10の理由

東京の朝は快晴!朝4時に起きて、日の出とともに、千鳥ヶ淵まで散歩をと
段取りするも、「片道2キロ×往復ウォークを研修前に強行するのは、体力的にも危険かも・・」と断念(笑)。帰りに散歩できたらいいな、と思案中です。

さて、中国史上、最も安定した治世の一つを築いたといわれる、唐の第二代皇帝・李世民。「貞観の治」と呼ばれる善政をしいた李世民と重臣たちとの間で交わされた問答をもとに編纂されたのが「貞観政要」です。

100分De名著の最終回で取り上げられたのは、「有終の美を飾れない10の理由」。成功すると驕慢な心がムクムクと湧き上がり、もっともっとと贅沢を望んだり、周りに対してぞんざいな態度をとってしまう。この10の理由は、今を生きる私たちにもあてはまることばかり・・。

1.馬や宝石を買い集め、異民族から軽蔑される

2.人民を軽々しく肉体労働に徴用

3.大宮殿を作りたがる

4.小人に親しみ、徳のある人を遠ざける

5.商工業を重んじて農業がおろそか

6.自分の好き嫌いで人材を登用

7.狩猟などの娯楽に興じる

8.臣下への態度がいいかげん

9.傲慢で欲望を自制できない

10.天災・謀反への備えがおろそか



最後の講義

春爛漫。どこを歩いても桜を楽しめるのが嬉しい朝です!
昨夜、NHKオンデマンドで上野千鶴子氏の「最後の講義」を見た中で、
2019年の東大入学式での祝辞のことが話の中に出てきました。

氏曰く、「大半のマスコミがスピーチの中で一番多く引用されたのが、”あなたの恵まれた環境と能力を恵まれない人を貶める(おとしめる)ためにではなく、
恵まれない人々を助けるために使ってください”のくだり。これはノブレス・オブリージュ(身分や地位の高い人に伴う義務と責任)だと報道したが、ちょっと待ってよ!」

そのあとに続く”そして、強がらず、弱さを認め、支え合って生きて下さい”までが一つ。なぜならば、強者はずっと強者のままではいられない。強者もいずれは弱者になる。だとしたら、わたしたちが欲しい社会はどんな社会か?

私たちが弱者になったときに、助けてと言ったときに助けてもらえる社会。氏が考えるフェミニズムとは「弱者が弱者のままで尊重される社会を」。そんな定義は初めて聞いた、という声も多かった。弱者になっても安心できる社会をつくることが私たちの目的ではないのか?それが私の願いである。
主婦研究者としてスタートした時から、それは変わらない。
解決できることは人の力で解決していきたい。

変わるのを待つのではなく、自分たちが変えていく。
論証をもとに、世の中と戦っていく姿がカッコいい!


習慣化の工夫は?

始めました!散歩。

昨日の夕方、オンライン三昧のあと、
1時間歩いてみましたがいいですねー。

近所の公園まで行きましたが、夕日に映える桜が美しい!
おかげで昨夜は夜中に一度も目覚めることなく熟睡できたのも散歩効果か。

これを習慣化するには、やはりアップルウォッチか?
「健康の未来が手首の上に」というキャッチにもそそられる。
友人がこれを健康管理はもちろんのこと、TODO管理やゴルフレッスンにも
使いこなしているので、勉強会で教えてもらい、あやからせていただきます!
しかし、お気に入りの時計も使いたいので、ダブルでつけたい。
両親も高齢化し、夜中に電話がかかってくることもあるだろうから、
24時間つけておくことで、緊急な事態にも対応できるはず。

フェイスブックの過去投稿が毎日上がってきますが、5年前の今日は、
Fit Bitを使っていた模様。これも歩数や睡眠時間、運動量、消費カロリーなどを
計測できたようですが、時計と一緒に腕につけていたので、ダブル持ちも
大丈夫なはず(笑)。

ということで、習慣化への相棒はアップルウォッチ!





リーダーシップ

昨日は人間ドック、去年受診できなかったので2年ぶり。食生活も変わったし数値が期待できるなあと思っていましたが、体脂肪率が恐ろしいことになっていました・・。加齢とともに筋肉は落ちる一方、これはいかん!ドクターからは「少し汗をかくような速足散歩で脂肪燃焼」、「脂肪を筋肉に変える筋トレを続けること」というアドバイスをいただきました。散歩はとてつもなくハードルが高いがやってみようか、と思案中。

さて、目に飛び込んできた伊賀泰代氏の記事にいたく納得。一部引用します!

