オンライン研修急増!

緊急事態宣言を受け、オンライン研修に切り替えたい、
というご依頼が急増しています。
「うちはZoomを使います!」「Teamsです!」
「社内の会議システムを使います!」などツールもさまざま。

オンライン研修を6時間ぶっ通しでは、
参加者も講師も疲労度Maxのため、
半日×2回にしたり、動画を活用したり、
自学自習の時間を設けたり、
バーチャルグループワークを行ったりと、
あれこれ工夫しながらデザインします。

講師のオペレーションスキルも大切なので、
急遽、勉強会も実施。コロナの影響で崖っぷち!
ではありますが、毎日が新しいことづくしで、
刺激に満ちてもいます。

学びのスタイル、場所、時間、も多様。
まさに「学びの柔軟性」にチャレンジするチャンスです!
今後はオンラインとオフライン、
さらには複数の手法も融合したブレンディッドラーニングへと
広がっていきそうです。

柔軟心(にゅうなんしん)

一つの事象に対しても、捉え方は人それぞれ。
いいも悪いもなくて、人の数だけ価値観があるから、当然のこと。
とはいえ、しまった!と反省したり、もやもやすることもある中、
友人がこんな言葉を送ってくれました。

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■柔軟心(にゅうなんしん)

人の数だけ価値観があります。

立場が変わればものの見方も違います。

違いを受け入れ互いを尊重する柔らかな心。

苦しみの根源は自分の思い通りにならないこと。

思った通りに事が進むことは殆どないでしょう。

良いことも悪いこともすべてを受け入れながら前に進む。

その為には、柔らかな心が必要なのです。

            華厳寺(鈴虫寺)
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施策一つとっても賛否両論。
全員が納得する結論を出すことは、到底難しいのだと思います。
国も会社も個人同士の関係性においても。
なぜながらば、見えている世界や、入って来る情報、
背負っているもの、そして価値観も違うから。

しかし、違いを受け入れながら尊重できるような柔らかな心を
少しずつ持てるといいな、と思います!

新入社員の方へ

今日は10人未満での少人数新入社員セミナーです。

異例づくしの社会人スタートにとまどっている人も多いでしょう。
従来型の入社式は変更を余儀なくされ、、自宅待機のまま、
トップの訓示を聞いた人もいると思います。
研修も大人数での対面指導でなく、オンライン、または少人数で。

コロナの終息はまだ見えないし、不安を感じている人もいるでしょうが、
しかし、人は必ず過去の難局や危機を乗り越えてきましたし、
このままの状態がずっと続くわけではありません。

むしろ、こんなと時にこそ、新たな価値が生み出されたり、
イノベーションが起きることは、歴史を紐解くと明らかです。

皆さんは人財不足の中で、活躍を期待される希望の星です。
また、DXの担い手でもある若い皆さんがたが、
デジタルを活用し、本当の意味での働き方改革の旗手になることも
期待できます。

今日のセミナーが。たくましく歩んでいただける一助になることを
願いつつ、精一杯お伝えして参ります!

言葉の力

有事のリーダーが発する言葉の影響力。

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は数字を効果的に使い、
緊迫感を持ち、緊急性に訴えながらも、自然な語り口調です。
医療の最前線で戦っている関係者への敬意や労いの気持ちも伝わってきます。
事実・データ・数字・見通しに基づいてコロナ対策に取り組んでいるので、
とても説得力があります。

”伝わる”とは聞き手の心、行動を動かすこと。
言葉は手段。どんなゴールイメージを描いて、
どういう目的でメッセージを発するのか。
日本のリーダーの方々の声明からも、学ぶことが多々あります。
また、手記は経験がベースなだけに説得力が高い!
実際コロナに感染した方の”コロナ入院手記”を
読んで、軽症などととんでもないことだ!、
と改めて恐ろしくなりました。

しかし、実際コロナに感染した方のコロナ入院手記を読んで、軽症などととんでもないことだ!、
と改めて恐ろしくなりました。
自分の認識、行動をもっと変えていかねば、です。

