誰も見ていなくても

『禅語エッセイ』は折に触れ読み返す、愛読書です。
自分を省みて、気付かされることも多くあります。
今日開いたページに書いていた言葉も、
とっても響くものでした。
以下、引用させていただきます。

誰かのために頑張ることは尊い。
けれども、そこに見返りや感謝を望む気持ちが
少しでもあるとしたら、それは最終的に
自分のためにやっていることだと、
わかっておいた方がよい。

自分のためなのだから、
感謝されなくても、
気づかれなくても
うっとうしがられても、
いいのだと気づこう。

感謝さえ求めず、
無償で頑張れる自分を誇りに思おう。
その行動を見ている人はいなくても、
あなた自身はしっかり見ている。
そして天もあなたを見ている。

ついつい、○○してあげた、などと
思ってしまいがちですが、
すべては自分のためなんだ、と
思えたら、ずいぶん楽になれますね!

やる気を迎えに行く!

大きな塊の仕事って、
ついつい先送りにしたり、
やる気が出なくて
先延ばししてしまう事がありますが
”まずは5分だけやってみる”を実行してみることで、
思いがけずはかどるものです。

「やる気が出ない」のではなく、
やり始めないから、やる気が出ない。
脳のやる気スイッチ、”淡蒼球”は、
やり始めることでオンになると言います。
行動できないとしても、
「まず何も考えずにやってみる」ことで、
思いがけずやり切ってしまえることは、
結構ある、ということを実感します。

「やる気は高めるよりは、身体で迎えに行くもの」。
脳科学者の池谷裕二さんの言葉。

「やりはじめる」。
「身体を心地よくする」
「笑顔になる」。

確かに、朝からストレッチをすると、
身体も心も軽くなり、
やりはじめることでゾーンに入り、
早朝ワークもはかどりました。

PQ(ポジティブ・インテリジェンス)

PQとは「ポジティブ・インテリジェンス」。
ポジティブ思考の知能指数とも言うべき能力のことで、
ハーバード大学でも人気だった、
ポジティブ心理学に関わっていた、
ショーン・エイカー氏が伝えています。
IQ,EQ,SQは聞いたことがありますが、
PQは初めて。ということでちょっと調べてみました!

脳をポジティブに訓練することは、
ジムで筋肉を鍛えることとあまり変わらない。

エイカー氏は、「ありがたいと感じる3つのよいことを書き残す」や、
「自分と関わる誰かにポジティブなメッセージを書いて渡す」、
「机の前で2分間の瞑想をする」
「24時間で最も意義深い経験を2分間で日記に書く」
などのアドバイスをしています。(ハーバードビジネスレビューより)。

そして、最も効果的だと思われる習慣は、
「人を支援すること」だと。
ソーシャル・サポートは、
毎日の運動と同じくらい寿命に関係することがわかっており、
社交的関係が低いと高血圧につながることもわかっていて、
とくに高いストレス下において、人との関係は非常に有効であると。

助けはそれを「受けること」以上に「与えること」に
意味があり、小さな親切を数多く行うことは、
幸せに感じる体験や生きるための意欲につながるのですね。

出逢う人たちに、笑顔で心を込めて挨拶をするだけでも、
相手はもちろんのこと、自分の幸福感を向上し、
「幸福優位性」をもたらすのです!

2017年11月開催の公開セミナー情報を追加更新しました

2017年11月開催の公開セミナー(2件)を追加しました。

《11月1日(水)》クレーム対応研修  主催: 秋田商工会議所(秋田) 担当: 安田 依鈴巳

《11月22日(水)》現場力を高める『業務マニュアル作成・活用』セミナー  主催: ビジネスコーチ(東京) 担当: 森田 圭美

その他はこちら⇒ 公開セミナー一覧

2017年10月開催の公開セミナー情報を追加更新しました

2017年10月開催の公開セミナー(3件)を追加しました。

《10月18日(水)》新入社員フォローアップセミナー 主催:京都総合経済研究所(京都)担当:鶴田 理絵

《10月18日(水)》リーダーシップコミュニケーション研修 主催: 秋田商工会議所(秋田)担当:菓子田 圭子

《10月26日(木)》現場力を高める『業務マニュアル作成・活用』セミナー  主催: ビジネスコーチ(東京) 担当: 森田 圭美

その他はこちら⇒ 公開セミナー一覧

ホメオスタシス

人間に備わっているホメオスタシス(恒常性)。
ケガをしたら修復し、風邪をひいたら熱が出て汗をかき、
ウイルスが侵入したら、免疫システムが病原菌を攻撃する。
体を普段の状態に戻そうとするこの力のおかげで、
健康に生きていけるのです。

