仕事ができる脳

名古屋から東京に入りました。
今週も東京ウィークですが、とにかく涼しい。
冷夏になるのでは?と心配です。

さて、「仕事ができる人の脳 できない人の脳」読了。
どうも最近、カタカナ名が出てこなかったり、
閃きが鈍化したりと、脳の働きが低下しているようにも感じるので!

『仕事ができる人の脳とできない人の脳は、
明らかに違うと言います。
できる人の脳は、樹木が茂るように、枝ぶりよく育っています。
それは、得意なことを伸ばし、不得意なことに挑戦し、
困難を乗り越えることによって、脳が成長したからです。
使い方次第で、脳は死ぬまで成長し続けます。

自分は仕事ができない、何をやってもだめだ、と
諦めてはいけません。今からでも間に合います。
生活習慣や仕事のやり方を少し変えれば、脳は変わります。
筋肉と同じように、自分で鍛えることができるのです』。

そうかー、。得意なことばかりではなく、
不得意なことにも挑戦するって大事なのですね。
ついつい避けてしまいがちでした。

以下は、いつでもできる手軽な脳トレです。

・通勤途中にテーマを決めて周囲を眺めてみよう。
「かわいいもの」なら、赤ちゃんの笑顔、女子高生のポーチなどが見つかる。
目的を持って周囲を見れば、情報収集力が高まる

・目を左右に動かすと、見たい範囲、理解できる範囲が広がり、
注意力と理解力が鍛えられる

・5本指ソックスをはき、足の指をしっかり広げると疲れが取れる。
左右のバランスを感じ、10本の指全部に気を配れるようになり、
連動系脳番地が刺激される

・若いころに好きだった音楽を定期的に聴いてみよう。
忘れかけていた出来事が次々によみがえる。
記憶が呼び起こされ、若いころに使っていた脳番地が活性化する

・アイデアが浮かばなくなったら、ひたすら歩いてみよう。
デスク作業で酷使した脳を休め、連動系脳番地に
新たな刺激を加えることで、再び脳が活性化する

ひたすら歩く!これはやってみたいなあ、と思います。
脳も体も鍛えられ一石二鳥ですね!

パートナーシップ

金沢はとても涼しい朝です。
行脚の1週間も今日でようやく一段落。
明日からは3連休とは嬉しいこと!

さて今日はパートナーシップについて。

お互いが自律しながらも、
良き「パートナーシップ」を築きたいものです。
しかし、ともすればどちらかが自立的な立場になり、
どちらかが依存的な立場になる、という役割が
生まれがちになるもの。
それが長く続くと、お互いの関係のバランスが
崩れることがあるのだなあ、と思います。

パートナーシップは車の両輪のようなもの。
「依存」と「自立」の役割を、時と場面においては
交替しながら回していかないと、
やがては癒着と犠牲感で辛くなってしまいます。

そしてお互いが被害者意識を持ってしまう。
そんな負の人生ドラマが起きる前に、
お互いの本当の気持ちに向き合っていく機会を
作ることが大事だと、つくづく思う今日この頃です。

お互いが自分らしくあること。
「ねばならない」という役割意識に固執せず、
自分の内面とつながった上で、自分らしくあることですね。

組織開発

今朝もびっくりするほど涼しい東京、
過ごしやすい1日になりそうですね。

南山大学 中村和彦教授のインタビュー記事読了。
テーマは組織開発です。
わかっているようでわからないことが
クリアになった感じ。備忘録として書き留めておきます。、

以下、日本の人事部『LEADERS』より、一部引用します。

・組織開発とは「職場や組織を効果的、そして健全に発達、成長させていくこと」
もう少しわかりやく言うと、「職場や組織の中の見えにくいものに気づき、良くしていく取組み」
見えにくいものとは、人との関係性や気持ち、モチベーションなど、人間的な側面

・組織の中では、成果や戦略、仕組み、ルールなどの「見えるもの」に関する
話し合いやマネジメントはよく行われているが、見えないものに関しては
あまり行われていないのではないか。
組織の中にはいろいろなマネジメント課題があるが、人間的な側面に関する
マネジメントを行うのが組織開発

・組織開発が手法化していることは問題の一つだ。
イベントとして実施すること、一度やればすぐに組織が良くなるというものではない。
イベントや手法ではなく、「当事者がどのようにして現状に気づき、
自分たちで良くしていくのか」という組織開発の本質を浸透させること

