幸福感を高める週末の過ごし方

昨日はお休みをいただいたので、
今日から1週間がスタートです!

さて、ハーバード・ビジネス・レビュー9月号は、
時間と幸福のマネジメント特集。
サブタイトルは「なぜ働きすぎてしまうのか」と、
ドキリとするキャッチ。

カリフォルニア大学のキャシー・モギルナー准教授のレポートは、
ちょっとした工夫で日常を改善できるな、と思いました。

氏がギャラップ社の世論調査データをさらに分析した結果、
「休暇を優先する人の方が、幸福度が格段に高く、
人生への満足度も高かった」といいます

もちろん大多数の人は、週末の二日間は休んでいるのですが、
これを単なる「週末」ではなく、「週末を休暇のように見なしてほしい」
という指示を出したといいます。

実験対象は、400人の働く米国人。
この半数の200人には「週末を休暇のように見なしてほしい」
という指示を出し、残りの200人はいつも通りの週末とみなしました。
結果!週末を休暇とみなした被験者は、
各段に幸福度が高かったと言います。
別の被験者を対象とした実験でも、同じような結果が得られました。

なぜこのような結果が出たのか?
休暇とみなした被験者は、
家事や仕事にあまり時間をかけず、ゆっくり朝寝坊を楽しんだり、
いつもよりややたっぷり食べたりした、という具合に、
週末の過ごし方が多少違っていました。
「その瞬間を楽しみ、注意を向ける姿勢」が、
翌日の月曜日の幸福度に効果的に働いたのだと。

休暇だと思うことで、目の前の時間に意識を向けて
噛みしめ堪能できるのであれば手軽にできます。
しかし、この方法自体をルーチンにするのではなく、
本当に気分転換が必要な時の切り札にするのがオススメだそうです!

5年後の手紙

今朝の京都も曇り空。
梅雨のような日々が続いていますね。

昨日、5年後の自分に宛てた手紙が届きました。
当時泊まっていたホテルのサービスですが、
ちゃんと5年後に届けてくださいました!
あれから5年・・。感慨深く読みました。

仕事は悩み満載、体調もすぐれない、
自分のことを信頼できない、
という中で自分に宛てた手紙。
魂の叫びのようでした。

「5年後の私は輝いていますか?」
「5年後の私は笑っていますか?」
「5年後の私は、信頼できる家族、仲間と前に進んでいますか?」

誰に問いかけるわけでもないが、
誰かに問いかけたかったのだと思います。

わたしが!わたしが!という「自力」の果てにあるものは、
虚しさや疲労感や無力感。

起きる出来事はすべて方便。
意味など、あってもなくてもよい。
しかし、方便として起きているものの中から、
改めて自分の中のどすぐろーいものにも気づけたり、
自分をなんと美しく見立てようとしていたのか!ということに
最近は、気づく日々です。

ホテルのサービスはなくなってしまいましたが、
どこかでやったないかなーと思います!

長居

今日は全体ミーテイングの日。
オープンと共に、いつもの朝活の場所に来ましたが、
なんと3時間も長居してしまいました、すみません!

”集団の中の孤独”が、
限りなく仕事をはかどらせてくれます。

そろそろ行ってきます!

学ぶ姿勢を学ぶ

今朝の京都は大雨です。
随分早くに到着したので、いつものカフェはまだクローズ。
近くのホテルで朝食をゆっくりいただきつつ、朝活中です。

「学ぶ姿勢を学ぶ」。
仏教を学ぶ中で気づくことです。

経験を積むと、つい、なんでもわかった気になって、
それわかっている、それ知っている、と
驕りが出てしまい、学ぶ姿勢がおろそかになってしまう。

知らないことがあると、なんとしてでもわかろうとする。
しかし、わからないなりに、
学び続けていくことも大事なのだと思います。

例えば。

宇宙の真理は、「縁起」であり、「諸行無常」で
「諸法無我」。そして「一切皆苦」。

この世界には善も悪もなく、無記。

何度聞いてもわかったようでわからない・・。
しかし、無理やりわかろうとせず、
わからないなりに学ぶ旅が続く。
これもまた楽しいものです!

そもそもわかっていないことばかりなのに、

わかった気になったときに、傲慢さが生まれる。

質の高い時間のつかい方

今週は出張もなく、京都で!
朝からオフィスで一仕事終えたのちは、
気分転換のため、いつもと違うカフェで朝活中。
週明けは、ついつい張り切りすぎてしまいます(笑)。

しかし、忙しいとついついやってしまう、
”1日の稼働時間を隙間なく埋めてしまう”こと。
準備や振返りを行う暇なく、ドドドドーっと
次の予定に向かっては、質の高い時間の使い方とは
言えないですね。

ということで、ナレッジーワークは、
人の少ないカフェで集中して取組みます。

「できるビジネスパーソンは、
1日を90分単位に分解している」とは、
よく耳にする話です。
60分の商談であれば、
前後に15分の準備タイムと、
終わったのちの15分をおろそかにしない。

準備の15分は、今日のシナリオを
シミュレーションしたり、心を整える時間。
終わったのちの15分は、商談の内容を
一気にまとめ上げ、関係各位に情報共有を行う。
この前後の15分が、生産性を一気に引き上げますね。

場当たり的な仕事の進め方では、
成果は期待できない!と言い聞かせつつ、
これから60分一本勝負のナレッジワーク!頑張りまーす。

ヴァルネラビリティ

大阪の朝は、さきほど大雨がザーっと降ってやみました。
天気が安定しない1日になりそうですね。

ヴァルネラビリティという言葉を初めて聞いたのは、
数年前のATD基調講演。
ブレネー・ブラウン博士は、
ヒューストン大学大学院教授であり、
ベストセラー、”本当の勇気は「弱さ」を認めること”の著者です。
久しぶりにこの本を読み返してみました。

