読書の工夫

遅ればせながら、先日オーディブルデビューしました。
運転中や移動中に聴けるのがいい!
今は「アルケミスト」を楽しんでいます。
以前に本も読みましたが、朗読だと情景がリアルに浮かんでくる
ように思えます。

理解しきれなかった感ありの「サピエンス全史」もオーディブルで
聴いてみたらいいかも。

しかし、ビジネス書はkindleなどで読むのが向いている気もします。
ついついダラダラ読書をすることも少なくありませんが、
参考にしたいのが、「読書の質を高める方法」。

『読書の質を高める方法は大きく3つ。
(1)本を読む目的を明確にする
(2)本を読む時間を決める
(3)本の内容を誰かに説明するつもりで読む

上記を意識しながら読むだけでも、大切な内容が記憶に残り、
しかも速く読めるという。
本を漫然と読み始めてはいけない。
読み方によって読書の「成果」も大きく変わります。

(1)本への「質問」を決める本を読む目的を明確にすると、
大切な記述を見過ごさず、記憶にも残りやすい

この本を読んで何を知りたいのか。
本に対する質問を設定する。

質問は、「上司とのコミュニケーションを上達させるコツは?」
というように具体的なほど良い。

(2)読む時間を決める
「会社に着くまでの30分にここまで読む」といった具合に、
読む時間をあらかじめ決めると、ダラダラ読みを回避できる。
集中力が高まるため、速く読めて、内容が頭に入る。

(3)人に説明する前提で読む本の要点や感想を誰かに説明することを
前提に読むと、伝えるために内容をしっかりと咀嚼して理解しようとする。
本を読んだら、SNSやブログに感想を書くことを習慣にするといい』。










人・本・旅

心配していた富山入りもスムーズに。
お気に入りの環水公園スタバで朝活。ここはほんっとに素敵な場所。
プチ旅行気分を楽しめました。

さて、旅といえば敬愛する出口治朗氏の言葉。
4年前の日経に掲載されていましたが、永久保存版。
今は病気療養中でいらっしゃいますが、1日も早い回復を願います。

『ビジネスパーソンに今、
最も必要とされる能力は何か。そう問われたなら、
僕は迷わず「考える力」と答える。
言い換えれば教養を身につけること。
教養とは、単なる知識の集積ではない。
知識と知識を組み合わせ、応用しながら
自分の意見を組み立てあげる力のことだ。
高価な食材を集めても料理の腕がなければ、
おいしい食事にはありつけないように、
考える力がなければ知識は教養たりえない。

なぜビジネスに教養が必要なのか。
それは日本経済が、労働集約型の工場モデルから、
サービス業中心の産業構造に転換したからだ。
組織や上司に忠誠を誓い、残業をいとわず
働き続ければ結果も評価もついてくる工場モデルの時代は
とっくに過ぎ去った。自分の頭を使って考え、
斬新なアイデアを生み出し、イノベーションを起こす力が
働き手に求められている。

イノベーションは知識と知識の組み合わせに
よって生まれるが、自分の仕事に関する知識同士を
組み合わせるだけでは、大きなインパクトは持ち得ない。

自分の分野を深掘りしつつ、なるべく遠いジャンルの知識や
時空を隔てたところで見いだされた知恵を取り入れることで、
オリジナリティーは強化され素晴らしいアイデアとなる。
日々顔を突き合わせている同僚と飲みに行き、
24時間議論したとしてもイノベーションは起こせない。
遠いフィールドで得た気づきが豊かな発想を促し、
生産性を高めるトリガーとなりうるのだ。

その実現のためには、働き方改革が不可欠だ。
長時間働き、家と職場を往復するだけの
「メシ・フロ・ネル」の生活を、
「人・本・旅」の暮らしに切り替えなくてはならない。
仕事では知り合うことのない様々な人に会い、
いろいろな本を読み、興味を持った場所にどんどん出かけていく。
脳を刺激し続けることで、考える力も磨かれていく。

大手生保に勤務時代、ロンドンで現地法人社長を務め、
欧米企業のトップリーダーたちと接した。
彼らの多くは博士や修士の学位を持ち、
働きながらも貪欲に学び続けていた。
その教養の高さには、とても歯が立たないと思った。
残念ながら、世界標準と日本との間には大きな差がある。

「明日死ぬと思って生きよ。永遠に生きると思って学べ」
とはマハトマ・ガンジーの言葉。成長意欲を持って学び続けることこそ、
いつの時代にあっても人間にとって最も大切なことだろう』。

引用:日本経済新聞2017/08/21 夕刊より










蓮の花

仕事会場まで駅から1キロ強を歩く。
今日も暑さが半端ない!カフェで一息つくも、汗がだらだら。
サラサラパウダーシートはこの季節必須だ。

散歩道にある池の、蓮の花が見頃です。
蓮の花といえば、多くの仏像は蓮の花を台座にし、
天女は蓮の花を手にしています。
仏教と深いご縁があるのですね。

「汚れたこの世(濁世)においても、法(教え)の花(さとり)を開かせる」。
蓮は、泥の中にありながら、決してその泥の色には染まらず、
優美な花を咲かせます。
汚れた泥の中に、根を張り、茎を伸ばし成長しますが、
花だけは濁りなく美しいのです。

学生の頃に学んだ仏教学。
最近また、仏教に触れる機会が増えてきました。
人生の折り返しを経た今、
あのころとは違う気付きがあるように思います!










