現実の捉え方が雑!

”リーダーシップに出会う瞬間”読了。
リーダーに抜擢された30歳の女性社員が主人公 ですが、
成人発達理論をもとに、潜在的なリーダーシップを開発するためのプロセスを
ストーリー仕立てで展開された本です。

将来管理職を目指してみないか?と打診された、入社9年目の青木さん。
メンター的な存在の女性課長、お局的存在の女性課長、理解ある夫。
あるあるストーリーに引き込まれ、あっという間に読了しました。
ストーリーと理論が両輪なので、納得しきり。

印象に残ったフレーズはいくつもありましたが、
「現実の捉え方が雑」というメンターの言葉が刺さった!
以下一部引用します。

「現実に起きていると思い込んでいる9割が、自分の勝手な解釈、
つまり自分の推測の中で作ったストーリーや意味づけで、
たった1割だけが事実だ、なんて言われていたりするわよ。
人は思い込みの中で、右往左往して生きているものなのね。
その9割に振り回される人生はしんどいわよ。
1割の事実にだけ対応する、と決めると、人生はシンプルになる。
さあ、自分の状態をよく観察すべし」。

観察があいまいだと、自分で作りだした妄想に自分で傷つき、
その妄想が生み出した感情に飲まれ、やっかいなことにその感情は、
次のドラマを生み出す。
そして思い込みを強化し、だんだん事実のような気がして、
抜け出せなくなり、見事に悲劇の主人公になってしまう。

自分を観察し、解釈に捉われていることに気づいたら、
ちゃんと事実を確認することが大事ですね。













仕事再開!

1週間のお休みをいただき、今日からお仕事です!
GWはひたすら歩く、運動する、寝る、の日々。
合間に本を読んだり、庭の掃除やクローゼットの2S。
いやあ、予定がないというのもまた楽しい。
しかしながら、これだけ動いているのに、体重1キロ増とはなぜに!?
解せないものの、もしかしたら筋肉がついたのかもしれない、と
良きに解釈しよう(笑)。体重をチェックし唖然としただけで終わらず、
筋量もちゃんとチェックしないと、ですね。


さて、 「書くことは筋トレ」といいながら、
7日間も休んでしまうと、いざ書こう!と思っても、なかなか進みません。
そもそも脳が、ブログの話材になるようなことに
アンテナを立てていないのだと気づく。

「間が空くと、感覚を取り戻すのにも時間がかかる」。
これは、筋トレにも通ずるものですね。
少しずつでも続けることが大事だなあと思いました。




モーニングメソッド!

いよいよ明日からゴールデンウィーク。
1週間のお休みをいただきます。

手帳に、やりたいことを書き出し、にんまり。
2S、読書、映画やドラマ鑑賞にトレーニング。
日頃なかなか確保できない「じっくり考える時間」も設けたいところ。
あ、ビジョンボードも作りたい。

そして!是非GW中に始めてみたいのが、モーニングメソッド。
たまたまYouTubeで、「朝時間が自分に革命を起こす! 人生を変える
モーニングメソッド」という本の内容をコンパクトにまとめた
動画が表示された。朝活オタクとしては見逃すわけには、と観たら、面白い!
Amazonで検索しても、本へのコメント満載。評価は分かれるところだが、
貴重な朝の時間を自分の成長のために使おうというメッセージや、
世界20か国で大流行という帯のキャッチにも惹かれる。

と、前置きが長くなりましたが、モーニングメソッドとは、
沈黙(瞑想)・アファーメーション・イメージング・読書・日記・運動の6項目
を10分ずつ、計60分朝起きたら行うこと。
毎朝60分確保が難しい人は、6分でもよいのだと。
または、平日は6分コース、土日は60分コースなど、組み合わせも自由。

だいたいこういうのを読むと、ついやりたくなる性分。
まあ継続していないことの方が大半だが(笑)、
毎朝の1時間を継続すると1年で365日。
これは結構な投資時間になるかも。
なんでも実験だ!


