視点を変える

今朝の名古屋も残暑厳しき朝です!

さて、三浦綾子氏のこの言葉、
自分を省みるためにも、
常に読み返すようにしています。

『九つまで満ち足りていて、
十のうち一つだけしか
不満がない時でさえ、
人間はまずその不満を
真っ先に口からだし、
文句を言い続けるものなのだ。

自分を顧みてつくづくそう思う。
なぜわたしたちは、不満を後まわしにし、
感謝すべきことを先に言わないのだろう』。

ぎくり。ついつい足りないものに
目を向けてしまうのは人間の常なのでしょうか。
だからこそ、意識して感謝することに
視点を変えることが大切ですね。

元気に起きられた。
朝食を美味しくいただけた。
雨露をしのげる快適なホテルに滞在できている。
京都の家族も、元気に朝を迎えられた。

今朝起きてからの3時間を振り返っても、
感謝すること、たくさんあります!

攻めの眠り

昨夜は、遅い時間に名古屋入りしましたが、
今朝はすっきり目覚めた朝です。

さて、睡眠のエキスパート菅原洋平氏が提唱する
「攻めの眠り」。

人間は1日に2回、大脳を積極的に眠らせる
システムが働きます。
朝6時起床の場合、8時間後と22時間後。
1回目は14時あたりです。
眠気とは、覚醒し続けて疲弊した神経を修復し、
さらに高いパフォーマンスを発揮させる、
脳のための戦略的なシステム。
このシステムを有効に活用するためには、
眠くなる前、つまり起床から6時間後に
目を閉じることが大切だそうです。

横になって眠らなくとも、目を閉じるだけで
脳にたまった睡眠物質を減らすことができる、
それは6分~15分未満が最も睡眠物質を減らせる
有効な時間です。

効果的に脳を休ませることで、
高い集中力を発揮できる。
少しの工夫を取り入れることって大切ですね!

頼まれ事は試され事

日々、新たなチャレンジに繋がる依頼をいただくことが
増えています。
もちろん、なんでもかんでも安請け合いするのは
美徳ではなく、時に相手にとっても
迷惑な場合があります。

しかし、自分がお役に立てることで、
プレッシャーではあるけれども、
心がワクワクすること。
お相手の喜ぶ顔や楽しい未来が
イメージできることは、
気持ちよく引き受けたいものです。

とはいえ、やったことのないことは、誰しも不安があるものです。
でも、完璧にできるようになってから引き受けるのでは、
いつまでたっても成長はありません。

もっとも、人によって選択の基準はさまざまです。
自分の金銭的収入や評価が高くなるようなものを
優先して引き受けることも基準のひとつですし、
人とのご縁を大事にするのであれば、
大事な人からの頼まれごとを引き受けるのも基準。
自分のワクワク感を大事にするのも一つ。
もちろん、何が良くて何が悪い、ということではありませんが。

じゃあ、自分自身はどうか。
”迷った時には、難しい方の道を選択する”。
これが今の自分には、しっくりきます。
簡単な道を選んで、えらい目にあったことも、
少なからずありますので!

アイデアのつくり方

今朝も始発で名古屋へ!
カフェで朝活&読書タイムを堪能中、
この時間が至福です。

60分で読めるけど一生あなたを離さない本
”アイデアのつくり方”。
先日のセッションで教えていただきましたが、
何度も読み返しています。これは名著!!

しかし、読むのは簡単だがこの5ステップを行うのは、
なかなかに難しそうです。
著者のジェームス・ウェブ・ヤング氏がこの本を書いたのは
70年以上前。日本でも1988年に発売されていますが、
著者曰く「このノウハウを公開したとて、やる人はごく僅か。
自分のマーケットを荒らされる心配はない」と。
うむむ確かに。

ということで、この本からアイデアがつくられる5つの過程を
引用します。

第1 資料集め
当面の課題のための資料と、一般的知識の貯蔵を
たえず豊富にすることから生まれる資料を。
ここでは3インチ×5インチのカードが必須!

第2 心の消化過程
心の触覚ともいうべきものので、一つひとつカードを
触ってみる。カードに書かれたものの関係性・相互に噛み合うか、
ということを感じながら。
ここで生まれてくるのが本当のアイデアの前兆!

第3 孵化段階
意識の外で、何かが自分で組み合わせの仕事をやるのにまかせる
寝かしておくことも大事

第4 アイデアの実際上の誕生
わかった!見つけた!という段階

第5 現実の有用性に合致させるため、
最終的にアイデアを具体化し展開させる段階

これは、社内の”しゃべり場”でやってみたい!

未来は言葉でつくられる

今朝も始発で大阪へ!
朝一入ったカフェでは鬼気迫る(笑)様子でパソコンに向かい、
ようやく一息つきました。

さて、今朝の2冊は”未来は言葉でつくられる”と、
”アイデアのつくり方”。

まずは未来は・・・の振返りを!、

”ビジョナリーワード”の数々は、
ワクワクした未来を描き創ることができるという。

・「ポケットに入るラジオをつくれ。」(井深大・盛田昭夫)
・「女のからだを自由にする」(ココ・シャネル)
・「すべてのデスクと、すべての家庭にコンピューターを」
 (ビル・ゲイツ)
・「ATMのように手軽にクルマが使える世の中に。」
 (ロビン・チェイス)

