えていても、

お悩みの壺にはまってしまうことが、

喧々諤々、自由に議論することで、

新たな意味や価値を生み出すことができます。

 

「言葉の定義を明確にすること」。

たとえば”段取り”と”タイムマネジメント”の違い。

働き方改革とは、何をどう改革することなのか。

女性活躍支援の「活躍」とは、

どういった状態を示すのか。

 

わかっているつもりで使っている言葉、

いざ言語化してみると、

人によってその捉え方はさまざまです。

 

それぞれの思うところを確認しつつ、

整理し、構造化し、ホワイトボードに

書いていく。

 

いろんな切り口で考えていくことで、

おお、そういうことだったのか!と

頭の中がすっきりと整理されます。

 

それにしても、今日は朝8時から

ずっと議論や対話しっぱなしで、

さすがに頭が疲れましたが、

すっきりしたこともいくつかあり、

とてもありがたい1日でした。

 

 

読みごたえのある本

とても読み応えのある本でした、
「サピエンス全史」。
人間という存在を
壮大な歴史から紐解き
展開しているこの本は、
ずいぶんと売れているようです。

 

7万年前に起きた認知革命。
これによって、サピエンスは、
他の人類よりも圧倒的な優位性を
発揮できるようになりました。

「客観的な世界」だけではなく、
「主観的な世界」で想像力を発揮し、
それが宗教や神話、神々を生み出し、
共同体的世界を作り出しました

サピエンスがネアンデルタール人などを
滅亡させるなどし、優位性を発揮できたのは、
この「創造力」だと。

そして、さらにはそれが伝説や神話のみならず、
企業、法制度、国家、国民、人権、平等や自由を生み出し、
全てが虚構の上に成り立っている。

その後、農業革命、科学革命を経て、
今、わたしたちサピエンスは、
自然選択の法則から知的設計の時代
(人為選択の時代)に突入している。
その行く先には、サピエンスとは
能力も感情も全て異なる、世界が待っているのだと。

「人間とは何なのか?」を
本質的に考える本でしたが、
書評を書くのも難しいほどの、
壮大なスケールの本でした。
まだ咀嚼しきれていない点がありますが、

じっくりと腰を据えて読み直したい本でもあります!

 

 

変化を活かす

革新というものは、
逆境を逆手に取る形で
現われてくるものじゃないかと
考えています。

世の中の価値観は、
絶えず変化しているのだから、
それに合わせて、
つくり手の姿勢もまた
変わり続けなければならない。

そして変化を嫌うのではなく、
それを最大限に利用しながら、
次の一手を打っていかなければ
ならないと思うんです。

新刊の近況

書店に寄ったら、

本を積み上げて下さっていました、

ありがとうございます!

 

 

早く帰りたい!というのは

魂の叫び。

早く帰って、自分を時間を

取り戻してほしい。

 

本に書いた、

「1枚見える化」を

取り入れ、打ち合わせが

スムーズに進むようになったと

いう声をいただきました。

 

活用いただけることが

一番嬉しいです、

ありがとうございます。

 

 

 

プロの姿勢

J1で活躍する、

プロのサッカー選手と

お話する機会をいただきました。

 

小学校1年生でサッカーを始め、

この世界に入って27年。

 

サッカーの道を一筋に貫き、

今は後輩たちを指導し、

チームをまとめる立場に

いるけれど、

結果が出なかったり、

ケガや故障があれば、

契約更改もなし。

 

いつもプレッシャーと

背中合わせです。

 

常に高みを目指し、

自分はまだまだだ、とばかりに、

トレーニングや試合のあとに、

しっかりと自分のプレイを

振り返ります。

 

もっとこうすればよかったのではないか、

このプレイの再現性を高めるには、

どうすればよいのだろう。

 

来る日も来る日も、その道を

ひたすら極めていく。

まだまだ自分は未完成。

もうこれでよいのだ、などという日は

永遠に来ない。

 

そんなお話を伺い、

”プロのあり方と覚悟”に

身震いする思いでした。

 

 

さて、翻って、

自分はどうだろう?

前へ前へと向かうことも

大事ですが、

日々を振り返ること、

大切です。

 

今日の研修を終え、

電車の中で、

ミスゼロ研修を振り返る。

 

皆さんが興味を持って下さったのは、

「ミスゼロツールやグッズ」のくだり。

そうだ、ミスゼロツール一覧の資料を

作ろう!と閃く。

 

ミスゼロのテキストも

10数回の改訂を重ねましたが、

またアップデートできそうで、

楽しみです。

 

 

午前中を有効に使う!