これは心においても同様だそうで、
コンフォートゾーンに留まろうとする。
確かに普段と違うことをするのは、
居心地の悪さや、不安を感じてしまいます。
新しいことへのチャレンジは、恐れや緊張も伴います。
となると、そもそも人とは、”変化を好まない”、とも言えます。

しかし、変化とは創造へのプロセスです。
「恐れ」とは、創造の兆し。
変化、というよりは新たな創造、ということに
焦点をあてると、創造的な未来につながるのですし、
そのプロセスを楽しんでみたいものですね。

人は縁の中で生きる

『生きているということは、
誰かに借りをつくること
生きているということは、
その借りを返していくこと

誰かに借りたら、誰かに返そう
誰かにそうしてもらったように、
誰かにそうしてあげよう

誰かと手をつなぐことは、
そのぬくもりを忘れないでいること

巡り合い、愛し合い、
やがて別れのその時、
悔いのないように今日を明日を生きよう

人は一人では生きてゆけないから
誰でも一人では歩いてゆけないから』

この詩を読んで、これまでどれだけたくさんの方に
縁をいただき、お世話になってきたことかと思います。
人は皆、縁の中でしか生きられないと、
つくづく思います。

傲慢になることなく、時折この詩を読み、
自分を省みたいです。

AIがもたらすこと

本格的なAI時代到来は、2020年。
そんな記事を読みました。

『スマートフォンのように、
新しいテクノロジーが脚光を浴びて、
「当たり前」になるまでには、
およそ7年かかると言われているが、
AIブームのきっかけである、
ディープラーニングが話題になったのが、
2013年なので、その7年後が
2020年』というわけです。

筆者のリバネスCEO丸幸弘氏は、
「AIが人の仕事を奪うことはなく、
むしろAIは人が担ってきた
”苦役”を肩代わりしてくれる存在だといいます。
AIはきっちりとしたことが得意な機械学習。

情報や数値の整理整頓をAIが担ってくれることにより、
人がより、人らしさを発揮できる方向に
シフトしていくということは、
人の価値はむしろ上がっていくのだ、
という言葉には、勇気づけられます。

たとえば、人と人のつながりを実感できるような対応や、接客。
もやもやした何かについて、ああでもない、こうでもない、と、
ぼーっと物思いにふける、というようなことが、
これからの人にとって、極めて重要な仕事になっていくのですね。

指は自分に

「自分が失敗したと感じたことと、
どう向き合うかは大切だと思う。
人との付き合いにも当てはまると思うが、
うまくいかなかった原因をどこに向けるのか。

うまくいかなかった原因を、最初に自分以外の
第三者に求めてしまう人はなかなか前へ進めない。
まずは自分に何が足りなかったかを問うべきだろう。
それができて初めて失敗を次への力に変えられるし、
その人自身の成長を自ら促すことができるのではないだろうか」

競争を経験してきた世代も、不惑を迎え、
リーダーシップや組織論に悩むことが多くなる。

「人を見極め、導きながら人を動かす、
ということはとても大変なことだろう。
人の上に立つ立場は日々神経をすり減らしていくことになる。
人に使われる立場は、思うようにできない
ストレスを抱えていることが多いだろう」。

「言えることは、それぞれの立場にそれぞれの苦労が
存在するということだ。上の立場の人間は下の立場の人間に
敬意を払う。下の立場の人間も上の立場の人間に対して敬意を払う。
そのような関係を構築するには、いろいろなことへの意識が
高くないとできないうえに、時間もかかるから、
とても難しいことだが、それができたらその組織はとんでもなく強いだろう」。

イチローの言葉です。

脳の仕組みを知る

医療現場で脳のリハビリに従事し、
脳科学の知見を深めてきた
作業療法士、菅原洋平さんの
執筆記事は、実践的で面白いです。

脳の基本は、「脳は臓器である」
ということをまずはちゃんと認識すること。
胃がもたれるなあ、と感じたときには、
少し食事を控えたりするけれども、
脳に対しては、「いくらでも生産性は
向上できるはず」と、詰め込みすぎてしまいがち。
これでは却って非効率です。

また、仕事をサクサク片付けるためには、
「環境整備」が脳の効率を左右するといいます。
脳内では、私たちが何かをみるたびに、
「やるかやらないか」という選択が
無意識に行われています。
この無意識の選択には、実は大量のエネルギーが
使われているのだと!机の上に多くの資料が積んであるだけで、
肝心の仕事に取り掛かる前からすでに脳は
疲れはじめているのです、これはまずい!
そのようなムダな努力を回避するためには、
「余計なものは見ない」を徹底することに限ります。

5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけは、
まさに余計なものを観ないための環境整備。

わずかな隙間時間についついスマホを
見てしまうのも、時間の有効活用どころか、
「寸暇を惜しんで脳のエネルギーを消費している」
という状態に陥っているのだそうです・・。

ちゃんと脳の仕組みを知っておくこと、
大事ですね。

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