デフォルト・モード・ネットワーク

4日ぶりに自宅に戻ってきました!
この半月は、ぼーっとする時間がないまま、
慌ただしく過ぎていってます。

先日の勉強会で学んだ「デフォルト・モード・ネットワーク」。
考えることをやめ、判断せずにただただボーっと過ごすと、
「デフォルト・モード・ネットワーク」が動き始め、
脳の中にストックされた感情、知識、行動の中から、
必要なものを結びつけ、いろんなことが全部繋がり、
何かを生み出してくれる。
この感覚はジープ島で経験しましたが、
ポン!と出てきたメッセージは、自分の軸になっています。

「デフォルト・モード・ネットワーク」は、
本を読んだり勉強したり、何か特定なことに目的を定めて
考えているときは活動が低下し、
何も考えていない時だけ活性化するのだそうです。
そしてこのとき、脳のメンテナンスが行われているのだとか。

脳のメンテナンスが行われることで、気づきを得られたり、
ストレスを解消したり、創造性が高まったり、
コミュニケーションがスムーズにいったりします。
脳をアイドリングさせ、休めること。
今宵はそんな時間を取ってみたいと思います。

フィードバック

博多での仕事を終えて、和歌山に向かっています。
博多といえばラーメン!ですが、今回は食べませんでした。

というのは、先日の栄養勉強会で、
ありがたいフィードバックをいただき、
初めて気づく、自分のこと。

私「3年前、体脂肪率が一気に上がったんですよね、なんででしょうかねえ」
Aさん「博多でラーメン、福井で羽二重餅、なんて、
好きなものを好きなだけ食べていたら、それは当然かもしれないわよ(笑)。

えっ!そうだったのか、と初めて気づく自分のこと・・。
自分ではコントロールしている「つもり」だったが、
まったくもって都合の良い勘違いで、
実のところは「炭水化物祭り」でした(笑)。

このようなフィードバックをいただけるのは、
本当にありがたいことです。

フィードバックとは、「たとえ耳の痛いことであっても、
相手に現在の状況を通知し、その後、行動を立て直す
お手伝いをするような成長支援法」(中原淳氏)
相手へのプレゼントであり、ご馳走のようなものです。  
愛あるフィードバックは、相手を成長にいざなってくれますね。

博多でカフェタイム

倉敷でのお仕事を終えて博多にやってきました。
すぐにホテルには入らず、カフェにて仕事に取り掛かり、
気づいたら早2時間半。
ラーメンを食べたいところですが、
こんな時間にラーメンを食べると、
恐ろしいことになりそうなのでぐっと我慢。

博多のカフェは、おひとり様は少なく、
カップルやグループで楽しそうに談笑しています。

東京のカフェは、資格の勉強、英語レッスンなど、
自己啓発系に取り組む人や、
PCを開いて、仕事をサクサクさばいている人が大半。
地域によっても特徴があるなあ。

積み残したことがあると、ざわざわしますが、
これですっきり!
さあ、ホテルにチェックインします。

人生のグランドマップ

40-50代の働く女性向けのWEBメディア、日経ARIA。
コンセプトにとても共感、です!
以下、サイトから一部引用します。

『ARIA(アリア)とは”独唱”。
舞台の中央に立ち、スポットライトを浴びて
高らかに歌い上げる。そんな言葉。
40-50代の働く女性は、人生を振り返ってみると、
これまで仕事もプライベートも必死に進んできました。
ビジネスパーソンとして、ときに妻として、ときに母として。

そして今、人生のちょうど中央地点に立っているのです。
見わたす先は、自由にひろがる。
これから何を始めてもいい、何を終わりにしてもいい。
ちょうど船の先頭に立って、大きく広がる海原を見渡している感じ。
そう、これからの人生のグランドマップは、
自分の意志で自由に描けるのです。

