梅雨入りしたような朝です。
今週はすっきりしない天気が続くようですね。

さて、近々行ってみたいのが奈良の中宮寺。
国宝 菩薩半跏像(伝如意輪観音) のほほえみは、
悟りの境地。

奈良に興味惹かれる今日この頃。
中宮寺近くにある法隆寺にも行ってみたい!

法隆寺は世界最古の木造建築。
五重塔は、先端までの高さが32.5m。
この塔には一本の太い「心柱」が、
土台から塔の先端に突き出ている相輪まで
貫かれていますが、この心柱は
見事に衝撃を吸収しています。
だからこそ、木造建築でありながら、
これまでの地震でも、倒壊しなかった。

心柱と鉄骨が別々に揺れることで、
衝撃を吸収するという構造は、
スカイツリーにも取り入られています。
「軸はぶらさずに、しなやかに」。
人の生き方にも通じるものがあるなあ、と思います。

また、木の性質をよく見抜いて建てられている点も秀逸です。
力のかかるところや軸心部には、
「節」のあるものを使用したり、
「そり」を逆向きに合わせて活用する等、
ひとつひとつには特徴や個性があっても、
全体として統一がとれている。
”特徴や個性を生かしながら”、という点は、
組織づくりに通ずるものがありますね。