「論理性」を磨くには?

先週のclubhouseのお題は、「論理性を磨く」。
論理的であるとは筋道が通っていること。

しかしながら、巷で言われている「ご飯論法」のように、
「朝ごはんを食べましたか?」という質問に「(朝、パンは食べたけど、
お米のごはんは)食べていない」と答えるようなやり方は、なんだか煙に
巻かれた感じです。

利害関係者が多く存在する場合や、あちらを立てればこちらが立たず、
の場合は、物事をはっきりさせると、却ってカドが立つので、
敢えて曖昧に表現すること。あるなあ、確かに。

とはいえ、まず自分自身の「論理性を磨くとしたら?」という問いに、
面白い意見続出。

・指示代名詞「あれ」「それ」を使わない
・感嘆詞「すごい」「素晴らしい」だけを使わない
・「大丈夫です」のように、「え?何が大丈夫なの?」と、
 突っ込まれるようなあいまいな表現を避ける
・相手の視点から見て、「伝わるように伝えよう」と配慮すること
・定量化できることは、数値で具体的に伝えること
・言葉の定義をはっきりさせた上で議論すること
・文字にして発信する習慣をつけ、論理性を磨くこと
・非論理がまかり通る背景に関心を寄せ、うやむやに済ませないこと


えらいこっちゃ。どれも使ってる・・。
「あれ」「それ」「すごい」「素晴らしい」「大丈夫です」etc…。

最後に出た、「相手の思考を止めるフレーズに意識的になれ!」、
という言葉も印象的でした!











視・観・察

「子曰く、其の以うる所を視、
其の由る所を観、
其の案ずる所を察すれば、
人いずくんぞかくさんや。」

論語に出てくる孔子の言葉です。
「視」とはその人の行動を知ろうとすること。
「筋の通った行動をしているか?」
一番評価がわかりやすい部分です。

「観」とはその人の行動の背景にある、
理由や動機を知ろうとすること。
なぜそのような行動をとるのか。
行動に表れているのは、氷山の一角のようなもの。
その奥にある、動機やそこに至った背景。
「なぜそのような行動をとるのか」。
この問いかけを大事にしたいものです。

「察」とは、さらに一歩進めて
その人は何に価値を置き、
何に満足して生きているかを察知すれば
必ずその人の真の性質が明らかになるものだと。
外面に現れた行為が正しく見えても
その行為の動機が正しくなければ
その人は決して正しい人物とはいえない。

なんとも深い、人間洞察です。









正しく見る


『指導者たるものは、できるかぎりとらわれを排して、
ものごとをあるがままに見るように
つとめなければならない。
そうしたあるがままの認識があって、
はじめて適切な指導も生まれてくる』
(松下幸之助氏 『指導者の条件』より)

ついつい人は、自分の感情に影響されたり、
自分の都合の良いように物事を見てしまいがちです。
それでは正しい判断はできない。
あるがままに認識するからこそ、
適切な指導も生まれてくるのだと。

先入観や思い込み、捉われを排して、
相手を知ろうとする。
その上で、個々に合った指導を行うことが大切なのだと。
「あるがままに見る」というのは、
なかなか難しいことではあります!










寄り道こそが人生!

毎週土曜のclubhouseでの深層対話がスタートし、早3ヵ月!
毎回、呼び水係のお題が楽しみでもあり、ドキドキでもあります。
今週は「寄り道こそが人生」がお題でした。

イタリア人にとっては「寄り道こそが人生」。
しかし、わたしたち日本人は、子どものときから「寄り道しないで、まっすぐ家
に帰りなさい」と言われ続けて育ち、寄り道を過程を楽しむことに、罪の意識を
感じてしまうのではないか?とは、確かに。

トロイア戦争の英雄オデュッセウスは、妃が待つ故郷に帰ろうとするが、なんと
10年間漂泊させられる。冒険したり、妃とは別の女性と子供を設けたり、
寄り道を楽しんでいる感じが否めない!

メンバーも、それぞれの寄り道人生を語り出す。
期せずして寄り道人生を歩むことになったことが、今のパートナーとの出逢いに
繋がったり、新たな事業展開に繋がったことも。
しかし、渦中は出口がないような焦燥感に捉われることもあり、寄り道ではなく
迷い道だったという声もあり、身につまされる。

しかし、今になって思うことは「寄り道こそがわらしべチャンス!」という
言葉に、一同深く頷く。
目的や目標を定めずに、心の赴くままに動いたことやピンときたことが、
今に繋がっていることも少なからずあるのだなあ、と。

私は、29歳のとき。ある目的のために会社を辞めたものの、思い描いていたこと
が実現できずにモヤモヤしている私に、先輩が「●●会社が研修インストラクタ
ーを募集しているよ。良かったら面接に行ってみたら?」と、声をかけて下さっ
たことが今のお仕事に繋がっています。


37歳のとき。
セミナー会社にPRに行った際「藤井さんがやれるというテーマは、
すでに著名な先生が登壇下さっています。そうだ!事務改善のセミナーはできま
せんか?それであれば登壇いただきたい」と、まったく未知の世界(笑)の話を
打診下さったことが、この方面への歩みをスタートするきっかけになりました。

この1年、「効率こそが第一義」を手放すことで「寄り道こそが人生」の醍醐味
も感じられるようになったなあ、と思います!







