CVAセミナー

深く濃い2日間でした。
湯河原リトリート”ご縁の杜”にて、CVAセミナー受講。

一生学び、実践し続けたい仏教の基本的な教えをもとに、
ACT(心理療法)の理論と融合し、自分の望む実践の道を拓くCVA。
敬愛する高間さんとせんちゃんのダブルファシリテーターというのも、
またぜいたくな時間でした。

2日間たっぷりと自分を探求する時間。
この世は無常でであり”すべては思いどおりにはならない”。
しかし、この苦しみを自分の思考がつくっていることが
少なからずあります。
自分の心の中には、どんな不安や煩悩があるのか。
その不安や煩悩に、どのように対処するのか。
人間を機械のように捉え、問題解決アプローチで心に処したとしても、
多くの場合、それは逆効果になってしまう・・。

不安や苦痛はあっていい、
痛みを伴う感情や感覚に心を開いて、ちゃんと向き合い、
それを受け入れる(acceptance)の姿勢が大切だなあ、と思います。
自分の心に耳を澄ませて、それを観察し耳を傾ける。

こんなに自分の内面と向き合い、自分のことを語り、
自分を観察したことはなかったです!
自分の煩悩や不安もちゃんと受け入れて、
自分の価値に沿った行動をとっていくことで、
どんな未来につながるのか。

人生をより良く生きるために、価値に基づき行動する。
その先にある未来を語った瞬間、その未来がありありと
自分の眼前に立ち上がってきたのでした。

ココロとカラダが整う”湯河原リトリート ご縁の杜”も
素晴らしい場所です。ビーガン料理に細胞が喜び、
エネルギーが満ち満ちてきます。
海まで散歩し、日の出を拝み、済んだ空気を感じる。
ああ、またゆっくりと滞在したいです!

書いたことは実現する!

今朝は、竹橋皇居前のスタバ朝活からスタートです。
ここは広々していて、皇居が目の前で、最高のロケーション!
本を読む人、資格の勉強をする人、ひときわアカデミックな空気感です。

さて、毎年この時期、ブログに書いていることですが、
「紙に書いたことは実現する」!
茂木健一郎氏によると、脳科学的にみてもこれは理にかなっているのだと。

脳は私たちが思っている以上に怠惰で、
「楽をしよう、楽をしよう」と思ってしまう生き物。
刺激も与えず、のんびりとした日々を送っていては、
これ幸いとばかりに脳は楽をしてしまいます。
もちろん、脳の機能自体は絶えず活動し続けているので、
脳がアイドリング状態になっていることも大事。
だからこそリラックスや休息も取れるのです。

しかし、脳がアイドリング状態では、勉強や仕事で
成果を出すことはできないとのこと。
そこで脳をやる気その気にさせる方法が「書くこと」だと。

「○○になる」と書いたとき、人間は実際にそれを
達成しているところを想像しています。
それは「自分がなりたい姿になった瞬間」を
脳の中で想像しているにすぎないのですが、
その達成した気分を「いま、ここで」前倒しでかみしめているのです。

まだその願望が達成されていないにもかかわらず、
報酬物質であるドーパミンが放出されて、
人間は快楽を得ることができます。

その快楽をさらに得ようとして、
夢や目標を実現するための行動が強化されていく。
それが継続されていくと、ついには本当に、
その夢や願望が叶ってしまうのだと。

先日、「今年の10の習慣」、「今年実現する10のこと」、
「10年で実現する5つのこと」を見える化しましたが、毎朝見てはニヤニヤ。
確かに、こんなハッピーな気持ちになれるのだから、
実現間違いなしだなあ、と思えます!

ファンベース

朝から銀座を散策しつつ、いつものカフェへ。
今日は見える化セミナーです!

さて、昨夜は京都経済同友会の例会でしたが、
コミュニケーション・ディレクター、さとなおさんこと、佐藤尚之氏。
元電通のクリエーターで、個人サイトの運営や、
広告関係の本も何冊か、書かれています。
講演は、「ファンベース」について、お話下さいました。

まずファンベースとは、何か?
さとなおさんは、以下のように定義されています。

「企業やブランドのファンを大切にし、ファンをベースにして、
中長期的に売上や価値を向上させていく考え方」。

そして、単に買ってくれている人は、ファンとは言えず、
「企業やブランド、商品が大切にしている価値を支持してくれる人」がファンだと。
モノというよりは、その企業の姿勢や開発にまつわるストーリー、
そこに関わっている人。

なぜ、ファンベースが必要なのか、についての理由は以下の4つです。

1.ファンが売上の大半を支えている(パレートの法則はほぼ正しい)
2.時代的・社会的にファンの重要度が増していく(超人口減少・高齢化・モノを買わない若者)
3.ファンが新規顧客を増やしてくれるから(口コミの信頼度)
4.広告宣伝が効きにくくなった(情報過多の時代)

では、ファンベースのための活動は?

