ひらめきに大事なこと

何かに行きづまったとき、
ボーっとしていると、突然閃くことがある。
「デフォルトモードネットワーク」という
耳慣れない言葉があります。
これは、、何もしていない脳の状態のこと。

大脳新皮質には記憶の断片が埋め込まれていますが。
ボーとしている時にこそ、自在にこの断片を
繋ぎ合わせ、新しい発想を生み出すことができるだといいます。

20数年前、大きな課題に直面していた時、
いろんな論文を読んだり実験方法を検証しても、
まったく解決の糸口が見つからない。
しかし、お風呂でボーっとしている時に突然閃いた!
そのことが後々IPS細胞につながったという山中教授。

閃きの極意は、ボーっとしていること。
そのためには記録の断片を蓄えておくことも大事ですね。

バラバラであった記憶の断片が
突然結びついてつながり
意味のあるネットワークが布置する!

脳はすごい。

一瞬でいい関係を築く!

敬愛する戸田久実先生の新刊、「コミュニケーション大百科」。
日々に生かせる事例満載で、一気に読みました!
高2の娘も「ママ、この本とってもわかりやすくってすぐに使えるね!」と、
親子でクイズ形式でも楽しませていただきました。

アンガーマネジメント・アサーション・アドラー心理学を
ベースにした研修が大好評の人気講師、久実先生なので、
とても実践的で、あるある話に笑う、うなづく!

気まずかったり、言いづらいシーンで、
相手を不快にせずに切り返すコツなど、
一瞬でいい関係を築くコミュニケーションのポイントが、
とてもわかりやすいです!

特に印象に残ったフレーズです。

・人の話の整理ができない人は自分の話の整理もできない
・セクハラにはユーモアを交えてぴしゃりと返す
・自分の話に値引きシールは貼らない
・相手があわてているときこそゆったりと構えて聴く
・断る時は「できません」より「そのかわり」を付け加える
・会話中に自分の言いたいことばかり考えている人は嫌われる
・何度も同じ話を繰り返す人にはさらりと切り返す

先日も、「何度も同じ話を繰返す上司。
黙って聴いている時間が苦痛で仕方ありません。
どうしたらよいのでしょう」とおっっしゃっていた方に、
早速、この本をオススメしておきました。

私が注意したいのは、
「ぼんやりした表現は相手の頭をぼんやりさせる」。ギクリ!
「ちゃんと片づけてね」とか、「働きやすい環境を作るね」とか、
ついつい言ってしまいます。
社内では、「社長の言葉が理解できない、もはや宇宙人レベルだ」
と言われたことも(笑)!!
それだけに手放せません!

記憶の歩留まりを上げる!

年齢を重ねると、記憶力が落ちると言われています。
確かに私も人やお店の名前が出てこなかったり、
えーっとあれは・・と苦労することもしばしばです。

しかし、これまでの研究では、
理解をともなわない純粋な記憶力については、
若者も高齢者も変わらないとされているのに、
なぜ物忘れが起きるのか?

精神科医 和田秀樹氏の講演録(三菱UFJ月刊誌記載)より
一部引用します。

『記憶するには、入力(記銘)・貯蔵(保持)・出力(想起)
という段階を踏みます。
入力につまずくのは内容が理解できない時。
そういうときは見えをはらず、人に聞いたり入門書を
読んだりし、理解したら必ず復習する。

入力した情報はいったん海馬に置かれ、
30日以内に同じ情報が入力された場合にのみ、
側頭葉に転写され、貯蔵されます。
逆に再入力されなければ、
その情報は捨てられてしまうのです』。

そうだったのか!!
30日以内のリマインドは必須だ。

さらには、覚えた直後に睡眠を挟むと、
記憶の歩留まりが倍程度よくなるので、
新たに学んだり復習するのは、就寝前がベストだと。

そして、もっとも重要なのが出力。
問題集計の勉強をしたり、ブログに学んだことを書くなど、
しっかりとアウトプットする。
出力することは早期力の鍛錬になるため、
中高年以降は出力重視の勉強に切り替えるとよいそうです。

ブログ、続けていこう!

ABCDE

面談の日々が続いています。
その中で、ハッと気づかされることがあったり、
お互いが、行動にコミットすることもあり、です。

事を成し遂げるのに
大事なことはABCDE。

Aは「aspire」。
最初に何か「したい」と、
思わなくてはならない。
つまり志が必要です。

Bはbelieve」。
自ら信じなければいけない。
志を持つのはいいけれども。
「そんなこといったって、
私はできませんよ」
というのでは駄目。

そして退路を絶って
「commit」しろということ。
具体的に計画を作る。

そして「do」。
やるしかない。

最後に大事なことは
「enjoy」。
おもしろく、楽しく前向きにやってこそ、
展望が拓けていくのだ。

このABCDE,心に留めて、ですね!

