肝心なことを大事にする!

東京の朝は、昨日とは打って変わって快晴です!
今朝もカフェのオープンとともに朝活に。
ようやく一段落しました。

『多岐亡羊(たきぼうよう)という言葉がある。
これは羊を飼っていた人が羊を逃がした。
そこで慌てて追いかけた。
隣り近所の人も一緒になって追っかけてくれたが、
あまりにも岐路が多い。いわゆる多岐である。
岐路が多くて、あっちへ行ったこっちへ行ったと言っているうちに、
どっかに行ってしまってわからなくなった。

人間もそういうもので、あまりに仕事が多くなると、
肝心なものがどこに行ってしまったかわからないようになる。
人間というものの本質、人間の使命、人間の幸福、
そういったものが、わからなくなってしまうのである』。

(安岡正篤一日一言)

どきりとするお話です。
忙しさが加速していますが、
本質を忘れて、忙殺されることのないよう、
「やらないことを決める」ことも大事だなあ、と思います。

今日は動画事前学習付、女性リーダーセミナーです。
では、そろそろ行ってきまーす!

2020年度版 研修ガイド到着!

朝一番ののぞみで、東京にやってきました。
こちらは大雨!です。

こんな日は、外に出るのも億劫なのか、
カフェもずいぶんとすいています。
今日から金曜まで東京です。

さて、本日オフィスに、2020年度版研修ガイドブックが到着しました!
中身も表紙も一新!生まれ変わりました。
研修ガイドプロジェクトメンバー、
外部パートナーの方々に、心から感謝です。

表紙のグラデーションは”垣根のないダイバーシティ”をイメージ。
中身はチャートやイラストも多用、見やすくわかりやすいです。

この10月に見直した、弊社行動指針の4番目、
「過去の成功体験をなぞるのではなく、今の最善を考える」。

ついつい「今までこうしていたから」とか、
「昔はどうだった?」という言葉が口をついて出てきますが、
今までと同じやり方、同じ考え方で仕事を続けていては、
組織はいずれ硬直化するでしょうし、人はある時点から成長が止まってしまいます。

まさに自分を戒める言葉でもあります。
私自身が自分の垣根を取っ払うことからスタートだ、と
改めて思います。

順次お届けしてまいります!

冬到来

6時半のオープンとともにスタバに!
7時の時点でほぼ8割がた埋まっており、
半分は資格本で勉強、半分は仕事。
ボーっとしている人はほとんどいない、
というのが、いつも朝カフェに行って、
感心することです。

さて、今朝は本格的な冬到来を思わせる寒さ。
いよいよ厚手のコートが活躍する季節になりました。
早いもので、今年もあと1か月!
12月はさらにシフトアップしますが、
年末には極寒のロシアに行く予定です。
目的地はこの目で見たい!エルミタージュ美術館。
弾丸ツアーですが、とにかく美術館をメインに観る予定。

ロシアはこの時期、-10度の世界だそうですから、
今から慣れておきたいと思います。

誤差を微差に!

またまた東京にやってきましたが、真冬の寒さですね。。、

さて、今日は今井千尋先生にお越しいただき、
ディズニー流人財育成について、たっぷりとお話いただきました。
先生は、ディズニーランドとUSJで人材育成に携わられ、
ディズニー哲学、「夢は願うものではなく、叶えるものなんだ」を
体験からわかりやすく、驚きと感動を持って伝えていらっしゃいます。

「人はルールではなく場に影響される」
「原理原則に必要なポイントは、”再現性”、”自発性”、”継続性”」
トレーニングでは、自発性を最大限に引き出す働きかけがあります。

「大切なことは、言葉と丁寧に向き合い、大切にすること」。
ディズニーでは、あいまいさを嫌うのだそうです。
社内で当たり前のように使われている”共通言語”。
しかし、皆が同じように理解しているとは限らない。
だから、この共通言語の裏にある、”共通理解”と”共通認識”の領域を
丁寧に扱っていくことが大切です。

とはいえ、人には”知覚差異”があるので、
理解したとしても、それが寸分の狂いなくまったく同じ、
というわけにはいかず、そこには誤差が生じる。
この誤差が大きすぎると再現性を高めることはできないので、
「誤差を微差に変えるゴールデンスタンダード」こそが、
ディズニーOJTの秘訣なのだなあ、と。

ヒヤリハット発見満載の時間でした!

上機嫌になる5つの習慣

今しがた、品川駅で買ったPHPの冊子。
手軽に読めるので、見つけたら買うことにしています。

今月の特集は「上機嫌に生きる!」。
機嫌の悪さは周りにも伝染しますし、
自分の体にも悪しき影響を及ぼし、
いいことなど一つもありません。

齋藤孝先生曰く、上機嫌でいることは、
マナーや作法のもの。
ということで普段実践されている5つの方法。

1.ニコニコマークを書く
目につくところに自分の気分をよくするマークや言葉を書いておくと、
目に留まった時に、心がなごむ。

2.体を動かす
授業の前には、教室の入り口でジャンプしてから
立つと、上機嫌で授業に向かえる。

3.積極的に自画自賛する
自分で自分をほめる力が身につくと、
嫌なことが起きても打ちのめされることがない。

4.他人とほめ合う
友人たちと「軽い」自慢をし合う。
本気の自慢や一方的で長い自慢には要注意!