今期のお礼

今日は、弊社の年度末です。
ご支援をいただいた方々に、
この場を借りて、改めて感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。

申すまでもないことですが、特に2月以降は、
変化激しき、いや!激しすぎる1年でしたが、
何とかこの日を迎えることができました。

当面は、縮小せざるを得ないこともありますが、
研修やセミナー、コンサルティングを通じて、
「行動変容につながる、まるごと支援」を行いたいという
想いは変わりません。

今後、コロナ後に想定される大きな環境変化を見据えて、
「売上や規模の拡大成長ではなく、新たな市場・新たな事業構築に向けて
力強く進んでいく」という決意を持って、来期も歩みを進めて参ります!

従来のオフライン研修も形態を変え、
今まで以上に、お客様の変容につながる設計をしたいと考えていますし、
まるごと支援に向けての新たなスタイルも考えていきます。

まだまだ妄想レベルのこともありますが、
自分たちが実現したい世界、見たい未来に向かって、
不安に立ちすくむことなく進んでいきます。

どうぞ来期も何卒お力添えのほど、よろしくお願い致します!

大事にしたいこと

新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、
日本でもいつ爆発するのか、予断を許しません。

当初は、春には好転するだろうという
希望的観測を持っていましたが、
先週の山中教授(ips細胞)のNHKインタビューでも少なくとも1年、
安倍首相の会見でも、長期戦となる様相です。
この状況が長期化すると、心身ともにどこまで耐えられるのか?
と暗澹たる気持ちになりますが、だからこそ!
大事にしたいことがあります。

1.心と体の健康を高め、免疫力を下げないこと
今時点では、ワクチンも治療薬もないため、
最悪感染しても症状が軽くすむように、免疫力を高めることは最優先。
そのためには、睡眠、食事、適度な運動、そして呼吸!
ついつい呼吸が浅くなりがちですが、そんな時こそ深呼吸で、
心を静めることも大事ですね。

2.今だからこそ、できることに取り組むこと
ついつい不安で何も手につかない、となってしまいそうですが、
この時期だからこそやれることがたくさんあるはず!
未来への仕込みや準備。学びや本やという自分への投資。
大事なことを考え続けること。
漫然とテレビを観たり、ネット情報を見ているだけではもったいない!

3.つながりを大事にすること
直接会うことはリスクが高いので難しいでしょうが、
SNSでやりとりする、オンラインや電話で話すなど、
つながりを大事にしたいですね。

関西でも桜が満開です。
山中教授のHPに書かれているメッセージ。
『新型コロナウィルスはすぐそこにいるかもしれないと自覚することが大切です。
桜は来年も必ず帰ってきます。もし人の命が奪われたら二度と帰ってきません』
事態はこの局面に来ているのだと、改めて思います。

毎日が宝物!

日々、思考は過去に行ったり未来に飛んだりと
マインドワンダリング状態。
しかし、これでは翻弄されてしまいそうです。
「今この瞬間」に集中できず、
存分に堪能できないとは、もったいないこと!

オードリー・ヘップバーンの大好きな言葉。
『その日のために生きようとしてはいけません。
それではあまりに即物的だから。
それよりも、1日1日を
宝物のように慈しむべきよ。
生きていることそれ自体が、
どれほどありがたいことかを意識せずに
皮膚だけで生きているような、
つまりごく表層的な生きかたをしている人が、
とても多いように思うの。

どんな日であれ、その日をとことん楽しむこと。
ありのままの一日。ありのままの人々。
過去は、現在に感謝すべきだということを
わたしに教えてくれたような気がするわ。
未来を心配してばかりいたら、
現在を思うさま楽しむゆとりが奪われてしまうわ』。

日々いろんなことがありますが、
とにもかくにも、今この時を味わい尽くすこどですね。
自戒を込めて!

