HRテック

今日の経済同友会例会のスピーカーは、高城幸司氏。
テーマは、「これからの人事のあり方とHRテックの活用トレンド」。
これは聴きたい!と、大阪での登壇ののち、京都へGO!

HRテック市場はまだ300~400憶規模ですが、
ここ数年で急速に拡大するといいます。
思ったよりもマーケットが小さいのは、
人事にデータを活用するという意識が、まだまだ低かったり、、
HRテックを活用できる人材が育っていない、という背景があります。

これまでのKKD(経験と勘と度胸)も大事だが、
それだけでは、以下のようなミスジャッジや、
思い込みによる機会損失が生じる場合も・・。

・朝早い出社の社員は優秀だからと、全員朝型へ転換したものの・・。
・できる!という印象で、登用したが・・。
・忙しい職場は不満がたまっていると思い込んでいたが、実は・・・。
・退職理由を把握しないまま、防止策を講じるって・・。

社員や組織に関する「データ」を収集・分析し、
経営や人事に生かすというピープルアナリティクスは
ますます広がっているが、人事部門は「アドバンスドオフィス」として、
データを分析し、仮説を立て、経営に提言していくことが、
求められるだろうと。

デジタルリーダーに求められるのは、
「データ志向(ファクト志向)」「現場とのリレーション」
「影響力と発信力」。

ここでもデータの話が出ました。
時代の転換点にいる私たち。
変化を恐れず、果敢に新しい世界に踏み込んでいく
勇気をもって歩みたいものです!

人間力

今朝の東京は、曇り空です。
今日は午後から西日本は極寒、雪も降るようですので、
無事、関西に帰れますように!

週末、ハラリ氏のDVDを3本、
「次のテクノロジーで世界はどう変わるのか」を読了。
今後、テクノロジーの土台の上に、あらゆるビジネスが存在し、
テクノロジーがあらゆるビジネスのOSになることは、必須。
テクノロジーと関係ない企業は存在しえなくなる。

しかし、ハラリ氏はこんな時代だからこそ、
自己の内面と向き合い、自己を理解することだと。
また、コンフォートゾーンにとどまるのではなく、
学び続け、自分をアップデートし続けるという、
人としてのあり方も大事だといいます。

中国では、アリババグループが開発したアプリで、
「自己信用力」がAIで評価され、それが不動産物件を借りる時の
条件に影響したり、出会い系サイトでは、その点数も判断の基準になっているのだと。
その点数を上げるべく、奔走する若者たち。
テクノロジーはどんどんど進化していますが、
だからこそ、人としての「人間力」が問われているのですね。

VUCA時代に必要な3つの力

今朝も暖かい朝です。
昨夜は、若い外国人の方に優先席を譲っていただきました。
それも、1メートル先に立っていた私を
わざわざ!呼びに来て下さったのです。

自分では、まだまだ元気なつもりでも、
はたからみると立派な中高年なのだろうか!?
いや、あまりに疲れた様相で、鬼気迫るものがあったのか?
いずれにしてもありがたく、座らせていただきました(笑)。

さて、私たちを取り巻く環境はどんどん変化しています。
AIやRPAが導入される中、自分たちの仕事が機械に代替されるのではないかと、
危機感を覚える方も少なくありません。

しかし、機械は人間の仕事をサポートし、効率化を図ることはできても、
人間同士のように、お互いと関わりあい協力することで思考を広げ、
新しい価値を生み出す、といったことはできません。

周りと協働し、直接人を相手にして仕事をする力は、
AIに取って代わられることはなく、むしろ今後さらに
重要になるでしょう。

変化激しきVUCA時代に必要な、「思考力」「判断力」「想像力」。
お伝えしてまいります!

