常に前進

『すべて
とどまると
くさる
このおそろしさを
知ろう

つねに前進
つねに一歩

空也は左足を出し
一遍は右足を出している
あの姿を拝してゆこう
(坂村真民の言葉)』

 

こんな真民氏の言葉を

思い起こしました。

 

 

今日は娘の卒業式。

校長先生からのメッセージ

卒業生の答辞に

滂沱の涙・・・。

 

自分の未来を信じて

前進していく勇気と

エネルギーを

いただけた気がしました

 

常に前進。

そんなことを改めて

思った1日でした

 

 

 

 

 

 

 

考える前に情報を整理する

最近、じっくりと考える機会を

取れていない。

そんなあせりにもにた気持ちからか、

手にしたのは「思考整理術」の本。

 

心理学者のダニエル・レヴィティン博士曰く、

思考整理の前に「脳の情報整理」が大事だといいます。

私たちの脳には、仕事に関連するものから、

SNSメッセージまで、膨大な情報が押し寄せている。

 

しかし、脳が意識を向けられる限界は、

1秒に120ビットの情報。

つまり1日に処理できる量には限りがあります。

 

なので、ますは情報を

効果的に整理するステップが

重要です。

 

【情報を整理するステップ】

①思考が浮かんだらすぐに書きとめる

②書いた思考は仕分けておく

③場違いなアイデアも捨てずに保管する

④5分でできることは即着手

⑤雑事を人に頼んで自分は集中

 

まずは、書き留めることって大事だと。

書き出すのに博士が勧めるサイズは、

ポケットや財布に入る3×5インチ。

1つの思考につき、1枚のカードを使うと

後で整理しやすい。

似た内容をまとめたり、用が済んだら

それだけを捨てたりできるのだと。

 

書いて分類したカードは、

毎日、決まった時間に見返して

優先順位を変えたり、

新しく浮かんだことを加えたりするのが

大事なのだといいます。

 

もちろん、些細なTO doは

書くまでもなく、その場で片付けていく5分ルールも

大事なのだと。

 

いろんなやり方があるのだなあ、と

思います。

 

 

 

 

 

1万時間

料理評論家の山本益博氏の言葉。

『評論家には独自の観察眼が不可欠だが、
それを磨いていくには場数しかないと思っている。

マルコム・グラッドウェルの『天才』という本の中に、
「1万時間の法則」という話が出ている。

スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツ、ビートルズといった
成功者たちは皆、若い頃に寝る間も惜しんで1つのことに打ち込み、
その総数が1万時間を超えた人だという。

1日8時間を365日続ければ、2920時間。
約3年半で1万時間に到達。
このような圧倒的な努力の先に、成功はあるのだ。

だからこそ、まずやりたいことを見つけ、脇目もふらず、
1つのことに徹する。
それはすぐには結果として出てこないかもしれないが、
何十年後かにようやく返ってくるものなのだろう』。

微の集積が力となるのですね。

 

 

桜の花

『わるい時がすぎれば、
よい時は必ず来る。
おしなべて、事を成す人は、
必ず時の来るを待つ。
あせらずあわてず、
静かに時の来るを待つ。
時を待つ心は、
春を待つ桜の姿といえよう。
だが何もせずに待つことは、
僥倖を待つに等しい』

(松下幸之助)

長い冬の寒さに耐えて、
桜が咲くまであと少し。

 

春になるとほんのひととき

見事な花を咲かせる姿は、

人間の一生にもなぞらえる

ことができます。

 

また、ついつい桜の花ばかりに
目がいきますが、それを支えている
根っこ、木の幹、枝、樹皮があってこその
見事な花、だということも、
忘れないでいたいものです。

 

 

心を空にする

こんな一節が目に留まりました。

 

『私たちは、自分自身の心の中に、
あれこれと色々なものをため込んでいると、
あまり感動できません。

太鼓は中が空っぽだから
素敵な音を出し響くのです。

心を一度空にして、
感じたままを受け取ってください。
そうすると、新たな感動の響きを
感じることができるでしょう』。

 

心を空にする、ということが

大事なのだなあ、と思います。

「いまここ」、を味わうためにも。

 

 

楽しみながら改善に取り組む!

