心に描くもの

すばらしい人生をおくるために
「心に描いたとおりになる」
ものごとの結果は、
心に何を描くかによって決まります。

心が呼ばないものが
自分に近づいてくることはないのであり、
現在の自分の周囲に起こっているすべての現象は、
自分の心の反映でしかありません。

ですから、私たちは、怒り、恨み、
嫉妬心、猜疑心など否定的で暗いものを
心に描くのではなく、常に夢をもち、
明るく、きれいなものを
心に描かなければなりません。
そうすることにより実際の人生も、
すばらしいものになるのです。

~ 「京セラフィロソフィー」~

心に描いたとおりになるというのは、
本当にそうですね。
心のチカラはすごい!と、驚くことがあります。
うまくいかないかも、と思うと本当にそのような
結果になることがあります。
ネガティブな感情や想いは、
なるべく手放すに限りますね!

心柱

先日、法隆寺の近くを通りました。

世界最古の木造建築であり、
聖徳太子が建立されたこの寺院の五重塔は、
先端までの高さが32.5m。
この塔には一本の太い心柱が、
土台から塔の先端に突き出ている相輪まで
貫かれています。

この「心柱」は、一番上の相輪を支えているに
過ぎないそうですが、実は見事に
衝撃を吸収しています。
だからこそ、木造建築でありながら、
これまでの地震でも、
倒壊しなかったのではないか、とも
言われています。
スカイツリーも、この構造を取り入れています。
心柱と鉄骨が別々に揺れることで、
地震の揺れを吸収する。

生き方に通ずるものがあるなあ、と思いました。
「軸はぶらさずに、ゆるめる」。
また、木の性質をよく見抜いて建てられて
いるのも特徴的です。

力のかかるところや軸心部には、
「節」のあるものを使用したり、
「そり」を逆向きに合わせて活用する等、
ひとつひとつには特徴や個性があっても、
全体として統一がとれています。
組織づくりに通ずるものがありますね。

自然の中で

徳島県大歩危・祖谷にある、
自然菜食と田舎暮らしの
古民家宿 「空音遊(くうねるあそぶ)」。

のんびりと流れる時間
宿でつながるご縁
懐かしさを感じるお料理
縁側で眺める雲

先日教えてもらい、HPを見ましたが、
なんだか田舎に帰ったような
懐かしい感覚がよみがえってきました。

先月、実家の父が80歳になった折、
私と弟を交え、家族4人で話をしました。
これからのこと、終い支度のこと。

実家は築150年のまさに古民家。
自然満載、ほっこり一息つける縁側もある。
ここから、田舎の良さやお茶の魅力を
発信していきたい。
くうねるあそぶのように。

また一つ、人生100年時代の楽しみが
できました!

自分を生きるということ

最近、こんなことを
考える機会が増えました。

「私は、自分の命をどこに運ぼうとしているのか」。
「私が、この人生をかけて実現したいことは何か」。

今、自分は人生の関所にいるのだなあ、と思います。
節目節目で、自分と向き合うことを
してきたように思いますが、
今回もまたそうなのだな、と。

何か悩んでいるとか、
空虚感に苛まれているということではないのですが、
こんなことを考える機会を、
自ずといただけている、という感じです。
それもまた今の自分にとって、
必然なのだなあ、と。

さて、今朝のせんちゃんメルマガも
ことさら響きました。
”千田利幸(魂を揺さぶる)メールマガジン”より、
一部引用します。

『一度しか結ばれることのない縁である
「あなた」を生きるために命が宿ったのだから、
あなたの世界観を堂々と展開すればいい。
一瞬たりとも遠慮はいらない。

真実のあなたを生きるとは、
今までのあなたを捨て去ることです。
我(が)を捨てるというのは、
あなたが今まであなたと思っていたものを
捨て去ることです。
真実のあなたは、あなたが自分だと
思っているあなたじゃない。

動いて、動いて、動き、
考えて、考えて、考え、
突き詰めて、突き詰めて、突き詰め、
研ぎ澄まして、研ぎ澄まして、研ぎ澄ましていく。
やがて、極まってくる。

さらに一歩を踏み出そうとすると、
人間の力ではどうしようもない領域に触れる。
そこにあるのが、絶対他力という世界。
自分の力が遠く及ばないことを思い知らされる。

それこそが、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」です。
自分の力では踏み出せないと自覚した時、
観念して、自分を投げ出す。
投げ出し、すべてを任せて、委ねる。
その姿に、絶対他力の力が降り注ぐ』。

日々を慈しむ

オードリー・ヘップバーンの言葉。
1日1日を宝物のように慈しみたいですね。

『その日のために生きようとしてはいけません。
それではあまりに即物的だから。
それよりも、1日1日を
宝物のように慈しむべきよ。
生きていることそれ自体が、
どれほどありがたいことかを意識せずに
皮膚だけで生きているような、
つまりごく表層的な生きかたをしている人が、
とても多いように思うの。