19周年


本日で弊社は創立19周年。
子供が1歳の時に、それまで個人でやっていた事業を法人化し、
本気で人財育成の道を進んで行くことを決めた日。

これまでたくさんの方のご支援をいただき、今日を迎えられたことに、
感謝ばかりです、本当にありがとうございます。

原点に立ち返り、これからも仲間とともに、この道を歩んで参ります。










半年の節目


今年も半年が過ぎましたが、無事にこの日を迎えられたことに感謝です。
コロナまでの毎年6月30日は、伊勢の神宮に夜間参拝へ。
数百人が集まり、ただひたすらに”ありがとうございます”を唱える5分間。
スーッと何かとつながれる気がします。今年も残念ながら中止ですので、
伊勢方面に向かって手を合わせ、感謝を伝えました。

半年間にわたってのエンパワーメント研修も、本日最終回を迎えました。
「何を学んだかよりも何に気づいたか?どう自分自身に気づいたか?」が大事
ということで、講座の中で、仲間と何度も対話する時間があります。
対話することで、ハッと気づかせてもらったこともたくさんありました。

自分が何かを判断・決断するときに、「私はお客様や仲間をエンパワー
したいのか?または、コントロールの世界観でこれをやろうとしているのか?
を自分に問いかけたいと思います。何をやるかも大事ですが、「なぜ」が
もっと大事だなあ。

半年間の中での気づき(=種)を、これからも大事に育てていきたいですし、
こういった自分自身との深層対話も大事にしたいです。
自分の影やエゴと向き合うこともありますが、とても豊かな時間でもあります。


先生が最後におっしゃった、「流れ→つながり→共創する」という言葉。
生きるとはまさにこういうことなのだなあ、と。

いろんな意味で節目の1日でした!














あと1日


今月もアクティビティメダルが欲しい!とばかりに、
今宵も5キロ歩いてきました。あと1日でメダルゲット。
収集心が原動力とはちょいと単純な気もするが、
3ヵ月運動を続けているおかげもあってか、腰の固ーい感じが
すっかり解消しているのは嬉しいこと。

いかん、もう寝ます!














なるようになる


私は自分の才能と努力で人生を切り開いてきました。
でもダメな時はダメ、人生はなるようにしかならないのです。
一生懸命やった後は仏様にすべておまかせします。 (瀬戸内寂聴)

「なるようになる」。
一見、投げやりな心持ちのようにも思えますが、違うのですね。
自分が今できることを精一杯行った上で委ねる。

すべての物事には「原因」があって「結果」がある。
「原因」がさまざまな「縁」によって「結果」につながる。
一生懸命やったことも、手を抜いたこともすべてが影響し、
「なるようになる」。

ならば、適当にやり過ごすのではなく、目の前のこと・人に心を込めて、
一言一句集中して向き合うことが大事だなあ、と思います!














易経との出会い

敬愛する高間邦男さんが、待望の本「日々の易経 三百八十四の物語」を
出版されました!

高間さんとご縁をいただいたのは、2014年。
当時社長をされていたヒューマンバリューさん主催のATD視察ツアーでした。
組織開発や人間学のみならず、東洋哲学全般にも深く広い知見をお持ちの高間さんに心酔し、2018年からは、高間さんから定期的に学ぶ場「知平塾」を作っ
ていただきました。

そこで出会った易経。
高間さんの書斎にも易経の本がたくさんありましたが、どれも難しそう。
しかし、この一見難解な易経をわかりやすく紐解き解説下さり、
一気に易経への興味が高まりました!

私たちは、日々決断の連続です。
お昼何食べよう?なんて小さな決断であればよいのですが、
人生や会社の未来を左右するような決断は、なかなか簡単にはできないもの。
考えれば考えるほどに、感情や欲がむくむくと出てきて、目を曇らせる。
そんな時に、易経の助けがあれば、日々の出来事に対してどのような姿勢や
態度で臨むべきか。自分の思い方や行動に、間違いや隔たりが起きないように、
修正することができるのだと、本でも記されています。

但し、自分で決めるという主体性を放棄して易にすべてを頼るのでは、
たとえ利益を得たとしても、人間らしく豊かに生きているとは言いづらい。
自分がより良く生きるために、視野を広げ、方向を見定めるためのツールという
ことも説いていらっしゃいます。

わたしは易経と出逢い、日々の決断に迷いが減るとともに、
思い込んだらまっしぐら!という暴走癖(笑)が和らいだようにも思います。

この本は、なんとも深みのある赤の装丁で、手触りも最高です。
初めての方でも、読みやすくわかりやすく解説されていますので、
手に取っていただきたいな、と思います!