85%の学習がスクラップ!?

今朝も夏本番の暑さです。
明日は遠方出張、台風の進路が気になるところ・・。
このままでは本州直撃コースか。

さて、先週はATDケーパビリティモデル基礎講座第4回を受講。
テーマは、「トレーニングの効果測定」。
関心は高いものの、現実的には効果測定は難しい!と、思っている
テーマですので、興味深々で参加。

学習および人材開発ソリューションのインパクトを評価するためのモデルを
いくつかご紹介いただきました。

そもそもトレーニングの効果測定とは何か?
ある決定を下すために何かを測定することであり、
単に「プログラムの終わりに行うものではなく、ニーズ分析の段階から始まり、
プロセス全体に組み込まれるもの」。
WHYとゴールイメージを明確にすることなくして、評価は機能しませんね。

評価のフレームワークには、数値で図るROIモデルもあるものの、
バランスが大事というお話も印象的でした。ROIモデルはずいぶん
手間がかかりそう。
評価の目的は投資対効果を明らかにすることだけではなく、
学習経験のデザインを改善するため、
目的がどの程度達成されたのかを判断するため、など、さまざまです。
個人的にはサクセス・ケースメソッドを取り入れてみたいな、と思いました。

「効果測定から学習移転へ」で紹介されていたデータ、15/25/60にムムム・・。
学習機会ののち、新しいスキルを仕事に適用した人 15%
適用しなかった人 25%
適用しようとしたけど元にもどった人 60%
85%の学習がスクラップになっている、という見出しに唸る。

2020年のATDカンファレンスでも「すべてのトレーニングの半数近くが
まったくのムダになっている」紹介されていたと。
評価も大事だが、学習移転という前提で設計することも大事ですね。







違いを認めて共に生きる

ひやー。気づいたらこんな時間!
毎日30分のトレーニングが、まだ終わっていない!

ムーブゴール、連続82日間達成記録をまだまだ更新したい(笑)。
ちょいと走って来よう。

さて、今朝手にとったのは、林成之氏の「脳に悪い7つの習慣」。


『脳が本来求めている生き方とは何か。
それは「違いを認めて共に生きる」こと。
脳は、「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という、
本能に根ざして存在しています。

自分とは違う人を拒絶すること、自分さえよければいいのだ、
と思うことを、脳は本質的に求めていないのです。

人に興味を持ち、好きになり、心を伝え合い、支えあって生きている。
「違いを認めて、共に生きる」ことこそ、脳が望んでいる、
ということをどうか心に留めておいて下さい』。


脳はダイバーシティ的生き方を望んでいるのだなあと!

 





成長とは何か?

先週のclubhouseのお題は「成長とは何か」。
私が呼び水係でしたが、ここのところ
「成長し続けて行く」、という言葉への抵抗感や、
そもそも成長とは結果であり目的ではないのでは?
生きているだけで成長している。などなど、
成長という言葉に関して議論の場があった、ということもあり、
ちょうど良いタイミング!とばかりに、
成長について、深層対話を進めました。

・成長といえばエリック・カールソンの「はらぺこあおむし」が興味深い。
 あおむしはどんどん巨大化するが、どこかのタイミングでさなぎに変容する。
 変容と成長は別物ではなく、成長のプロセスの中に変容というタイミングが
 ある のではないか?
・成長とは「良く変容する」こと
・言葉につい引っかかってしまう私たち。自分流の定義という名の箱の中にいる
 限りはわかり合えないこともある。しかし、言葉の裏に込められたストーリー
 や想いを語ることで、伝えたい意図が伝わるのではないか?
・周りの期待に応えるために成長するのではなく、自分の豊かな人生を自分で
 紡いでいくための成長こそが貴重。自分の変化を自分で認めて受け入れ、
 楽しみたいものだ
・生命とは流れ。2年もたつと物質的には体を構成する要素はすべて入れ替わ
 り、わたしという存在は別物になっている
・「社会の中での自分という存在意義→自分という存在の成長→
自分の命が喜ぶ方に動くこと」へとフェーズを変えて成長・変容し続けないと
 どこかで行き詰まってしまうのではないか

言葉の裏にあるストーリーや想い。確かに伝えていなかった!
成長と変容とは別モノではなく、成長のプロセス中で、ある時変容のタイミング
を迎えるのだということもしっくりきたのでした。

 





情報整理術

今朝は落雷による停電に驚いた!
昨日のように自宅からオンライン配信していたら危ないところでした。

さて、最近、じっくりと考える機会を取れていないなあ、と、
手にしたのが「思考整理術」の本。

心理学者のダニエル・レヴィティン博士曰く、思考整理の前に
「脳の情報整理」が大事だといいます。
私たちの脳には、仕事に関連するものから、SNSメッセージまで、
膨大な情報が押し寄せている。しかし、脳が意識を向けられる限界は、
1秒に120ビットの情報。

