価値の再定義

7月もいよいよ最終日です。
関西は梅雨明けするのかしないのか。
まだまだじめーっとしている感ありですね。

さて、昨日は全体ミーティングののち、
午後からは「アフターコロナの産業トレンド」の勉強会。
講師は浜口桂氏。スライド159枚をもとに、
データから読み解くトレンドのお話に聞き入りました。
コロナと共に、働き方・評価・DX,各業界はどう変わっていくのか。
大学生の娘にも聞かせたい内容でした!

コロナ禍においても、工夫次第で売上を伸ばしている企業、
新たな業態開発や価値を提供する企業。
今までの当たり前にとらわれることなく、
考え新しいものをどんどんと生み出していく力。
これからのビジネスパーソンに「考える力」は必須。

「教員の役割は大きく変わるだろう。
知識を教えるだけなら、パソコンやAIでできる。
これからの教員に必要なのは、PBLの運営や、
子供の思考を高度化する本質的な問いを立てる力。
指導者から支援者(ファシリテーター)への転換ともいえる」。

大学教員の役割が変わるように、
私たちの役割も転換が求められているでしょう。
いや、その前に「私たちの存在意義や、私たちが提供する価値」
の再定義が必要だと思います。
トレンドを読み、スピーディにやってみる力。
このアクションが5年後、10年後の未来につながるのですね。
新たな問いを立て続け、考える時間を引き続き作っていきます!

現状変革の好機

コロナ感染拡大で、またまたジェットコースターのように、
二転三転、いや四転五転!の日々。
オンライン、いや、ハイブリッド。
いや、厳しい制約条件付きの集合に。やはりオンデマンドに!?
スピード感と緊迫感満載です。

さて、田坂広志氏の講演をYouTubeで聴きましたが、
印象に残ったことを。

コロナ危機は、私たちに何を教えようとしているのか?
後ろ向きに対処するも、好機と受け止め前を向いて歩みを進めるもありですが、
自分の解釈次第だなあ、と思います。

コロナによって、持続可能なデュアルモードへの転換が一気に進んでいます。
わたしたちの人財育成業界も然りです。
では、これは全く新たな変革か?というとそうではなく、
これまで求められていた変革が加速しているということ。

とするならば、この危機は「現状変革の好機」。
確かに、危機にさらされないと、ついつい現状維持のままでいたくなるので、
これぞ変革の好機!

変革する上では、現象の本質をとらえること、
そのためには、深く考えることも大事ですが、
自分の直感を信じることも大切。

『人間は、ある段階までは論理的に考えたとしても、
それ以降は、”直感にゆだねる”ことが大事。
私たちの中には、大きな叡智が宿っていて、
そこにゆだねることが大事なのだ』と、
そのためには自分を整える。

例えば、1日の終わりにその日起きたことを思い返し、
心の中でスキャニングしていく。
きっとどこかで、不調和を感じる瞬間があったはず。
それが今の自分の課題になっていることが往々にしてあるため、
自分の不調和に鋭敏になることが、大事。

たとえば「愛想の悪いタクシードライバーにムカッときて、
自分も乱暴に行先を告げたまま、ぶすっとしてたな」とか、
「〇〇さんにキツイ感じで言ってしまったけど、
イライラしている時は要注意だな」とか。
そして、その不調和に対してごめんなさい、と和解をすること。
それだけでも自分の心がスーッと整うのだと言います。

「変革」と「整える」が大事だなあ、と思う夜です。
あ、もう寝よう!

読書の工夫

始発で向かう朝です。
すいた電車の中で本を読むのは至福の時!

ついついダラダラ読書をすることも
少なくありませんが、参考にしたいのが、
「読書の質を高める方法」。

『読書の質を高める方法は大きく3つ。

(1)本を読む目的を明確にし
(2)本を読む時間を決め
(3)本の内容を誰かに説明するつもりで読む

以上の点を意識しながら読むだけでも、
大切な内容が記憶に残り、しかも速く読めるという。
本を漫然と読み始めてはいけない。
さらには読み方によって読書の「成果」も大きく変わります。

(1)本への「質問」を決める

本を読む目的を明確にすると、
大切な記述を見過ごさず、記憶にも残りやすい。
この本を読んで何を知りたいのか。
本に対する質問を設定する。
質問は、「上司とのコミュニケーションを
上達させるコツは?」というように具体的なほど良い。

(2)読む時間を決める

「会社に着くまでの30分にここまで読む」といった具合に、
読む時間をあらかじめ決めると、ダラダラ読みを回避できる。
集中力が高まるため、速く読めて、内容が頭に入る。

(3)人に説明する前提で読む

本の要点や感想を誰かに説明することを前提に読むと、
伝えるために内容をしっかりと咀嚼して理解しようとする。
本を読んだら、SNSやブログに感想を書くことを習慣にするといい』。

どこからの出典か忘れてしまいましたが、
心に留めたいです!

