垂直的な気づき

いましがた、のぞみの車窓を眺めていると、
いきなり飛び込んできた、
空と水田のコントラスト。

抜けるように青い空、稲の息吹が伝わるような
緑鮮やかな水田。あああ、なんと美しい!
しばし言葉を忘れて、見入り、
そして、写真を撮ったのでした。

意図していなかったからこそ、
突然の光景に、驚きと感動がひとしおです!
ジープ島に行った時もまさにこの感覚でした。
事前に何も調べてなかったからこそ、
出逢う景色景色に、感動のあまり言葉を失い、
ただただ、心が震えました。

「目的も持たず、細かい予定も立てず、ただ旅をする。
そして、”垂直的な気づき”が突然にあらわれる」。

そんなお話を、昨日聞いたところでしたが、
まさにその感覚でした。

下調べを万全にする旅行は、「確認のための旅行」
という言葉にも納得です。。
気ままなぶらり旅。
これこそが最高に贅沢だなあ。

朝から落ち着かない

始発で向かっていますが、
関西は大変な大雨です。

長野で買って以来、履いたことのない
レインシューズを履き、登山用のカッパを携え、
無事に研修会場最寄のカフェに到着しました。

道中、電車の中で携帯の緊急アラームは鳴るわ、
運休のお知らせアナウンスが入るわで、
昨日とは一転、朝から落ち着きません・。
危険水位を超えている河川も多く、
心配は尽きません・・。

JRはほぼ全滅、私鉄も運休が各線で出ています。
どうぞ皆さんも、くれぐれもお気をつけください。

朝からテンションが上がる

今週は東京の日々です。
今朝もオープンとともに入った、
豊洲フロント1階のカフェは、
みるみるうちに満席に。

それもそのはず、焙煎されたコーヒーは、
100円とは信じられないほどに美味しく、
焼きたてのクロワッサンも最高!
朝からテンションが上がります。

資格の勉強をする人、ニュースチェックする人、
英語を学ぶ人、と多種多様。
私は窓際の大テーブルに座って朝から一仕事。
この時間は、本当に極上です。

朝カフェ、くつろげる場所、と、
小さな楽しみが、
日常を豊かに彩ってくれますね!

すばらしき日本人

ベルギーには敗れたものの、
日本代表のロッカールームでの振る舞いに、
世界から称賛の声が集まっている、という報道を見て、
胸が熱くなりました。

試合後、日本代表が使用したロッカールームの様子を
FIFAのジェネラルディレクターが写真とともに、
ツィッターに投稿しました。
ロッカールームはきれいに掃除され、
棚の上にはロシア語で
「スパシーバ(ありがとう)」のメッセージが
書かれた紙も残されていました。

「サポーターもスタジアムでゴミ拾いをしていた。
日本はすべてのチームにとって模範となる!」とのコメントに、
世界各国から「ありがとうのメッセージは桁違いだ」
「arigato」「真の勝者がいた」などの声が寄せられていると。

この話を読んで、先日聞いた、
ウズベキスタンのナボイ劇場のことを思い出しました。
終戦後、満州で捕虜となった日本兵は、
シベリアなどで強制労働を課せられました。

戦争で工事が中断していたナボイ劇場の完成を命じられた部隊は、
手抜き仕事と言われるものではなく、立派な建物にしようと考えました。
十分な食事も与えられず、お風呂もまともに入れない中、
ナボイ劇場は2年で完成しました。
その後、1966年、この地域は直下型の大地震に襲われ、
街はほぼ壊滅しましたが、ナボイ劇場だけは壊れることなく、
避難所として大きな役割を果たしました。
大地震に耐えたナボイ劇場の話は、
日本人の技術の高さや勤勉さ象徴する話として、
ウズベキスタンから中央アジアの各国に伝わりました。

素晴らしき、日本人!
どちらも誇りに思うお話です。

生産性革命

今朝は手に汗握るベルギー戦でしたが、
まだ興奮冷めやらぬ感じです!

クールダウンするため、早々にホテルを出て、
セミナー最寄会場のカフェへ。
オープンとともにみるみるうちに店内は満席に。
皆さん朝からPCを開いたり、英語の学習、
資格試験対策と、朝から頑張っていらっしゃいます!
私もこの群衆の中で、二仕事終えることができました。

さて、先月29日、参議院本会議で、
「働き方改革関連法」が可決、成立しました。
法案の国会提出から成立まで3年超。
安倍首相が「70年ぶりの大改革」と述べたように、
日本企業に多かった”ムダな残業”をなくし、
”時間ではなく成果を評価する働き方実現”に向けて、
本格的に踏み出していきます。

この3年の間に、RPAの導入推進も増えましたし、
単純な作業はAIに任せて行こうという動きも
盛んになっています。
大企業は2019年施行になると、
平均的な月の残業時間は、
1日あたり2~3時間が上限目安となります。

単純作業や残業から解き放たれた人々は、
新しい価値をどのように生み出していくのか?
そして、働き方改革は人々の幸せにつながるのか?
いよいよ正念場です。

この分野の考察は、これからも引き続き、
深めていきたいと思います!