時速7キロウォーキング

「コロナ禍の運動不足を時速7キロウォーキングが救う」、の
キャッチに惹かれ、この記事熟読。
アシックスジャパンと立命館大学のスポーツ健康科学部教授後藤氏が
研究を行った「ファストウォーキング」。

時速7キロ以上ならば、ランニングよりもウォーキングの方がエネルギーを消費する!とは朗報。
この歩き方は、時速4キロ程度のゆっくりした歩きと、時速7キロ程度の
ファストウォーキングを3分ずつ繰り返すインターバル方式を勧めています。
時速7キロとは、歩く速度を速めていき自然と走り出したくなる速さ。
走り出したくなるところをあえて跳ねずに歩くことで、ひざ下を効果的に
利用できるのだと。

注意点は以下4点。

1.軽く息が上がる程度の強度
2.ひじをしっかりと後ろに引き、腕の振りを大きくする
3.歩幅を大きく
4.背筋伸ばして目線をまっすぐの姿勢を保つ

夕方1時間のウォーキングがここのところ日課になっていますが、
だいたい4キロ1時間のペース。
今このインターバルを取り入れ、30分で3.5キロを目指しまーす。
アシックスのウォーキングシューズも買おう(笑)。

談合での気づき

週末は月に一度のオンライン談合でした。
談合とはよからぬ意味に使われることが多いですが、
学び合う仲間が、講義をどのようにとらえたのか、
お互いの対話を深める場のことです!

「無限の努力」という言葉が印象に残りました。
圧倒的な努力をして得たこと、生み出したことを自分のものとしない。
自分が頑張ったからこれが出来たのだ、と思うことで鼻がぐぐーんと伸びて、
傲慢な気持ちが生まれたり、「これだけ頑張ったのだから誰にも渡したく
ない!」という執着が生まれる。おおお!と開眼しつつも、
自分のちっぽけなエゴが邪魔をし、なかなかその境地には至れないのですが、
そうありたいなあ、とは思いました。

さて、『禅語エッセイ』は折に触れ読み返す、愛読書です。
自分を省みて、気付かされることも多くあります。
頑張る、ということについて、この禅語エッセイにもこんなことが
書かれていました。一部引用します。

誰かのために頑張ることは尊い。
けれども、そこに見返りや感謝を望む気持ちが
少しでもあるとしたら、それは最終的に
自分のためにやっていることだと、
わかっておいた方がよい。

自分のためなのだから、
感謝されなくても、
気づかれなくても
うっとうしがられても、
いいのだと気づこう。

感謝さえ求めず、
無償で頑張れる自分を誇りに思おう。
その行動を見ている人はいなくても、
あなた自身はしっかり見ている。
そして天もあなたを見ている。



毎土曜朝のお楽しみ

あっという間に金曜日。
来週からはゴールデンウィーク!
昨年3月から延期続きの沖縄行。
3度目の正直であるゴールデンウィーク企画もこの状況であえなくキャンセル。
行程を考えるのも楽しみの一つでしたが、ムダ学の西成教授風に言えば、
期間と目的を定めれば、これもムダではなかったとしよう。
こころおきなく旅行できる時がやってきたら、スペシャルな企画を
立てられるはず(笑)。

さて、お誘いいただき、4月からスタートしたclubhouse。
毎週土曜の朝8時から30分限定です。
ROOMテーマは「仕事力を磨く!~深層対話で切り取る、今週の日々徒然~」。
呼び水係が心に留まった話材をシェアするところから対話が始まります。

初回テーマは 、田中邦衛さんを悼み「北の国から」。
倉本聰氏の追悼文や、黒板五郎の遺言を紹介いただきました。
「金を追い求めるな、倖せだけをみろ」。
20年前に放映された遺言編。今だからこそ響く言葉だなあと。
幸せについて対話が深まりましたし、ゴールデンウィークにはこの番組を
観る楽しみが増えました。

2回目のテーマは、「オープンシェア」。
対話の中で、田坂氏がおっしゃる「自分の中の小さなエゴ」にも気づく・・。
メンバーからは「自分知識や技術を、古ぼけてしまわないうちに、
たくさんの智恵に委ねて、より良いものに育ててもらうことの大切さが
イメージできた」という声もあり、そこでまたピカっと閃きが!