機能するビジョナリーワードの条件は、

1.解像度
2.目的地までの距離
3.風景の魅力

確かに、未来を創った言葉には、
これらの要素が備わっています。

「美しい言葉」ではなく「新しい意味を持った言葉」、
曖昧な言葉ではなく「目的地」が明確な言葉、
「見えるもの」ではなく「見たいもの」。

言葉がこれらの要素を満たせば、
人々を巻き込み、未来を変えることも、決して夢ではない。
まさに、”はじめに言葉ありき”、ですね。
その言葉を聞いただけで、胸が熱くなり、
それにコミットしたくなるような言葉って大事だなあ、と。

コンステレーション

始発で名古屋に向かう朝ですが、新幹線は1割位の乗車率・・。
お盆明けの月曜ともなると満席必須でしたが、
半年前の常識はもう過去の話。

働き方、働く場所、雇用形態、提供価値、関係性。
これからますます変わっていくのだと、
改めて思う朝です。

さて、お盆期間中は、ほぼStay Homeでしたが、
オンラインのおかげで、家にいながらも
学びと対話の場をたくさんいただけました。
ATDバーチャルカンファレンス動画も、
じっくり見直すことができて豊かな時間でした。

そして、いろんなことが繋がってきた!と思えたお盆期間。
もやもや期間3か月を経て、ようやく今後進んでいく方向性が
見えてきたように思います。

急激な変化の局面において、
会社も個人も変わっていけるかが重要!とはいうものの、
すっきりしませんでしたが、これはコンステレーションか!?

星座を形取る星のように、一見、無関係に並んで
配列しているようにしか見えないものが、
ある時、全体的な意味を含んだものに見えてくる。

「企業とは営利組織ではない。利益は個々の企業にとっても
社会にとっても必要である。しかし、目的ではなく条件である」。

このドラッカーの言葉も繋がっている感じがします。
ふむ、これらを言語化ストーリー化してみようと思います!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・アジャイルODX
・組織の前例に従うのではなく、目的に貢献すべく
 関係性の中で価値を創造していく組織
・パラダイムシフト
・サーブ・ケア・シェア
・コ・エレベーション
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リモートワーク座談会開催します!

お盆までカウントダウンですが、
ずいぶんとバタついてきました!

さて、9月16日にリモートワーク導入座談会第二弾を開催します。

・通勤時間ゼロで、仕事のスタートダッシュが良くなった
・人間関係のストレスがなく気楽 ・割り込みが減り、
 集中度はオフィスよりも高まった
・毎日TO DOを見える化しZOOMの朝ミーティングで情報共有することで
 連携度向上
・投下時間の予実を見える化し検証することで段取り力、ひいては業務の生産性向上
・オンラインでつながりバーチャルオフィスを仕立てることでリアルの職場よりも報連相がしやすくなった

という声がある反面、以下のような不安も多しです。

・おかれている環境・家族構成によって生産性には差がある
・業務の不公平感をどう払しょくするのか
・仕事の目的が不明確であったり指示の仕方がまずいと業務への納得度が下がる
・「ハンコ」問題は大きな壁。押印のために出社
・マイクロマネジメントになりモチベーションが下がる
・孤独感。ついつい追い込まれた気持ちになってしまう
・成果をどう評価するのか
・オンラインでのコミュニケーションが難しい
・メールやチャットだけでは相手の感情がわからない
・新たな事業やプロジェクトを生み出すのは顔を合わせて
 喧々諤々議論しないと難しい

また、皆さんと本音で話せることを楽しみにしております!

満月!

徳島駅に着いて空を見上げたら、
美しい満月!
みずがめ座満月は”変革”の象徴。
流れに抗ったり現状に固執することなく、
自分自身も積極的に変化の一部となって動いていく。

「万物流転」。
この世界のあらゆる事象は、
絶え間なく変化を続けていますし、
過去や古い価値観にとらわれていては、
押し寄せる変化にのまれてしまうはず。

つれづれなるままに思いを巡らせつつ、
じっと月を愛でる夜。

身体の声をきく

『心や感情といった頭で考えていることが、
”自分自身”だと思いがちですが、
本来、自分の主体は「身体」です。
感情といったものは身体の一部であり、
頭の中を巡っている出来事にすぎません。
私たちの命をつかさどっているのは身体。
身体の声をきき、その調和をはかるのが
本来のあり方です。

以前の日本人は、農作業やぞうきんがけ、
重い荷物を持つなど、身体を使うことは日常であり、
常に身体の存在を感じていました。
しかし、現代人はパソコンやスマホで、
多くのことができるため、
余計に「頭で考えていること=私」となって、
頭の中の出来事(思考・感情)に一喜一憂し、
振り回されてしまうのです』。
(建仁寺両足院副住職)

はい、まさにです。
身体の声に耳を傾けること、呼吸に意識を
向けることの大切さをわかってはいるものの、
なかなかできません・・。

副住職も、頭から身体へと意識を向ける練習が
大事だとおっしゃっています。
呼吸に意識を向け、呼吸を楽しむようになれたら、
鼓動や脈拍などのとても微細な身体感覚に意識を向けること。
微細なレベルの身体感覚が伴った状態では、
そこに存在するものがたくさん見つかるのだと。
言葉に表現しきれないような、命そのものの豊かさ、
健康状態、円満状態など。

そうすることによって、こうして今ここに生かされていることは、
当たり前ではなく、本当にありがたいことだと実感できそうです!