1日の中で、生産性が

上がる時間帯、落ちる時間帯があります。

最も生産性が上がるのは、

午前10時から正午まで。

 

とはいえ、勤務時間が

9時半~18時であれば、

午前中は2時間半しかなく、

勤務時間のたった3割です。

仮に8時30分~17時の勤務時間とし、

昼食を12時30分以降にすると、

午前は4時間となり、

勤務時間の半分以上を

集中力の高まる時間として、

確保できます。

 

給食前に、通常より1時間多い

授業を行う”午前5時間制”に

取り組んでいる小学校もあります。

子どもの集中力が高い午前中を活用し、

学力向上を目指す試みです。

 

 

『午後にゆとりが生まれ、

教員の多忙感も解消できる』

との声も聞かれます。

登校時刻は同じだが、

なわとびや朝の読書などの

授業前の活動をやめ、

1時間目の開始を

25分早めて午前8時15分に。

給食は5時間目終了の

12時半からです。

ずいぶん勉強しやすくなった、

という声も挙がっています。

 

 

私は朝を活用することで、

人生がより良く豊かになったので、

このように朝を活用する

取り組みが増えるのは、

嬉しいことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

変化はストレス?

「2月9日以来、ブログが

更新されていませんが、

何かありましたか?」

という声をいただき、

調べてみると・・。

 

ああ、なんたること。

前日のブログをすべて

上書きしてしまい、

消してしまっていました(;_:)。

 

新しい仕組みに慣れるまでは、

大変です。

変化はワクワクすることも多いですが、

ストレスになることも、多々ありです。

 

これを人生に置き換えても、

変化激しき?人生を送ってきたように

思います。

 

今日、インターネットラジオの

収録がありましたが、

これまでの軌跡をお話したところ、

「なぜ、安住の地ではなく、

いばらの道を選ぶのですか?」と

訊かれました(笑)。

 

これも性分なのかもしれません。

ついつい難しい方の道に、

チャレンジしたくなる。

 

 

「挑戦」が自分にとっての

コアバリューです。

 

しかし、挑戦ばかりでは、

疲弊してしまうので、

時には力を抜くことも

大事ですね。

 

 

 

 

「当たり前品質から魅力品質へ」(コラム2017/02/20)

「当たり前品質から魅力品質へ」

企業にとってホームページは企業情報を提供する、販売・マーケティングにつなげるなどの機能を持っています。例えば各々の自動車メーカーのホームページを閲覧すると、商品である自動車の動力性能、ドライバビリティ、安全性、デザインなどの特徴を訴求しています。メーカーによってはハードである車に対して、車の楽しみ方、用途、趣味としての広がりを持たせたソフトの提案も行っています。ホームページをより効果的に運用するために様々な工夫を凝らしているようです。

中でも目を引くのがマツダのホームページです。それぞれの車の開発の経緯、生産にまつわるエピソード等を物語として顧客に伝えているところに特徴があります。その物語の数々が顧客のこころを捉えるのです。その物語のひとつ―「ロードスター RF 開発物語 Vol.4『生産工場の創意工夫が切り開く、設計&デザインの自由。』車両組立技術者 中村 貴樹」のインタビュー記事に目を奪われました。
マツダでは、正常に機能することや、異音や振動の発生を防ぐクルマづくりを“当たり前品質”と呼び、そのクルマらしさを特に力を込めて表現したいピンポイントの作り込みを“魅力品質”と呼んでいます。品質を二つの側面から切り分けて、「魅力品質」という言葉が能動的品質のように受け取れるのです。「当たり前品質」がミスのない品質であり、最低限保障されるべき品質です。

多くの企業が製品やサービスに対して品質の正常化を目標としている中で、もう一つ上の品質―魅力品質を掲げている企業はどれだけあるのかわかりません。生産に従事する社員にとって、会社が掲げる目標としてのテーマ(=言葉)によって、受動的となるやらされ感なのか、能動的になる自発性なのか、分かれると思うのです。マツダではデザイン、生産など各部署が一体となって取り組んでいるところに強みがあります。社員を動かすには全員が目指すべき目標より、その目標の背景にある考え方、納得感、行動を促す力があるのかどうかで決まるのです。朝礼で経営理念や経営目標を唱和することも大事なことかもしれませんが、人を動かすものは何かを突き詰める方が理にかなっています。経営幹部が現場に行き、現場を見て、現場と話し、実際どんな働き方をしているのか知ることから始めてみてはどうでしょうか。なぜなら企業体質は現場そのものにあるからです。