不確実性と感動

「感動することをやめた人は、
生きていないのと同じことである」。
(アインシュタイン)

人は日々、創造、発見、新たな出会いなどの
中から、「感動する」、ということを繰り返しています。
たとえば知識を身につける、今まで知らなかったことを
知ることができた!と感動する。その知識を
使ってみることでさらなる感動が生まれる。
「使ってみる=行動する」原動力は、「意欲」です。

未来のことなど何一つ決まっていない。
だからこそ、常に新鮮な見方、考え方をすることで、
意欲がわいてくるのでしょうね。
世の中は不確実なことばかり。
脳科学者の茂木健一郎氏によると、
その不確実性を楽しむことで、
脳はどんどん活性化されていくのだそうです。

新しいものに出会うか、出会わないかは、
自分次第。出会うことで感動が生まれ、
脳が刺激され、創造性が生まれる。

その感動を言葉に表現することで、
感動の回路は、これまたどんどん
強化されていくようです。

仕事もプライベートも、新たなチャレンジの連続です。
しかし、その不確実性を楽しんでいくことで、
人生は豊かなものになると信じています!

やりぬく覚悟

今日も終日研修。
いつもスタバで朝活を終え、あ、そろそろ会場に向かいます!
ここのところ、「これでもか~!」と思うほどの、
衝撃と変容が自分の中に起きています。
このまま逃げ切るなんて、とんでもないこと。
とことん向き合って行こう!と改めて思う朝です。

そんな朝に致知メルマガに掲載されている言葉は、
どれもビシビシと響きます。

〇「むずかしいことだけれどやろうじゃないか、ということを言い続け、
そして実際にやる努力を続けていれば、必ず事は成る。
もうできないだろう、とさじを投げたら、永遠にできない」(松下電器創業者・松下幸之助)

〇「意志がなければ絶対に道はひらけない。
『強固で不動な意志』を持ち続ける。それがすべてを決する」(JR東海名誉会長・葛西敬之)

〇「苦しみや悲しみは乗り越えるものではないと思っているんです。
苦しみや悲しみは受け入れてこそ、次に行ける」(日本ライト級元チャンピオン・坂本博之)

〇「『ゴール無限』しんどいようだけれども人生はいつまでもゴールが無限で、
目標を持ちながら頑張ることが大事」(メキシコオリンピック男子マラソン銀メダリスト・君原健二)

〇「小さな決意の積み重ねが、自分だけの花を咲かせることに繋がる」
(小俣幼児生活団主任保育士・大川繁子)

〇「人は強く揺るぎない意志を持って決意すると、行動が変わります。そしてそれは、自分のためだけではなく、誰かのためにという思いに至った時、無限大の能力を発揮できる」(キリンビール元副社長・田村潤)

〇「道はじぶんでつくる/道は自分でひらく/人のつくったものは/
じぶんのみちにはならない」(書家・詩人 相田みつを)

石の意味

自分への覚書。

日々、幸せに暮らしていても、
誰かが心に小石を投げてきます。
穏やかだった心の湖に、小石を投げてくる人がいます。
小石どころか大きな石を投げてくる人もいて、
水面は波立ち、心がささくれ立ちます。
ここで、ささくれ立った心のままに、
自分も石を投げ返してしまったら、
あとはさらに大きな石を投げ合うしかありません。

しかし、そうせずに、
投げられた石の意味を考えていると、
やがてその波はおさまります。

投げられた石の意味を考えてみると、
それは自分のなかにもあることに気づきます。
一方的に石を投げられていたのではなくて、
実は自分にだって、誰かの心に石を投げていたのです。
あなたの心に石を投げていた人は、
あなたにそれを気づかせるために投げていたのです。

ですから、それに気づくと、
その人は去っていきます。
気づかないで相手に対して怒っているかぎり、
その人はそこにあいかわらず居座って、
大小さまざまな石を投げ続けてくるのです。

「そんなこと、いくらいわれたって、感情的に絶対、無理!」
この気持ち、わかります。
意地悪をされた生々しい記憶がある以上、
なかなか難しいですよね。
こういうときこそ神社・仏閣に行くといいのです。
神仏の前で、自分が許せないと思っている人に感謝し、
その人たちの幸せを祈ってください。