『20代、30代は、リーダーシップと聞いた途端に
「私には関係ない」と思考停止状態に
なってしまう人が多いのですが、
リーダーシップとは一部の限られた人だけが
持っていればいい能力ではありません。
すべての人に必要な能力ですし、
訓練次第で身に付けることができます。

リーダーシップとは、問題を解決するために、
何をするべきかを考え、周囲を巻き込みながら
行動することです。リーダーとは、
「自分の意見ばかり主張する人」でもなければ、
「他人に指示ばかり出して自分は手を出さない人」
でもありません。

先日、電車でこんな光景を目にしました。
杖を突いたおばあさんが乗ってこられましたのですが、
席は空いていません。
でも、半人分くらいのスペースはあったんです。
その時、立っていた若い女性が席に座っている人に
「すみません。もう少し詰めていただけますか?」と声をかけたんです。
そのおかげでおばあさんは座ることができました。
物腰柔らかい言い方で、周囲の協力を得る工夫が素晴らしいと思いました。

例えばオフィスのプリンターの調子が悪い時に、
「誰かが直してくれるだろう」ではなく、
自分から担当部署に連絡して修理を依頼することも
“リーダーシップの発揮”です。ささいなことでもいいのです。
身近な問題を一日一つ自分の力で解決することを
意識するだけでもリーダーシップは訓練されます。
そして、小さな問題を解決できる人は、
次第に大きな問題を解決することができるようになっていきます。
それが、自分のキャリア形成や人生の問題を
解決するためにも必要なスキルなのです』。

空気を読みすぎない!

車中から見える桜が美しい!いつの間にかグングン咲いています。

ああ、今年も奈良の吉野へお花見に行きたいです。

山全体がピンクに染まり、それはそれは感動的です。

さて、山本七平の名著「空気の研究」より。
ここで言う空気とは、一定の状況下で生じている
精神的な空気・雰囲気。
空気は、絶対的権威としてあちこちに影響し、
甚大な力を行使する。

日本人は論理的思考や科学的データではなく
「空気」に重きを置き、意思決定をしているとの主張です。
「あの『空気』ではこうせざるを得なかった」、
「あの会議の『空気』では、とても反対意見は言い出せなかった」、
という表現から伝わるように、ある特定の状況下での「空気」のせいで、
望ましい言動ができなかったりすることは、確かに存在します。

いったん「空気」が発生してしまうと、
論理的・相対的に考えることが困難となり、
最終的に「空気」に沿った結論が
導かれてしまうことも多々あるという。

しかし、空気によって、望ましくない決定をしたとしても、
その責任は誰にも取れない、ということは
怖いことだなあ、と思います・・。

空気は読みすぎない!

対象をかえる

4.1万件リツイートされたツイッターの投稿記事@リョウさん。

「ほめるときはヒトを主語に、注意するときはモノを主語にする」。

ほめる時は「●●さんが素晴らしい発表をしてくれた」と名前を前面に出す。

一方、注意するときは「その資料は誤入力があるので、修正が必要」と、

対象を人ではなく間違った資料とする。

少しの意識で人間関係はより豊かになります。

知性を磨く

毎日春めいた天気が続いていますね!

新人研修を目前に控え、且つ期末月ということもあってか、

組織をあげて馬車馬系の日々。あと一息、二息。

 

そんな合間にも趣味の読書はやめられない。

今朝は田坂広志氏の「知性を磨く」を流し読み。

 

「知性」とは答えのない問いに対して、
その問いを問い続ける能力のこと。

「知能」とは答えのある問いに対して、
早く正しい答えを見出す能力のこと。

「知識」とは言葉で表せるものであり、
書物から学べるもの。

「智慧」とは、言葉で表せないものであり、
経験でしか掴めないもの。

人生とは、答えのない問いに
向き合うことの連続。
日々においても、答えのない問いだらけ。
「ま、いっか」と割り切ってしまうことは、魂の弱さ。
その問題を考え続けることの負担に耐えかね、
「割り切り」を行いたくなります。

しかし、それに流されてしまうと、
深く考えることができなくなり、
答えのない問いを問う力である
「知性」が衰えていくのだと。

そして、精神の弱さに流されない迅速な意思決定として、
「腹決め」、すなわち「これで行こう!」と腹を定め、
能動的に意思決定し、その人、その事との関係を絶たぬこと。

「愛情とは関係を絶たぬことである」。
真の愛情とは、物理的に遠く離れても、相手のことを
想い続ける力であり、相手に心を残すことに他ならない。

氏の本は、いつも心を揺さぶられます。

始まりました!ATD講座

今日は森田圭美出版記念セミナー!おかげさまで50名を超える方々が、ご参加下さる予定です。参加者特典のパタパタ冊子「これだけ覚える!厳選ショートカット」は秀逸(笑)の逸品。ショートカットを知っているだけでも、ずいぶんとPC操作の効率が上がります。

