人生の豊かさを信頼する能力

ようやく一段落、と思ったらこんな時間!
いかん、明日は始発だというのに・・。
しかし、書きたいという気持ちを抑えきれず、
パソコンに向かう。

週末は、「組織変革の道(未知)を切り拓く
ティール×エンパワーメント」第2講でした。

第1講では、「仮面をはずし、自分自身を生きる」という
全体性(ホールネス)の話や、「外の基準で生きるのではなく、
自分の内側の声に耳を傾け、勇気を持って一歩踏み出していく」
という言葉が刺さりました。

第2講では以下の言葉に反応。

『結局のところ、大きな阻害要因となるのは「恐れ」なのだ。
組織が暗黙の恐れに立脚しているのではなく、
信頼と責任を育てる構造と慣行の上に成り立っていると、
驚くほど素晴らしい、予想もしないことが起こり始める』。

恐れというのは、どれだけ私たちを
不自由にしているのか?
自分自身を顧みても、そのように思います。

『恐れに置き換わるものはなんだろう?
それは、「人生の豊かさを信頼する能力」だ』。

「人生の豊かさを信頼する能力」!
なんとも豊かな表現です。

心の手入れ

東京へ向かう新幹線車中です。
すっかり人流が戻っているようで、
ずいぶん混み合っています。

日々慌ただしく過ぎていくと、
ついついおなざりになる自分の心の手入れ。

『女性が一日の間に鏡をのぞきこむ回数ほどに、
自分の心をのぞきこみ、内省し、
心の手入れを怠らなかったならば、
どんな高価な化粧品や装身具も
与えることができない美しさが、
いつしかその人に備わることでしょう。
それは年とともに色あせるどころか、
むしろ深まっていく「美しさ」なのです』。

渡辺和子氏の言葉です。

 

目先のことに集中する

先日、地下鉄に乗る際、雨でぬれている階段で
すってんころりん!
「うわああ!」という歓声?を背に受け、
すっくと立ち、何事もなかったかのようにスタスタ歩く(笑)。

幸いなことにケガはなかったものの、
すべりそうな階段にも関わらず、
一歩一歩足を踏み出すことに集中してなかった・・。

「目先のことに集中する」。
これ、日々の中でも大事ですね。

『道なき道を歩んで行く時代、
不安だ、という人も多いけれど、
未来のことなど考えない。
先のことなんてわかりっこないし、
いくら準備をしてたって、
未来は予想した通りにはならない。

でも、未来には楽しいことしかないと思い、
今を一生懸命生きることが大切。

これから生きていく上で大事なことは、
”目先のことに集中する”ということ。
長期計画なんて関係ない。
未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ』。

ホリエモンの言葉がよみがえります!

振り返る時間

先日の勉強会で聴いて唖然としたこと。

「現代人の集中時間はどんどん短くなっていて、
連続して集中できる時間は、ほぼ8秒」。

金魚の集中は9秒続くのに、
それ以下だといいます・・。

何かに取り組んでいてもついついスマホに手がのびる。
かと思えば、「あ、そうだあの本!」と、
またまた別のことに意識が向いて集中できない。
そのくせ脳内では、いつまでも仕事が終わらない。
だらだらやると、脳のリカバリーも効かずどんどん疲弊。

そこで大事なのが、「振り返る」時間!
脳は1日を振り返り、明日はこうしよう、
というところまで整理できて、
初めて今日の仕事が終わったと認識するのだそう。
明日、やるべきことを整理しておけば、
翌日も集中できるのだと。

「1日の仕事を終えたら、必ずその場で振り返り、
最も印象的だったことを1行でも書くこと」を
推奨しているといいます。
これが5日たまると何らかの気づきがある。
何の感情も生まれない、が続いたら、
惰性になっているかもしれないので、
何かを変えた方がよい。

「やるべきこと」ばかりをやっていると、
心がどんどん疲弊し、依存や逃避が起きることも・・。

1日の振り返り習慣。
大事ですね!