読みごたえあり!

世界で800万部以上売れたという、
『サピエンス全史』の続編ともいえる「ホモ・デウス」。

飢饉、疫病、戦争という人類の敵を駆逐した人類が、
次に向かうのは”老化と死の克服”。
それはずばり、「神性の獲得」だといいいます。

大胆な論調ではじまるこの本、
圧倒的な知識量と最新の研究をベースに
人類の未来が述べられていて、とても面白い!!
ハラリ氏は天才だなあ、と思います。

「今日、人間が地球を支配しているが、
それは個々の人間が個々のチンパンジーや
オオカミよりもはるかに利口だったり
器用だったりするからではなく、
ホモ・サピエンスが、大勢で柔軟に、
協力できる地球上で唯一の種だから。
歴史を紐解いてみても、勝利はほぼ例外なく、
協力が上手だった側が手にしている」。

「21世紀には、個人データこそが
人間が提供できる最も貴重な資源となるかもしれない
アップグレードされた人間が、少数の特権エリート階級となるが、
ほとんどの人はアップグレードされない。
結果、コンピュータアルゴリズムと、新しい超人たちの
両方に支配される劣等カーストとなる」。

「自動車が馬車に取って代わったとき、
私たちは馬をアップグレードせず引退させた。
ホモ・サピエンスについても同じことをする時が
来ているのかもしれない」。

まだななめ読み中ですが、「ホモ・デウス」になれるのは
少数の特権エリートであり、AIの進化により大半の人たちは
無用者階級になるという予測。
少し背筋が寒くなりました、しかし、圧倒的な面白さです!

「不便益」

東へ向かう新幹線の中ですが、大雨→晴れ→曇りと、
どんどん天気が変わります。
新富士当たりはどうだろう?と思いきや、
今日の富士山は雲の中でした。

さて、道中、機関紙「Fole」の中の記事、
「人の能力を引き出す不便益」について読了。

不便益を研究されているのは、京都大学の
デザイン学リーディング大学院特定教授、川上浩司氏。

「これまでのように効率化、高機能化だけを追い求めた時、
人間は果たしてハッピーになれるのかというとそうでもない。
手間がかかり頭を使う”不便”なことを取り入れることで、
もっとわれわれの暮らしは豊かになる」とおっしゃいます。

例えば、電子辞書ではなく、あえて紙の辞書を使う。
目的の単語を探しているうちに、それ以外のいろんな単語が
目に入ったり、関連する単語やイディオムなどが一望でき、
新しい気づきや出会いが得られる、という効用もあると。

経営においても通ずるものがあります。
業務や組織には徹底的に効率化すべきところと
そうでない部分があります。
なんでもかんでも効率化すればよい、
ということでもないので、判断のベースに
この不便益、という考え方もありだなあ、と思います。

駆け込み乗車

長野から戻る道中です。

名古屋で特急しなのから新幹線に乗り継ぎ。
しかし、新幹線がなかなか発車しません。
結局、3分遅れで走り出しました。

直後にこんなアナウンスが。

「お客様の駆け込み乗車がありましたので、
安全確認のため、出発が3分遅れました。
駆け込み乗車はお客様の安全だけではなく、
運行遅れにもつながりますので、
絶対に、絶対に!おやめください」。

この「絶対に」の強調ぶりが、
尋常ではありませんでした。

さらには、別の女性パーサーが、
「ただいま、お客様の駆け込み乗車がありましたので、
3分遅れて発車しましたが、到着時間は予定通りでご案内いたします」
と、またまた駆け込み乗車を強調。

駆け込み乗車をした人は、さぞかし肩身が狭いでしょうが、
これだけ何度もアナウンスされたら、
「絶対に駆け込み乗車はやめよう」と
思う人も多いと思います・・・。
少々見せしめ的ですが、啓蒙効果大ですね。

心のスキャニング

『人間は、ある段階までは論理的に考えたとしても、
それ以降は、”直感にゆだねる”ことが大事。
私たちの中には、大きな叡智が宿っていて、
そこにゆだねることが大事なのだ』と、
田坂広志氏はおっしゃいます。
スターウォーズでダースベーダーと闘うルークに、
オビアンケノビが「ルーク、フォース(心眼)を使え!」という
あの感覚、です。

1日の振り返りをする”反省日記”についても、同様だと。
反省日記も、ある段階からは、ただ書くのではなく、
その日1日の自分を、心の中でスキャニングしていく。
きっとどこかで、不調和を感じる瞬間があったはず。
それが今の自分の課題になっていることが多しなので、
自分の不調和に鋭敏になることが、大事なのだといいます。

たとえば「愛想の悪いタクシードライバーにムカッときて、
自分も乱暴に行先を告げたまま、ぶすっとしてたな」とか、
「〇〇さんにキツイ感じで言ってしまったけど、
イライラしている時は要注意だな」とか。
そして、その不調和に対してごめんなさい、と和解をすること。
それだけでも自分の心がスーッと整うのだと。

伸びる人は、よい意味で不器用。
要領の良い人は、適当にかいつまんでやってみて、
やった気になっているが要注意。
真正面から取り組み、徹底的にやってみる。
不器用とは、実は天が与えた才能なのですね。

想定外の被害

台風21号の被害の大きさに愕然とします。
横転した車、根もとから折れる木、
空を飛ぶ屋根、燃える車・・・。

特に関西空港は滑走路やターミナルが浸水し、
連絡橋にタンカーが衝突し破損。
衝撃的な状況です。
3年連続で、総旅客数が過去最高を更新。
空港を玄関口として、関西は多くの訪日客で
賑わうようになっただけに、その影響も心配です。