いやあ、土曜の朝から刺激満載です。
どんな話が出てくるのかわからない、というのも良き修行の場。
音声だけ、というのも最初は戸惑いましたが、聴くことに集中するので、
これまた良し!



こんな日もある!

昨夜、関東から戻る新幹線に乗っていると、
宿泊したホテルから「靴をお忘れでは?」と連絡が!
ああ、2度指差呼称しチェックしたにもかかわらず・・。

その直後、新幹線が急にストップ。
前のこだまの車両故障とのことで、結局2時間弱遅れで京都に到着。
在来線はすでに終わっていたので、京都駅近くのホテルに宿泊。
いやあ、何が起きるかわからない。
一つ残念なことは、11日連続で目標クリアしていたアクティビティの
メダル記録が途切れてしまったこと。

予定通りコトが進まない日もあるなあ、と。
夫に駅まで迎えに来てもらう段取りだったが、
彼はうっかり二度寝し、今起きた模様(笑)。
9時のミーティングには間に合うだろう。

京都の魅力

先日、山口周氏と京都市長の対談を聴く中で
改めて京都の魅力を再認識した次第!

・ 京都はモノづくりの背景に、哲学や精神文化があり、
相互に刺激を与えあってイノベーションを起こしてきた
・京都に伝承されている匠の技、目利き、おもてなし、始末、物事を
 極めるという得意技を活かしてきたことで、京都の存在価値は高まった。
 そしてその前提に京都人の”生き方の美学”がある
・京都の伝統産業がイノベーションを起こし、世界最先端の技術を提供する
 企業になっている。その根底にはモノづくりと文化の融合、世の中の
 お役に立ちたいという想いがある
・文化と経済、アートとサイエンス、テクノロジーとクラフト、
 これらが融合した時に、人々の豊かさの実現や社会の課題解決に役立つ
 イノベーションが起きるはず

今年1月に開催されたダボス会議のテーマは「グレートリセット」。
コロナを機に、いったん立ち止まってギアチェンジしようという機運の中、
京都は、一つのモデルとして、さらに輝いていくのではないかと思います!

無名兵士の詩



東京へ向かう車中です。
在来線は満員でしたが、京都駅構内・ひかり車中はガラガラ。
県をまたいでの移動を制限しているからでしょうか。

さて、「祈り~サムシンググレートとの対話」の映画最後に
朗読された詩が心打たれるものでした。
調べてみると、「無名兵士の詩」なのですね。
ニューヨーク州立大学病院の病室に残された詩で、
南北戦争に従軍した兵士がつくったといわれているらしい。

『大きなことを成し遂げるために 強さを与えてほしいと神に求めたのに
謙遜を学ぶように 弱さを授かった

偉大なことができるようにと 健康を求めたのに
より良きことをするようにと 病気を賜った

幸せになろうとして 富を求めたのに
賢明であるようにと 貧困を授かった

世の人々の称賛を得ようとして 力と成功を求めたのに
得意にならないようにと 失敗を授かった

人生を楽しむために あらゆるものを求めたのに
あらゆるものを慈しむために 人生を授かった

求めたものは一つとして与えられなかったが 
願いはすべて聞き届けられた

神の意にそわぬものであるにもかかわらず
心の中の言い表せないものはすべて叶えられた
私はもっとも豊かに祝福されたのだ』


思うがままにならないのが人生。
しかし、それこそが慈悲だなあ、と。