不確実性と感動

「感動することをやめた人は、
生きていないのと同じことである」。
(アインシュタイン)

人は日々、創造、発見、新たな出会いなどの
中から、「感動する」、ということを繰り返しています。
たとえば知識を身につける、今まで知らなかったことを
知ることができた!と感動する。その知識を
使ってみることでさらなる感動が生まれる。
「使ってみる=行動する」原動力は、「意欲」です。

未来のことなど何一つ決まっていない。
だからこそ、常に新鮮な見方、考え方をすることで、
意欲がわいてくるのでしょうね。
世の中は不確実なことばかり。
脳科学者の茂木健一郎氏によると、
その不確実性を楽しむことで、
脳はどんどん活性化されていくのだそうです。

新しいものに出会うか、出会わないかは、
自分次第。出会うことで感動が生まれ、
脳が刺激され、創造性が生まれる。

その感動を言葉に表現することで、
感動の回路は、これまたどんどん
強化されていくようです。

仕事もプライベートも、新たなチャレンジの連続です。
しかし、その不確実性を楽しんでいくことで、
人生は豊かなものになると信じています!

やりぬく覚悟

今日も終日研修。
いつもスタバで朝活を終え、あ、そろそろ会場に向かいます!
ここのところ、「これでもか~!」と思うほどの、
衝撃と変容が自分の中に起きています。
このまま逃げ切るなんて、とんでもないこと。
とことん向き合って行こう!と改めて思う朝です。

そんな朝に致知メルマガに掲載されている言葉は、
どれもビシビシと響きます。

〇「むずかしいことだけれどやろうじゃないか、ということを言い続け、
そして実際にやる努力を続けていれば、必ず事は成る。
もうできないだろう、とさじを投げたら、永遠にできない」(松下電器創業者・松下幸之助)

〇「意志がなければ絶対に道はひらけない。
『強固で不動な意志』を持ち続ける。それがすべてを決する」(JR東海名誉会長・葛西敬之)

〇「苦しみや悲しみは乗り越えるものではないと思っているんです。
苦しみや悲しみは受け入れてこそ、次に行ける」(日本ライト級元チャンピオン・坂本博之)

〇「『ゴール無限』しんどいようだけれども人生はいつまでもゴールが無限で、
目標を持ちながら頑張ることが大事」(メキシコオリンピック男子マラソン銀メダリスト・君原健二)

〇「小さな決意の積み重ねが、自分だけの花を咲かせることに繋がる」
(小俣幼児生活団主任保育士・大川繁子)

〇「人は強く揺るぎない意志を持って決意すると、行動が変わります。そしてそれは、自分のためだけではなく、誰かのためにという思いに至った時、無限大の能力を発揮できる」(キリンビール元副社長・田村潤)

〇「道はじぶんでつくる/道は自分でひらく/人のつくったものは/
じぶんのみちにはならない」(書家・詩人 相田みつを)

石の意味

自分への覚書。

日々、幸せに暮らしていても、
誰かが心に小石を投げてきます。
穏やかだった心の湖に、小石を投げてくる人がいます。
小石どころか大きな石を投げてくる人もいて、
水面は波立ち、心がささくれ立ちます。
ここで、ささくれ立った心のままに、
自分も石を投げ返してしまったら、
あとはさらに大きな石を投げ合うしかありません。

しかし、そうせずに、
投げられた石の意味を考えていると、
やがてその波はおさまります。

投げられた石の意味を考えてみると、
それは自分のなかにもあることに気づきます。
一方的に石を投げられていたのではなくて、
実は自分にだって、誰かの心に石を投げていたのです。
あなたの心に石を投げていた人は、
あなたにそれを気づかせるために投げていたのです。

ですから、それに気づくと、
その人は去っていきます。
気づかないで相手に対して怒っているかぎり、
その人はそこにあいかわらず居座って、
大小さまざまな石を投げ続けてくるのです。

「そんなこと、いくらいわれたって、感情的に絶対、無理!」
この気持ち、わかります。
意地悪をされた生々しい記憶がある以上、
なかなか難しいですよね。
こういうときこそ神社・仏閣に行くといいのです。
神仏の前で、自分が許せないと思っている人に感謝し、
その人たちの幸せを祈ってください。

