オンデマンド・ラーニング

いかん、時間を忘れてついつい没頭しすぎました。
すでに21時半、しかし今日の運動はまだ1分。
これからひとっ走りしたいところです!

さて、お待ちかねの新刊が本日発売です。
題して、「オンデマンド・ラーニング」。
eラーニングデザイナーであるティム・スレイド氏の本を、
足立美穂さんが翻訳されました!
足立さんには、オンラインラーニングのコンサルティングで、
大変お世話になっています。

ドキリとしたのは、このサブキャッチである「退屈なeラーニング・
動画学習を効果的な学びに変える」という一言。
こんな方におススメ、のチェック項目はどれもあるあるです!

【こんな方にお勧め】
□動画を利用しているけれど、いまいち評判がよくない
□研修や授業の一部にオンデマンドのコンテンツを利用したいけれど、
 何から手をつけたらいいかわからない
□オンデマンド(非同期)のコンテンツをつくってみたけれど、
 もっと工夫できそうな気がする
□いきなり担当になったけれど、一体何をすればいいのかよくわからない
□もっと良質なオンデマンド教材をつくりたい

オンライン研修をはじめとする同期型と、
非同期型のオンデマンド・ラーニングを組み合わせて
「ブレンディッド・ラーニング」にするという流れが、
この1年で一気に加速しました。

オンデマンド・ラーニングには、
動画学習、eラーニングなどさまざまな形態がありますが、
この本では特に、双方向型のeラーニングを中心に
インストラクショナルデザインに、コンテンツデザイン、
ビジュアルデザインが解説されています。

表紙が可愛くテンションも上がる!
中身もたいそうわかりやすく、読む進めるのが楽しみ!
メモスペースもあるので、各単元ごとに気づきを見える化できる!

必読の1冊です。













運気を引き寄せる力

土曜朝30分限定のclubhouseも3ヵ月が過ぎました。
呼び水係が、対話したいお題について話をします。
今回のお題は「運気を引き寄せる力」。
各人各様の面白いお話となりました。

・流れを大事にすること。エネルギーの流れ、命の流れ
・肯定的な言葉を発する
・口角を上げる
・全託の信頼。起こること全てを信頼し委ねていくこと
・自分を整え直観を大事にすること
・何が起きても「ちょうどよかった!●●するチャンス」
・美しい言葉をつかう
・ワクワクする感情を大事にする・この感情に沿って動く
・自分の中の影を無視しない。向き合うことに対して途中下車しない
・動く・感じる・受け入れるを大事にする

などなど、多様なお話が!

終盤でミーニングノートの話が出て、一同食いつく(笑)。
毎日3つのチャンスを見つけて書き留める。
「キラキラチャンス」「わらしべチャンス」「スパイシーチャンス」。
これらのチャンスをノートに書いて得るものは、「意味づけ力」だと
著者の山田さんはおっしゃいます。
1日3つのチャンスを書くことで、日々の出来事から価値や可能性を
見つけ出せるようになるという。
さらにはノートを見返すことで「つながり」が見えてくる。
これは、Connecting The Dotsや、 Calling に近い感覚かも。

ということで、早速本とノートをポチリとしたのでした!


















「なぜ」が大事

最近、英語学習のために何度も視聴しているのが、
サイモン・シネック氏の動画。
以前、ATDの基調講演でも話されましたが、
氏といえば、ゴールデンサークル理論。

ゴールデンサークル理論は、「WHY(なぜ)」「HOW(どうやって)」
「WHAT(何を)」の順番で円が構成されています。
物事を説明するとき、ついつい「WHAT(何を)」を伝えてしまいがちですが、
「WHY」から話すことで共感を得ることができる。

『人々はあなたのしていること(WAHT)を買うのではない、
あなたがそれをしている理由(WHY)を買うのだから』 。

数千万回再生されているというのも驚きだ。













未来をつくる言葉

今朝も始発で大阪へ!と思いきや、7時から空いているカフェがない。
ということで、いつもよりゆっくり目のスタートでした。
”未来は言葉でつくられる”をちら見。

未来を創る力を持った言葉である、
ビジョナリーワードの数々は、
ワクワクした未来を描くことができます

・「ポケットに入るラジオをつくれ。」(井深大・盛田昭夫)
・「女のからだを自由にする」(ココ・シャネル)
・「すべてのデスクと、すべての家庭にコンピューターを」
 (ビル・ゲイツ)
・「ATMのように手軽にクルマが使える世の中に。」
 (ロビン・チェイス)

