行動を顧みる

毎日あわただしく過ぎていくと、
ついつい行動が雑になります!
先週から今週にかけては特に要注意。

「行動を見れば人は分かる」。
「行動を変えれば、人は変わる」。

小宮一慶氏の本より。

・朝は大きな声で挨拶しているか。
・椅子を収めて立っているか。
・相手によって態度を変えていないか。
・エラそうに座っていないか。
・借りたものを返しているか。
・自動改札でICカードを
 たたきつけるように通り抜けていないか。
・威圧感を感じさせていないか。
・素直にあやまれるか。
・人の話を最後まで聞かずにさえぎってないか。
・小さな行動を大切にしているか。

ドキリとする点がいくつもありました。

10.10.10の法則

今朝の致知メルマガに掲載されていたこの法則。
10数年前に何かの本で読んで、心に深く残っています。
メルマガから一部引用させていただきます。
ブランドに胡坐をかくことなく、このような心持ちで、
一瞬一瞬の対応を大事にされていることに、ハッとさせられました。

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帝国ホテルのサービスの教訓としている算式がありましてね。
それが「100-1=0」というものです。
ホテルでは、ドアボーイがお客様をお迎えして、
それぞれの持ち場が連携しておもてなしして、
最後にまたドアボーイがお送りするわけですけれども、
そのうちのどこか一つでもミスがあれば、
他でどんなに素晴らしいサービスをしてもすべて台無しになってしまいます。
ですからたった一つのことでも気を抜いてはいけない。

一つマイナスがあれば答えは99ではない、0だというのが「100-1=0」なんです。
同じことを「10・10・10(テン・テン・テン)の法則」というふうにも言っています。

信用、すなわちブランドを構築するには十年かかる。
しかし、そのブランドを失うのはたった十秒なのです。
そして失った信用、ブランドを盛り返すにはまた十年かかるということです。
長い時間をかけてつくり上げたブランドも、たった十秒で崩れます。
ですから、一瞬一瞬のお客様との出会いを本当に大事にしなければいけないのです。
お客様にご満足いただけると、「さすが帝国ホテル」と褒めていただけるのですが、
たった一つ間違えると、「帝国ホテルともあろうものが」という評価になります。
中間の「まあまあ」という評価がないのが当社の宿命なのです。
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いよいよ同時発売!

いよいよ、2月15日、同文舘出版さまより、
われらがITお助けパーソン森田圭美との姉妹本を発売いただきます!

「今さら聞けないパソコン仕事の効率アップ50(森田圭美著)」。
「新人のための仕事のミスゼロチェックリスト50(藤井美保代著)」。

リモートワークでパソコン仕事にイライラしている人もきっと多いはず。
森田は現場ですぐ使えるITインストラクション技術の指導や、
IT業務改善・マニュアル作成支援で大活躍。
パソコンに使われるのではなく、仕事を助けてくれる相棒として、
使える機能が本の中には満載です!

私の本は、新人さん向け。
ちょっとした基本行動や気づく力を高めることで、
ミスを食い止められる工夫を書いています。

3月18日には出版記念セミナーを開催予定です!

Clubhouse

2年ぶりに広島へやってきました。
が、この状況下ですので駅の飲食店は20時にはすべて閉店・・。
お好み焼きは今日の夕方の楽しみとします。

さて、ここのところ「Clubhouse」に注目が集まっています。
2020年4月に創立されましたが、音声版ツィッターとも言われ、
完全招待制にもかかわらず急速に広がり、ユーザーはすでに200万人を突破!
昨夜のWEEKLY OCHIAIでも取り上げられていました。

好きなテーマでルームを開き、参加できる人も好きに設定できます。
リアルなカンファレンスに出ている感じ。
挙手マークで指名されたら、発言もできます。
有名人同士がコラボで話している中、挙手して話せるかもしれない、
という期待や、アーカイブが残らないので、今しか参加できない、
というのも、人気の理由か?

年を重ねると、スマホの目が見えなくなってくると、
音声コンテンツはとてもありがたい。
ボイスネイティブも出てくるだろうし、
音声の可能性はまだまだ広がっていきそうですね。

ZOOMは目的ありきで使われることが多く、
なかなか雑談しづらい点もありですが、
Clubhouseは、新しいつながりのデザインを生み出せる可能性がある。
私もまずは始めてみたいです!