そうするとどうなるか。
宇宙では、こう判断します。
「ああ、この人はもうこのレベルまで来ているんだな。
 だったら、もうその経験しなくてもいいね」

こうして、パソコンのOSが入れ換わるように、
シナリオも書き換わります。
私たちは、自分の宿命は変えられませんが、
運命はいくらでも変えることができるのです。

『感謝の習慣』で人生はすべてうまくいく!より一部引用

まとまった時間を捻出する

今朝の名古屋はマイナス2度、今年一番の寒さです!
ダウンコートを着込みながら、駅構内のスタバで朝活中。
ここは駅ビル内ということもあり、人の出入りがとにかく激しい。
しかし、この雑踏の中の孤独がなんとも集中力を高めてくれます。

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知的労働においては、”時間の活用と浪費の違い”は、
成果と業績に直接表れる(P.F.ドラッカー)」。

大事なことを考えるのは2時間程度の長さがほしい。
1日にまとまった2時間枠をいくつ確保できるか。

スケジュール表を埋めるのではなく、
空欄をつくることが大事だと。
そのためにはまず時間のつかい方を「記録」し、
ムダを「捨てる(やめる)・人に任せる」。
さらには、残った業務を再配置し時間の塊を作る。
空欄をつくる発想が身につけば、時間のつかい方も変わる。
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なるほどー。
わたしにとってのまとまった時間枠は、こだまやひかりの車中です。
朝活は、たいがい緊急性の高いものから着手するので、
なかなか考える時間は確保できません。

カフェではテンポよく、新幹線ではゆったりと考える。
この使い分けを大事にしたいです!

事業に失敗するコツ

「過去の資料」フォルダから、
「経営者が事業に失敗するコツ」が出て来ました。
なんとも物騒なタイトルです・・。

ディスラプション=破壊的な変化が起きている今、
こんな経営者いるかなあと思い、読み返してみると、ギクリとすることもあり。
自戒を込めて、噛みしめながらアップします(笑)。

「事業に失敗するコツ十二か条」

1.旧来の方法が一番良いと信じていること

2.餅は餅屋だとうぬぼれていること

3.ひまがないといって本を読まないこと

4.どうにかなると考えていること

5.稼ぐに追いつくひまなしと、むやみやたらと骨を折ること

6.よいものは、黙っていても売れると安心していること

7.高い給料は出せないといって人を安く使うこと

8.支払いは、延ばす方が得だと、なるべく支払わない工夫をすること

9.機械は高いといって人を使うこと

10.お客はわがまま過ぎると考えること

11.商売人は人情は禁物だと考えること

12.そんなことはできないと、改善しないこと

THINK CLEARLY

始発で東京に向かっています。
道中読んだ、THINK CLEARLYは面白い!

「この複雑な世界の中で、、
私たちは、何を指針にすればいいのか?」。
学術研究の裏付けも伝えつつ、
52の項目で論じています。

これやりたい!と思った項目はいくつもあります。

・考えるよりも行動しよう
・幸せを台無しにするような要因を取り除こう
・なんでも柔軟に修正しよう
・自分の人生に集中しよう
・本当に価値あるものを見極めよう
・内なる成功を目指そう
・簡単に頼みごとに応じるのはやめよう

簡単に頼み事に応じるのはやめよう、のくだりで、
これからはどんな依頼も5秒で決断しよう、というススメは是非取り入れたい。
頼みごとをつい引き受けてしまうのは、人の本能的な反応。
著者は、「5秒決断ルール」を大事にしているといいます。
頼みごとをされたとき、検討する時間はキッカリ5秒。
確かに、迷ったことは、結局やってもまずうまく行かないことが多いなあ、と。

三夜連続で、中田敦彦のYouTube大学で放映していた本ですが。
味わい深いです!