ファンが支持している価値自体をアップさせること。
つまり、いいところをさらに伸ばそう!です。
ファンミーティングも興味深いお話でした。
また、ファンが感じている価値を、他に代えがたいものにすること
共感・愛着・信頼を高める!です。

昭和の場末のバーのお話が一番印象的でした。

昭和の雰囲気満載のバー。客層は大人・シニア世代がメインで、
売上の80%を20%のファンが支えている店。
しかし、店主はこのままでは顧客の高齢化で、
店が続けられなくなるのではと考え、若者や女性にも来てもらえる店にしようと
若者向けの品揃え、レイアウトに変える。
しかし、却ってファンは少しずつ離れてしまう。
一瞬増えた若者は、もっといい店があればそちらに行き、定着しない。
結果、店はつぶれてしまう。

これからを考えて行く上で、ヒントをたくさんいただけました!
さとなおさんの本、読んでみよう。

嬉しいその後

今朝は5時半から100分de名著を楽しみ、
通勤道中は、辻井伸行氏のピアノに酔いしれる。
ああ、この演奏を生で聴いてみたいものです!
その後、京都駅前のスタバで朝活後、
8年前に改善コンサルティングでお世話になったお客様に
その後のお話を伺いに。

会社はグローバル化が進み、デジタルトランスフォーメーションの
流れの中で、RPA化やシステム化も進んだ。
何よりも、以前の「残業が当たり前の風土」はすっかり影を潜め、
「残業する人=仕事ができない人」という空気すら漂っているとか!

また、当時活用くださっていた効率化のシートやツールの数々も
今なお現役で愛用くださっているのだと。
こうして、継続下さっていることは、とても嬉しいことです。、

改善活動が、資産価値の高い風土づくりの一助になれる。
そんなことを実感できた、ありがたいお話でした。

イクボス

おはようございます!
連休明けは、京都から名古屋へ。
朝一番のスタバタイムは、早朝ミーティングを兼ねて、
六角堂店からスタートです。ここも素敵なお店ですねえ。
すいているし、今度からここの常連になろうかなあ。

さて、ここのところ愛用しているマイタンブラーは、
ロシアのマトリョーシカ仕様。
これはほんと可愛いくて、朝からテンションが上がります。
昨年、シアトルに行った際には、スタバ1号店の記念タンブラーを
買いましたが、こういうのを集めるのも楽しいものですね。
と、断捨離が今年の目的だというのについつい収集癖が・・。

さて、今日はイクボス研修。
イクボスとは、職場で共に働く部下やスタッフのワーク・ライフ・バランスを
考え、部下のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、
自らも仕事と私生活を楽しむことができるボス(上司)のこと。

仕事一筋の私たち世代。マインドセットと行動を変えていくのは、
そう簡単なことではないかもしれません。
しかしイクボスをきっかけに、働き方改革も進んでいくはず。
そんな心持ちでお伝えしたいと思います!

今年実践したい”10の行動”

今朝は幕張からスタートです。
ここにくるのは20年ぶり。
昔、外資系の商業施設のお仕事をしていた時に、
やってきて以来です。
東京駅八重洲口から京葉線ホームまでは
結構歩きましたが、ウォーキングの距離はまだ1.4キロ。
しかし、オートサロン見学で、存分に歩数を稼げるはず。

さて、早朝カフェで、”10の行動”を見える化しました。
これに加えて、2020年の目標、2030年までの目標も見える化。
ああ、書くことは、ほんっとエネルギーが上がりますー。

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1.「随喜」の実践
2. 目の前のことを心から「楽しもう」。それが自分の波動を上げる
3.「断捨離」は引き続き実践
4.「美しく稼ぎ」、「たくましく繋がろう」
5.「祈ること」を日々の中で大切にしよう
6. 休日は自分の「心と体」を整えよう
7.「諫言」に謙虚に耳を傾けよう
8.「家族との時間」を大切に過ごそう
9. 毎月「お墓参り」に行き、ご先祖様への感謝を伝えよう
10.「自分を信じて」、コンフォートゾーンにとどまることなく前に進んで行こう!
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人財育成の未来

