「学習する組織文化」を定着させる5つのポイント

「自社に学習する文化を定着させる5つの秘訣」。
東洋経済オンラインに掲載されていました。
一部引用します。

1.リーダーが率先して学習に取り組む
2.学習体験をパーソナライズ(一人ひとりに最適な学習コンテンツを提供)
3.いつでもどこでも学習できる環境づくり
4.学習をワークフローに統合する
5.学習の成果をシェアし、認め合う

2はLMS(ラーニングマネジメントシステム)の構築、
3はML(マイクロラーニング)が一役買ってくれますね。

そして、5番が大切だな、と思います。
学習する文化というのは、一人ひとりが自己研鑽に努めるとともに、
社員同士がお互いの学習を手助けし合う文化を醸成することでもあります。
同じコミュニティの中で、質問したり、気づきをシェアしたり、
称えたりすることは、継続のモチベーションにもなります。

継続して学習し、常に新しいスキルを身に付けることができる人財。
そのような人財を惹きつける、学習する文化を持つ組織。
自社でも展開していきたい、と思います。

小さなリーダー

何かを始めようというとき、
不安な気持ちが先立つと、
踏み留まってしまいます。
そのまま一歩を踏み出す勇気が持てず、
結局あきらめてしまうことも。
 
でも、心のなかには、スッキリとしない
もやもやした気持ちが残っていることもあります。
もし、不安に思う自分の背中を、
誰かが力強く押してくれたら、
きっと前に進めるかもしれません。
その「誰か」は、すでに自分の中にいます。
「本当はやってみたい」、「挑戦してみたい」と思っている自分。
その声に、しっかりと耳を傾けてみることです。

もうひとりの自分は、不安な私の背中を
押してくれる「小さなリーダー」とも言うべき存在です。
「あなたなら、きっとできるよ」
「それ、いいチャンスじゃない? 挑戦してみたら?」。
そんなリーダーの声に従ってみることも大切ですね。

ブラッシュアップ会

毎月、社内で定期的に行っている、
「コンテンツブラッシュアップ会」。
談論風発の刺激的な時間です。

同じコンテンツでも、講師によって、
ファシリテーション、使う事例は人それぞれです。
それもまた良し。
同じ素材を使っても、出来上がる料理は多様。
同じようなことだと思います。

皆で意見を出し合うことで、コンテンツもどんどんと
ブラッシュアップされ、新たな息吹が芽生える感じです。
自分なりのやり方を捨てることで、新たな発見もあるはず。
捨てる勇気も必要ですね。

今回は、「ミスゼロ」と「気が利く社員の仕事術」を
テーマに4時間。
標準コンテンツは76テーマありますが、
まだまだ磨きをかけていく楽しみ満載です!

立春

今日は立春らしい暖かい1日でしたね。
昨日は節分でしたが、邪気を払い、
魔を除け、厄を払うために豆を撒き、
心晴れやかに立春を迎えられました。

この季節、自然界では生き生きとした
エネルギーがめぐりはじめ、
芽吹きや目覚めの兆しがちらほらと。

これは私たちとて同じで、
スタートに最適な時期。
さらに明日は、新月でもあり、
何をするにも始めどきです。

新年以降に思うようなスタートが切れなかったことや、
三日坊主で終わってしまったことも、再起のチャンス。
今一度CITTA手帳に仕切り直しました。

季節の移ろいとともに生きていく。
先人から受け継がれている風習は、素晴らしいと思います。

リスク管理

今年は雪が少ないので、移動の支障もなく、
助かっています。
今日は午後からお仕事ですが、
人身事故で電車が止まっている!ということで、
ぐるりと迂回し、事なきを得ました。

何があっても、絶対に穴をあけられないお仕事。
とはいえ、この時期はインフルエンザや風邪、
ウイルス性の腸炎、交通遅延などなどリスクは無数にあります。

交通遅延については、早め移動&先読み行動で
ほぼ回避できますが、健康管理はキリがありません(笑)。
睡眠、食事、適度な運動はもちろんのこと、
気持ちの持ちようも大事だと思います。
「ここまで管理しているのだから、インフルエンザになるはずがない」
という気合と思い込み?のおかげか、
仕事を始めてからインフルエンザになったことはありませんが、
しかし、油断は禁物、ですね。

最近、必携している「イスクラ板藍のど飴」。
ネットで買えないので、薬局経由で取り寄せ、大量購入された方に、
わけていただきましたが、声楽家の方にも人気だとか。
漢方なのにとっても美味しい、オススメです。

いよいよ!

