習慣化

「人間は理性の生き物でもなければ、
本能の生き物でもない。人間は習慣の生き物である」。
哲学者であり、思想家でもあるジョン・デューイ氏の言葉です。
”良き習慣が良き人生を創る”、とつくづく思います。

”習慣化には3か月”、とはよく耳にする言葉ですが、
行動・身体・思考によって、期間に少し差があるのですね。
思考習慣を変えるのが一番時間がかかる、というのも
なるほど、と、納得でした。

【習慣化の目安】
・行動習慣・・・1ヶ月
読書、日記、整理整頓、勉強、家計簿など

・身体習慣・・・3ヶ月
ダイエット、運動、早起き、禁煙、筋トレなど

・思考習慣:6ヶ月
プラス思考、論理的思考など

行動習慣は1ヶ月。
15分だけでも、習慣化したいことに、
時間を費やせたらいいなあ、と思います!

北欧からの学び2

先般の旅行中、スウェーデンのストックホルムで
HRの企業CEOと人事MGの方の、
話を聞く機会をいただけました。
CEOやMGは男性だろう、という思い込みは
見事に覆され、とっても素敵な女性お二人でした。
自分の中にあるバイアスに気づく・・。

「そもそも、スウェーデンの人たちにとって、
働くとはどういうことなのか」
「労働生産性と幸福度を両立するには?」
「ジェンダーバイアスは存在しないのか?」
などなど2時間たっぷりと聞かせていただきました。
以下、印象に残ったお話です。

・大卒の初任給は約36万。一見、高収入と思うが、税金は40%! 物価も高いので、妥当な額
・教育費は大学まですべて無料なので、等しく教育の機会を享受できる
・専業主婦はほとんど存在しない。現実問題、共働きでないと食べていけない
・家庭と仕事の両立の狭間で、メンタルを病む人が増えてきているのは昨今の課題
・ジェンダーバイアスは、まず存在しない
・2週間の長期休暇を取ることや、若手にルーチンワークばかりさせてはいけない、など、
 法律で決まっていることもあり、「働きやすさ」については国の施策により担保されている感が強い
・最近では長期休暇の過ごし方をどうするのか?ということが、議論になっている
・スウェーデンはコンセンサスで物事を決めてきた風土があるが、企業もまた然り。
 対話を通じてイノベーションが起きる環境がある
・幸福度と労働生産性を両立する第一歩は、「とにかく休むこと」。休むことで、
 クリエイティビティが発揮される(自然との対話・違ったコミュニティで触発される)。
 一方において、働く時間の質を上げることだ。そのためには集中力を発揮し、
 メリハリをつけることが大事だ
・アルベーツグレージェ(働く喜び)。仕事は生活のためだけではなく、
 自身のアイデンティティそのものである

最後の「仕事は生活のためだけではなく、自身のアイデンティティそのものだ」
という言葉かたは、「働くことことが働きがいにつながっている」かのような、
印象すら受けたお話でした。

「見える化」セミナー

昨日は、新企画である「見える化」セミナーでした。
構想から1年、ようやくこの日を迎えることができました!
企画の背景には、研修やコンサルティングを通じて
「見えないこと」の弊害がいかに大きいかを、
日々実感しているから、です。

新入社員から役職の方まで、50名近くの方に参加いただきましたが、
「業務が見えない」「モノや情報が見えない」、
「それぞれの仕事の仕方が見えない」など、
皆さんの課題は多岐に渡ります。

このセミナーでは、見えないことの弊害を知り、
「見える化」する上でのポイントを理解した上で、
モノ・ヒト・チーム活動の観点から「見える化」の方法を、
演習を交えながらお伝えしました。

一番盛り上がったのは、午後一番のワーク。
見える化する上で、はずせない7つのルールを伝え、
告知の見える化をしていただきましたが、
すぐにポスターにしたい位の楽しいものが、
各グループから仕上がってきました。
楽しく見える化する、というのも大事なポイントですね。

属人的な業務を減らし、チームの生産性向上の一助になれば、
という思いで、さらに中身をバージョンアップして参ります!

成長の源泉

他者とふれあい、コミュニケーションすることは、
自分を成長させてくれる
またとないチャンスだと思います。
人はまさに自分というものに気づかせてくれる、
「鏡」のような存在です。

中原淳先生曰く、「人とつながることは成長の源泉。
自分自身はいつも2種類の人たちとつながるように、
心がけている」。

1番目は客観的な意見やコメントをくれる「緊張屋さん」。
緊張屋さんは、「今のあなたは・・・・に見えるけど、
このままでいいの?」と、的確に指摘してくれます。

2番目は、いつも温かい励ましをくれる「安心屋さん」。
安心屋さんは、「いつも頑張っているよね。
そのままで大丈夫、大丈夫」と包んでくれます。

自分が正しいと思える方向を向いて仕事を続けていられるのは、
この両タイプの人とのつながりを意識しているからだと、
中原先生はおっしゃいます。

新しいつながりが、自己変革につながることも大いにあり、です。
私はこういう人だから、と、自分の成長の可能性を狭めてしまうのは、
なんとももったいないことですね。

ついついコンフォートゾーンにいたくなるので、
緊張屋さん、安心屋さん、新しいつながり、というお話は、
とても響きました!