ポンコツ万歳!

4連休は、ほぼstay home!
オンライン講座や早朝セッション、
自分と向き合う内省の時間をたっぷりといただけました。

「自分はなにものなのか?」
「本当にやりたいことは何か?」
「私や私たち(企業)の存在意義は?」

こんな本質的なテーマで考え語り合う、機会もいただけました。
最近ずっと頭をめぐっているのは、大きな環境変化に対するリーダーのありかた。
「こういうときこそブルドーザーのような強いリーダーシップを発揮し、迅速な意思決定が重要」
「変化の中では、一人ひとりが判断して行動していく力が必須。今こそ共創」。
今思うことは、局面によって両方大事だということ。

ホラクラシー組織やティール組織、フロー経営に渡り鳥経営(全員がリーダーになる)。、
オーセンティックリーダーシップにヴァルネラビリティ。
自分の頭の中には、まだ整理されていないことがパズルのように断片的にあるのですが、
びびびび!とひらめくデフォルトモードネットワークの発動を期待したいところ。

さて、そんな連休中に開眼したことは、30代で鎧は脱いだと思っていたが、
いやいや、まだまだガチガチだったということに気づけたこと。
こう振る舞わねば、こうあらねば、と力を入り、
相当不自由で気の毒な自分・・。

自分の弱みや苦手、ダメっぷりを隠そうとするのは、
「よく見られたい」という自分のエゴ。
弱いところやポンコツ(笑)ぶりを認めることで、
周りへの感謝が生まれ、家族のきずなや、組織のチーム力も
上がるのだなあ、と思います。

出口治明氏の著書「還暦からの底力」にある人間観にも納得しきり!
「人間は猪八戒みたいなもの。つい怠けるし、異性にはすぐ心が動く」
「人間みなチョボチョボ、みんなそこそこ格好つけているけれど、
一皮むいたら人間みんな同じでアホ(笑)な人ばかり」

ウハハ!ずいぶん自分を美化していたが、
猪八戒ぐらいの存在だと思えば、ポンコツな自分も大いにありだなあ、と
心から思えます!

うまく行く人とうまくいかない人の習慣

今朝も涼しい朝です!
起きて書棚から手にとった本は、ブレイン・プログラミングの本。
著者が人生最大の危機におちいったとき、頼ったのは脳科学。
「危機をチャンスに変えるため、脳をプログラミングしなおす」、
という考え方は、今の環境にも自分にもぴったり!
ということで、がっつり熟読しました。

うまくいく人とうまく行かない人の典型的な習慣。

【うまく行く人の習慣】
・人をほめる
・人を許す
・自分以外の人も成功するように励ます
・物事のおもしろおかしい面を見る
・感謝の気持ちを忘れない
・アイデアを話す
・よく本を読む
・やることリストをつくっている
・つねに学んでいる
・人の功績を認める
・失敗の責任を取る
・情報やアイデアを共有する
・変化を予測し歓迎する
・計画と目標を立てる

【うまくいかない人の習慣】
・人を批判する
・人をうらむ
・自分以外の人は失敗すればいいと思う
・物事に動揺する
・何をしてもらっても当然だと思っている
・人のうわさ話をする
・毎日テレビを観る
・行き当たりばったりに行動する
・自分は何でも知っていると思っている
・功績を独り占めする
・責任を人に押しつける
・情報やアイデアを自分だけの秘密にする
・変化をおそれる
・計画も目標も立てない

(「自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング」より一部引用)

努力の娯楽化

ミ~ンミ~ンとセミの声が響く朝です。
もしや梅雨明けしたのか!?と思うほどの暑さが続いていますが、
4連休はあいにく雨模様、その後になりそうですね。

さて、敬愛する楠木健氏の言葉「努力の娯楽化」が、
今朝読んだ本の中で引用されていました。

「無理をしないというのは主観的なことであって客観的ではない。
傍から見るととても頑張り努力しているように見えても、
その人の中ではまったく無理がない。
時間を忘れ、没頭し「ああ、楽しかったー」とおもえたら、
これはまさに、「努力の娯楽化」ができている状態。