そうするとどうなるか。
宇宙では、こう判断します。
「ああ、この人はもうこのレベルまで来ているんだな。
 だったら、もうその経験しなくてもいいね」

こうして、パソコンのOSが入れ換わるように、
シナリオも書き換わります。
私たちは、自分の宿命は変えられませんが、
運命はいくらでも変えることができるのです。

『感謝の習慣』で人生はすべてうまくいく!より一部引用

まとまった時間を捻出する

今朝の名古屋はマイナス2度、今年一番の寒さです!
ダウンコートを着込みながら、駅構内のスタバで朝活中。
ここは駅ビル内ということもあり、人の出入りがとにかく激しい。
しかし、この雑踏の中の孤独がなんとも集中力を高めてくれます。

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知的労働においては、”時間の活用と浪費の違い”は、
成果と業績に直接表れる(P.F.ドラッカー)」。

大事なことを考えるのは2時間程度の長さがほしい。
1日にまとまった2時間枠をいくつ確保できるか。

スケジュール表を埋めるのではなく、
空欄をつくることが大事だと。
そのためにはまず時間のつかい方を「記録」し、
ムダを「捨てる(やめる)・人に任せる」。
さらには、残った業務を再配置し時間の塊を作る。
空欄をつくる発想が身につけば、時間のつかい方も変わる。
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なるほどー。
わたしにとってのまとまった時間枠は、こだまやひかりの車中です。
朝活は、たいがい緊急性の高いものから着手するので、
なかなか考える時間は確保できません。

カフェではテンポよく、新幹線ではゆったりと考える。
この使い分けを大事にしたいです!

事業に失敗するコツ

「過去の資料」フォルダから、
「経営者が事業に失敗するコツ」が出て来ました。
なんとも物騒なタイトルです・・。

ディスラプション=破壊的な変化が起きている今、
こんな経営者いるかなあと思い、読み返してみると、ギクリとすることもあり。
自戒を込めて、噛みしめながらアップします(笑)。

「事業に失敗するコツ十二か条」

1.旧来の方法が一番良いと信じていること

2.餅は餅屋だとうぬぼれていること

3.ひまがないといって本を読まないこと

4.どうにかなると考えていること

5.稼ぐに追いつくひまなしと、むやみやたらと骨を折ること

6.よいものは、黙っていても売れると安心していること

7.高い給料は出せないといって人を安く使うこと

8.支払いは、延ばす方が得だと、なるべく支払わない工夫をすること

9.機械は高いといって人を使うこと

10.お客はわがまま過ぎると考えること

11.商売人は人情は禁物だと考えること

12.そんなことはできないと、改善しないこと

THINK CLEARLY

始発で東京に向かっています。
道中読んだ、THINK CLEARLYは面白い!

「この複雑な世界の中で、、
私たちは、何を指針にすればいいのか?」。
学術研究の裏付けも伝えつつ、
52の項目で論じています。

これやりたい!と思った項目はいくつもあります。

・考えるよりも行動しよう
・幸せを台無しにするような要因を取り除こう
・なんでも柔軟に修正しよう
・自分の人生に集中しよう
・本当に価値あるものを見極めよう
・内なる成功を目指そう
・簡単に頼みごとに応じるのはやめよう

簡単に頼み事に応じるのはやめよう、のくだりで、
これからはどんな依頼も5秒で決断しよう、というススメは是非取り入れたい。
頼みごとをつい引き受けてしまうのは、人の本能的な反応。
著者は、「5秒決断ルール」を大事にしているといいます。
頼みごとをされたとき、検討する時間はキッカリ5秒。
確かに、迷ったことは、結局やってもまずうまく行かないことが多いなあ、と。

三夜連続で、中田敦彦のYouTube大学で放映していた本ですが。
味わい深いです!