ひび割れの美

今朝の朝活はコメダでしたが、
朝の7時半にすでに満席とはすごい。
少し待って、席に案内いただきましたが、
9時を過ぎても待ち状況解消せず。
いたたまれなくなり、カフェのはしごをした次第。

しかしながら、少々気になるのは、
商談での踏み込んだ話や、社内人事のマル秘話など、
ボックス席でも丸聞こえ・・。
スタバは黙々と仕事をする人が大半ですが、
カフェによって空気感は全然違うのだと、改めて思う。

さて、ブレネー・ブラウン氏の、”本当の勇気は「弱さ」を認めること”
2年ぶりに再度読んでみる。
「ひび割れの美」という言葉が美しく、響きます。

【自分がどんな人間で、どんな過去があり、何を信じているのかを認め、
人生の不完全さを引き受けるには、少し立ち止まってひび割れの美
(欠けがあることのすばらしさ)を知る必要がある】。

欠けがあることのすばらしさ!

時間の使い方

今朝の東京は雨模様。
久しぶりに遅い時間に目覚め、朝食もゆったりと。
お仕事は午後からなので、のんびりモードで過ごす朝。
いつもなら早起きし、カッパを着て都内ウォーキングですが、
先日勧めていただいた、この本の影響大かも・・。

『限りある時間の使いかた(オリバー・バーグマン著)』
いやあ、イタイところを突かれた感じです。
”効率を上げれば上げるほど、ますます忙しくなる。
タスクをすばやく片付ければ片付けるほど、ますます多くのタスクが
積み上がる”。これってまさに・・。

氏いわく、『80歳まで生きるとして、人生はたったの4000時間。
だとすると、時間をうまく使うことが人の最重要課題。
しかし、いかに少ない時間で大量のタスクをこなすか、
いかに毎朝早起きして、規則正しく過ごすかだけでは、話にならない』。

いや、ほんとおっしゃるとおり。

また、「いつかこうなったら」、「いつか何かをしたら」の
未来志向だけでは、いつまで経っても満たされない。
限りある時間を、未来のための道具にしてしまうのは、
もったいないことだ。

これまたギクリ。
最近本を読み始めても、すぐに別のことがしたくなる、という
くだりもまさに自分!

本質を突いてくれるこの本、特に私のようなマグロ気質には、
ビシビシ響きます・・。

生き方

東京へ向かう道中です。
雨→晴れ→大雨→霧と天気がどんどん変わります。
今回こそは!と期待するも、富士山は雲に隠れています・・。

8月24日に旅立たれた稲盛和夫氏。
氏の著書、「生き方」を何度読み返したことか。

『まじめに一生懸命仕事に打ち込むことで、
精神的な豊かさや、人格的な深みを得ることができる。
自分さえよければよい、ではなく、周囲や社会にも
よかれと思うことを利他の心で行うこと』。

『自分の有している能力や役割は、
たまたま天から与えられたもの、いや借り物でしかない。
自分だけで独占することなく、それを人様や社会のために
使うべき。謙虚さという美徳の本質はそこにある』。

経営者とは?経営とは?
何もわからない中で、盛和塾での学びは心の拠り所でした。
理念や行動指針(フィロソフィ)が必要だということも、
ここで教えていただきました。
心から、ありがとうございました。

シナリオプランニング

いやあ、面白かった!
講師の方を招いての本日の研修会テーマは、
「変化の時代に未来を切り拓くシナリオプランニング」。
実際起こりうる未来を予測するというものでした。

どうなるかわからない未来に対して起きてから動く、
ということでは、手遅れや手詰まりになる可能性高し。
そこで、バックキャストの視点で、未来に行ったつもりで考え、
起こりうる未来に対して、対応可能な施策を事前に考え、備えておく。

「2030年の人財育成はどうなっている?」を考えましたが、
背筋が凍る(笑)状況になっているかも・・。
こうなったらいいな、という楽観主義ではなく、
実際起こりうる可能性のある、リアルな内容を洗い出すことが大事です。

シナリオプランニングに取り上げるのは、
「インパクトが大きく不確実性の高い内容」であること。
不確実性が低くインパクトが大きいものは、すでに実施されていることも
あるでしょうから、5年~10年先を見据えて考える。

「こんなことが起きるとは想定外だった」とか、
「これだけ外部環境が変わったら業績が悪化するのも仕方ない」
というようなことを、つい 言ってないか?
と自分を顧みる・・。

コツコツ積み重ねる

なんだか慌ただしい週の始まりでしたが、
ようやくホッと一息です。

ここのところ「コツコツ積み重ねることが大事」だと、実感しています。
英語もゴルフもコツコツの積み重ねなくして、上達はしない。
この二つは、スコアで打ちのめされることばかりですが、
毎日30分の学習と練習を継続していきたいです。

この1年、運動が習慣化できたことで、
疲れない体になったように思います。
口腔内改善にも取り組んでいますが、
これまた、3か月でずいぶんと数値が向上しました。
毎日20分の歯磨きにフロスにうがいにと、
コツコツ積み重ねると、見える化された数値は
見違えるように。

いやあ、自分で自分をほめることも大事にしながら、
楽しみながら継続していきたいです。
やはりマグロ体質だ!