北欧からの学び

8月4日から15日間、北欧を旅しており、
しばらくブログをお休みしておりました。

旅の醍醐味は、異文化に触れることで価値観がガラリと変わったり、
人生の骨格となるような世界観に出会えることもある、ということ。
いつもと違う環境に身を置くことで、インスパイアされることも
多々あります。

北欧4か国を周遊する中で、印象的だったことはいくつもありますが、
どの国に行っても「自然と共生しながら暮らしている」感を受けました。
フィヨルドの村や、地方都市はもちろんのこと、
オスロやストックホルムのような各国の首都でも、
街の至るところに木々が茂り、花が咲き乱れ、
ベンチで思い思いに時間を過ごす人々がいます。

自然は人々の心を豊かにするのでしょうか、
または、豊かな人生を紡いでいるからでしょうか。
人々からギスギス感はまったく感じられません。
とにかく親切、お店で気に入ったものがなく、
何も買わなかったとしても、まったく気分を害した様子もなく、
気持ちよく送り出して下さいます。

ストックホルムでホテルまでの道順を訊いた時、
「ごめんなさい、わからない」とおっしゃった女性が、
5分後、地図を片手に追いかけてきて、
目的地までわざわざ先導くださいました。

また、過度のCS(顧客満足)を追求するのではなく、
日曜はショップやレストランがお休みのところも多いですし、
ホテルのフロントに24時間、人はいません。
行き過ぎた顧客主義ではなく、ある種の割り切りも感じられ、、
その仕組みやシステムを受け入れています。

「人を動かすと対価が発生する」ということも見事です。
例えば、トラムやバスの切符を券売機で買うのと、
車内で運転士さんから買うのとでは、300円位
価格が違います。
とてもフェアですし、理にかなっているなあ、と
思うこともたくさんありました。

ストックホルムでは、HRの会社の方に、
この国の働き方と働きがいについての
話を聞くこともできました。
また、追って綴ってまいります!

脳は体に導かれる

「脳は体に導かれている」。
ペンを、口にくわえてマンガを読むという実験で、
くわえ方は2種類。
一つは唇を「ウー」の口でくわえて、
もう一つは「イー」の形にして歯でかむ。
そうしながらマンガを読んで、マンガの面白さに
それぞれ点数をつける、という実験です。
すると、「イー」の口でかんだ方が
面白くなるというのです。
イーの口は、笑ってる時の表情。
ウーの口は、憂鬱な顔です。
まさに「形は心を作る」、ということですね。

さらに、ソファにふんぞり返って、足や腕を組んで
人の話を聴いていると、おもしろくなくなってしまう。
前屈みで聴いていると、だんだん話が面白くなる。

脳は、自分ではなかなかスイッチは入らないのだそうです。
「今日はやる気がしないので掃除をする気にならないな。
やる気が出たらやろう」。
これでは、いつまでたってもやる気は高まりません。
まずは掃除を始めてみる。
最初は嫌々始めたけれども、そのうちすっかり気分が
乗って、部屋中きれいに掃除ができた、ということが
起こるのですね。

やる気は待っていて高まるものではなくて、
身体で迎えに行くもの。
デスクワークの際に、気持ちがのらない時でも
まず机の前に座ってとりかかってみることにしています。
気がついたら夢中になっていて、こんなに時間が経っていた・・。
結構こういうことがあるものです。
まさに「脳は体に導かれる」。

ちょいシェア

シェアリングサービスが広がっている、
という記事が、先日の日経新聞に掲載されていましたが、
確かにずいぶんと身近になってきました。

空いている駐車場やスペース、個人のスキルシェアと、
活用次第で時短やコストダウンにつながります。

スキルシェアは、ココナラ社やビザスク社などが
手がけていますが、ミャンマーのフライヤーも
スキルシェアを活用し、作っていただきました。
こういった会社に登録されている方、同業の方曰く、
「人財育成の未来について対談したい」など、
面白い依頼も来るそうです。

最近は、東京のカフェが満席のことが多いので、
会議室のシェアサービスも便利だろうなあ、と思います。
1時間500円前後で借りられるところもあるようですが、
集中環境を手に入れるためには、安い投資ですね。

水分の適正量は?

今日も暑い1日でしたね!
熱中症予防という目的もあり、
ちょこちょこ水分をとっていますが、
適正量ってあるのでしょうか。

「飲みすぎは良くない。
1日2リットルまで」という
お話もきいたことがあります。

今日は朝カフェで500ml。
研修中はペットボトル4本で、計2リットル。
夕食と一緒に500ml。
帰りの特急列車で300ml。

えええ、3リットル以上!!
ちょっと摂りすぎ感もありますが、
一気に飲まずにちょこちょこ飲みで、
夏を乗り切りたいと思います。

習慣化

「人間は理性の生き物でもなければ、
本能の生き物でもない。人間は習慣の生き物である」。
哲学者であり、思想家でもあるジョン・デューイ氏の言葉です。
”良き習慣が良き人生を創る”、とつくづく思います。

”習慣化には3か月”、とはよく耳にする言葉ですが、
行動・身体・思考によって、期間に少し差があるのですね。
思考習慣を変えるのが一番時間がかかる、というのも
なるほど、と、納得でした。

【習慣化の目安】
・行動習慣・・・1ヶ月
読書、日記、整理整頓、勉強、家計簿など

・身体習慣・・・3ヶ月
ダイエット、運動、早起き、禁煙、筋トレなど

・思考習慣:6ヶ月
プラス思考、論理的思考など

行動習慣を変えるには、1か月が目安。
〇×を入れるだけでもずいぶんと達成感と言う名の報酬を
いただけますね!