やりぬく力

「先延ばしとモチベーション」について
研究しているピアーズ・スティール氏は、
先延ばしを克服し、やり抜く力を高めるために、
以下の方法を提唱しています。

1.課題を小分けにして小さな達成感を何度も味わい、
  その過程を記録する

2.自分のやる気を鼓舞してくれる仲間や
  自分を勇気づけてくれる物語を持つ

3.寝る前にやり遂げた時の様子を頭の中で詳細に映像化し、
  次に今の自分を映像化して対比する

4.先延ばしの元凶をリストアップして予防策を考えておく
  例えば、メールが元凶であれば、決めた時間以外は見ないようにする

5.ネガティブ表現を止めて意識的にポジティブな表現を使う
  例えば、「メールを見ないようにしようではなく
 「9時と11時と15時にメールを見よう」というように。

6.難しい課題は効率の良い午前中に取り組むなど、
  新しい生活習慣を作る

7.小分けにした課題を達成する都度、
  美味しいコーヒーを淹れるなどご褒美を受け取るよう決めておく

ふむふむ、です。
「自分を勇気づけてくれる物語を持つ」というのは、納得です。
今日も徳島からの帰り、車を運転しながら物語を考え出すと、
どんどん楽しくなってやる気が高まってきました!
その勢いを保ったまま、帰宅後、先送りしそうな仕事を
一つ仕上げたのでした。

 

人生100年時代の働き方

年金や少子化問題を鑑みて、
定年延長の流れが、加速していることを実感します。
ただし、健康で働く意欲があり、
存在価値を発揮できることが条件となります。

ぶら下がり的な意識では、働き続けたくても
働く場がなくなるでしょう。
AIやロボットが、定型業務を代替する動きも
加速しています。マッキンゼーの試算では、
自動化が可能な業務の割合は、日本で55%。
働き手としての意欲を持ち続け、
AIやロボットに代替されるのではなく、
活用する側に回りたいものです。

そのためには、社会や会社の動きに敏感になり、
周囲に対してどのような貢献ができるのかを考え仕事をすること、
そして、新しい動きに関心(好奇心)を持ち、
自己啓発を続ける努力が大切です。

脳の機能は、加齢とともに衰える一方ではありません。
新しいことを学び、吸収する能力は40歳台でピークを迎え、
その後は衰えますが、それでも、80歳で8割を維持する(個人差大)
と言われています。

また、結晶性知能と言われる、”経験を通して獲得した知見”は、
生涯発達の可能性につながります。
ただし、発達の可能性は、共同体での
コミュニケーション能力に依存します。
多様な考え方の人たちとの協働により、
脳は生涯発達する可能性が高まるのです。

人生100年時代は、不透明で課題が山積する時代ではありますが、
社会の動きにアンテナを立て、自身の可能性に
挑戦し続ける人にとっては刺激的な時代と言えるのでしょう。
どうせならば、刺激的な時代を存分に堪能したいものです!

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