最難関のリーダーシップ

エンパワーメント研修の中で紹介いただいた、
ロナルド・A・ハイフェツ教授の
「最難関のリーダーシップ~変革をやり遂げる意思とスキル~」を
読み始めました。これは確かに厳しい・・。しかし、チャレンジしがいあり!
備忘録として書き留めておきます。

・人生をリーダーシップの実験室と考えよう。
リーダーシップは特別なものではなく、行使できる場は
日々どこにでもある、とても身近なスキル。
また、実験だと思えば失敗を恐れず、
自分にとって居心地の良い場所を飛び出して、
未知の領域にチャレンジできるだろう。

・アダプティブ・リーダーシップとは、大切な何かを成し遂げたいという
強い想いがあるときに、自分の役割や立場を超えて、
周りの人たちの持つ力を引き出しながら、自らもリスクをとって、
課題を前進させること。

・アダプティブ・リーダーシップは、組織や集団と同様に、
自分自身もシステムと捉え、行動様式、価値観、信念といった、
個人のアイデンティティにかかわるものでさえ、
環境次第でいくつもの側面を見せる、複雑な存在。
そんな自己と向き合うために、バルコニーに上がり、内省を深める。
組織や集団に働きかけ、適応を促しながら、同時に自らの価値観や信条を問い直し、
新たな価値観や考え方を見出し、大切なものを失うリスクをとって、
自らを適応させ行動を変えていく。
アダプティブ・リーダーシップには、自己と向き合い内省することによって、
学習・成長しながら本当に大切な目的を成し遂げていく、という側面もある。

・今、どんな問題に取り組んでいるのか?
その問題に多くの時間を注いだとしても、
まだ問題を解決できていないとしたら、
”問題の捉え方を今すぐ改める必要があるかもしれない”
おそらくその問題は「技術的問題」ではなく「適応課題」だからだ。

・技術的問題であれば、これまで成果をあげてきた
経験や専門性、知識を使って解決できる。
それに対して適応課題は、経験や経験や専門性だけでは、
前に進まない。社会やコミュニティや組織の人々が大切にしている価値観や
信念を明らかにし、彼らが変化に対応できるように戦略的かつ、政治的に
対処することが求められる。
それは厳しい現実を直視し、価値観の一部を手放して優先順位をリセットし、
過去の忠誠心を見つめなおし、一時的な痛みや失望や恐怖に、
対処するよう突きつけることである。

リモハラ

今日は節分。124年ぶりの2月2日の節分だそうです。
明日は立春、いよいよ春来る、ですね!

さて、リモハラなる言葉を耳にすることが増えました。
なんでもハラスメントをつけるのか・・。と思いつつ、
日経電子版の記事に目を通す。

「リモートワーク下で、上司が部下の背景に映り込む自室の様子について
口を出すといった行為は、典型的なリモハラです。
事件化しているケースはまだありませんが、よくあるケースです」

→えええ!まずい・・。やってしまっています・・。
背景といえば、ipadで参加する場合は、気づかぬうちにカメラが反転してしまい、
映すつもりのなかった背景が映り込むこともあるようですので、要注意。
そこで「うわー、かわいいぬいぐるみが映っているよー!」と言ってしまったら、
これまたリモハラか?
雑談が極端に減っていると言われる中で、リモハラと雑談の境界線も難しいところ。

「懇親会はお店でやるもので、部下は帰りたいときには理由をつけて帰ることができた。
2次会に行けば、上司が多めに支払いをしてくれたりもした。
ところが、リモートではそうはいかない。リモートの飲み会は抜けづらいし、
費用の面でも割り勘です。こうした点に配慮がないケースも、リモハラと言えるでしょう」

これまたよく聞く話です。
抜けづらいというのは確かにツライ。
なかなか言い出せないものなのでしょうかねえ。
これは上司の配慮も必要ですね。

こうしてイタイ経験も積みながら、学習していくのだなあ、と思います!