 

先日、改善セミナーに参加下さった方から、

「その後、楽しみながら改善を進めている」、という

嬉しいご連絡をいただきました。

 

お手紙をいただいたのち、

メールや封書でやりとりさせていただく中で、

「改善は微の集積」。

小さなことを少しずつ実践しているのだと。

それこそが改善の真髄ですね。

たとえば、ということで、

いくつか実践事例を紹介いただきました。

ご本人の了解を得て、一部掲載します。

 

その1.「電気スイッチの案内」
【従来】
お昼休憩の消灯時、来客があった場合に

点けておく電気スイッチは、

先輩から後輩に口頭で説明。

来客スペースを確認してから消灯するが、

たまにうっかり消してしまうことも。。

【改善】
点けておくべき電気スイッチに、ハートマークのシールを貼り、
テプラテープでその旨案内。パッと見てわかるように表示した。

【ポイント】

見える化することで、迷いなく

アクションできる環境を作れたのがいいですね!

 

 

その2:お花見のToDoリスト作成
【従来】
全社員へのお花見案内メール送信や出欠簿作成など、

レク係数名で、各自気付いたことを率先して準備していた。

【改善】
今年からレク係に新入社員が加わった。

また他にも年間の社内行事が増えたため、

各イベント毎に責任者2名を決め、

責任者が指示を出す体制に変更。

そのためレク係で全体像を情報共有でき、

責任者もチェックできるようにToDoリストを作成。

(楽しくチェックできるようにと桜のイラスト入り)

お花見ToDoリスト

 

【ポイント】

”1枚に見える化されたTo Doリスト”が秀逸ですね。

分類もとてもわかりやすいです。

 

 

楽しみながら実践することで、

きっと取り巻く流れが変わるはず!

これからも改善を継続されることを

願っています。

 

 

ディープワーク

先日、奈良県宇陀市の

”ささゆり庵”でディープワークに参加して以来、

心穏やかな日々が続いています。

 

 

 

ディープワークとは

デバイスから離れ

集中した状態でなされる活動です

 

 

創造性を発揮しやすくなり

新たな価値を生みだす

可能性も広がります。

 

こちらがワーク会場の

ささゆり庵

 

 

 

棚田の中にある

古民家を改装し

1日1組だけの

お客様を迎えます。

 

このささゆり庵で

囲炉裏を囲むもよし

外を散歩するもよし

 

 

わたしは棚田が見える

窓辺の席で

徒然なるままに

自分の心にあるものを

書き出しました。

 

 

気づいたら書くことに没頭!

こんな感覚、久しぶりに味わいました。

 

自分を不自由にしていた

思い込みにも気づけました。

 

 

これぞ未来を創る

「投資時間」。

これからもお気に入りの

場所でこんな時間を

とっていきたいです。

 

 

「仕事」「作業」「無駄」の3分類

スーパーホテル流の3分類。

仕事と作業と無駄の定義が明確です。

 

 

「仕事」・・・顧客満足につながるもの

「作業」・・・顧客満足を上げないが、

なくすことができないもの

「無駄」・・・顧客満足を上げず、必要もないもの

 

 

仕事は接客全般、作業は経理な人事などの

管理業務が該当します。

すべての作業を3分類すると見えてくるのが、

「無駄」。

 

しかし分類が難しい業務もあるようですが、

そこで重要になってくるのが企業のこだわり。

 

スーパーホテルでは、自分たちのこだわりを

「安全清潔でぐっすり休めるビジネスホテル」と

定義づけています。

明確なこだわりを持つと、それにあてはまらない

業務を大胆に効率化したり、やめたりできるのだと。

 

チェックインカードの廃止。

客室の固定電話の廃止。

 

さらには、IT化や標準化、

アウトソーシングを通じて、

スタッフが顧客満足をもたらす

「仕事」により多くの時間を

割くことができます。

 

 

随時業務の棚卸しをすることで、

サービスをどんどん進化させているのは、

定義が明確だからこそ、ですね。

 

学ぶのはこれから!

今朝の致知メルマガの言葉は、

本日、心友からアドバイスをもらったことと

ほぼ同じこと。

同時に2か所からメッセージが

やってくるということは、

これは天の配剤だと思い、

これからも深い学びの時間を

大事にします。

 

以下、メルマガから引用します。

 

 

孔子も論語に
「五十易(えき)を学べば、
 もって大過なかるべし」
と書いております。

五十歳になると誰でも
人生というものを考えます。

よほどの横着者か、
馬鹿でない限り、何か考える。

これは私達に対する警告であります。

人間は五十ぐらいになると
もう勉強しなくなる、俗物になる。

五十になったらそれだけ
本当の勉強ができるので、
ますます勉強をする、
そうすると初めて大した過ちのない
人生が送れるのではないか。