名古屋は快晴、暖かい朝です!
名古屋といえばコメダ珈琲で朝活スタート。
しかし、ちょいと空気が悪い・・。

さて、昨日の日経新聞の社説は、保存版。
イノベーションを起こせる人材が求められているという中での、
人財育成とのミスマッチ。

以下、一部引用します。

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デジタル時代にイノベーションを起こせる人材が求められている。
ものづくりに注力すればいい時代は機械工学や材料化学などの得意技術を社内で受け継いでいけばよかった。
しかし必要な知識は、AIやあらゆるモノがネットにつながるIoTなどデジタル技術へ急速に移っている。
企業は人づくりの進め方を一新し、革新的な技術やビジネスモデルを生み出せる人材の育成に
本気で取り組む必要がある。

(中略)

勤続年数に応じて賃金が上がる仕組みはいまも温存されている。
厚労省の18年賃金構造基本統計調査によれば日本企業の男性の賃金は
50~54歳がピーク(42万6千円)で25~29歳の1.7倍にあたる。
年功色の排除をためらっては有望な人材の力は引き出せない。

(中略)

労働政策研究・研修機構の濱口桂一郎研究所長が日本の雇用契約を「空白の石板」と言うように、
一般に企業は職務をはっきり定めずに人を雇ってきた。幅広く経験を積ませるためだが、
高度な専門性を備えた人材は育ちにくい。職務を明確にした「ジョブ型雇用」を積極的に取り入れるべきだ。

(中略)

どんな能力にたけた人材を育てるかは企業の針路に左右される。
トップが経営戦略を明確に打ち出すことは人材育成の出発点だ。
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人財育成におけるトップのリーダーシップ。
こちらもまた大切ですね!

貞観政要

いつもの豊洲カフェで朝一番から朝活中。
続々とヒトが増えてきて、店内はほぼ満員です。

さて、水曜朝5時半は、100分de名著のお楽しみタイム!
今月は、「世界最高のリーダー論」の一つともいわれる「貞観政要」です。
この本では、リーダーの器をどう論じられているのか? 
意外にも「何もしないのが理想のリーダーだ」と記されています。

真のリーダーは、プライドや見栄などで自らの器をいっぱいにするのではなく、
むしろそれらを上手に捨て、器を空にすることで、
部下の諫言に耳を傾け、新しい価値観を吸収し、
自らを律することができるのだといいます。
そして、組織の適材適所を心がけていきさえすれば、
人も世も自然にそのリーダーに従うようになるといいます。
これがなかなかに簡単なようで難しい!

中国史上、最も安定した治世の一つを築いたといわれる、
唐の第二代皇帝・李世民。
「貞観の治」と呼ばれる善政をしいた李世民と彼を補佐した重臣たちとの間で交わされた問答をもとに
編纂されたのが「貞観政要」です。明治天皇や徳川家康が、ここから帝王学を学んだともいわれる名著です。
「貞観政要」が卓越したリーダー論、組織論といわれるのはなぜか? 
その秘密は、李世民の政治に対する真摯な姿勢にあります。
彼は、自分の殺害を計画した人物さえ、その能力を認めて側近に取り立てました。
また、臣下たちの忌憚のない厳しい諫言にもよく耳を傾け、
自らの政治方針を常にチェックし、改善を続けていきました。
全十巻四十篇からなる李世民の言行録ともいえる「貞観政要」には、
こうした彼の姿勢や日々の苦闘によって培われた、
生きた知恵が豊富に盛り込まれているのです。

解説は、敬愛する出口治明氏。
【リーダー論】【組織論】【人材育成論】【生き方論】などを学べる、
貴重な機会。今月も楽しみです!

戦略とは”戦いを省くこと”

始発で東京に向かっていますが、
今朝ののぞみは、ずいぶんとすいている印象です!
いよいよ今年は、オリンピックイヤー。
7月~9月の東京出張は随分控えていますが、
いつものホテルは、オリンピック期間中も値上げすることなく
対応いただけるとのこと。
「この機に乗じて少しでも儲けてやろう」ではなく、
「既存のお客様がお困りにならないことが最優先」されるのだそうです。
なんとありがたい!

さて、弊社でも、「力を入れること」「省くこと」を見据えて、
進んで行く必要がありそうです。
限られたリソース(人、時間、お金、情報)をどこに投下していくのか。
ついつい、「あれも、これもやりたい」と分散させてしまいそうになりますが、
それでは、成果は期待できません。
「あれもこれも」ではなく「これだけ」主義。
「これ」を決めることが戦略なのですね。ううう。

孫正義氏曰く、
戦略とは、情報を徹底的に集め、
枝葉を除去し、一番太い幹になるものだけに絞り込み、
これをやらなければならないという急所を
見つけること。つまり戦略の本質は、『略』すること。

決めるとは、捨てること。