・組織開発は、現場の困りごとから始まる。
現場に出向いて何が困っているかをしっかりと訊きながら、
これからどうなっていきたいのかを一緒に考え、進めていくことが重要

・今後、多くの組織で対話の時間を取れなくなっていくことが大きな課題。
対話の時間が取れなければ、ますます個業化が進んでいき、
その結果、仕事の仕方のロスが増え、効果的な仕事ができなくなる。
一人で仕事を抱えてストレスを高める、という悪循環が
進んでいくことは忌々しき事態

・効率重視の経営の中でも、チーム力を向上していくためには、
短い時間でもいいので、自分たちの職場やチームのことについて、
話し合うことが不可欠

オーセンティック・リーダーシップ

今朝も涼しい東京です。

先日のセミナーに参加下さった女性の方。
一番前の真ん中の席で、終日集中力を切らすことなく、
熱心に受講下さいました。

終わったのち、少しお話をしていましたが、
この方は大陸から来日し、10数年は料理店で接客業をしていたけれど、
今の上司の方にチャンスをいただいて、この会社に入った。

まったく未知の分野ではあるが、チャンスを最大限に生かすべく、
日々の仕事にも、こういったセミナーで学んだことに対しても、
懸命にチャレンジしたい!と目をキラキラさせながら話して下さいました。
自分がどうなりたいのかという目標も明確でです。

上司の期待に応えたい。人との関係性を大事にしたい、
そんな発言やあり方が、同じグループの方にも
良き影響を及ぼしていました。
まさにオーセンティックリーダーシップ!

オーセンティック・リーダーシップとは
「自分らしさをもったリーダーシップ」。

ハーバード・ビジネススクール教授の
ビル・ジョージ氏によって提唱されたリーダーシップ論であり、
ジョージ氏はこれを発揮するリーダーの5要素を、以下のように挙げています。

・自分の目標を明快に理解している
・自身のコア・バリューに忠実である
・情熱的に人をリードする
・人とのリレーションシップを構築する
・自身の規律を守る

自分自身をリスペクトし、自分を信じて、
律し学び続ける姿勢を持つ彼女の姿勢に、
大いに触発されました!

身体の声を聞く

今週は東京の日々です。
今朝は曇り空ですが、なんとも涼しい!

建仁寺両足院副住職の言葉は
大事にしたいなあ、と思うことです。

『心や感情といった頭で考えていることが、
”自分自身”だと思いがちですが、
本来、自分の主体は「身体」です。
感情といったものは身体の一部であり、
頭の中を巡っている出来事にすぎません。
私たちの命をつかさどっているのは身体。
身体の声を聞き、その調和をはかるのが
本来のあり方です。

以前の日本人は、農作業やぞうきんがけ、
重い荷物を持つなど、身体を使うことは日常であり、
常に身体の存在を感じていました。
しかし、現代人はパソコンやスマホで、
多くのことができるため、
余計に「頭で考えていること=私」となって、
頭の中の出来事(思考・感情)に一喜一憂し、
振り回されてしまうのです』。

はい!まさにです。
身体の声に耳を傾けること、呼吸に意識を
向けることの大切さを、常々耳にするものの、
ついつい。

呼吸に意識を向け、呼吸を楽しむようになれたら、
鼓動や脈拍などのとても微細な身体感覚に意識を向けること。
微細なレベルの身体感覚が伴った状態では、
そこに存在するものがたくさん見つかるのだと。
言葉に表現しきれないような、命そのものの豊かさ、
健康状態、円満状態など。

そうすることによって、こうして今ここに生かされていることは、
当たり前ではなく、本当にありがたいことだと実感できそうです!

プロの姿勢

『プロであるためには
高い能力が不可欠である。
その高い能力を獲得するためには、
時間とお金を惜しまない。
犠牲をいとわない。代償を悔いない。
それがプロである。

犠牲をケチり、代償を渋り、
自己投資を怠る人は
絶対にプロになれないことは、
自明の理であろう』。

確かに世の中には、
唸るような人が
たくさんいます。

大学院、学びの場、研究、
ボイストレーニング、筋トレ、旅。
忙しい中でよくそれだけ!と
思うほどの投資をされている人もいます。
ご本人には、投資という概念は
ないのかもしれませんが、
本は1年に200冊、映画は100本。
それが仕事や人生を、
豊かにしてくれるのだと。
恐れ入ります・・。

どこまで投資すれば、
自分は納得するのだろうか。
いや、プロとしての評価は、
お客様や周りが決めるものなので、
自己完結や自己満足する
ものではないですね。

先般お会いしたお客様が
おっしゃっていました。
「常に高みを目指されている先生だからこそ、
この方のお話を聴きたいと思うのです。
現状維持の方は、話を聴いていると
すぐにわかります』。

ドキリ・・。身が引き締まるお言葉ですが、
姿勢、あり方も影響力なのだと思います!