機能するビジョナリーワードの条件は、

1.解像度
2.目的地までの距離
3.風景の魅力

確かに、未来を創った言葉には、
これらの要素が備わっています。

「美しい言葉」ではなく「新しい意味を持った言葉」、
曖昧な言葉ではなく「目的地」が明確な言葉、
「見えるもの」ではなく「見たいもの」。

言葉がこれらの要素を満たせば、
人々を巻き込み、未来を変えるリーダーになることも、
決して夢ではない。
まさに、”はじめに言葉ありき”、ですね。
その言葉を聞いただけで、胸が熱くなり、
それにコミットしたくなるような言葉って大事だなあ、と。











いま、ここにいること


今朝も始発に揺られ、7時開店のカフェに一番乗り。
仕事も一段落しました。

車中で、「非常に重要な会議やプレゼンテーションがある時は、
5分かけて自分の体に着地する」ことを習慣にしている、
という記事を読みました。
着地とは、体内の細胞一つひとつが、十分に活性化されるのを
ありありと思い浮かべること。

着地していないと、つまり自分の体や周囲の環境に繋がっていないと、
方向や目標に対する強い感覚を持てない。
ふわふわと浮いているだけだと、ちょっとしたことで気が散る。
この着地テクニックは、雑念を払い、エネルギーを補給し、
直観を強化し、感情を落ち着かせるのに役立っている。

この5分間トレーニングを終えると、歩き方も話し方も変わり、
真剣さが増し、「いま、ここにいる」という感覚で、周囲の人との時間を
過ごすことができる。

いま、ここにいる感覚。大事だなあ、と思います。
昨夜の散歩は音楽も講演録も聞かず、体の感覚に意識を向けながら、
歩いてみました。途中で耐えきれなくなり(笑)、聴きながら動作を再開しましたが・・。









最強日

始発で向かう朝です。
さて、今日は「天赦日」であり、「一粒万倍日」。
この二つが重なるのは、1年に数回しかない最強開運日。
新しいことを始めるのにはベストな日!
私もクラブ活動のようなことを、仲間と一緒にスタートします。

「日本の市井に点在する異能や異才の技能を発掘し、
映像コンテンツ化することによって、ニッポン人が生み出す価値を
世に知らしめるとともに、未来への遺産として継承、伝承を目指す」。

想いを共有できる人たちとゆるりと繋がりながら、
何かが始まっていく。
風の時代ならではだなあ、と思います。

「この社会をより良いものにしたい」。
「こんなものを未来に残したい」。
「こんな未来を実現したい」。
前向きな欲というのか、想いというのか。
そんなことを耳にすることも増えました。

先日、プロティアン・キャリアを提唱する田中研之輔氏の講演を聴きましたが、
その中で、「自分のキャリアを変幻自在に磨き上げ、且つ組織が成長する
3つの法則」として以下が挙がっていました。

1.アクション・・自らが変化に適合し、進化・深化し続ける

2.ロール・・かかわりあう人へのチェンジ・エージェントとしての役割

3.パーパス・・・かかわりあう組織や社会への主体的コミット


主体的なコミットが大事だなあ、と思います。










問題を探す力

涼やかな風がさわやかな朝です。 
週末12時間!寝たおかげで、元気に週明けスタートを切れました。

さて、先日聴いた山口周氏の講演の中で、
ニュータイプ人財の要件の一つに「構想を描き問題を探す力」、
というのが挙がっていました。備忘録です!