DXとCX

この1か月は、まさにDX(デジタルトランスフォーメーション)と
CX(コーポレートトランスフォーメーション)に向けて、
向き合い行動する日々でした。

コロナが起きるまでは、会社はこののちも適正に成長し、
65歳でリタイア後は誰かに継承していくのだろうなあ、
と信じて疑いませんでした。

しかし、まさかの坂!が起きた。
最初は驚き落ち込みました。
せっかく築いた売上がメルトダウンしていく。
底なし沼に沈んでいく!という感覚に襲われ、
恐怖で立ちすくむこともありました。

しかし、今となっては、
本当にありがたい経験を積ませてもらっていると思います。

走るのをやめ、自分を見直すことで見えてきたことは、
知らず知らずの間に傲慢になっていたこと。
贅肉体質(体もだが会社もだ!)でムダに浪費していたこと。
家族を二の次にしていたこと。
目を覆いたくなるようなことにも向き合っていますが、
いやあ、よくぞ今の時点で気づかせてくれた、と思います。

「これはこういうものだから」とか、「今までこうしていたから」に、
実は一番こだわっていたのは自分自身だった!
これまでの固定観念や既成概念を取っ払っていく、
またとないチャンスです。DXもCXもその一環。
CXとは、まずは経営者である自分自身のトランスフォーメーションが
必須です!

サリエンスネットワーク

3月もあと1週間。
ああ、娘の引っ越しまでいよいよあと1週間。
わたしのイヤシロチである娘がいなくなるとは、
なんとさみしいこと・・。
とはいうものの、大学は5月2日までオンライン授業に
なったようで、自宅でも受講できるではないか!?
わざわざ一人暮らしせずともよいのでは?
と思ったり。心が乱高下します!
せめて彼女と一緒にいる時間を少しでも長く!とばかりに
どこにも立ち寄らず、直帰する日々。
規則正しい生活の中で、本や記事を読んだり
News PicksやYouTubeを聴いたりする機会も増えて、
インプットの洪水!というのも嬉しい時間です。

さて、若手脳科学者であり脳オタクの青砥瑞人氏。
人財育成や教育に脳神経科学の分野からアプローチする
取り組みは要注目です。

青砥氏が対談で話していた、「サリエンスネットワーク」。
初めて耳にしましたが、これをうまく働かせることが、
豊かな人生につながりそうです。
以下、対談記事から一部引用します。

人間の脳に存在する思考のネットワークは大きく3つ。
1つ目は、無意識下でもオートマチックに情報処理や指示出しをする
「デフォルトモードネットワーク」。

2つ目は、自発的に意識を向けた時に活発に働く
「エグゼクティブネットワーク」。

そして、この2つの対極的な要素を持つ
ネットワークの切り替え役を担うのが、
3つ目の「サリエンスネットワーク」。

脳神経科学の分野では、数年前に発見され、
研究が盛んになっている対象で、
“気づきのためのネットワーク”とも言われています。

例えば、普段の生活の中で、ふと何かに意識的な状態になる瞬間。
「うわあ、空が綺麗だ」とか「夕日が美しい」など、
それまでは気にしなかった光景が、何かの拍子に急に視界に入ってくるときの
「無意識から意識への切り替え」。
これを意識的に使いこなせるようになることで、
物事の見え方や考え方が変わってくるのだと。
このように、感動する、ハッピーな気持ちになるというのは、
体内でセロトニンが分泌されていて、
気持ちのいい状態になるのでこれまた一石二鳥です。

仕事の場面を考えてみると、淡々と業務をこなすのではなく、
「ちょっと上達したかも」「これは楽しいな」といった気づきを
意識的に持とうとすることで、より働きがいが生まれてくる
きっかけになるかもしれない、と話しています。

サリエンスネットワークを意識的に働かせて、
気づきの表面積を増やしていくと、自分が何に関心を持っていて、
何に感動するのか。ひいては「自分らしさ」について考えるための材料が増えていく。
そうすると、自ずと「自分ってどんな人間なんだろう?」
と意識的に考えられるようになっていくはずです。
意外と知っているようで知らない自分自身を
探索するきっかけにもなりそうですね!