以下はマツダHPの抜粋です。

熱い創意をそのままにお客様の元へ届けるために。
難題に受けて立つ、という志

ロードスター RFが、生産現場にとって前例のないほど難しい1台になることは、その構想が決まった時点ですでに明らかでした。
「全体のイメージが示された開発初期の段階で、そもそも造れるのか、と思えるほどたくさんの課題が浮かび上がりました。そこで私は、いくつかの提案を持って、デザイナーやメカニズムを設計するエンジニアの下へ足を運びました。」

「例えば、ドアガラスの形状が、ソフトトップモデルでは後端が丸くデザインされているのに対して、RFでは角張っています。効率的で確実な生産のためにはソフトトップモデルと共通化することが望ましいと、私は伝えました。ところがデザイナーからは、美しいデザインのポイントであるだけでなく、良好な視界の確保等々、深く熟考された末に導き出された唯一無二のカタチで、絶対に妥協できないという熱い言葉が返ってきました。」

「生産に伴う苦労と、熟考されたお客様のための創意のどちらを採るのか、という話です。事情が分かった私は、もちろんうなずきました。やりましょう! そのための方策を創造するのが、私たちの仕事ですから。」
そしてロードスター RFの実現に向けた最大の難関は、美しいデザインと複雑なリトラクタブルハードトップの開閉メカニズムの両立にありました。

「デザインと機能の両面から徹底的に突きつめられたリトラクタブルハードトップの設計図を見たときに、これは尋常でないと直感しました。隣り合う部品同士が、ハードトップの開閉状態に係わらず、常に狭い空間の中にびっしり並んでいるんです。わずかでも組み付けがずれると、開閉動作の途中で干渉する可能性があります。

マツダでは、正常に機能することや、異音や振動の発生を防ぐクルマづくりを“当たり前品質”と呼び、そのクルマらしさを特に力を込めて表現したいピンポイントの作り込みを“魅力品質”と呼んでいます。ロードスター RFのリトラクタブルハードトップは、当たり前品質を実現すること自体に極めて高い技術力が求められ、そしてそれがそのまま魅力品質につながる雰囲気にあふれていました。

もし、たった1台をたっぷりの時間と何名もの組み付け職人で仕上げることが許されるのであれば、ハードルはそれほど高くないでしょう。けれどもマツダの製造ラインは、デミオからロードスターにいたる、あらゆるモデルが渾然一体となって流れてきます。そのような製造ラインの流れを滞らせることなく、何千、何万台というロードスター RFを高品質のまま安定的に造らなければならないということです。」

「どうするか? 知恵を絞って絞って、絞りきる。知恵と努力は、道を開きます。私に残された道は、それしかないんです。なぜなら私は、エンジニアやデザイナーの下に足を運んだ挙げ句彼らに説き伏せられてしまった、というわけではありません。彼らの熱さに、これは自分たちもやらなければ、と突き動かされたという感じなんです。よし、受けて立ってやるって決意したんですから、やらんわけにはいかんでしょう。」
(参照:http://www.mazda.co.jp/beadriver/experience/rf_develop/04_2/ )

熱く燃える27歳が奔走するその理由は?

本格的な量産を目前に控えたこの日、中村は額に汗を浮かべて、待ち合わせの時間ギリギリに駆け込んできました。訊くと、たった今まで工場で生産の手順を練りあげていたのだと。朝から戦いのまっただ中にいたのだと、そう教えてくれました。

「そんな毎日を過ごしているうちに、最近おもしろい感覚を覚えるようになってきたんです。あれ? 自分はマツダの社員なのに、マツダのために働いてるという感覚が薄れてきたなと。この部分はこういう手順で組み付けないといけないんだ!と自分やメンバーを鼓舞しているときに、頭の中にあるのはお客様のことばっかりになってきたんです。」

「ここで造りあげたクルマをお客様に迎えていただくとき、どんな表情を見せてくださるんだろう。きっと、笑っておられると思うんです。そして、長く楽しんでいただいた将来のある日、いったいどんな表情を見せてくださるんだろう。そのときも、きっと笑顔であってほしい。それを実現するのが、私の仕事じゃないかと思うと、私の頭の中にあるのは、マツダよりもお客様のことばかりになってきてるんです。格好を付けてるわけじゃなく、これが27歳の今の自分の本音なんです。」
(参照:http://www.mazda.co.jp/beadriver/experience/rf_develop/04_3/ )

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