長寿日本一は?

長寿県といえば、沖縄!と思いがちですが、
実は長野(これはわかる)と・・・なんと!
「滋賀」です。
昨年男性部門で初の「長寿1位」を奪取しました。
女性も4位と好調です。

なぜ、滋賀県が長寿県なのか?
調べてみるとあるある!
まずは、ムベや鮒ずしに代表されるような
体に良い食べ物!
特にムベは、不老長寿伝説もあるほどに、
霊果として一目置かれています。
琵琶湖があり、水が豊富なことも影響ありですねきっと。

また、滋賀県は、旅行や行楽へ出かける人の数が全国1位。
高齢者ボランティア活動者比率 1位 
スポーツ活動時間 1位 
男性の喫煙率の低さ 1位 
一戸建住宅の増加率 1位  
自然公園面積割合の高さ 1位 
近畿の住みよさランキングベスト10に、
滋賀の都市が5都市も入っている

恐るべし滋賀!
人生を謳歌しよう!という姿勢がストレス解消につながり、
健康で長生きにつながるのですね、きっと。

やり残したことはないか?

東京から戻るのぞみ車中ですが、
今夜はことのほか車両が揺れています!
しかし、どれだけ揺れようとも、
そう、長距離バスの中でも酔わない!という
ありがたい性分のおかげで、どこでもオフィスに早変わり。

さて、1日の最後に聴く曲は、
かりゆし58の「オワリはじまり」。
娘に教えてもらって以来、
何百回も聴いていると思います。
特に以下のフレーズが、沁み入ります。

『もうすぐ今日が終わる 
やり残したことはないかい
親友と語り合ったかい
燃えるような恋をしたかい
一生忘れないような出来事に出会えたかい
かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい』

そう、明日が必ず来るとは限らない。
だからこそ、やり残したことのないように、
かけがえのない時間を過ごしたい。
ということで、今日も全力で駆け抜けました!

『残された日々の短さ 過ぎ行く時の早さ
一生なんて一瞬さ  命を燃やしてるかい
かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい
もうすぐ今日が終わる もうすぐ今日が終わる
かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい』

まさに、一生は”一瞬”。
だからこそ、なんとなくやり過ごす、
というのはもったいなすぎますね。

やらないことを決める

大スティーブ・ジョブズの言葉。

『何をしてきたかと同じくらい、
何をしてこなかったかを誇りたい』。
(I’m as proud of what we don’t do
as I am of what we do.)

『忙しい経営者ほど、 「自分がやっていることの中で、
やらなくてもよいことは何か?」 という問いかけを
する必要がある』。

まさに、然りです。
「やらないこと」を明確にしておけば、
時間に追われることも、ずいぶん軽減できるように
思います。

『職場にやりがいと満足をもたらすリーダーは、
やらないことを明確に示し、
従業員が力を発揮できる環境を整える』。

積み上げ式では仕事は増える一方。
やらないことを示すことも大事だなあと
大いに納得です。

近未来の社会

「Society5.0」は、日本が描く近未来社会の姿。
「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を
高度に融合させたシステムにより、
経済発展と社会的課題の解決を両立する、
人間中心の社会(Society)」(内閣府Hp)

狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)
工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、
新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において、
我が国が目指すべき未来社会の姿として、初めて提唱されました。

高度成長期、経済停滞期を経て成熟した日本社会は、
成長の踊り場にあると言われ、私たちは経済成長による
豊かさを得た半面、富の集中や地域による不平等など
格差を生んでいます。
また、人口減少と急速な少子高齢化による社会コストの増大など、
多くの社会課題をも生み出しています。

さらに、グローバルな視点で見ると、
進行する環境汚染の問題、南北格差の問題など、
解決しなければならない課題が山積しています。

一方で、IoT、ロボット、人工知能(AI)、
ビッグデータといった社会の在り方に
影響を及ぼす新たな技術の進展が進んできており、
これら先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れ、
経済発展と社会的課題の解決を両立していく、
新たな社会であるSociety 5.0の実現を
目指そうというのが、この提言の趣旨です。

このような新しい社会像を実現するためには、
従来とは異なる能力を備えた人財が必要になります。
文部科学省では「Society 5.0の社会像」を踏まえて、
「新たな時代を豊かに生きる力の育成に関する
省内タスクフォース」を立ち上げました。

そのレポートが描いている
「新しい社会を実現するための人財像」は以下のとおりです。

(1)技術革新や価値創造の源となる”飛躍知”を発見・創造する人材
(2)技術革新と社会課題をつなげ、プラットフォームを創造する人材
(3)AIやデータの力を最大限活用し展開できる人材

変革の時代であることは、多くの人が漠然と意識していることですが、
「Society5.0」の提言を見ると、日本社会の在り方そのものが
大きな変遷を遂げる節目にきているのかもしれません。