ホルモンの力

やる気は、気合いで出すものではなく、
ホルモンが出してくれるものだと言います。
やる気ホルモンの筆頭格は「セロトニン」。
朝の光は、脳を活性化してくれるため、
セロトニン分泌の大事なキーワードは「早起き」。

好奇心は「ドーパミン」。
集中力は「ノルアドレナリン」が、
作り出すのだそうです。
この2つが出ると、
最強の学習効果が発揮される。
これらを同時に出すのは、運動。
少し汗ばむほどの有酸素運動をすると効果的です。

記憶力と発想力をつくりだすのが、
「メラトニン」。
人の脳は眠っている間に、
起きている間の
経験を何度も再生し、確かめ、
過去の知識との整合性を図り、
神経回路に定着させ、
知識やセンスに変えている。
夜の10時から夜中の2時までが、
このメラトニンの分泌加速時間帯。

ホルモンの影響力は大きい!
「早寝、早起き、適度な運動」は、
より、ホルモンの分泌を活性化するのですね!

これはすごい!

すごいサプリが発売されたと聞きました。
帝人のグループ会社であるNOMON社が5月に発売した
「ナダルタス」。

なんとなんと、1瓶15万円!!
1日一粒摂取するとのことで、
1日あたりに換算すると5000円。
摂取することで、加齢に伴い現象する生体内物質が維持され、
健康的に体のコンディションを維持する効果が期待されるのだそうな。

飲んでいる!方は、肌も体調もすごぶる快調だとか。
禁断のサプリ。1年で180万。
どなたか飲んでみてくださーい(笑)。

17周年の感謝

昨日は、創立記念日でお休みをいただいておりました。
こうして17周年を迎えられたのも、
ひとえにお客様・パートナー企業の方々、、
そして、共に歩む講師・スタッフのおかげです、
本当にありがとうございます。

前日の6/30は毎年、伊勢の神宮へ、夜間参拝に伺いますが、
今年もたくさんの感謝を伝えて参りました。

2002年、子供が1歳になる頃、自宅兼事務所で、
法人としての歩みをスタートしました。
ご縁をいただいた方々のおかげで、少しずつ仕事が増え、
2005年、京都市内に事務所を設けましたが、
自分以外出入りすることはほとんどなく、
14坪の事務所がずいぶん広く感じたことを覚えています。

しかし、拠点ができたことで、人や情報が集まり始め、
「輝く人財づくりを支援する」という理念に共感する
スタッフ・講師が集まり、5年半前、今のオフィスに移転しました。

遠方での在宅勤務スタッフもいて、全員が顔を合わせるのは、
定期的なミーティングの時だけですが、
互いが連携しながら、それぞれの仕事に取り組んでいます。

マーケティングや販促の領域には、
男性パートナーの方もいて下さるものの、
メンバーの大半は女性です。
結婚、出産、子育て、介護などの
ライフイベントが多いわたしたち女性が、
一見パズルのようでも、お互い補完、サポートし合うことで、
チームとしてのシナジー(相乗効果)を高めていきたい、
という想いから、女性中心の職場になっています。

「人はみな違う」。
だからこそ、人と比べず自分を大事にしつつ、
相手も自分も受け入れた上で、新たな価値を生み出していく。
そんな組織をこの会社で実現したいと考えています。

過去の積み重ねが今であり、今の積み重ねが未来です。
わたしたち自身も丁寧に日々を紡いでいくことで、
よりよい未来を創りたいと願っています。

わたしたちの提供価値は、
「行動変容につながるプロセスデザイン」です。
研修・セミナー・コンサルティングの数だけ、
支援の形があります。
一つひとつのご依頼に、誠実に向き合い、
人の可能性が引き出されるベストな「プロセス」を創ることで、
輝く人財づくりを支援し、フローな社会を実現することに、
これからも貢献してまいります。