これから長く続く50年、60年をどう生きるのか。
このことを真剣に、そして一切のしがらみから
解き放たれて考えてみてください』。

ああ、何度読み返してもしびれます(笑)。
家事代行サービス会社副社長の高橋ゆきさんの言葉にも
共感至極です。

『私が考える「幸年期」とは、「本当の幸せの価値が分かる年代」のこと。
朝起きて、おいしいごはんが食べられて、
若い頃よりはさすがに体力は落ちたけれど、
健康に動ける体がある。周りを見渡せば家族や仲間の元気な姿がある。
そして社会や人から求められる仕事、自分が望んでやってきた仕事が
目の前にある。そんなささやかな日常が、幸せだなぁと
しみじみ感じられる年代――。それが、私が考える「幸年期」です』。

更年期ではなく幸年期!

私は、50歳の誕生日に、髪をショートにしました。
これからは、軽やかに生きたいという願いをこめて。
40代はいろいろと重いものをしょっていた感じがありますが、
50代になって、なんだか視界が開けた感じです。
このタイミングで、素敵なご縁もいただきました。
自分で自分の人生のグリップを握って、
ワクワクするグランドマップを描いていきたいものです!

心のお手入れ

『女性が一日の間に鏡をのぞきこむ回数ほどに、
自分の心をのぞきこみ、内省し、
心の手入れを怠らなかったならば、
どんな高価な化粧品や装身具も
与えることができない美しさが、
いつしかその人に備わることでしょう。

それは年とともに色あせるどころか、
むしろ深まっていく「美しさ」なのです』。

渡辺和子氏の言葉です。
心のお手入れ、ついついおざなりに
ならぬようにしたいですね。

先日読んだ、サラとソロモンの中にも
「いい気分でいれば、すべては良き方向へ回り始め、
自然と望むことが、想像以上の形でやってくる」と
書かれています。

いい気分でいるには、自分はどう考えたらいいのか。
これを意識していたいものです!

ムダとは何か

東京大学教授 西成活裕氏の無駄学の記事。
折に触れて読み返しています。

「無駄かどうかは期間と目的の
二つを定めないと決まらない」。
たとえば、学生時代、受験に関係のない科目を
勉強するのは時間の無駄だと思っていたが、
20年後にそうした知識が役に立って、
論文をまとめることができたという。
このケースの場合、期間設定が3年と短ければ、
無駄かもしれないが、20年とすれば無駄ではないかも
しれない。

ある組織で仕事の成績が悪かった人を
異動させたら、残った人の関係が急に険悪になり、
生産性が大いに低下してしまった、という例。
仕事でいい成績を挙げる、という目的では
ダメだったかもしれないが、組織の人間関係潤滑油、
という目的においては、大事な役割を果たしていたのだという。

いま、社会がどんどん短期的な視野に陥っており、
無駄だと思うことを切り捨てて、見せかけの効率化に走るのは、
大変危険だと感じている、とはまさにです。

まずは目的と期間設定を適切に定め、
それを組織できちんと共有していくことで、
ぶれない無駄の判断ができるのですね。
それこそが、長い目で見た時の、
真の効率化である、というお話にも納得でした。
ついつい短期的に見てしまうので気をつけねば、です!

歴史を語る

今日は月に一度のスタッフ勉強会。
毎月、情報交換やケーススタディなど、
いろんな切り口で進めていきます。

今回は「お客様との歴史を知りたい」という
リクエストがありました。
ご縁をいただいた数々の出来事に、、
朝から想いを馳せていました。

「藤井先生、事務改善のセミナーはできませんか?」
16年前の夜22時過ぎ。
まだ赤ちゃんだった娘が寝付かないなあ、と
抱っこしていた時に、かかってきた1本の電話。
セミナー会社の企画担当の方からでした。
22時に仕事の電話がかってくるなんてことは、
この頃はしょっちゅうありました(笑)。

担当の方曰く、
「製造現場の改善を語れる先生はいらっしゃるのですが、
事務部門の改善を語る方はいない。
是非これを体系化していただき、事務改善セミナーをやりましょう!」

熱い想いで語って下さる担当者。
事務改善?整理整頓や細かいことが苦手な私が何を?
現場を知らない私が何を?
そもそも改善って???