昭和は問題リッチ社会(ファンダメンタルな不安が多かった)。
これに対してのソリューションが三種の神器などに代表されるもの。
こういったものを生み出す企業が成長した。

しかし、90%の人がモノはいらないと言っている今の時代、
価値を生み出すことは至難。
ビジネスにおいて正解を出すプロセスの王道の一つは、マーケティング。
最強の武器は、統計だと思っているが今は違う。
正解を求めようとすると同じ答えが出てくるし、その分、競争が激しくなる。
かつては正解を出せる人が少なく且つ、問題がたくさんあったので良かったが、
今は問題解決の普遍化が起きている。

消費者の声を聴こう、というのも、世の中のマジョリティはセンスの良い人
ばかりではないし、この声を聴いて同質化するのは最低の結果につながりかねな
い。そこで、”世の中の問題の捉え直し”をすることが大事だ。

”人間には問題を作る力”が必要だ。問題とはありたい姿と現状のギャップ。
ありたい姿を描くと解決策が生まれる。

例えば、IKEAの設立目的は「家具が民主化された世界をつくる」こと。
それが満たされていないのであれば、そのギャップを埋めていく。
その一つが IKEA イスラエルのThis Ablesプロジェクト。
ちょっとした工夫で家具が使いやすくなる補助器具。この3Dプリンター用
データが10数個開発され、一般に公開されています。

例えば、引き出しや電気スタンドの小さなつまみを大きくして、
細かい作業が苦手な方も操作しやすいようにしたり、ツールソファーの座高を
高くして、座ったり立ったりするときの体への負荷を軽減するソファーのつぎ足
を作ったり。

社会をもっとよくするための問題を探し、解決していく!
これって、人間にしかできないことだなあ、と思います。





8つのことを習慣化

今週もマッハで過ぎた1週間ですが、
新たな企画立ち上げなどなど 、刺激的な日々でした。

トレーニング競争も、今日から新たな1週間がスタートします。
1ヵ月負け続けているので、今週こそは毎日満点を目指したいと
意気込む朝です(笑)。

さて、今朝は久しぶりにP.F.ドラッカーの『経営者の条件』を手に取る。
初版は1964年に発売されたそうですが、今なお通ずる言葉です。

私がこれまでの65年間、
コンサルタントとして出会ったCEOのほとんどが、
いわゆるリーダータイプでない人だった。
彼らが成果をあげたのは、
8つのことを習慣化していたからだった。

1.なされるべきことを考えること
→ドラッカーは何度も念を押す。なされるべきことである。
 なしたいことではない。

2.組織のことを考えること
→株主、従業員、取引先、経営者はいずれも大事。
しかし彼らのことを考える前に、
社会の公器としての組織のことを考えなければならない。

3.緻密なアクションプランをつくること
→経営者とは、行動すべき者。
そのためには、計画しなければならない。
しかし、状況が変化すればただちに変更していく。
こうして、日常から事業の展開について、シミュレーションを行なっておく。

4.意思決定を行なうこと
→意思決定は定期的に見直していく必要がある。

5.コミュニケーションを行なうこと
→特にアクションプランについて、
コミュニケーションを行なわなければならない。

6.機会に焦点を合わせること
→問題の処理が成果をもたらすわけではない。
成果は機会がもたらす。

7.会議の生産性を上げること。
会議に出ているか、仕事をしているかである。
会議に出ていたのでは仕事はできない。

8.「私は」ではなく「われわれは」を考えること

成果をあげるには、性格、強み、弱み、
価値観、信条はいかようであってもよい。
なされるべきことをなすだけでよい。
成果をあげることは、習慣である。
したがって、他の習慣と同じように
身につけることのできるものである。
そして身につけなければならないものである。

















かりてきたねこ

今日の京都は、30度超えの夏日になるようですね。
会場までは徒歩16分、朝の運動にちょうどよい距離。

今朝手にとったのは、阿川佐和子氏の著書「叱られる力」より。

叱り方の極意は「かりてきたねこ」。
語呂合わせは覚えやすい!

か……感情的にならない
り……理由を話す
て……手短に
き……キャラクター(人格や性格)に触れない
た……他人と比べない
ね……根に持たない
こ……個別に叱る

「り」が特に大事だなあと。
叱るとは”相手の成長を願って、行動変容を促す”こと。
理由がわかると腑に落ちる。
ここがないとモヤモヤ感が残る!