おかげさま

今日は立春ですね!
京都は快晴ですので、寒いもののお散歩日和。
少し遠いカフェまで歩いてきました。
少しずつ春の訪れを感じる今日この頃です。

さて、先日、改札口でポケットからカードケースを出したところ、
うっかりICOCAカードを落としてしまった模様。
自分ではまったく気づきませんでしたが、
すぐに改札前で電話中の男性が電話を中断し、
「カード落としましたよ!」と拾って手渡して下さいました。
ああ、ありがとうございます!

また、その前の週は、コートの紐が歩いている時に、
するすると落ちたのに、気づかずスタスタ歩いていたら、
トントンと肩をたたかれ、振り向くと若い男性が、
「これ、落としていらっしゃるのではないですか?」と、
手渡して下さいました。
ボタンのないコートゆえ、この紐がなかったら致命的でしたが、
おかげさまで本当に助かりました。

たくさんの方に助けていただいているおかげで、
毎日つつがなく過ごせているのだと、つくづく思います。
「おかげさま」「ありがたい」ことです!

アイデアを生み出す

今日は節分ですね。
冬の終わりの日とはいうものの、まだまだ寒い1日になりそうです!
豆まきで邪気や悪いものを落として、新しい年に幸運を呼び込みたいですね。

さて、早朝からの自宅ワークがはかどり、気づいたらこんな時間。
集中し、新たなアイデアを考える時間も確保できました。
アイデア、といえば、脳神経外科医、林成之氏のコラムに、
こんなことを書かれていました。

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新しいアイデアや独創的な考えは、
今まで長年培ってきた分野の情報と、
まったく異なる分野の情報を重ね合わせ、
一つの事柄を異なる視点から検証することで
生まれるケースが多いのです。

異なる専門分野の知識を重ね合わせた時、
脳では一体何が起こっているのか。
脳に入っている情報は、その情報に応じて
バーコードのようなコードパターンをつくっています。

そこに別の情報が入ってくると、脳はまず「統一や一貫性」の働きにより、
二つを重ね合わせて同じかどうかの判断をします。
パターンが同じところからは両者に共通する考えが浮かび、
パターンが異なる部分からは「違う」という認識が生まれます。

実はこの「違う」という認識が大切であり、
違いの微妙な境界線を時間をかけて深く検証することで、
これまでにないまったく新しいコードパターン、
つまり新しいアイデアや発想が生まれるのです。
私はこれを「境界の学問」と呼んでいます。

新しい知識や情報を得て、
「今まで培ってきた知識とは辻褄が合わないな」と
思った時こそが独創的な考えを生むチャンス。
従来までとはコードパターンの異なる部分、
重ねてみると微妙にずれた境界部分がポイントであり、
「どうしてここは違っているんだろう?」と
時間をかけて検証すること。

そうすることで、「違う」という情報は脳の深いところを行き来し、
そのうちに情報は他の情報と結びついて、さまざまな反応を起こします。
こうした繰り返しの作用の中で、自分の壁を破り、現状を打破する、
新しいアイデアや考えが生まれてくるのです。

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確かに自分の知識や経験値の延長線上だけでは、現状打破できないことを痛感します。
まったく異なる分野の情報に触れること、大事なのですね。

求めない

普通電車で京都に向かっています!

昨日、自分のことを話しながら、「貪瞋痴」の
「貪=むさぼり」の心が改めてクローズアップされました。

もっと!もっと!の気持ちは、前に向かう原動力になりますが、
度が過ぎると、餓鬼のようで醜い限り・・。
ということで、今朝は久しぶりに加島祥造氏の
「求めない」を読んだのでした。

『すべての欲望を
捨て去ることなどできない。
また、そこまでする必要もない。

ただ、あまりにも
不必要なものに囲まれていると、
自分とは何者なのかが
見えにくくなってくる。

終戦後の日本には何もなかったから、
人々は多くのモノを求めて働いてきた。
そして日本は、
モノがあふれる社会になった。
もういい加減、
求めることはセーブしたほうがいい。

自分にとってほんとうに
必要なものは何か。

不必要なものまで
求め過ぎていないか。

そんなことをしっかりと
個々人が考えることが大事』。

印象に残ったフレーズです。