堀江貴文氏の「多動力」読了。
ずいぶんと売れているようですので、
読んでみました。
多動力とは、
いくつもの異なることを
同時にこなす力のこと。
・多動力がある人は、次から次に興味が移り変わってしまい、
まったくもって落ち着きがない
・モノは忘れる、なくす、不注意でケガさえもしてしまう
・やるべきことをしていないのに、やりたいことばかりしてしまう。
なんだかマイナスの要素が強そうな印象ですが、
これからの時代は、多動力こそがもっとも必要な能力だと、
堀江氏は説きます。
インターネットの時代では
「オープンイノベーション」が前提となり、
あらゆる産業の「縦の壁」が溶けてしまう。
たとえば、新しいプログラムコードを作ったのならば、
それを公開し、みんなで改良したり、
新しい組み合わせを考え、さらに新しいもの
を作るのが「オープンイノベーション」。
『こんな時代においては、
情報それ自体の価値はなくなる。
とにかくチャレンジしようという、
行動力と、アイデアを進化させる力が求められる』。
というくだりには納得しました。
しかし、自分はどちらかというと、
以下の傾向強しです。
「一つひとつの仕事に全力投球せねば不誠実だ」と
考えるバカ真面目が、あまりにも多いことに驚く。
そういう人間ほど仕事が遅く量も質も悪かったりするから
タチが悪い(ギクリ・・)。
相変わらずバッサバッサとキレ味鋭く、
吠えていて、やっぱりとっても面白い本でした!