但し、それは自分自身の娯楽なので、
「私はこれだけやっているのに!」と、他人に押し売りしては
ならないという点です。

努力の娯楽化。
押し売り要注意!と思う朝です。

都合の良い解釈

今朝も朝活からスタートですが、
7時を過ぎるとどんどん気温が高くなってきました。
今日も暑い1日になりそうです。

さて、週末セッションの中で気づいたのは、
「解釈は、人によって相当違いがある」ということ!
当たり前といえば当たり前なのですが、
事象、人、場所。
人によって解釈や捉え方は、全く違う。
自分に対しても、相当都合よく解釈していることに気づく(笑)。
八正道の「正見」とは、いかに難しいことか!です。

以前訪れたお寺に掲げられていた
「つもりちがい10か条」。

高いつもりで低いのが教養

低いつもりで高いのが気位

深いつもりで浅いのが知恵

浅いつもりで深いのが欲望

厚いつもりで薄いのが人情

薄いつもりで厚いのが面皮

強いつもりで弱いのが根性

弱いつもりで強いのが自我

多いつもりで少ないのが分別

少ないつもりで多いのが無駄

規則正しい!

晴れ間がのぞく朝です!
「今日は洗濯物が太陽で乾くかも!?」と期待しつつ竿に干す。
朝から掃除・洗濯・朝食の支度にストレッチ、瞑想。
いやあ、思えばこんな規則正しい日々は多分20年ぶりですが、
メリハリがあって人間らしい生活だなあ(笑)と、
すごぶる気に入っています。

今日は終日リモートワークですが、
プライベートとの両立の仕方も少しずつ確立しつつです。

秋以降の研修も、続々とオンラインへの変更要請が。
まだまだコロナも予断を許さないので、
新たなブレンディッドラーニングのカタチも視野に入れ、
制約条件の中で、お客様と一緒に考え創り上げていく。
綿密な打ち合わせやリハーサルも必要になってきますが、
一つひとつの仕事にしっかりと向き合いながら、
作り込んでいきたいと思います。

一方においては、デジタルコミュニケーションの課題も
いろいろと見えてきました。
ATDのバーチャルカンファレンスでもテーマの一つに挙がっていましたが、
こちらも整理し、お伝えしていきたいところです!

残念企業4つの傾向

曇り空の朝です!
そろそろ梅雨明けをと願うものの、
来週もまだすっきりしない天気が続きそうですね。

さて、朝から日経ビジネス読了。
コロナで見えた優良企業と幻滅企業。
身につまされるタイトルです。

コロナ禍という危機に直面しても、
休業補償の出し渋りや、現場のコロナ対策に無関心。
自社の利益だけを過剰に優先する企業。
一方においては、「見てはいられない」と、
社会や社員のために動いた企業もあり。

残念企業の4つの傾向とは?

1.危機下でも売上至上主義
2.コロナへの配慮がまったくない
3.意味もなくテレワークに消極的
4.経営陣の決断力のなさが露呈

危機的状況下にこそ、本性が現れやすい。

『経営をしていると、ああ、天に助けられたと
思うことがたくさんある。やはり人には役割というものがあって、
その役割を正しく果たしていれば、いざというときに、
大きな力が助けてくれる。私はそう信じているんです』。

アパホテル元谷社長の言葉です。

天を味方にする経営!

地獄への道は善意で舗装されている

今朝も激しく雨が降る朝です。
梅雨あけが待ち遠しいですが、
今週いっぱいはすっきりしない日々が続きそうです。

さて、週末のPEP講座で響いた言葉。

地獄への道は善意で舗装されている
The road to hell is paved with good intentions

良かれと思って行ったことが、悲劇的な結果を招いてしまう事。
「この人をサポートせねば。この人を守らねば」。
その思いや行動が、結果的にはその人の力(強さ)を呼び覚ますことを
妨げてしまう。

これは、子育ての時に痛いほど実感したことですし、
人との関係性の中で、今も時折感じることがあります。
これって、お互いの成長に繋がらないのではないか?と。
しかしその方が早いし、一時的には楽だし、
ついつい相互依存してしまうことがあるなあ、と。

先日お会いした方は、「与え続けることだ」とおっしゃいました。
しかし「そこに愛はあるのか?」とも。
禅問答のようですが、この感覚なんとなくわかります。

与え続けるとは、物質的なものや、相手を心地良くすることばかりではない。
勇気やエネルギー、やりぬく力などなど。
相手の力(強さ)を呼び覚ませるようなものをgiveし続けることなのかな、と
二つの話が繋がったように思えました。

他の人を強くできることやエンパワーできることは、。
自分にとっての「強さ」でもあるのだと思います。

カオスの旅は続く・・。

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