立ち止まる

忘れられない日が今年もやってきました。
東日本大震災から8年。
今日という日は、原点を思い起こす日でもあります。
いつもより早い時間にスタバに来て、
あれこれと想いを巡らせていました。

『流されるままに働いていると、
本当にやりたいことはできなくなります。
だからこそ、ときどき立ち止まって、
じっくり考える時間を、
一日に何度も何度もつくることです』。

松浦弥太郎氏のこの言葉にもあるように、
そう、立ち止まって考える時間は本当に大切です。

『どんなに小さなことや行いにおいても、
その先には人がいるということです。
自分さえよければ関係ないとか、
そんなの知らない、とか思ってはいけません。
私たちは人とのつながりという関係性によって、
生きている幸せや喜びが得られるのです』。

人との人との関係性の中で私たちは生きている。
東日本大震災の日にもそれを痛感しました。
人生は有限ということはわかっているけれど、
まだまだ終わりの日など来ない、と思い込んでいる自分。
しかし、そんな保証は微塵もないのです。
だから、今を生きる。

やりたいことの優先順位を上げる!

昨日は社内の問題解決勉強会でした。
真の問題を明言し、その原因、ソリューション、
アクションを6つのステップで考えていくという
内容です。

昨年業務提携したブレッシングホワイト社の
プログラムですが、問題解決のステップが、
構造的に理解できます。

「真の問題を明言する」、というのが一番大事。
ここがずいぶん時間を要するのですが、
問題の設定自体が望ましくないと、問題解決自体うまくいきません。
1日かけて、参加メンバーの問題を解決していくステップは、
脳疲労を起こしそうですが、最後にはやることが
明らかになりすっきりです!

今朝、昨日の振り返りかたがた、メッセージをもらいました。
「昨日の問題解決の勉強会を機に、
自分がやりたいけど後回しにしていることを
先に持っていくようにしました。
その方が、結果、大きな成果を得られるのではないかと。
こちらの方が気分的にワクワクする。
どんな状況でもmustはやるので、
wantをやり遂げられた方が、モチベーションが上がるというか
思考転換の機会になった」とのこと。

おお、良かった、まざに、問題解決!
やりたいことの優先順位を上げるっていいですね!

私もついついMustが先に来てしまいそうですが

アジャイル

アジャイルという言葉には、
「素早い」や「俊敏な」といった意味があり、
もともとはソフトウェアの開発などで
用いられています。

複雑性や不確実性の高い時代において、
企業が時間をかけて最適解を探したり、
完成度を高めてから行動に移すのでは、
時間もかかりすぎ、タイミングを逸して
しまうことにもなりかねません。
まずはトライ!ということで、
ラフ案をもとに積極的にチャレンジを行い、
失敗から学び、顧客やメンバーの声に
耳を傾けながら、自分たちのやり方を変え続け、
価値を創造していく、経営のあり方です。

いま、新たに着手し出していることが
二つありますが、綿密な計画をを立てたとて、
VUCAな時代には、どうなることかわかりません。
まずは動いてみることで、気づけることや
新たなヒントが見えることもあるはず。

まずはアジャイルでやってみる。
大事ですね。

移動好き

東京からの帰り道、米原まで戻ってきました。
ひかりに揺られて、京都まで約3時間。
のぞみよりも45分長くがかかりますが、
仕事が最高にはかどります!
なんともサクサク仕事が進む。

普通電車・新幹線・スタバの朝活・カフェの隙間タイムと、
「群衆の中の孤独」を感じられる場所が、
一番生産性が上がるようです。

来月は身延山に行きますが、これは相当遠いらしい。
山梨はほとんど行く機会がないので楽しみです。
さて、道中何をしようか、とワクワクします。

思えば高校時代、片道2時間半!かけて通っていたからか、
移動は苦になるどころか、むしろ楽しみです。

2時間枠をつくる

「知的労働においては、”時間の活用と浪費の違い”は、
成果と業績に直接表れる(P.F.ドラッカー)」。

「大事なことを考えるのは、2時間程度の長さがほしい。
1日にまとまった2時間枠をいくつ確保できるか?
これが成果を左右する。

スケジュール表を埋めるのではなく、
空欄をつくることが大事。
そのためには、まず時間の使い方を記録し、
ムダを捨てる(やめる)・人に任せる。
さらには、残った業務を予定表に再配置し、
時間の塊を作る。

空欄をつくる発想が身につけば、
時間の使い方も変わる」。

ということを心がけるようになり、早1年。
ついついスケジュールを
埋めてしまうことに喜びを感じがちですが、
2時間程度の時間。
以前よりは少し作れるようになった感があります。
しかし、ついつい他にも意識が行ってしまうので、
がっつり考える時間を大事にしたいものです。