企画力

今朝の大阪は、ずいぶんと涼しい朝です!
お盆明けは、身内の入院や何やと
落ち着かない日々でしたが、
ようやく一区切り。
心の安寧が戻ってきた感じです。

さて、新たな企画がいくつか動き出しています。
ということで、田坂広志氏の「企画力」を
改めて読み返しました。

「企画力とは立案する能力」ではなく、
「企画力とは、人間と組織を動かす力」。

いつもながらの田坂氏の言葉は、
ストンと腹に落ちる感があります。

人間や組織を動かすのは、「物語を語る」力。

その物語を魅力的に語ることにより、
相手が「面白い!」と感じ、想像力を掻きたてられ、
行動する。

企画書の「究極の役割」とは何か?
それは、「縁を結ぶこと」。

一つの企画書を通じて、私たちの語る「企み」に
周りが興味を持つ。
一つの企画書を通じて、
我々と相手との縁が結ばれる。

これからのこと。
そろそろワーケーションの機会を作り、
ゆっくりと考えたいものです!
ということで、スケジュールを押さえておこう。

ゼロ秒思考

東京の朝は少し曇り空です!
先日clubhouseで教えていただいた、
赤羽雄二氏著、「ゼロ秒思考」。

モヤモヤした思考を見える化→整理→悩みを解決する法。
ずっと悩んでいるパターンから、おさらばできるという。
なんだかもやっとしていると思いつつも、堂々巡りでは、
何の解決にもならない。

書き方はいたってシンプル。A4用紙を横置きにし、
左上にタイトル、右上には日付を記入。
ノートでもパソコンでもなく、A4手書き。
なぜA4用紙かというと、簡単なチャートやイラストも描くことができ、
書き終わった後には1枚1枚バラバラに分類できるから。
また、紙の大きさは思考の広がりに繋がるので、
小さなメモ用紙は使わないし、ノートもNG.
とにかくA4のコピー用紙だそうです。

テーマに対して1行20〜30字の箇条書き、思いつくまま4〜6行、
1テーマ1分以内で記入。思いつくことはなんでも書くこと。
テーマは仕事・健康・家族・趣味、お金。どんなことでも良い。
これを1日10テーマ、計10枚!書くという。
1日の終わりにファイリングし、カテゴリーごとにラベリング。
3カ月続けるとなんと900枚・・。

継続することで思考の訓練にもなり、解決法もわかって、
自信にもつながるという。また、3カ月に一度読み返すことで、
自分の悩みはせいぜい数種類に分類できることもわかると、
もやっと感から解放される!
具体的なやり方が明快な本です。

これはドキハラ

往復5000円の運命旅!
JR西日本の「サイコロきっぷ」。
旅の行先をサイコロで決めるって、面白い!
昨日、話を聴いて早速、オンラインサイコロをふりました。

5000円の往復旅の行先は、博多、倉敷、尾道、白浜、
芦原温泉、東舞鶴、白浜、そして餘部。
いやあ、博多が当たったらいいなあ、倉敷や尾道、白浜も嬉しいかも。
と、期待を込めたが、結果は餘部(あまるべ)・・。
いや、残念がっては失礼なのでしょうが、何があるのか!?餘部に。
しかし、目的を持たずに行くのもまた良いかと思い直す。

みなさんも、サイコロきっぷにチャレンジをば(笑)!

 

20周年の節目に

昨日まで、お盆休みをいただいていました。
さて、今夏は会社設立20周年の節目です。
こうして節目の年を迎えられたのも、
ひとえにお客様や仲間のおかげだと、
改めて感謝の気持ちが湧き上がってきます。

2002年、自宅兼事務所で、
法人としての歩みをスタートしました。
ちょうど娘が1歳になったばかりで、
両親の多大なサポートの元、出張もなんのそのと、
走り回っていた記憶があります・。

しかし、自分1人でガシガシ前に出ようとしても難しかった中、
チャンスと環境を与えてくださった方々のおかげで、
少しずつ仕事が軌道に乗りはじめ、
2005年、京都市内に事務所を設けました。

創業時から支えてくれたスタッフと、私のたった二人では、
14坪の事務所が、ずいぶん広く感じたことを覚えています。
拠点ができたことで、人や情報が動き始め、
「輝く人財づくりを支援する」という理念に共感する
仲間が集まってきてくれました。
経営者としての至らぬこと満載で、コンプレックスの塊でしたが、
それを悟られてはならない!と肩ひじを張り、
結果、ご迷惑をかけたことも数知れずです。

20年前からテレワークを導入し、雇用形態もさまざまですが、
一見パズルのようでも、お互いが連携し、サポートし合うことで、
チームとしてのシナジー(相乗効果)を高めていきたい、という想いは、
今も変わりありません。

人と比べず自分らしさを大事にしつつ、
相手も自分も受け入れた上で、新たな価値を生み出していく。
そんな組織をこの会社で実現したいと考え続けてきたように思います。

こういった原点を忘れず、社会の中での自社の存在意義を再確認すべく、
20周年の節目に、パーパス・ビジョンを策定しました。
仲間と何度も検討を重ね、言語化しましたが、ここからがスタート。
定期的に対話するようにしています。

パーパスは、”目の前の『人』と『組織』を幸せに”です。
私たちが支援する目の前の人が幸せを実感できることが、
組織の幸せに繋がるという想いを込めています。

ビジョンは、”学び成長する喜びにあふれる社会を創る”です。
学び成長することに、喜びを感じられる社会の実現が、
私たちの見たい未来です。

「自分たちがいなくなったら、世界は何を失うのか?」。
先日の勉強会で、そのような問いをいただき、ハッとしました。
世界が何かを失うほどの会社でありたい、と
身が引き締まりました。

残念ながら7月に入っての急激な感染拡大で、
仲間一同、集まることは叶いませんでしたが、
これからも、変化にしなやかに対応しながらも、
一歩ずつ、歩みを進めて参ります!