感動

昨日は、会津若松から猪苗代町へ。
猪苗代町は野口英世の出生地です。
町には野口英世記念館があり、夕方近くでも
結構な人が見学に来ていました。

知れば知るほどにすごい野口英世。
高等小学校時代、作文に左手が不自由である葛藤を正直に綴り、
これがきっかけで先生、父兄、友人から手術費用のカンパが集まり
ました。 その後も恩師からの支援を受け、運命を切り拓いていきま
す。応援され力も半端ない!

館内には野口英世の名言があちこちに。

「天才なんてあるもんか。だれよりも三倍、四倍、五倍勉強する者。
それが天才だ」

「私はこの世に何かを成すために生まれてきた」

「忍耐は苦い。しかし、その実は甘い」

「自分のやりたいことを一所懸命にやり、それで人を助けることが
できれば幸せだ」

「人は能力だけでは、この世に立つことはできない。
たとえ立身しても、機械と同様だ。
人は能力と共に徳を持つことが必要である」。















ありがたい!

スタスタ歩いていたら、後ろから肩をたたく方が。
振り向くと「コートの紐、引きずってますよ」と教えて下さった男性。
ひやぁ、紐が尻尾のように1メートル近く垂れているではないか!
教えて下さり、ほんっとありがたい。

荷物を持って、新幹線のS-work車両C席に乗ったら、
A席の方が、「どうぞどうぞ、このB席に荷物を置いて下さいね」と
声をかけて下さる。なんとご親切な!

軽やかに躊躇なく一声、がいいなあ、と。
この軽やかさにあやかりたい!













定着率90%

今月二度目の名古屋です。
今年は街中で、ジングルベルを耳にすることが少ないですが、
浮かれないように規制しているのだろうか?と思うほど。

さて、今日は、ATDケイパビリティモデル深掘り勉強会@社内。
テーマは「パフォーマンス・インプルーブメント」。
仲間の話を聴きながら、そうか!そうだったのか!の閃き満載で、
とても刺激的な時間でした。
何よりも、学んだことをアウトプットできる場がありがたい。
ラーニングピラミッドの「人に伝えることで定着率90%」を
実感できます。

■ラーニングピラミッド

『講義を聴くだけでは定着率は5%、
資料や書籍を読むことで10%。
視聴覚が20%で、実演によるデモンストレーションが30%。
グループディスカッションが50%で、
実践による経験では75%。
誰かに教えることで90%と、
より主体的に学びの場に関わることで、
学習定着率が高くなる』。








実力も運のうち

東京は寒い!真冬到来という感じ。
思わずダウンコートを買いに走りました。

さて、「実力も運のうち(マイケル・サンデル氏)」読了。
サンデル氏曰く、”偏差値の高い大学に入学した学生たちは、
自分たちが努力したから難関を突破できたと思い込んでいるが、
そもそも出発点から、他の人とは違っていたのだ。
自分が生まれた家庭や環境が、たまたま良かったから実力を
発揮できたのだということを自覚すべきだ”。

3年前の東大入学式での上野千鶴子氏の祝辞を思い出しました。
一部引用します。

「あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。
ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に
報われない社会があなたたちを待っています。

そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、
あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったことを忘れないように
してください。あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、
これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、
背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価して
ほめてくれたからこそです。

世の中には、がんばっても報われないひと、
がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと
たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」
「どうせわたしなんて」と、がんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。

あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに
使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、
恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、
そういうひとびとを助けるために使ってください。
そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。






原理原則

『正直、親切、笑顔。これが自分にとっては、すべての原理原則だと

考えています。悩んだり迷ったりした時にはこの原理原則に立ち返ります。

何があろうと、この三つだけは手放さないと決めています。』

松浦弥太郎さんの言葉です。

私が手放さないと決めていることはなんだろう?

「ごきげん、素直、誠実」。

できているかどうかは別として、これだな!

と思ったのでした。




注意!