自己理解

先週のBPS会では、MBTIの勉強会をしていただきました。
MBTIとは、ユングの性格タイプの考え方をベースに、
自己の指向についての理解を深めるものです。

自分らしさとは何か?を理解できたとともに、
メンバー同士の指向の違いに、爆笑の渦でした。
「普通こうするでしょ」の普通は、どこにも存在しない。
改めてそんなことを思った時間でした。

私のタイプの解説には、
「人生を、わくわくするような可能性に満ちあふれた、
創造的な冒険と捉えます」というくだりに、納得しきり。

コアバリューでも、私のコアは、「チャレンジ」でしたが、
これからも根拠なき自信をベースに、冒険し続けたいと思います(笑)。

主機能が「外向直観」とのこと。
外に意識が向く傾向が強いからか、
今もカフェでノマド中ですが、
オフィスや自宅で一人で仕事をするよりは、
ざわざわした中の方が、よほど集中できます。
FBやブログも、自己満足というよりは、
「みてみて!聞いて聞いて!」という
外に評価を求める傾向が強いからなのか。

自分の行動の理由が、少しわかったように思います!

自分に何かできるのか?

今週は、自分の”ありかた”を問うブログばかりですが、
それを考える節目に来ているのだなあ、と思います。

先日聞いたお話の中で、
こうありたいなあと思うことあり、だったので、
書き留めておきます。、

”人との出逢いが人生を変える”とはまさにですが、
とかく人は、「出逢ったこの人に、何をしてもらえるか」と
考えてしまいがち。
「こんなことに力を貸してもらおう」、とか、
「こんなものをいただこう」、とか。
はい、私もまさにそうです・・。

「出逢った目の前の人に、私は何ができるのだろうか?」
と考え続けることが大事。
「その人が喜ぶこと、してほしいことはなんだろう」と、
考えること。「応援する」、というエネルギーが、
循環し合うことで、相互支援の循環が生まれる。
しかし、見返りを期待せずに、ただただ応援し続けること。
いやあ、これまた自分のあり方を内省するお話です・・。

お金に対しても同じ。
お金がないからプラスにしよう。もっと増やそう。
いろんなことを考える。
しかし、お金とはエネルギー。
自分のエネルギーを、一瞬にして世界に回せるのだから、
幸せな循環を作っていきたいです。

明日は、伊勢の神宮に、今年半年、
無事に終えられたことへの感謝を伝えに行く日です。
感謝のエネルギーを奉納金に乗せて・・。

上善如水

今週はずっと名古屋でお仕事です。
同じホテルに連泊していると、
自分のペースが掴めて嬉しい限り。

先日は、セルフリーダーシップの研修でしたが、
自分の”ありかた”が、仕事はもとより、
人生の豊かさにも影響します。

老子が説いた、最上の善なるあり方は、「水のように」。
水は、大地に恵みを与え、作物を育て人々の喉を潤しと、
さまざまな利益を私たちに与えてくれる。

川を流れる水は、しなやかに方向を変えながら
岩を避けるようにして流れていく。
そして最後には、低い場所に落ち着くが、
こうした水のありようを人間にたとえてみると、
低きに流れる謙虚な姿と、通ずるものがあります。
また、水は己の形にとらわれることなく、器を選ばない。
時に静かに、時に激しく、清濁併せ飲むのが「水」。

しかし、現実には、「これはこういうものだ」とか、
「こうあるべき」だと物事を決めつけ、
少しでも上へ、高いところへ立ちたがる。
一方においては、周りに流され翻弄される。
そんな自分を顧みるのでした・・。

何ものにもとらわれず、縛られず。
水のようにしなやかに柔軟に生きていけたら、
いいなあ、と思います。

「水に字を書く・砂に字を書く・岩に字を刻む」

「水に字を書く人、砂に字を書く人、
そして岩に字を刻む人」。
3種類の人がいる。

水に字を書く人は、イライラすること、
腹立たしいことが起きたとしても、
”水に字を書く”が如くに、
書いた瞬間に流していく。
尾を引かない、ということですね。

砂に字を書くと、しばらく残ってはいるけど、
時間とともに流れていきます。

岩に字を刻む人は、怒りが長く尾を引き、
いつまでもずっとそのことにこだわり続ける人。

水に字を書く人、いいなあと思います。
すべての出来事は、縁によってそこに現れるけれども
水に字を書いても、流れて形にならないように、
悪口や不快になる言葉をきいても、心に長く留めることなく、
いつも温和な気持ちでいられたとしたら、
自分にとっても周りにとっても素敵なことですね。