やりぬく力

「先延ばしとモチベーション」について
研究しているピアーズ・スティール氏は、
先延ばしを克服し、やり抜く力を高めるために、
以下の方法を提唱しています。

1.課題を小分けにして小さな達成感を何度も味わい、
  その過程を記録する

2.自分のやる気を鼓舞してくれる仲間や
  自分を勇気づけてくれる物語を持つ

3.寝る前にやり遂げた時の様子を頭の中で詳細に映像化し、
  次に今の自分を映像化して対比する

4.先延ばしの元凶をリストアップして予防策を考えておく
  例えば、メールが元凶であれば、決めた時間以外は見ないようにする

5.ネガティブ表現を止めて意識的にポジティブな表現を使う
  例えば、「メールを見ないようにしようではなく
 「9時と11時と15時にメールを見よう」というように。

6.難しい課題は効率の良い午前中に取り組むなど、
  新しい生活習慣を作る

7.小分けにした課題を達成する都度、
  美味しいコーヒーを淹れるなどご褒美を受け取るよう決めておく

ふむふむ、です。
「自分を勇気づけてくれる物語を持つ」というのは、納得です。
今日も徳島からの帰り、車を運転しながら物語を考え出すと、
どんどん楽しくなってやる気が高まってきました!
その勢いを保ったまま、帰宅後、先送りしそうな仕事を
一つ仕上げたのでした。

 

人生100年時代の働き方

年金や少子化問題を鑑みて、
定年延長の流れが、加速していることを実感します。
ただし、健康で働く意欲があり、
存在価値を発揮できることが条件となります。

ぶら下がり的な意識では、働き続けたくても
働く場がなくなるでしょう。
AIやロボットが、定型業務を代替する動きも
加速しています。マッキンゼーの試算では、
自動化が可能な業務の割合は、日本で55%。
働き手としての意欲を持ち続け、
AIやロボットに代替されるのではなく、
活用する側に回りたいものです。

そのためには、社会や会社の動きに敏感になり、
周囲に対してどのような貢献ができるのかを考え仕事をすること、
そして、新しい動きに関心(好奇心)を持ち、
自己啓発を続ける努力が大切です。

脳の機能は、加齢とともに衰える一方ではありません。
新しいことを学び、吸収する能力は40歳台でピークを迎え、
その後は衰えますが、それでも、80歳で8割を維持する(個人差大)
と言われています。

また、結晶性知能と言われる、”経験を通して獲得した知見”は、
生涯発達の可能性につながります。
ただし、発達の可能性は、共同体での
コミュニケーション能力に依存します。
多様な考え方の人たちとの協働により、
脳は生涯発達する可能性が高まるのです。

人生100年時代は、不透明で課題が山積する時代ではありますが、
社会の動きにアンテナを立て、自身の可能性に
挑戦し続ける人にとっては刺激的な時代と言えるのでしょう。
どうせならば、刺激的な時代を存分に堪能したいものです!

先延ばしグセにおさらば!

終身教授録はじめ、素晴らしい教えの数々を
後世に残して下さった森信三氏。
この教えは常に見える化しています。

『わたくしがここに
「一日は一生の縮図である」
というのは、そもそも
如何なる意味においてであろうか。

今それを端的にいうとすれば、
われわれは、自分の一日の
過(すご)し方を考えてみれば
自分の一生が大たい
如何なるものになるかは、
ほぼ予断しうると
いってよいという意味である。

具体的にいうとしたら、
われわれの過している
この一日一日が、
ほぼ自己の予定通りに
過ごされるとしたら、
われわれの一生も、またおそらくは、
そのようにかなりな程度まで
充実した人生になるといえるであろう。

それに反して、
もしわれわれの日々の生活が、
その計画通りに完了しないで、
翌日に、さらには翌々日に──
というように、順に先へ先へと、
順ぐりに延ばされているとしたら、
その結果はいかがであろうか』。

先延ばしクセにおさらば!です。

6つのC

昨夜、仙台から東京へ入りました。
街を歩いているだけで気持ちがいい、
この時期は、ほんと最高です。

さて、先日ノーベル賞を受賞された
本庶祐・京都大学特別教授曰く、
「時代を変える研究には6つのCが必要だ」。

この6つのCは、ビジネスにも通ずるものあり、です!

好奇心・・curiousity
勇気・・・courage
挑戦・・・challenge
確信・・・confidence
集中・・・concentration
連続・・・continuation

Connecting The Dots

「Connecting The Dots 」。
スティーブ・ジョブズが、
スタンフォード大学の卒業式で、
スピーチした中にも出てきた言葉です。

ジョブズは、諸般の事情から大学を中退しますが、
カリグラフィーの授業だけは、興味があったので出席し続けていました。
この経験が、のちのMacintosh開発に生きてきます。
「あの経験が無ければ、Macintoshは、
複数フォントを持つことはなかった」とも語っています。

”点と点がつながり線になる”。
これが将来何の役に立つのだろう?と考えるより、
目の前にやってきたこと、やりたいことを、
とにかく一所懸命やること。

一見、何の関係もなさそうなことが、
つながっていく。

人生ってまさにそうだな、と思います。
「あの時の経験が今役立っている」。
「あの人との出逢いが、このことを生み出すことにつながった」。

コト、モノ、ヒト、すべて、Connecting The Dots
最近、お互いのこれまでのキャリアについて、
対話する機会が多くあるのですが、
まさにこれを実感します。