自然の猛威を目の当たりにし、
なすすべもないことを痛感します。

しかし、そのような中でも、現場復旧に向けて、
尽力下さる方々に敬意を表すとともに、
被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。

コアバリュー

明日は25年ぶりの「非常に強い」台風が上陸の恐れ・・。
すべての予定を繰り上げ、明日は朝一番ののぞみで、
博多に向かいますが、なんとか無事に到着できますように!
今年は台風や地震で、研修の予定が変更になること多し、です。

さて、週末は2日間、コアバリュー講座を受講しました。
1年半前に受けたコースでは、「自分を満たすバリュー」が、
明らかになりました。
出てきたワードは「挑戦」「地球ワンワールド」「ゴージャスマリア」。
これ以降、海外とのご縁も広がったように思いますし、
何かにチャレンジすることを忘れていた自分が、
また新たな歩みを始めたことも出てきました。

今回の講座は、人間関係におけるパワーバリュー、
仕事におけるパワーバリューを明らかにしました。
2日間、自分のこれまでと向き合い、
自分のエネルギーが高まること、
エネルギーを奪われることが、
だんだんと明らかになったのでした。
エネルギーが奪われることは、
今まで直観的に回避していたこともわかり、
行動の裏付け、理由が腑に落ちた気がします。

人間関係におけるパワーバリューは、「自己開示」「成長」「楽しむ」。
仕事におけるパワーバリューは、「成長を支援する」「伝える」「つなげる」。
これらのバリューをもとに、自分がどこに向かうのか、
どうあるのか、についても、考える機会となりました。
「みぽ庵」計画も浮上。さらには、「心技体」をキーに、
これからの未来についても、イメージすることができました!

流されるのではなく、真に自分が望んでいる
人生を生きていく力を手にするこのプログラム。
自分の軸がわかると、迷いなく進んでいけそうです。

SLI超高速学習法

今朝から、
英語のマンツーマンオンライン学習
SLI超高速学習法
の体験レッスンがはじまりました!
覚える→忘れる→挫折する、を繰り返してきた私(泣)には、
画期的なメソッドだと期待が膨らみます。

呼吸で心身を統一した状態で、
暗示のようにキーワードを吹き込んでいくと、
無意識の潜在的な部分、科学的には「間脳意識」に
働きかけるといいます。

ポイントはリラックスするということ。
これは「ぼーっとしている」とか「眠っている」のではなく、
物凄く集中して、全脳がフル回転している状態。
リラックス法にはトレーニングが必要ですが、
一度習得してしまえば、あとは雪だるま式に、
加速学習が始まるのだといいます、。

だから、超高速学習法なのですね!
ブルガリアのロザノフ博士が開発した
サジェストペディアという暗示学習法がベースになる、
このメソッド。特に英単語を覚えるには効果的です。
頑張って左脳で覚えるよりも、
より短期間で効率よく覚えることができ、
そして忘れない、というのにも惹かれました。

さらに、リラックス法・瞑想によって集中力が増し、
自律神経のバランスが整えられて、
頑張るときには思いっきりパワーを発揮できるようになり、
頭の中は整理され、自分のやりたいことを思い出し、
その達成に向かって創造性がどんどん掻き立てられるようになるという
効果もあるといいます。

どんな未来が待っているのか??
とっても楽しみです。

講師講座

今日は弊社主催の講師講座でした。
今回も四国をはじめ、各地から多様な方々が
参加下さいました。

講座を通じて手に入れたいゴールも、
それぞれ違います。
限定6名で、全員で創り上げていく講座。
今回もとても刺激的でした!

『もしお前の計画が1年のものなら種をまけ
それが10年のものなら木を植えよ
それが100年ものなら人びとを教育せよ
1回種をまけばお前は1回収穫できよう
人々に教育をほどこせば
お前は100回収穫できよう』

企業の生命線である「人財育成」に関わる私達には、
豊かな人間性と、人々に勇気とパワーを与えることが求められますが、
その根底に「人への限りない愛情」があってこそ、だと思います。
また、参加者一人ひとりに関心を向け、目を向けることも大切です。
教えてやる、とか、小手先の知識を得た上で研修をやりこなすのではなく、
謙虚に誠実に向き合うことで、参加者の方から学べることも計り知れないのです。

また、来年早々にも開催致します!

来年の手帳

CITTA手帳を使いだして早8ヶ月。
10月始まりなので、もう来年の手帳が販売されていました!
今年は赤い表紙にしよう!と早速購入。

CITTA手帳にある、「ワクワクリスト」は
大好きなページの一つです。
1月に書いたことを振り返ると、
ほぼ実践、またはいつの間にか実現していました!
これぞ”未来の予約帳”と言われる所以ですね。

以下はその一部ですが、三田アウトレット(笑)での
運命のジャケット購入すら、7月に実現できていたなあ。と。

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ミャンマー社団法人の設立、
コアバリューに沿って「地球ワンワールド」で生きよう
プロフィール写真を撮りにいこう
銀座シックスのスタバリザーブでゆっくりお茶を飲もう
三田アウトレットで運命のジャケットを購入しよう
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引き続ぎ週に1度の手帳タイムを確保しながら、
未来予約に精を出したいと思います。