先日、実家に行ったら、母のしぐさに私があまりに
似てきていることが話題になり、爆笑を誘っていました(笑)。
友人と久しぶりに会ったら、私の「ほんまか?」というあいづちが
あまりに間が抜けていることをチェックされ、ドキリ。

『性格は顔に出る

生活は体型に出る

本音は仕草に出る

感情は声に出る

センスは服に出る

美意識は爪に出る

清潔感は髪に出る

落ち着きのなさは足に出る』。

本質を突いていて、
ドキリとします。




パーパス経営

名古屋の朝はキリリと真冬のような寒さです。
空気が澄んでいる分、朝焼けがなんとも美しい!!

さて、本日の日経新聞朝刊1面に躍っていたのは、
「御社の存在意義 何ですか」の文字。
まさにパーパスが問われています。
年間の純利益が初めて1兆円を超えたソニー の吉田憲一郎会長兼社長が、
就任して3年での成果と強調したのは、業績ではなく、
「ソニーのパーパスを定着させたこと」だといいます。
ソニーのパーパスは「世界を感動で満たす」こと。

一橋大大学院客員教授の名和氏曰く、パーパスとは「志」であり、
「北極星のごとく道しるべになり社員が奮い立つもの」。


米マイクロソフト再興の立役者、サティア・ナデラCEOが真っ先に取り組んだのもパーパス。「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成
できるようにする」と定めた。

記事の最後の言葉がとても印象的でした。
「シャカイのためにカイシャは何をなすか。
ぶれない志こそが成長戦略になる」。

自社に置き換え考えていきたいことです。

信用

イカゲーム見たさに、先日Netflixに再び加入し、ドラマ沼へとまっしぐら。
イカゲームは一気に全回見終え、マインも全16話コンプリート。
NHKのカムカムエヴリバディに晴天を衝けにと
ドラマにハマる今日この頃。
しかし、マグロ的体質ゆえ、座ってじっくり観ることはできないので、
食事の支度や掃除、はたまたトレーニングしながら、と慌ただしいことこの上
なし!

と、勉強会の事前課題に「信用」と書いてふと思い出したのは、
コクヨ創業者の方の言葉。

『人の信を得るということ、
つまり信用を築き上げるということは
一朝一夕にはできません。

創業して間もない企業や中小企業は、
何とかして信用のある企業と、
いわれるようになりたいと、
トップから社員まで、
大変な努力を続けています。

こうして真剣な努力を続けていると
その成果が上がってきて、
信用のある会社だといわれるようになります。

問題はその後です。
ある程度信用ができてくると、
それを使い始める。
会社や社員の姿勢が、
だんだん高くなってくるわけです。

信用されていることに甘えて、
「これくらいの無理はきいてもらっても」と、
信用を使い出すと、長い年月をかけ、
血のにじむような努力によって
蓄積してきた信用が取り崩されてしまう。

先代はこのことを戒めて、
次のように言いました。

「信用は世間からもらった切符や。
十枚あっても、一枚使えば九枚になり、
また一枚使えば八枚、といった具合に減ってしまう。
気を許すと、あっという間に信用がなくなってしまう。
特に、“上が行えば下これを習う”で、
上に立つ者ほど注意しなければいけない」と』。 

心に留めたいことです。

好奇心

今朝はデイリーコンタクトレンズが破れて目の奥に入ってしまい、
急遽眼科に直行。この1年でこれ、3度目です・・。

さて、今年もあと1か月あまり。
そろそろこの1年を振り返り、来年のことを考える時期がやってきました。

今年のテーマは「好奇心」だったなあと。
見たい、知りたい、体験したい!
なんだか慌ただしい感もあったけど、刺激的な1年でした。
頭で考えて判断するよりは「それ面白そう!」で行動したい。
半ば勢いでやったこともありましたが、経験は財産!とはまさに。

来年も、好奇心という名のアンテナに引っかかったものに、
取り組んでみたいです。
先週土曜日のカフェでもやっとしたことを、課題解決支援できるかも!?
面白い1年になりそうです!