東京オリンピック観戦チケットの
詳細価格が発表になりましたね。

4月に第一弾が販売開始ですが、こちらは抽選。
お値段は、陸上100メートル決勝戦のA席チケットは13万。
開会式のチケットは、A席30万。
これにプレミアがつくと、
えらい金額になるのではないかと思います。
しかし生で見る迫力は、お金には代えがたい魅力!

そもそも価格と価値のバランスとは?
以前、東山魁夷のリトグラフ展示販売会に立ち寄った際、
販売員の方が、価格を決めるのは、
「美的価値」×「稀少性」×「需要と供給のバランス」だと
おっしゃっていました。
オリンピックのチケットも、稀少性と需要と供給のバランスを鑑みると、
決して高いとは言えないのかもしれません。
いよいよあと1年半!楽しみです。

ラーニングテクノロジー

またまた東京へ向かうのぞみ車中です。
おおお、今日の英語アナウンスはネイティブ並み!
いつも、あまりに日本語英語なのが逆にあっぱれなのですが、
思わず聞き惚れるほどの発音です。

さて、昨日は、日本イーラーニングコンソシアムと、
マイクロラーニングコンソシアムの合同イベントに行ってきました。
講演は、双方向のスタイルで、その場で質問を投稿すると、即返答。
アンケート集計も、リアルタイムで反映されます。

マイクロラーニングとイーラーニングの活用事例も、
たっぷりお聞かせいただきました!
「MLは特別なものではなく、業務支援の一環として、
現場のサイクルの中に組み込まれている」事例や、
「ラーニングコミュティを作っていくことの大切さ」にも言及。
大変興味深い時間でした。

最後に熊本大学のの鈴木克明氏が紹介された、
「世界のエリートが今一番入りたい大学だという、
ミネルヴァ大学はとても興味深い!
校舎がない、講師は講義もテストもしない。
全寮制なのに、キャンパスは持たずに、授業はすべてオンライン。

ハーバードやスタンフォードを超える人財が、
このありえない大学に殺到するのはなぜか?
そんなことも、おもしろおかしくお話下さいました。

破壊的なイノベーションが、
教育の世界にも迫りつつあるということを
実感するお話でした。

終わりが始まり

先週はブログを書く、時間と心の余裕がなく、
しばらくお休みしておりましたが、
今日からまた、再開します!

さて、週末、嵐活動休止!のニュースに驚きましたが、
2020年、40歳の節目にこの世界を一度離れてみて、
今までは見たことのない景色を見てみたかった、
辞めなくてはけじめがつかないと思っていた、
という大野リーダーの言葉に、共感できました。

米国の心理学者ブリッジズのトランジション理論では、
「何かが終わる時が転機の始まり」。
終わり、始まる前の「ニュートラル・ゾーン」を
乗り越えるための6つのアクションを提示しています。

1.1人になれる特定の時間と場所を確保する
2.ニュートラルゾーンの体験を記録する
3.自叙伝を書くために、ひと休みする
4.この機会に、本当にやりたいことを見いだす
5.もしいま死んだら、心残りは何かを考える
6.数日間、あなたなりの通過儀礼を体験する

自分自身と徹底的に向き合う時間を
意図的につくりだすことが大切ですね。
ニュートラル・ゾーンを十分に体験することが、
「何かが始まる時」への準備につながります。

さて、先週は社内で「抱負発表会」でした。
1年の始まりに、じっくりと自分と向き合い考えることで、
終わらせたいことが見えてきました。
終わりは始まり。
勇気をもって、終わらせたいと思います!

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キャリア理論
自己理解
キャリアデザイン
発達理論
トランシジョン

さて、先週は社内で2019年の抱負発表会でした。
私もじっくりと自分のこれからに向き合う機会をいただき、

リーダーシップとマネジメント

リーダーシップ研修・セミナーが続いています。
「リーダーシップとは特性ではなく、行動でありスキル」。
ということは、誰しもが身につけられるもの。
そして、いろんなスタイルがあって良いのだと思います。

リーダーシップとマネジメントの違いについても、
言葉を整理することが大切ですね。
リーダーシップ論の大家、ジョン・P・コッター曰く、

リーダーシップとは、
「目指す方向を示し、人との関係において
肯定的な影響を与えながら
意欲の高い人材をエンゲージする」。

一方、リーダーシップとは、
「求められるビジネスの成果と
時間の管理に向けて
プロセスやツール
専門技術を活用して
組織を統制する」

エンゲージと統制、どちらも大事なのですが、
ここが大きな違い、ですね。

ランチがすぐに出てきたので、
セミナー合間にブログを書く余裕まであり、
嬉しいことです。
そろそろ午後からのセミナーに行ってきます!