私も以前森田に「Alt+Tab」を教えてもらい、オンライン研修の資料共有がスムーズにできるようになりました。

さて、待ちに待ったATD主催、T&Dケーパビリティモデル基礎講座が始まりました!全6回、人材開発に必要なコンピテンシーを体系的に学ぶことができます。1回目はインストラクショナルデザイン(ID)。

IDで必要な基本理論を教えていただきましたが、これを実務に紐づけながら、参加者の方と議論する中でも、学びと気づき満載です。

印象に残ったのは、教育設計の王道モデルであるADDIEが、この1年はSAMモデルへと変容したのではないか、というお話。

ADDIEとは、「分析→設計→開発→実施」のプロセスですが、この1年は誰も経験したことのない変化の中で走りながら「試作→レビュー→設計」で、まずはやってみる!いやあ、まさにわたしたちもこの1年そうだったなあ、と理論を学びながら現場で起きていることを検証してみると、納得しきり。

毎回学んだことを、社内で深掘りできる会を立ち上げよう!と思ったのでした。チームメンバー同士、共通言語を持つきっかけにもなるなあ、と!

自分をさらけ出す

比較的暖かい朝です。そろそろ桜の季節、楽しみです!

さて、ヴァルネラビリティという言葉を初めて聞いたのは、
数年前のATD基調講演。
ブレネー・ブラウン博士は、
ヒューストン大学大学院教授であり、
ベストセラー、”本当の勇気は「弱さ」を認めること”の著者です。
久しぶりにこの本を読み返してみました。

「傷つくのは怖いし、批判されたら腹も立つ。
本当の自分なんてさらけ出せない」。
こんな気持ち、少なからずあると思います。

特に、この変化激しき時代においては、
自分自身の「弱さ」や「傷つきやすさ」と
対峙しなければならない場面に遭遇することが、
結構あります。

でもそんな自分のことなど見たくないから、
何とかして避けようとする。
すぐに忘れようとしてみたり、他者を攻撃することで、
自分を守ろうとしたり。
周りの意見に賛同し、反対意見を決して言わない。
好かれるため、愛されるため、受け入れられるため、
自分の本来の姿や意見を決して表に出さない。

しかし、弱さに背を向け続けていると、
自分の人生で起こる素晴らしいことにも無感動になり、
感情を味わうこともなくなってしまいかねない。

誰からもよく思われたい八方ちゃんではなく、
恐れを手放し、ヴァルネラビリティを発揮する。
本来の自分をちゃんと表現すること、ですね!

付箋を活用

月曜の朝は早起きして、1週間の段取りをするところからスタートです。
合間にごみ出し、朝食、身支度と、このメリハリがいい感じ。
さて、一段落し体重計に乗ってみる。
うぎゃー、1.2キロ増。来週は人間ドック・・。
今年は数値改善間違いなしと楽しみにしていましたが、このままではまずい。
ということで、早速付箋に目標体重を目につくところに
見える化したのでした。これで節制行動につながるはず。

忘れ防止や意識の啓蒙に付箋は便利。
思考の整理にも使えます。
いろんなやり方を試してきましたが、
最近は付箋管理法に落ち着いている感じです。

心理学者のダニエル・レヴィティン博士曰く、
思考整理の前に「脳の情報整理」が大事だといいます。
私たちの脳には、仕事に関連するものから、
SNSメッセージまで、膨大な情報が押し寄せている。
しかし、脳が意識を向けられる限界は、1秒に120ビットの情報。
1日に処理できる量には限りがあるので、
ますは情報を効果的に整理するステップが重要。

【情報を整理するステップ】
1.思考が浮かんだらすぐに書きとめる
2.書いた思考は仕分けておく
3.場違いなアイデアも捨てずに保管する
4.5分でできることは即着手

まずは、書き留めることって大事だと。
書き出すのに博士が勧めるサイズは、ポケットや財布に入る3×5インチ。
1つの思考につき、1枚の付箋やカードを使うと後で整理しやすい。
似た内容をまとめたり、用が済んだらそれだけを捨てたりできるのだと。

書いて分類したものは毎日、決まった時間に見返して
優先順位を変えたり、新しく浮かんだことを加えたりするのが大事なのだといいます。
もちろん、些細なTO DOは書くまでもなく、その場で片付けていく5分ルールで処理。

いろんなやり方があるのですね!

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