どんな日であれ、その日をとことん楽しむこと。
ありのままの一日。ありのままの人々。
過去は、現在に感謝すべきだということを
わたしに教えてくれたような気がします。
未来を心配してばかりいたら、
現在を思うさま楽しむゆとりが奪われてしまうわ。

幸福のこんな定義を聞いたことがあります。
「幸福とは、健康と物忘れの早さである」ですって!
わたしが思いつきたかったくらいだわ。
だって、それは真実だもの』。

ご褒美時間

今日は正午ごろから大雨の影響で、
東海道新幹線が3時間止まっていました。
13時半東京発の予約を取っていたので、
ばっちりバッティングしました。

こういう時に、
あせってあれこれ画策し、
失敗したこと数知れず。
夕方から京都で予定されていた会合は、
残念ながら欠席の連絡を入れ、
新幹線が動くまで、悠然と
過ごすことに決めました。

思いがけずいただけた
ご褒美時間。

午前中にいただいた言葉を反芻したり、
読みたかった本を読む。
さらには、美味しいサラダランチをいただき、
英語のアプリでレッスンまで!

たまにはこういう過ごし方も
いいな、と思えた3時間でした。

ライフシフト

これからは超長寿社会。
人生100年時代を
どう生きるべきかを考察した本、
「ライフシフト」。
リンダ・グラットン著です。

20世紀、人生のステージは
大きく3つに分けられていた。
教育・仕事・引退のステージです。
しかし、人生80年時代から、
あと20年を生きる時代が来るとしたら、
私たちは3ステージモデルから脱却し、
マルチステージの新しい生き方、
働き方を考え直す必要があります。

100年ライフでは、家族と友人、
スキルと知識、健康と活力などの
無形の資産を充実させることの重要性が高まり、
そのための投資が必要になると言います。
長い人生を生きる人には、
これらの資産への投資、
とりわけ健康と教育への投資が不可欠。

これからの時代、
一つのスキルだけを身につければ、
それで生涯安泰というわけにはいきません。
つねに学び続ける必要があるのですね!

複線の仕事

事務の仕事が盤石であるからこそ、
現場も営業も安心して、仕事に邁進できます。

能力の高い事務職の方は、
「複線」「複々線」タイプの仕事ができると思います。
「単線」の仕事では、「仕事」という電車が、
ただ通り過ぎて行くだけです。
ところが、「複線」「複々線」タイプの仕事ができる場合、
自分の判断次第で「仕事」という電車の
行き先が変わってくるのです。

例えば、営業事務の仕事でも、
お客様から営業担当宛てに電話がかかってきました。
お客様は欲しい商品と数量、納期を伝言で残しました。
それをメモに書いて、営業担当のデスクにぺたり。
これはまさに「単線」の仕事ぶりです。

「複線」「複々線」タイプの方であれば、 
その商品の在庫と納期を調べ、欠品していたり、
納期が間に合わなかったりする場合は、
先方にその旨を伝えます。
もし、先方が納期を優先する場合なら、
代用品の候補を提案し顧客に判断を仰ぐことでしょう。
適切な判断を下し、臨機応変に対応していく。

『全員営業』、の心持ちで仕事に取り組むことで、
お客様にも喜んでいただける仕事が実現できますね!

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コンフォートゾーンとラーニングゾーン

ここのところ耳にすることが多いのが、
コンフォートゾーン、ラーニングゾーン、
パニックゾーン。

娘の学校の説明会でも出ましたし、
先日の会食の場でも、この話で盛り上がりました。
コンフォートゾーンとは、文字通り
「居心地のいい場所」。
ここに安住し続けると人間は成長しません。
コンフォートゾーンにいると、
自分が今持っているもので、
事を進めることができるため、
マイペースで仕事ができます。
むしろ、皆にちやほやされたり、
尊敬されたりすることもあります。

一方、ラーニングゾーンは、
コンフォートゾーンから一歩出たところにあります。
自分の今までの経験や知識、スキルが
あまり通用しないため、ある程度汗をかいて、
頑張らねばなりません。

パニックゾーンは、ラーニングゾーンより
さらに外側にあり、負荷が高すぎる領域です。
ここでは、自分の経験やスキルはまったく通用せず、
ともすれば、精神的な不調をきたしかねないゾーンです。

ビジネスパーソンが成長していくためには、
コンフォートゾーンに安住するのではなく、
ラーニングゾーンに身を置くことが大事ですね。

自分を省みても、コンフォートゾーンでの
仕事が多くなってきたように思います。
これで自己満足。安住するのではなく、
また新たな領域にチャレンジしていきたいです!