「傷つくのは怖いし、批判されたら腹も立つ。
本当の自分なんてさらけ出せない」。
こんな気持ち、少なからずあると思います。

特に、この変化激しき時代においては、
自分自身の「弱さ」や「傷つきやすさ」と
対峙しなければならない場面に遭遇することが、
結構あります。。

でもそんな自分のことなど見たくないから、
何とかして避けようとする。
すぐに忘れようとしてみたり、他者を攻撃することで、
自分を守ろうとしたり。
周りの意見に賛同し、反対意見を決して言わないの
好かれるため、愛されるため、受け入れられるため、
自分の本来の姿や意見を決して表に出さない。

しかし、弱さに背を向け続けていると、
自分の人生で起こる素晴らしいことにも無感動になり、
感情を味わうこともなくなってしまいかねない。

誰からもよく思われたい八方ちゃんではなく、
恐れを手放し、ヴァルネラビリティを発揮する。
本来の自分をちゃんと表現すること、ですね!

直観力

名古屋で迎えた朝です!
今朝、閃いたことを整理しているうちに、
そろそろ出発時間がやってきました。

『直感とは瞬時に導き出されるもの。
その背景には、過去の経験や知識、
無意識に考えていること、
もっと遡ると、DNAの中に記憶として残っているもの。
これらの膨大なデータベースの中から、
瞬時に導き出された答え』。

~直感は7割正しい(羽生善治氏)~

羽生氏は何より直感力を重視。
公式戦で直感的に閃いた一手の7割は、
正しい選択だったと言う。
データや前例に頼ろうとする戦法では、
肝心な閃きが失われていくのだと。

直感は意味のある答え。
直感の精度は、経験の影響が
大きいように思います。
経験が重なれば重なるほど、
直感は研ぎ澄まされていきます。

ハッと閃いたことにフタをし、
論理を優先して決めたことって、
結構あとから失敗したなあ、と
思うことがあります。
自分の直感が研ぎ澄まされるように、
心を整えることも大事ですね!

心身相関

名古屋の朝は、青空が広がっています。
朝から、ナレッジワークにいそしみながらも、
来年の旅行はどこにしようかなあ、と妄想。

プラハ、クロアチア、ウィーン、ロシア、
南アメリカ、ヒマラヤ近くのアーナンダホテルで
アーユルヴェーダ三昧もいいなあ。
と、夢はふくらむ。

さて、先ごろ読んだ、作家の夏木静子氏の本。
氏を突然襲った腰痛。
その後、3年近くも、めまいがするほどの痛みと戦うも、
原因がわからない。
1日の大半を寝て過ごさねばならないということで、
日常生活にも大きな支障が出ていました。

知人の紹介で心療内科の診察を受け、
告げられたのは「典型的な心身症」。
痛みの症状は、心が原因で起きたのだといいます。
心が痛みを作るというのはピンときませんでしたが、
原因を読むと、誰にでも起こりうるのだと思いました。

夏木氏の意識は常に仕事に前向きで、
絶えず自分を鼓舞して新しい作品に挑戦してきた。
いわばひたすら頑張って走り続けることで充足し、
自らを支えてきた。
しかし、潜在意識はもはや疲れ切って休息を求めていた。
意識と潜在意識がかい離したあげく、
潜在意識が幻のような病気をつくりだして、
そこに逃げ込んだ「疾病逃避」が起きた。

幻の症状は最初は軽度であったかもしれないが、
気持ちが強くそれにこだわったため、症状はみるみる
肥大化し、重症患者になったといいます。

氏曰く、『人間の本音は潜在意識の方に
多く偏在しているのではないか。その声は聞こえにくい。
意識の抱く、「かくあるべき」とか「かくありたい」という
威勢の良い理想や願望に反して「かくある」という認めたくない
現実を告げているからだ。

しかし、時には人は立ち止まって、潜在意識の声に
耳を傾けなければいけないのかもしれない。
意識と潜在意識の両方を合わせて「心」と呼ぶとすれば、
心と体がいかに密接につながっているか、「心身相関」に
初めて目を開かせる思いがした』。

馬車馬系にはドキリとする言葉です。
ひたすら頑張って走り続けることで自分を鼓舞するだけではなく、
立ち止まってゆっくりすることも大事ですね。
ということで、旅行もまた大事!

闇と向き合う

東京の朝は大雨です。
雨が降る前にカフェに駆け込めたので、
雨に濡れ、美しい木々を愛でつつ朝活中です!

さて、昨日の続き。シャスタ旅の振返りです。
シャスタでは「闇」に焦点があたることが多かった。
洞窟の中での瞑想、スウェットロッジの闇。
自分の中の闇。

私は今まで、光のあたる場所でのみ生きようとしていた感じ。
自分の中にも闇があるのに、そこに眼を向けようとしなかったことも多々あり。
バランスを整えてくれる場所シャスタ。
だからこそ、今は闇に向き合わざるを得ないのかも、です。

「闇に降り立ち、光を生きる」。
PEP講座でも言われるこのスタンスが
現実味を帯びてきた感じです。

そんなことを思いながら、今朝出逢った言葉。
「本気になって真剣に志を立てよう。強い志があれば、
事は半ば達せられたといってもよい(松下幸之助)」。

自分はどこまで、生きることや経営することに真剣だったのか?
美しく生きることが大事。苦労なんてまっぴらごめんだわ、
というスタンスを貫いていたような自分ですが、
闇が教えてくれたことは、そうじゃないのかも。
そんなことを徒然に妄想する朝です!