頭に?マークがいっぱい飛び交いましたが、
相手の方の熱意に私も「はい!やらせてください!」と
返事していたのでした・・。

そこからはプレッシャーと後悔の日々。
学び、知り、探究すればするほど深い、深すぎる!
どうする、これ?
独立したばかりで頼る人もほとんどなし。
さらには、公開セミナーに登壇するのも初めてなので、
人気講師の方々のセミナーに参加すればするほど、自信喪失。

そして迎えた初登壇の日。
50人近くの方が集まって下さいましたが、
名簿を見てまたまた卒倒しかけたのでした。
まさに総務や事務のプロばかり。
こんな人々を前に私が何を・・
萎えそうになる心を「いやいや1年近く準備してきたのだから」と
言い聞かせ、なんとか無事に終了。
15年前の懐かしい思い出です。

この方をはじめ、経験も実績もほどんどない私に
こんなチャンスを下さった方々がいて下さったこそ、
の連続だったと、改めて感謝の想いが沸き上がってきます。

人がチャンスを運んでくださり、
人との出逢いが人生を変えるきっかけになる。
昔を思い起こせる、ありがたい機会をいただけました。

気づきは傷つくとはまさに!

今朝は朝3時に起きて、朝活開始。
週末は、桜の美しさに魂を奪われ(笑)、
桜に酔いしれていましたが、
早起きのおかげで、仕事モードにスイッチできました。

娘は今日から始業式。
カンボジアでの研修を終えたのちは、
のんびりモードで過ごしていましたが、
スイッチオン。

4月は変化多き季節ですね。
自己啓発のための講座も4月からスタートします。

さて、今朝、心に響いた言葉です。
レポートを読んで激しく同意、内省!

『自分ができていないと気づく』ことは、人を成長させる。
現状を正確に把握して、初めて改善ができるからだ。
気づこうとしない、注意されてもとぼける人間は成長しない。
気づきは傷つくことに繋がるが、それでも成長しないと未来はない。

傷つくことがいやだから、気づかないふりをしたり、
とぼけたり・・。
まあいいやん、これでうまく行っているのだから。と
詭弁で逃げようとすることも、しばしばです。

痛みを感じることがつらいので、
フィードバックされた人を逆恨みしたり、
逆ギレしたりということにも注意せねば!

朝からありがたい言葉をいただけました。

ACT

東京暮らし5日目。
今朝もカフェでの朝活からスタートです。
読みたかった本を読み、残り1時間でメール返信をしようと計画中。
朝の時間は、本当に楽しい!

さて、今読んでいる「幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない」。
acceptance commitment therapy(ACT)という理論をベースにしている本です。
ACTの目的は、人生を豊かに最大限に、そして意味あるものにすると同時に、
人生で起こる苦痛に効果的に対処するための手助けをすること。

そもそも幸福とは何なのか。
幸福という言葉は二つの異なる意味を持っている。
一つ目は「気分が良い」というもの。
言い換えれば喜び、嬉しさ、感謝などの感覚を味わうことだが、
長続きするものではなく、どんなに必死に保持しようと思っても、
幸福は消え失せてしまう。
これを求めれば求めるほど、不安とうつに悩まされる結果になりやすい。

もう一つは「豊かな満ち足りた、意味ある人生」。
私たちが心の底から重要と考える問題に対して行動を起こす時、
価値があると思う方向に打起き出す時、
人生を通して信じるものを明確化し、それに従って生きる時、
人生は豊かで満ち足りている意味あるものになる』。

幸福についてすっきり!
豊かで意味ある人生。
それは心の奥底から満足や活力、充足感をもたらしてくれますね。