5.理由がなくても笑う
笑うと心だけではなく、体もリラックスし、
いい結果をもたらす。

私にとっては、朝活が上機嫌になれる、
一番の方法です!

生きている会社

東京のカフェで朝活中です。
今朝の東京は昨日より13度!も寒く、真冬並みです・・。

朝から読んだ遠藤功氏の冊子。
「生きている会社には熱がある」
生きている会社とは、社会や顧客の役に立つ「価値の創造」のため、
絶え間なく成長し続けていること。
傲慢ではなく、過去の成功に安住せず、創造へのエネルギーにあふれている。

生きている会社をつくるためには、次の3つを社内に満たすことが大事。

熱・・・ほとばしる情熱
理・・・徹底した理詰めの思考、行動
情・・・社員たちの心の充足

この三条件が揃い、重なり合うことによって、
会社は生きている状態になり、その結果「利」が生まれる。
「利」を最大化するためには、「熱」「理」「情」を高めること。

かつては熱を帯びていた会社が、老化により熱を失ってしまう。
そのためには、原点に回帰し、新たな思想を掲げること。
過去にさかのぼるのではなく、未来志向で新たな思想を掲げ、
新たな経営環境に適合するように会社を変身させること、ですね!

8年ぶりの再会

東京に向かう新幹線の中です。
静岡手前までやってきましたが、
さあ!今日は富士山を拝めるか!?と、力が入る・・。
ついつい富士山に執着してしまいます(笑)。

さて、さきほど銀行に立ち寄った時、ロビー担当の女性が、
笑顔で迎えて下さいました。
あれ、どこかでお会いした方かな?と思いつつ、
通帳の磁気不良のこと、振込のことなどお聞きしたらば、
とても親切に説明いただきました。

質問が一段落したのち、ふとこの方が、
「失礼ですが、以前弊行で研修をいただいたことは
ないでしょうか」と。
はい!確かに、8年前にお世話になりました。

声をお聞きになり、もしや?と思って下さったのだそうです、すごい!
声で当時の記憶をよみがえらせて下さったとは、
なんとも嬉しいことです。

あの時に研修で学んだ●●は、今でも実践しています、とは、
これまた冥利についるお言葉。
ありがとうございます。

あ、富士山!

ゴルフと経営

大阪に向かう電車の中です!
金曜だからか、心なしか車内の空気が明るい感じ。

さて、昨日お会いした方と、ゴルフ談義に花が咲きました。
一緒に回ることで、その人の人となりが、明らかになるのだと。

「その人物が偽物か本物か、18ホールですべてわかる」

18年付き合うよりも、18ホール回る方がわかるのだとはまさに。
私は、5年前に挫折しましたが、ぎくりとすることばかりでした。

・ちゃんと研究し練習して臨む人、ぶっつけ本番の人
・しっかりと準備して臨む人、忘れ物が多く、周りにヘルプを求める人
・時間に余裕を持ってくる人、ぎりぎりに駆け込みバタついて来る人
・周りへの気遣いを大事にする人、自分のことしか考えていない人
・スコアが悪くとも空気感の変わらない人、きげんが悪くなり周りの空気を乱す人

ゴルフは経営そのものだ、という言葉にも納得。
私はゴルフのセンスがない、と言い訳していましたが、
センス以前に努力がまったく足りなかったと反省しきり・・。

心と行動を入れ替え、もう一度やってみようかな、と思いました!

センスの正体

楠木健氏の「経営センスの論理」より。

『戦略ストーリーの構想も含めて、
経営者の仕事は、商売を全体として考えることであり、
経営は「センスの領域」。
スキルは育てることができても、
センスは育てることができません。

ではセンスの正体とは何か?
それは「抽象と具象の往復運動」だと考えています。
たとえばある商品が売れなかったとき、
センスのない経営者は「色がよくなかった」とか、
「形が悪い」とか、具象の地平で考えます。

ところがセンスのある経営者は、まず抽象化して
問題の本質をとらえ、そこから具体的な解決策を
導き出します。そしてセンスのある人ほど、
具象と抽象とを行き来する振れ幅が大きく、
スピードも速い。

その往復運動を支える動力は「好き」という
感情です。強制されてやるものでもなければ、
良し悪しを判断してやるものでもなく、
「自由意思」。
センスは好きなことをしているときに発揮され、
内側から生じます。
センスのある経営者の思考はすべて「内から外へ」。
反対にセンスのない人は「外から内へ」であり、
まず外から取り込むことを考える』。

抽象化して、問題の本質をとらえる。
これがたいそう難しい。