想像する楽しみ

今朝も始発で京都へ。今しがた一仕事終えて大阪に移動中。
始発に乗るのは、自分を整えるためのルーチンなのだなあ、
と改めて思います(笑)。

さて、この週末は、GWとお盆旅行のプランニングに、
ほとんどの時間を遣っていました!
この1年はマイレージもまったく使えていないので、
消滅する前に、沖縄と北海道を予約。
沖縄は昨年3月と年末に2回キャンセルしたので3回目のチャレンジですが、
今回も感染状況によっては、また夢と終わってしまう可能性も大。
しかし、このプロセスが楽しいです!
行けなくなろうとも妄想でも、こうしてああして、と想像するのが至極の時。
今や、沖縄離島の特徴と、北海道の地のりに詳しくなり、その場所に行った気にもなっています。
妄想癖、いや、想像力は偉大だ!

想像力といえば、今年の計画とか、10年後こうしていたい!ということを、
よく紙に書いていますが、書いたらすっかり忘れてしまっています。
しかし、年末の断捨離の際に、2003年当時の妄想!?ノートが出てきました。
ほしいものをジョキジョキ切り抜いて貼っていたり、日記風に10年後の自分のことを書いていたり。
「なんやこれ、欲の塊やな」と思ったものの、そこに書いたことはほぼ形になっていたというのは驚きだ。

想像して創造すること。
ならばどんな未来を創造したいのだろう。
これまた見える化するのが楽しみです。

寝かせて読む

またまた始発で向かっていますが、
ずいぶんと風が冷たい朝です!

楠木健氏の「逆・タイムマシン経営論」で印象に残ったのは、
新聞・雑誌は寝かせて読め。
パストフルネス=過去は豊かである。
未来は誰も正確に予想できないが、過去は確定したファクトであり、
かつ、その出来事が生じた背景や文脈まで豊かにつかめる。
近過去に逆・タイムマシンで戻ってみると見えてくるものがある。
これほど本質を見せてくれる素材はない!

ということで、過去ブログを紐解いてみる。
以下は2014年7月の日経新聞から引用した記事ですが、
この頃は里山資本主義?田舎なんて!と思っていましたが、
今は「人間らしい暮らしは大事だなあ」と実感しています。

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昨日の日経新聞一面には、
「若い家族、そこそこで幸せ」という見出しが。
若い世代ほど、安定した日常生活を伴う幸福を求めるとも。
都会や流行への関心が薄く、地元志向を強める若い世代を、
「マイルドヤンキー」と呼ぶそうです。
低成長時代がもたらした幸福観が、
人口減少で先細る地方を支えていることも現実です。

藻谷氏浩介氏の提唱する「里山資本主義」。
マネー資本主義の対義語であり、
お金だけに支配されるのではなく、
お金で計れない価値も大切にしよう、という意味。
里山には古井戸があり、雑木林があり、
生態系が維持されていて、食料、水、燃料が
ほとんど無料で手に入る。
人と人との絆があり、恩返し、物々交換のネットワークが
生きている。お金がメインシステムではあるものの、
サブシステムも用意しておこう、ということだそうです。

成熟した日本にとって大切なことは、
「健康、平和、自足、人間らしい暮らし」。
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2/15 第3回オンライン座談会開催します!

2/15(月)にオンライン座談会を開催します!
昨年6月から定期的に開催していますが、
今回は「多様な働き方の中で成果につながるチームコミュニケーション」がテーマです。

リモートワークやワーケーションなど、多様な働き方が進む中、
「気軽に相談できない」「リモートワークがメインの働き方では、
顔を合わせて活発な議論ができないので、新たな価値を生み出すための
コミュニケーションが機能しない」など、リーダーの悩みは多岐にわたります。

またコミュニケーションの仕組みはあっても十分活用していない、
雑談しろ、と言われても改めて雑談するなんて難しい、
というメンバーの声を耳にすることも多し、です。

そこでこの座談会では、多様な働き方を前提とした
効果的なコミュニケーションのコツや1ON1ミーティングの進め方について、
プチセミナーと座談会形式で、一緒に考えていきます。

1ON1支援の実績豊富な岡講師からも、1ON1のコツをお伝えする予定です。
どなたでも参加いただけますので、気軽にお誘いあわせの上、
info@j-bps.comにお申込み下さい。

こんな方にオススメ!です。
・効果的なオンライン1ON1のコツが知りたい
・離れた拠点同士の効果的なコミュニケーション法を模索している
・成果につながるコミュニケーションの事例を知りたい
・多様な働き方のチームがどのように情報共有しているのか知りたい