1日に処理できる量には限りがあります。なので、まずは情報を
効果的に整理するステップが重要ですね。

【情報を整理するステップ】

①思考が浮かんだらすぐに書きとめる

②書いた思考は仕分けておく

③場違いなアイデアも捨てずに保管する

④5分でできることは即着手

⑤雑事を人に頼んで自分は集中

まずは、書き留めることって大事だと。書き出すのに博士が勧めるサイズは、
ポケットや財布に入る3×5インチ。1つの思考につき、1枚のカードを使うと
後で整理しやすい。似た内容をまとめたり、用が済んだらそれだけを捨てたりで
きる。書いて分類したカードは、毎日、決まった時間に見返して優先順位を変え
たり、新しく浮かんだことを加えたりするのが大事。

もちろん、些細なToDoは書くまでもなく、その場で片付けていく。
書くことが大事とはまさにですー。





習慣化

「人間は理性の生き物でもなければ、
本能の生き物でもない。人間は習慣の生き物である」。
哲学者であり、思想家でもあるジョン・デューイ氏の言葉です。
”良き習慣が良き人生を創る”、とつくづく思います。

”習慣化には3か月”、とはよく耳にする言葉ですが、
行動・身体・思考によって、期間に少し差があるのですね。
思考習慣を変えるのが一番時間がかかる、というのも
なるほど、と、納得でした。
習慣化コンサルタント、古川武士氏の本より引用します。

【習慣化の目安】
・行動習慣・・・1ヶ月
読書、日記、整理整頓、勉強、家計簿など

・身体習慣・・・3ヶ月
ダイエット、運動、早起き、禁煙、筋トレなど

・思考習慣:6ヶ月
プラス思考、論理的思考など

行動習慣を変えるには、1か月が目安。
実行したらリストに〇をつけるだけでも、
達成感と言う名の報酬が得られますね~。












「論理性」を磨くには?

先週のclubhouseのお題は、「論理性を磨く」。
論理的であるとは筋道が通っていること。

しかしながら、巷で言われている「ご飯論法」のように、
「朝ごはんを食べましたか?」という質問に「(朝、パンは食べたけど、
お米のごはんは)食べていない」と答えるようなやり方は、なんだか煙に
巻かれた感じです。

利害関係者が多く存在する場合や、あちらを立てればこちらが立たず、
の場合は、物事をはっきりさせると、却ってカドが立つので、
敢えて曖昧に表現すること。あるなあ、確かに。

とはいえ、まず自分自身の「論理性を磨くとしたら?」という問いに、
面白い意見続出。

・指示代名詞「あれ」「それ」を使わない
・感嘆詞「すごい」「素晴らしい」だけを使わない
・「大丈夫です」のように、「え?何が大丈夫なの?」と、
 突っ込まれるようなあいまいな表現を避ける
・相手の視点から見て、「伝わるように伝えよう」と配慮すること
・定量化できることは、数値で具体的に伝えること
・言葉の定義をはっきりさせた上で議論すること
・文字にして発信する習慣をつけ、論理性を磨くこと
・非論理がまかり通る背景に関心を寄せ、うやむやに済ませないこと


えらいこっちゃ。どれも使ってる・・。
「あれ」「それ」「すごい」「素晴らしい」「大丈夫です」etc…。

最後に出た、「相手の思考を止めるフレーズに意識的になれ!」、
という言葉も印象的でした!











<6回連続>株式会社業務プロセス研究所特別コース「事務担当者スキルアップ講座」ご案内

保険代理店の持続的成長のためには、業務のムダを徹底的に省き、お客様に喜んで頂く活動を展開できる組織づくりが不可欠です。この講座では、6回にわたって具体的な業務効率化の方法をお伝えし、事務担当者と職場の生産性向上を図ります。
セミナーの詳細は下記のpdfをダウンロードいただき、ご確認ください。

事務担当者スキルアップ講座.pdf

尚、お申し込みは下記のフォームにご入力のうえ送信ください。

【セミナー情報】
セミナー名:第3期事務担当者スキルアップ講座
日時:2021年9月15日、10月14日、11月16日、12月16日、2022年1月13日、2月15日
全日共13:00~17:00

*9/1(水)14:00~15:00  派遣責任者の方へのキックオフ講演会を行います
*12/2(木)・3/3(木) 14:00~15:00 参加者の方へのフォローアップ会を行います

費用:お一人様150,000円(税別)
1社から複数参加の場合、1人目15万・2人目12.5万・3人目以降10万にて受講できます。

申し込み期日 8/31(火)17:00まで

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

お電話でのお問い合わせ

受付時間 / 平日9:00-17:00(祝祭日除く)

フォームでのお問い合わせ

研修・セミナー
ご依頼・ご相談はこちら

研修・セミナーご依頼・ご相談はこちら

フォームでのお問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

受付時間 / 平日9:00-17:00(祝祭日除く)

人財育成・企業内研修・公開セミナー・女性の立体自立支援の株式会社ビジネスプラスサポート

pageTop